仙酔島はパワースポットと話題の観光地！江戸風呂などの温泉も！

鞆の浦より約5分の船旅をすると、自然あふれる神秘の島"仙酔島"が待っています。歴史あふれるこの島は、大自然のアクティビティは勿論、江戸風呂や体験型観光スポット、海の味覚まで、たっぷりのワクワクが詰まっています。日本で唯一ここだけのパワースポット、"五色の岩"は神秘の力であなたを癒してくれること間違いなし!それでは、仙酔島の魅力をご紹介していきます。

島周囲6キロ、壮大な海に囲まれた仙酔島は、遡ること1億数千年、中生代白亜紀に出来上がりました。活発な火山活動の後、溶結凝灰岩や溶岩が積り生まれたこの島には、やがて木々が生え動物たちが住み、豊かな自然がはぐくまれてきました。そして現在仙酔島では、神秘のパワースポットや温泉・宿泊施設が点在し、癒しの観光島として、少しずづ知名度を上げています。

古代より続く仙酔島は、1925年大正14年に名勝鞆公園となり、1934年昭和9年に、日本で初めての国立公園に指定されました。その後も記念切手のモデルとして、大自然が満喫できる観光スポット、また近年では名物の江戸風呂や島温泉を楽しめるスポットとして、芸術家をはじめ多くの人々に愛されています。

壮大な海に囲まれた居心地の良い仙酔島では、古来より七福神たちが鎮座しています。宇宙の神秘をたどる"寿老人"、人が大好き出会いの神様"布袋"、行く末を示してくれる"毘沙門天"。壁を乗り越える大きな力"大黒天"、才を磨き財を呼ぶ"弁財天"、感謝の心"福禄寿"。そしてココにはいませんが、着眼と行動の"恵比寿"様の気配も、感じる事が出来るでしょう。

海岸沿いに約1キロに渡って続く"五色の岩"は、物珍しい観光スポットであると共に、宇宙の神秘を秘めた強いパワースポットでもあります。古代インドの聖典ヴェーダには"五色の岩に巡り会う人は、そこで、永遠なる幸福の扉を開くであろう"と記されており、自然エネルギーの強い五色の岩には、異次元の扉があるという言い伝えもあります。五色の岩パワースポットに訪れれば、壮大なエネルギーの補給になりそうです。

仙酔島の観光拠点"国民宿舎"の目の前には、この島ならではの海を堪能できる"鞆の浦海水浴場"があります。7月から8月に開かれ、更衣室・シャワールームも完備。飛び込み台や貸しボートまであり、フリーな海遊びを満喫できそう。日本独特の浜な雰囲気と海から見える大弥山の景色は、ここ仙酔島の海水浴場ならでは。夏休みにぴったりなオススメ観光スポットです。

ここ仙酔島では、ちょっと大人なアクティビティ"カヌー・シーカヤック"が楽しめます。深くて青い大自然の中をカヌーにのってのんびりお散歩すれば、日頃の疲れやストレスも吹っ飛んでくれます。また、仙酔島では観光遊覧船も出航中。心地いい潮風を全身に浴びて、仙酔島の癒しエネルギーを身体いっぱいに感じるのもおすすめです。

大自然が満喫できる仙酔島には、月見山・小弥山・中弥山・大弥山・御前山の5つの山があり、それぞれの山頂をつなぐハイキングコース・登山コースを楽しむ事が出来ます。山の山頂には神社や展望台があり、山頂から登った達成感と共に眺める景色はきっと、仲間との一生の思い出になってくれます。

海のそばにある仙酔島キャンプ場は、初心者でも気軽にキャンプを楽しめるスポットです。広いテント内は快適設備。夏はゴザ敷きに冷風機で涼しく、冬は電気カーペットとこたつで暖かい。天候を気にせず一年中仙酔島キャンプを楽しむ事が出来ます。また、それぞれのテントには冷蔵庫を完備。貸出しのバーベキューセット、焼肉やシーフードの材料セットの販売もしており、手ぶらで大自然キャンプを満喫することができます。

ここ仙酔島には、海の恵みたっぷり、日本の塩100選にも選ばれた塩工房があります。海のミネラルと栄養分あふれる瀬戸内海の海水を毎日くみ上げ、天日干しをする。工房での塩造りはずっと、昔ながらの手作り製法。ここでは、そんな塩造りの手仕事を体験し、仙酔島の塩職人気分を味わうことが出来ます。

仙酔島にある"愛出逢工房"では、陶芸・竹細工・そば打ちなど、さまざまな体験を行っています。凧作りやストーンペイントなど手軽に楽しめるものも多数、島観光の思い出に、世界に一つだけの手土産を作ることができるオススメスポットです。

ここでの陶芸体験は一味違った魅力があります。それが"仙酔焼"。日本でここでしか取れない"五色の岩"を土に練りこみ、パワーたっぷりの焼き物作品を作る事が出来るんです。用意されている五色の岩を練りこみながら作っていく60分コース・自身で岩を砕き、練りこみながら作っていく120分コース、それぞれ2つのコースが楽しめます。

絵手紙づくり体験では、カラフルな絵の具を使って3枚の旅の手紙を作ることが出来ます。仙酔島での思い出や感動をそのままに家族や友人に届ければ、一足早い、素敵な旅土産が出来そうです。また、日本刀備前長船、刀匠ゆずりのペーパーナイフ体験では、日本古来の伝統文化に触れる、貴重な体験を楽しめますよ。

江戸風呂とは、薪を焚きあげその余熱ではいる、洞窟を利用した天然の蒸し風呂です。ここ仙酔島には、江戸風呂を楽しめるリゾートスパハウス、"デトックススパハウス江戸風呂"があり、ヨモギ・びわの葉・海藻などを入れた三種類の江戸風呂式天然サウナを楽しむ事が出来ます。

デトックススパハウス江戸風呂では、天然サウナだけでなく、ユニークな温泉を楽しむ事も出来ます。潮濃度の高い"母親の胎内風呂"は、まるでお母さんのお腹の中。身体の力を抜くと、自然とプカプカ浮いてきます。"足の裏から電磁波アース"スポットでは、裸足で砂浜を歩き、日頃の生活で体内に溜まった電磁波を、足元から放出する事が出来ます。

その他"月替り歳時記風呂"では、毎月違った薬草風呂を楽しめる、季節を肌で感じられる温泉。ここ江戸風呂では、精一杯デトックス効果を感じたい方向けの湯巡りコースも用意!約90分、海藻蒸し風呂から始まり、江戸風呂施設内の温泉スポットを順繰りに堪能していきます。巡り終わった後は身体中がすっきり。毒素が排出され身体が軽なった感じが体感できるはずです。

温泉を満喫した後は江戸風呂自慢のデトックス料理を満喫。昼食付の日帰りプラン"湯っくり菜食健美コース"では、お野菜たっぷり、身体が喜ぶヘルシーランチを味わう事が出来ます。宿泊の方向け夕食には"カラダ想いの和らぎプラン"を。薬膳をふんだんに使ったデトックス料理は、陰陽五行を元に、季節ごと身体が必要とする旬の食材が頂けます。

国民宿舎内には、海水をくみ上げそのまま沸かした日本でも珍しい"洞窟潮風呂"があります。ナトリウムやマグネシウムなど海の恵みがたっぷりの潮風呂は、お肌の調子を整える効果から別名若返り風呂とも呼ばれています。温泉内のヨモギ風呂や泡風呂の締めとして楽しめば、肌に付着した塩分が汗の発汗を抑え保温効果が。湯上りの心地よいポカポカ感を長く楽しむ事が出来ます。

湯上りの楽しみ、お食事タイム。国民宿舎内の和食処"風花"では、とれたての新鮮な魚介を満喫することが出来ます。中でも漁獲量の多い鯛は仙酔島の名物魚。塩焼きや姿造りはもちろん、鯛の兜煮など、ここでしか味わえない絶品お料理も頂けますよ。

岩の多い海辺エリアには"メガネ岩"として親しまれる、大岩の中心に穴の空いたオブジェのような岩があります。この不思議なオブジェの正体は、天然記念物の海食門。大自然のオブジェ"メガネ岩"からは、古来の地形を読み解く事が出来るのです。遡ること6000年前の縄文時代、この一帯の海面は、現在より6メートルも高かったのだそう。

仙酔島のすぐ近くには、浦島太郎伝説由来の弁天島、別名百貫島があります。この島には、竜宮城から帰ってきた浦島太郎が持ち帰ってきた品々の一部が埋められているという言い伝えがありました。玉手箱、万宝新書と弁財天を持ち帰ってきた太郎は、それらをこの地に埋めたのだそう。弁天島にある2体の弁財天の1つは、その時の名残なのかもしれません。

仙酔島には、かの昔仙人が暮らしていたと言われています。島のある丘の上、見とれる程の景色を肴に酒を飲み、ついうたた寝をしてしまった仙人は、ふとした隙に人間にその姿を見られてしまったのだそう。それ以来その丘は"仙人ケ丘"と呼ばれるようになったのだとか。仙人様が見とれた景色は現在も健在。訪れた人々を魅了してくれます。

壮大な海と大自然、キャンプから温泉まで幅広く楽しめる仙酔島。五色の岩や山頂の神社とココにしかないパワースポットに自然の恵みパワーを頂けます。大自然アクティビティや江戸風呂など、ここでしか味わえないスポットも満載。日常を忘れ思いっきり癒されたい方へ。どこよりも濃い充実した一日を体感できる仙酔島、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。