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カンボジア通貨の単位・両替の方法などを詳しく解説!観光地では米ドルが使える?

カンボジア通貨の単位・両替の方法などを詳しく解説!観光地では米ドルが使える?
投稿日: 2017年6月17日最終更新日: 2020年10月7日

カンボジアは現地通貨に併せてUSドルも使用できる特殊な制度のある国です。カンボジアに着いたらどの通貨に変えたら良いのかわからないという人も多いのではないでしょうか。カンボジアに旅行する際に必要な通貨の情報をご紹介します。

観光地カンボジアで使える通貨単位とは?見出し

観光地であるカンボジアは、世界中で人気の旅行先として知られています。カンボジアで流通している通貨単位は何?と聞かれて迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。カンボジア滞在をする際に効率的に現地通貨を利用するにはどうしたら良いのでしょうか。そんなカンボジアの通貨単位についてご紹介いたします。

カンボジアの現地通貨単位は?見出し

観光地カンボジアの現地通貨は「リエル」と呼ばれる通貨です。リエルは、1953年に生まれた通貨で当初はリエルとピアストルという通貨が流通していました。その後クメールルージュ時代は廃止され1980年よりカンボジアリエルが復活しました。当初は経済が破たんしていた為貨幣自体が街に存在していないという事態でした。

現在使用されているカンボジア通貨のリエルは、コインは存在せず紙幣のみとなっています。一般的に出回っている紙幣で一番小さいのは100リエル(2017年の時点で約2.7円)大きい紙幣は100000リエル(2017年の時点で約2700円)となっています。良く使用する通貨は1000リエルや2000リエルです。

リエルを使ってお買い物や観光地で観光をする際に、慣れない通貨単位の為計算するのが難しいと思います。通常であれば、表記通りに出せばよいのですがカンボジアは米ドル表記が多い為混乱しやすい場合もあります。リエルに慣れるまで時間が掛かると言えるでしょう。

カンボジアでは米ドル通貨も使える?見出し

カンボジアの現地通貨リエルよりも流通度が高いのは米ドルです。何故米ドルが使用されているのかというと、内戦後自国紙幣の信用がなくなり当時国連が持ち込んでいた米ドルが使用されるようになったと言われています。近隣のベトナムも米ドルが使用できますが、自国通貨がメインです。米ドルが主流なカンボジアは独特な通貨事情です。

カンボジアは、観光地である為世界中から人々が集まってきます。自宅に残っていた米ドルを持って来る人もいます。しかし、米ドルで使用できるのは紙幣のみでコインは使えません。古い紙幣も使用できない事もあり、汚れていたり破れている紙幣も使えない場合があるので注意をして下さい。特にシェムリアップは厳しいので注意が必要です。

コインのないリエルでは米ドルと併用して使う場合コインに当たるのがリエルになってきます。1米ドル以下にあたる50セントは2000リエルとなるので、1.5米ドルの場合は、1米ドル2000リエルを支払う事になります。

カンボジアで現地通貨に両替するポイント見出し

カンボジアで両替をする際は、現地通貨のリエルではなく米ドルにしましょう。お店のほとんどは米ドル表記がされており、小さな商店でも米ドルが使えます。短期間の滞在の場合に、多額のお金をリエルに両替して残ったリエルを日本円にしようとしても基本的にできません。米ドルならば、残っても両替できるので安心です。

米ドルが流通するカンボジアですが、100ドル紙幣など大きな単位の紙幣を断られる事が多い為、両替時に小額紙幣にしてもらうようにすると良いです。もし、大きなお札ばかりになってしまったら大きなスーパーやレストラン、ホテルなどで優先的に使用するようにしましょう。小さな紙幣に両替したものはなるべく取っておくと便利です。

観光地であるシェムリアップの場合、アンコールワットをはじめとするアンコール遺跡群を訪れる事が多いはずです。アンコール遺跡群のチケットは、現金のみで米ドルしか利用出来ません。リエルばかり両替してしまうとまた銀行で両替をしなければならないので注意が必要です。

カンボジア現地通貨リエルっていくら?見出し

カンボジアの通貨であるリエルはドルに換算する場合どのように通貨単位を考えれば良いのでしょうか。現時点では、4000リエルを1米ドルとして計算されているお店がほとんどです。細かな変動はあるものの、街の商店や食堂などでも4000リエルを出せば1米ドルとして支払う事が出来ます。

近代的なスーパーなどでは、4200リエルで1米ドルという表記をしている場所もあります。お店によって多少違いはあるもののわずかな違いなので頭の中では4000リエルで計算してもさほど問題ありません。良く小額である100リエルの使い方に悩む人が多いですが、10枚たまったら1000リエルとして使うような考え方で大丈夫です。

カンボジアの通貨リエルは、お札が二種類ある紙幣もあります。同じ2000リエルでも絵柄や色が違っているものがあり、知らない人は偽札をつかまされたと思ってしまう人もいるかもしれません。二種類の紙幣どちらも使用できるので大丈夫です。

カンボジアの通貨にするなら両替?ATM?見出し

日本円を米ドルに両替するのも一般的ですが、カンボジアにはATMマシーンがあちこちにあるのでキャッシングをするという手段もあります。カンボジアのATMマシーンは基本的に米ドルが出てきます。銀行によっては、リエルも引き出せる場合もありますが、通常は米ドルが出てくるのでとても便利です。

JCBも使える所も増えていますが、ビザやマスターを併せて持っていく方がベターです。これは、どの国に行く場合も大切ですがカードを契約した際に海外キャッシングが出来ない設定になっている事があります。特に学生さんや若い方が現地で困っているケースが増えています。出発前に必ず確認をしておく事をおすすめします。

両替とキャッシングどちらも手数料が掛かる事を覚えておきましょう。カンボジアのATMの手数料の相場は、4~5米ドルが平均です。その為、何回かに分けて引き出すよりも一度にまとめて引き出す方がお得です。ATMでのトラブルもある為、短期滞在なら念のため現金とキャッシングを併用するくらいの感覚で考えるくらいで良いでしょう。

カンボジアや東南アジアでのATMトラブルに多いのが、カードが飲み込まれてしまうケースです。マシーン自体の不具合の場合もありますが、操作に時間が掛かるとタイムアウトしてしまい飲み込まれる事があります。カードを出してくれる場合とそうでない場合があるので、操作のスピードには十分気を付けるようにしましょう。

米ドル通貨はカンボジア全土で使える?見出し

カンボジアでの米ドルの流通は、基本的に使用可能です。ただ、田舎になると大きい通貨は使えない事が多いので1米ドルを多く持つようにして、大きくても10米ドル札位までにしておくと困らずに過ごせるでしょう。

田舎やマーケットなどで使う場合お釣りはリエルで返ってくる場合が多いです。日本では考えられないほどしわくちゃのリエルだったりしますが、リエルに関してはその状態でも使う事が出来ます。

カンボジアの物価は?通貨はいくら必要?見出し

カンボジアの物価は一体どの位なのでしょうか。一般的には安いというイメージが強いカンボジアですが、自分の国で生産されているものが少ない為近隣の国よりもやや物価は高くなります。電気や輸入品に関しては割高です。しかし、宿代やお酒類に関しては格安感があります。

ガソリンも安くはないので、足代も近隣より割高ですが日本と比べたらかなり安いと言えるでしょう。カンボジアでの滞在に必要な額は滞在する方法によりますが、ローカル食は一食2米ドル程度ですが衛生面が気になる人はレストランを利用する場合が多いので、5米ドルから20米ドル位が相場と言えるでしょう。

アンコールワット遺跡などに行く場合は、チケット代や交通費などの値段を考慮してお金を用意するようにして下さい。相場を知らずに小額しか持たずに来るとせっかくの機会を無駄にしてしまいます。観光をせずにゆっくり過ごすだけであればさほどかかりませんが、観光地に行く場合は余裕を持って行くようにしましょう。

カンボジア通貨に日本の国旗がある?見出し

500リエル紙幣に日本の国旗がある事をご存知でしょうか。日本が作ったプノンペンにあるキヅナ橋やツバサ橋と共に日本の国旗が描かれています。他の国の国旗が紙幣にあるのは、非常に珍しいケースです。国旗がある500リエルは小額紙幣なので、お土産に持って帰る人もいます。

500リエルに描かれているのは、日本の国旗だけではありません。なんと日本の車らしきものも描かれているのです。これは、日産のジュークという車だと言われています。反対側にはカンボジアで人気のトヨタカムリらしき車も描かれています。これが500リエルの豆知識です。

500リエルを手にしたらぜひ裏を見てみて下さい。日本の国旗と車を発見しただけでワクワクしてくるはずです。有名な話ですが、日本人でも知らない人が多いのでカンボジアに行く人がいたらぜひ教えてあげて下さい。

慣れれば便利!カンボジアの通貨単位見出し

コインのないカンボジアは、米ドルとリエルの計算さえできればお財布も軽く済み便利と言えます。短い滞在の場合は、慣れないうちに帰国となってしまうので難しく感じますが基本が米ドルである為日本円からの計算はさほど難しくないです。米ドルを使いながらリエルを消化していく一種ゲームのような面白さもあります。

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