正陽門の前門大街は北京の浅草！ジャスミンティアイス片手に散策！行き方も！

前門大街は正陽門の南側に位置しており、いわば北京の下町として発展してきた歴史あるエリアです。日本の下町・浅草と同じように、歴史の長いお店がたくさん並んでおり、ショッピングや食べ歩きなどの町歩きに最適です。そこで、本記事では前門大街についてご紹介したいと思います！前門大街の楽しみ方やおすすめのグルメ、行き方など耳よりな情報をぜひご覧下さい。

まずは正陽門に行ってみましょう！ひときわ高くそびえ立つ正陽門は壮大で美しく、街のランドマークと言えるでしょう。そもそも、街の名前になっている「前門」というのは、正陽門のことです。政治の中枢である内城の南、すなわち「前」にある門なので前門と呼ばれています。

次に、正陽門から南へ向かって前門大街のメインストリートを歩いてみましょう。正陽門から南は外城、すなわち内城を支える経済圏でした。そのため、前門大街には老舗のお店が多いのです。また、近年は観光用に整備されて、近代に運行していた路面電車も復元されました。前門大街を歩いていると清代から近代、現代に至る長い歴史が感じられそうですね。

綺麗に整備されたメインストリートから横道に入ってみると、お土産やシャオチーを売っているお店がひしめいており、中国らしい賑やかな町並みを楽しむことができます。メインストリートを歩きつつ、気になる横道があったらちょっと覗いてみるのはいかがでしょうか。

前門大街には気軽に食べられるグルメがたくさんあります。まずは何と言っても、呉裕泰茶荘のジャスミンティアイスです！老舗のお茶屋さんである呉裕泰茶荘のジャスミンティアイスは、ふわっと香るジャスミンティの香りがとても上品で、人気があるんですよ。

前門大街に来たら、まずジャスミンティアイスをゲットして、食べながら街を散策するのはいかがでしょうか。また、アイスのほかに飲み物もあるので、ちょっと喉が渇いた時に一休みするのにも良いんですよ。もちろん、信頼できるお茶の老舗なので、お土産のお茶を買うのにもおすすめです。

小腹が空いた時におすすめなのが、都一処のシュウマイです！お店は南北に延びるメインストリート沿いにあるので、すぐ見つけられます。こちらのお店は清代の乾隆3年に創業され、乾隆帝もお忍びでやってきたと言われている歴史ある老舗です。

おすすめは、豚肉シュウマイ、エビシュウマイ、野菜シュウマイの3つの味が楽しめるセットです！ぷりっぷりのシュウマイを一口噛めば、具材から滲み出たスープが口の中いっぱいに広がります。食べ応えも抜群です！

ここでは、前門大街への行き方をご紹介します。前門大街の近くには地下鉄2号線の前門駅があるので、前門大街へ行くには地下鉄が便利です！地下鉄2号線は環状線なので、市内のどこからでもアクセスしやすく、観光プランが立てやすいですよ。たとえば、西直門の北京動物園でパンダを見て、鼓楼大街で昼食を取り、雍和宮を見学して、前門大街でおやつを食べるという2号線利用プランはいかがでしょうか。

また、前門大街は天安門から歩いて行くこともできます。故宮、天安門、正陽門、前門大街という順番で北から南へと一直線になっているので、迷う心配もありません。正陽門は大きいですし、夜はライトアップされているので、正陽門を目印にするとわかりやすいと思います。タクシーやバスを利用する時も、正陽門を目印にすると迷わないのでおすすめです。

前門大街、いかがでしたでしょうか。歴史の長い老舗が建ち並ぶ北京の下町は、ショッピングに便利そうですし、ぶらぶら歩き回るだけでも楽しそうですよね。歩き疲れたらグルメに舌鼓を打つなど、自分のペースで楽しめるところも魅力です。北京観光の際にはぜひ前門大街をプランに組み込んでみてください。