中国の春節・旧正月2018！いつから？この時期の観光・楽しみ方もご紹介！

中国最大のお祝い事とも言われているのが、日本で言う旧正月です。中国では春節（チュンジエ）と言います。春節は日本のお正月と時期が異なります。その為、中国に観光に行ったときに「旧正月でお店が開いていなかった…」という声もしばしば。今回は2018年の旧正月でも楽しめる中国の楽しみ方を紹介したいと思います。

まず、春節は日本で言う元旦の意味と同じです。中国の春節は毎年時期が違うことは知っていますか?これは、中国が太陰太陽暦である為です。1か月が29日と30日で12か月が過ぎていきます。その為、中国のような旧暦の場合1年間が365日ではなく354日になります。この日本の1年365日との差の11日分が、春節の日が異なる理由なのです。

春節がいつからなのかによって毎年の旧正月の日にちがわかります。2018年は春節は2月16日となっています。その為、春節の前日である大晦日の2月15日から1週間後の2月21日までが旧正月と予想されています。この時期は日本のお正月と同じように、帰省する人で交通機関は大混雑します。また、店休日のお店が多いのも珍しくありません。

旧正月・春節の時期に中国に旅行へ行こうと考えている人は、旧正月・春節の前に中国へ着いておくと良いでしょう。１週間ある中国の旧正月ですが、初日に合わせて日程を組むと、どうしても公共交通機関の渋滞に巻き込まれてしまいます。その為、旧正月の休みに入る前に、前もって計画を立てておいた方が賢明です。

旅行会社では、半年前でも予約を受けているところが数多くあります。早期予約をすれば、料金割引やクーポン券がついてくる等お得に予約ができます。日程がある程度決まったら、早めに予約をしておくのがおすすめです。色々なプランを比較して、日程に合ったお得なものを探してみてはいかがでしょうか。

春節は、日本で言う元旦を意味します。中国にも年女や年男があり、厄年の人は全身赤い服を着ることが大事だとされています。また、赤い服を来て１週間外出をしないという変わった風習も昔から中国で大事にされてきたことです。もちろん強制ではありませんが、何かしら赤いものを身に着けるという風習は受け継がれています。

日本の正月では、門松やしめ縄、鏡餅などの飾りつけを施しますよね。中国では、華やかな色合いで家や街並みがきれいに彩られます。よく使われる色味は赤色や金色で、その光景はとても綺麗です。2018年の春節でも必ず見ることができますよ。その景色はとても綺麗で、見る人を魅了します。

どちらも家の前や壁に貼る、文字の書かれた飾り物です。日本で言う門松やしめ縄などと同じ意味合いを持っており、健康を願ったり新年のお祝いとして飾ります。2018年の春節でも多くの家やお店が飾りつけをしますので、ぜひ見てみてくださいね。映画のワンシーンのような外観で、春節の雰囲気を楽しむめる為おすすめです。

中国の旧正月は約１週間あります。中国でも、日本と同じように大掃除をして年を越す準備をします。その為、中国に住んでいる人は家にいることも多く、観光名所が比較的空いていることもあります。また、大晦日には春節聯晩会という年末の冠番組が放送されており、この番組を見ながら年を越す国民も多いんだとか。

中国の春節や旧正月を楽しむポイントは、”あえて観光名所に行くこと”です。日本の正月と同じように、旧正月は中国国民は大型連休になります。その為、帰省する人が多く普段観光客の多い観光地も人が少なくなります。いつも混雑している観光スポット等が穴場になる可能性もあります。

また、春節や旧正月には交通機関が混雑します。旧正月の時期に中国への観光を考えている場合、早めにチケットや宿の予約をしておきましょう。また、春節や旧正月の期間は銀行も店休日のところが多いので、あらかじめお金を多めに用意しておくことも旅行を楽しむポイントです。

両替したくても銀行が開いていないときには、クレジットカードを使用するというのも一つの手です。現金とクレジットカードをうまく組み合わせてお買い物を楽しんでくださいね。クレジットカードはお金を使うという感覚がどうしても鈍くなってしまいますので、無駄遣いには要注意です。

また、どこに行っても移動の際も混雑は避けられないほか、公共交通機関の遅延も当たり前になってしまいます。旅行の計画を立てる際には、必ず時間に余裕を持って立てましょう。また、天候によっても遅延することがありますので天気予報の確認もぬかりなくしておきましょうね。

春節・旧正月でも楽しめるのが、ハルピンの氷祭りです。ハルピンは太陽島にあり、市内から川を渡った所にあります。タクシーの利用がおすすめです。春節も関係なく氷祭りを楽しむことができます。氷祭りはとても広い公園で開催されています。また、非常に寒く、気温は氷点下です。必ず厚着をして風邪を引かないようにしましょう。

また、氷祭りを楽しむのであれば、滑り止めのついた靴を履きましょう。足もとが滑りやすくなっていますので、最低限滑り止めのついた靴を。もっと言えば、登山用の靴などがあると安心です。また、足もとも非常に寒いので厚手の靴下を何枚か重ね履きすることをおすすめします。

桂林は聞いたことがある人も多いかもしれませんが、多数の国宝級の文化財があることでも有名な観光スポットです。また、文化財だけでなく様々な民族が集まっている場所でもあります。少数民族が多く、様々な民族の暮らしをいつでも見ることもできます。伝統行事を行っている民族もたくさんいます。

桂林を訪れたらぜひおすすめしたいのが、漓江下り（りこうくだり）です。いつ行っても人気の観光名所です。1日かけてゆっくりと楽しむのが漓江下りのだいご味でもあります。ツアーで行くことも可能ですし、ツアーの方が現地で手間がかかりませんのでおすすめです。中国に来たら外せない大事な観光スポットですよ。

中国の七大都市に入っている西安市は、美味しい食べ物や博物館、お寺など観光名所が集結しています。中国の他の都市からは鉄道や長距離バスを利用するのがおすすめです。2018年の旧正月に観光を検討している人は、早めに予約をしておきましょう。西安市は春節等の時期でも、いつ訪れても十分に楽しむことができます。

西安市でおすすめの食べ物が、餃子です。餃子の中でも、餃子宴がおすすめです。見た目も綺麗ですが、味も様々な具材が入っていてとても美味しいと評判です。餃子宴を食べるには、鐘鼓楼広場の近くにある老舗料理店の徳発長で食べることができます。料金が高めですので、あらかじめ価格を調べておくといいかもしれません。

旧正月・春節の時期に中国に訪れた際には、魚料理を注文しましょう。中国では年末に魚料理を出す風習があり、とても大事な料理なのです。食事の最後に運ばれることが多く、ほとんど食べられることはありません。いつも吉祥物として出されることが多いのです。もちろん食べても問題ありませんので、ぜひ旧正月の時期、食べてみてくださいね。

日本でも食べることの多い春巻きですが、中国では春節に春巻きを食べる風習があります。また、春巻きは中国では春餅とも呼ばれます。終始一貫という意味合いが込められており、どの家庭でも出てくる料理です。食べるタイミングも決まっておらず、数多くの飲食店で注文することができます。ぜひ本場の春餅を楽しんでくださいね。

中国では正月餅を年糕（ニェンガオ）と呼びます。多くの地域で必ず食べなけれないけないとされている料理の１つで、旧正月・春節には外せない大事な料理なのです。薄めに切って卵をからめ、焼いたものが年糕です。食感はお餅とよく似ており、ほのかな甘みが癖になる美味しさです。春節に欠かせない大事な料理、ぜひ食べてみてくださいね。

中国の春節・旧正月には色々な風習があり、また観光名所が穴場であることも。早めに計画を立てて、時間に余裕をもって行動することにより、より一層2018年の中国旅行を楽しむことができますよ。春節・旧正月の中国ならではの街並み、風習をぜひ体験してくださいね。春節ならではの料理も楽しめること間違いなしです。