秋田の日本酒おすすめランキング・ベスト9！人気の銘柄は？お土産に！

東北の県は米どころとして有名な県が多いですね。美味しいお米のある土地には必ず、美味しい日本酒があるものです。中でもあきたこまちで有名な秋田県は、美味しいお米のほかにも澄んだ空気と美味しいお水といった酒造りに適した気候と風土をもっています。秋田県には個性豊かな種類豊富の日本酒がありますが、今回は、数ある日本酒の中でも大人気の、秋田の日本酒おすすめランキングベスト9を紹介します。日本酒が苦手な人も、このランキングに載っている日本酒を飲んでみれば価値観が変わるかもしれません。日本酒はオジサンの飲み物というイメージを持っているかもしれませんが、近年日本酒界にも革新的な動きが出てきています。若者にも受け入れられるモダンな日本酒も現れました。老若男女におすすめの日本酒がランクインしているので、さまざまなシーンで、誰にでも渡すことができる、お土産にもおすすめの一品ばかりです。

日の丸醸造(秋田県横手市)のまんさくの花は、非常にコストパフォーマンスの良い銘柄。お手頃価格で手に入りやすい身近な酒でありながら、秋田県の日本酒が持つ魅力が詰まった人気の日本酒です。昭和56年にNHKの朝の連続ドラマ「まんさくの花」が横手市を舞台に放映されたのを機会に誕生したそうです。

優しい香りと穏やかで上品な味わいは、主張しすぎないのでどんな食事とも合う飲みやすい一品。飲み続けても、飲み飽きしない優しい酒質を目指して造られた親しみやすい日本酒なので、値段の安さや、人を選ばない優しい味わいから、秋田のお土産としても大人気でおすすめです。日本酒初挑戦の人や、日本酒独特の甘味や渋味が苦手な人にもおすすめしやすい口当たりの優しい一品になっています。

辛口の日本酒が好みであれば、おすすめなのが刈穂酒造(秋田県大仙市)の刈穂です。辛さの中にうま味がぐっと詰まった、力強く男らしい一品です。甘味控えめのフレッシュな日本酒で、きめ細かやかですっきりとした飲み口の完成度の高い銘柄です。刈穂酒造の建物は、1850年に建てられた歴史あるもので、奥羽山脈からの水脈が注ぐ雄物川の豊かな水と肥沃な土壌という酒造りに最適の環境で造られています。秋田の恵みがたくさんつまった日本酒なので、あなたが旅行先で感じた秋田の魅力をそのまま持って帰りたいのであれば、一番の秋田らしいおすすめの日本酒のお土産です。きっとお土産をもらった人も、秋田を感じてくれるに違いありません。

小玉醸造(秋田県 潟上市秋田県)の太平山は、秋田の日本酒の中でも特に気高く上品な一品。貫禄のある香りがとても華やかで、ぽわんとかおる芳醇な日本酒です。どんな料理にもあうので秋田のお土産に喜ばれること間違いありません。

醤油・味噌の醸造からはじまり今でも醤油や味噌を作っているという歴史ある蔵で造られた伝統的な日本酒です。醤油や味噌をつかった料理にももちろん合うので、煮物やもつの味噌煮込みといった濃いめの和食をいただく際の食中酒として、たいへんおすすめの日本酒です。

こちらもコストパフォーマンスの高いおすすめの日本酒。秋田酒類製造(秋田県 秋田市)の高清水です。1300円台で純米大吟醸が購入可能なのでお土産に最適。値段の割にとても上品な味で、秋田の日本酒らしい華やかな香りに美しく後に引く旨みが最高の一品です。秋田のお米にこだわって造られた高清水の使用米は兵庫県産山田錦などの一部を除き、ほとんどが秋田県産米なので、一本の瓶の中身は、まるごとおいしい秋田ともいえます。

毎日飲んでも飽きない日本酒として造られているそうで、煮魚や漬物といった食事との相性が抜群です。佃煮とあわせるのもおすすめの古き良き美味しい日本酒です。

福禄寿酒造(秋田県 南秋田郡)の「一白水成」は、白い米と水から成る一番旨い酒という意味で名づけられました。秋田の日本酒の中でも新しいブランドとして今大人気の、非常に現代的な造りの特別純米酒です。日本酒に親しみのない若者にもおすすめの、日本酒初心者への秋田のお土産としても最高です。桃のような香りとふっくりした甘味の中にさわやかな酸味のバランスが見事な一品。コロッケや肉料理といった普段の食事と一緒に冷酒で飲むのがおすすめ。日々「愉しい酒」を目指し、酒造りに精進している福禄寿酒造こだわりの日本酒。飲む人が心から愉しむことと、蔵人の心から愉しむ酒造りへの想いが込められていますので、飲んだ人が笑顔になること間違いなしですね。

浅舞酒造(秋田県 横手市)の天の戸は、雑味がなく、甘味、辛味、酸味、苦み、渋み、の五味のバランスが絶妙の銘酒。苦みや渋みも全て「旨味」に変化する奥深い味わいです。美しい味わいが特徴の秋田の日本酒の中でも際立って美しい日本酒といわれています。のど越しがよく、夏におすすめのさわやかな日本酒です。力強い美しさは、どんな料理にも負けないので、どんなシーンでも活躍すること間違いなしです。「酒は田んぼから生まれる」を信条とする浅舞酒造こだわりの製法で造られた、お米の美味しさあふれる秋田らしい日本酒なので、秋田のお土産として特におすすめできる一品。

山本合名(秋田県 山本郡)の白瀑は、世界遺産・白神山地の天然湧水で育まれた米と水で醸される味わい深い銘酒。年中枯れる事のない湧き水から造られる白瀑は、雑味なく透明感のあるフルーティーな日本酒で、ワインのような印象をうける日本酒です。日本酒が苦手という人にもおすすめの一品。適度な酸味がありながら、しっとり甘いコクがあります。山本合名は秋田県から、全国に先駆けて大吟醸酒を商品化し、東京や神戸の料亭などに提供し好評を得ました。そんな歴史ある蔵が丹念に仕上げた白瀑の豊かな香りは大自然の恵みと調和した秋田を代表する日本酒のそれとなりつつあります。

齋彌酒造店(秋田県 由利本荘市)の雪の茅舎。雪の多い冬に蔵を訪れたある作家が雪に埋もれた茅ぶき屋根の農家のある景色をみて名付けたといわれている雪の茅舎。東北の田舎を思わせる名前の最近人気の秋田の日本酒です。口に含んだ瞬間は酸味のある強めの味わいがしますが、口の中でふわっとフルーティーな香りがする優しいまろやかな日本酒。常温のほか、熱燗にも向いているので和食と一緒に味わうのがおすすめです。

全日空のプレミアムクラスで提供される日本酒に指定され、全国的に認知度が高くなってきていますので、お土産としてもおすすめの一品となっています。齋彌酒造店は、全国新酒鑑評会で、平成に入ってから12回の金賞を受賞している近年勢いのある酒造です。優れた栽培・醸造特性を有する「秋田酒こまち」で仕込んだ日本酒で、三無い造り【櫂入れをしない】【濾過をしない】【割り水しない】をこだわりとし、日本酒本来の味を大切にしています。

新政酒造(秋田県 秋田市)の新政。中でもおすすめなのが新政No.6。軽快な飲み口の中に甘味がしっかりとあって、すっきりさわやかで新しいタイプの日本酒です。ワイングラスでシャンパンのように楽しむのがおすすめで、パッケージもまるでワインのようにアルファベットが並んでいます。キラキラしたシャンパンのような見た目はパーティーにぴったりで、記念日などにプレゼントするのにも見た目にいいので非常に若者向けのモダンな日本酒ともいわれています。ライトな飲み口を楽しむために、清涼感のある料理とあわせるのがおすすめです。洋食にも合うので、カルパッチョなどと一緒に味わってみてください。

新政酒造は1852年創業の日本最古の部類に入る６號酵母発祥の蔵元ですが、秋田の地から新しく斬新な美味しさを提案続けています。酒造自体も、近年様々な改革を実施し、若者にも受け入れられる日本酒の火付け役です。冬季の一括製造を廃止して、暖かい時期でも製造できる設備改善をしたり、秋田だけでなく全国から蔵人を集めて、若手中心の社員醸造としたりと、日本酒界でかなり革新的な動きをしています。

そんな新政酒造は、洋酒を思わせるラベルと印象通りの美味しい日本酒によって若者だけでなく幅広い層から支持されており、今では現代を代表する美味しい日本酒の銘柄といって過言ではないブランドとなっています。

いかがでしたでしょうか。世の中にはワインやビールといったいろいろな種類の酒が存在しますが、なかでも日本酒というお酒はとくに厳しく水を選ぶといわれています。秋田県にある米代川、雄物川、子吉川といった豊かな水源は、美味しいお米の甘味を十分に引き出してくれます。秋田県の日本酒は他県の日本酒と比較しても、「美しく」「気品」があり、芳醇な味わいが大変評価されています。個性豊かな秋田の日本酒の中からあなたに合った日本酒が見つかるとよいですね。