能登島観光スポット！釣りやグルメなランチで舌鼓！水族館や子供も遊べる施設も！

石川県の七尾湾に浮かぶ能登島。1982年に「能登島大橋」で和倉温泉地区とつながり、1999年には「ツインブリッジのと」によって中島町とつながりました。これにより島へのアクセスが良くなり、今では石川県の代表的観光拠点の一つになりました。うまい魚と素晴らしい景色、家族で楽しめる観光スポットなど盛り沢山の能登島をご紹介！

能登島観光に行ったなら、絶対にはずしてはいけない人気観光ポイントが「のとじま臨海公園」です。能登島の北側に位置するために二本の橋のどちらからも少し遠いですが、まずは第一目的地に選んでいただきたい施設です。広い敷地の中に海釣りセンターや水族館など、老若男女を問わず楽しめる作りになっています。

のとじま臨海公園から北の七尾北湾に張り出した海釣りセンターはぐるりと手すりが渡され、小さなお子様でも安心して釣りのできる桟橋になっています。観光で訪れたとしても貸竿もありますし、エサや釣り道具の販売もしています。サビキでアジなどの回遊魚狙いなどが楽しいおすすめの釣り場です。

特に水族館では海の動物とのふれあいや「トンネル水槽」「360°の視点観察」など様々な仕掛けを用意していますので、1日居ても飽きる事のないおすすめスポットとなっています。大人料金の1850円に比べ、中学生以下の510円という入場料の安さも家族向けの設定にしてあるのだと思います。家族での観光人気ナンバーワンスポットです。

前述の臨海公園に隣接してある「能登島家族旅行村weランド」は、ケビン（キャビン）22棟、トレーラーハウス3棟をようするお手軽キャンプ場です。海が近く、釣りや素潜りなどが楽しめる人気のスポットです。画像を確認するだけでもウニ、アジ、メジナ、コノシロなど海の幸が大漁のようです。目指せセルフ能登島グルメ！

もちろんコテージサイトの他に普通のキャンプサイトもあります。その数なんと140ほど。常設サイトを除いての区割りは、「当日の風向きによって振り分け」してくれるので、常に快適な場所にテントを張れます。キャンプをしながら能登島全体の観光をするのもいいですし、臨海公園に出かける拠点として家族村を使うのもおすすめです。

能登島の北部中央、臨海公園を少し東に行くと「能登島ガラス美術館」があります。凝った外観の建物の中には国内外の現代作家によるガラスアートが約400点収蔵されています。七尾市の公立美術館のため、七尾市の教育委員会に問い合わせをすれば他の施設との共通パスなども発行してくれ、お得にまわる事ができます。おすすめですよ。

広い敷地内にはガラスのオブジェが立ち並び、不思議な空間を作り出しています。ガラスの丘と呼ばれる庭園は拝観料が無料のうえ、駐車場も無料で使用できるため、休館日や閉館後に訪れても楽しめます。また、小高い丘の上に建てられているため眺めも最高です。ご家族でのんびりと時間を過ごされたい方にはおすすめです。

槐は「えんじゅ」と読みます。能登島唯一の手打ち蕎麦の専門店で、蕎麦は真蕎麦、いわゆる十割蕎麦です。水と粉のみで打った薫り高い蕎麦は島外からわざわざ食べに来るお客様がおられるほどです。能登島観光の中でも特にゆったりとできる時間を提供してくれるお店です。場所はガラスの美術館そばになります。

日本ではほとんど見られない高句麗様式の須曽蝦夷穴古墳は能登島の南部、能登島大橋から約3キロの幹線道路から少し外れた場所にあります。観光地というよりは社会科見学の意味合いの強い場所ですが、お子さんを連れての能登島観光のコースには必ず入れておきたいスポットです。

書いていても何のことか判りずらいのですが、奥壁の石を内側にせりださせつつ（持ち送る）ドームを造る技法で石室が作られているそうです。それが二本の入り口で二室あります。釣りやグルメ、観光もいいですが、夏休みなどにお子さんを連れて歴史に触れる時間を作るのもおすすめです。

前述の「のとじま臨海公園」内にある海釣りセンターもおすすめなのですが、家族でのんびりと釣りを楽しめる「ねやフィッシングパーク」をご紹介させて頂きます。北部ツインブリッジ寄りのこちらは、釣り桟橋の使用料が無料でトイレや駐車場（無料）も完備されています。これからの季節はキス釣りがおすすめです。

七尾に行ったら能登島へ、能登島に行ったら「ひょっこり温泉」へ。能登島観光をたっぷり楽しんだ後は天然温泉で汗を流しましょう。大浴場やサウナ、ジャグジー、大露天風呂などが自由に楽しめて入浴料は500円。宿泊施設ではないので泊りはありませんが、ご家族でのご利用時には貸切個室（3000円）がおすすめです。

砂風呂は石川県ではここにしか無い設備です。1000円で約1時間、55度の源泉で温められた砂風呂が楽しめます。観光で疲れた体を暖かい砂の指圧で癒して下さい。それをすませてから館内の食堂でゆっくりと食事をして帰路につくのはいかがでしょうか。ただ予約が必要なので問合せ先をのせておきます。

住所：石川県七尾市能登島佐波町ラ部29−1 電話番号：0767-84-0033

能登島のグルメは海鮮、蕎麦と和のテイストばかりではありません。テレビでも紹介されているのでご存じの方もおられるでしょうが、ここで絶品バーガーを紹介させて下さい。このひょっこり温泉の提供する「能登島バーガー」がそれです。イベントやお祭りなどがあるとこの赤い車が現れるそうです。

バーガーの種類は3つ。チーズトンカツの挟まった「白」、クリームコロッケの挟まった「黒」、そして最後がフグ（フグ！）の唐揚げが挟まったプレミアムバーガーの「ふぐ」です。黒とふぐはバンズ生地にイカスミの練りこまれた黒いバンズが使われています。一種異様なその風貌もお楽しみ下さい。

能登島の味、地元の味を届けようと努力している道の駅です。毎月第二日曜日に開催されている「能登島まあそい市」では地元の主婦のまごころこもった加工品や、旬の野菜などが店頭に並びます。ここを観光の目的地に選ぶ方もおられます。七尾市全体の観光案内などもありますので、必ずお寄りになる事をおすすめします。

道の駅2階は肉料理メイン、1階が魚料理メインのお店になっています。定食のほかに牡蠣の浜焼きなども楽しめますが、やはりおすすめは地元の魚。観光客メインの道の駅なのでお値段はちょっと張りますが、魚は間違いがありません。

実は島への出入り口として使われている「能登島大橋」は能登島観光の人気スポットになっています。晴れた日、雨の日、夜、昼、季節と、その美しい姿は観光客の目を引きつけて離しません。また、ほとんどの観光客がこの橋を渡るため、橋の前後はグルメスポットにもなっています。

能登島大橋を渡ってすぐにドライブイン的なスペースがあり、見逃さないように目を凝らすと「お食事処みず」が見えてきます。能登島グルメの超有名店なのですが、いろいろな意味で有名です。人によっては入るのをためらわれる外観をしているかと思いますが、ここは私の記事を信じて扉を開いて下さい。

すべてセルフでの食事は学食を思い出す方もおられるでしょう。日替わり定食500円。小鉢を3品選んでいる間にメインを作ってくれます。ご飯とみそ汁は自分で好きなだけ注いで下さい。定食もほぼ600円ほど。おすすめは画像にもありますチキン南蛮定食です。私的には能登島観光のメインに据えても良いくらいのお店です。

能登島観光の記事なので少し反則なのですが、同じ七尾市の名店を1軒紹介させて下さい。能登島観光の入口にあたる能登島大橋に乗る手前に「なまこや海ごちそう」はあります。名前の通りなまこのうまい店なのですが、元々は同一建物内にある海産物取扱店「なまこや」さんの出店なんです。うまいわけです。

イチオシは「このわたイクラ丼1490円」。このわた、クチコ、赤なまこ、青なまこ、金んこなど海の珍味が勢ぞろいしているこのお店の中でダントツ人気の逸品です。イクラとこのわたの一味違ったコクが混ざり合い、観光客をうならせています。ただし「ガッツリ系」の方には向かないかもしれません。珍味メインなので量は少なめです。

北陸新幹線が石川県まで延びたことによって能登周辺の観光が身近なものになりました。釣りにグルメに社会科見学にと、オールマイティーな能登島。家族で観光を思い立ったとき、能登島観光をご一考願えれば幸いです。ありがとうございました。