ブルネイの観光は豪華で魅力的!
ボルネオ島北部のブルネイ・ダルサラーム国は、石油と天然ガスが豊富な国のため、教育費も医療費も所得税もかかりません。国内には有名な7つ星のホテルがあり、モスクはいずれも豪華で圧倒されます。また、車が道を譲ってくれたり、客引きもおらず、何より治安が東南アジア1安全と言われるほどです。そんなブルネイのおすすめ観光スポット11選をまとめてみました。
ブルネイのおすすめ観光スポット1
スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク
1958年に建てられた、ブルネイの象徴「スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク」。通称「オールドモスク」の呼び名で親しまれています。首都バンダルスリブガワンにある王立のイスラム寺院で、人気の観光名所となっています。中国の御影石やイタリアの大理石、英国のシャンデリアやオーストリアのステンドグラス等を使用した豪華絢爛なモスクです。16世紀の王室御座船のレプリカがモスク前に置かれています。
ブルネイのおすすめ観光スポット2
ジャミ・アス・ハサナル・ボルキア・モスク
現ハサナル・ボルギア国王の即位25周年を記念し、建てられた「ジャミ・アス・ハサナル・ボルキア・モスク」。1994年に完成したこちらは「ニューモスク」と呼ばれています。白の大理石にブルーを基調とした鮮やかな紋様が描かており、豪華な総純金のドーム(まる屋根)が特徴です。ニューモスク同様、東南アジアで最も美しいモスクと言われています。
豪華な装飾に目を見張る
こちらのモスクは、イスラム教徒でなくても礼拝の時間以外なら見学が可能です。モスク内は階段のみでなくエスカレーターもあり、大変豪華な造りです。見学時は持ち物をロッカーに預けるようになり、黒い貸しローブを着用するようになります。礼拝堂は男性用・女性用と分かれており、撮影禁止となっています。
ブルネイのおすすめ観光スポット3
ザ・モール
写真はブルネイのガドン地区にあるザ・モール。この化け物のようなショッピングモールに飲み込まれたら、アニメタッチなこけしが販売されていた。人形だけでなく、ノートや鏡など豊富なグッズ展開!https://t.co/DSSxOZoVAU pic.twitter.com/MRR0G86sRt
— kazu (@raratiger) January 29, 2016
ザ・モールは、ガドン地区にある大型のショッピングモールです。開放的な吹き抜けの店内で、映画館も一緒に併設されています。最上階にフードコートがあり、地下1階にスパーマーケットがあります。地元の大勢の人で終日にぎわっており、ブランドものから、服、日用品、食料品などが揃っています。買い物をするのに便利な場所です。
買い物に最適
店内には王室御用達の高級チョコレート、「Patchi」の美味しいチョコ専門店があるので、モールに行った際にはおすすめです。ブルネイの飲食物の多くには「HALAL」と書かれた紫色のシールが貼られています。イスラム教的に食べても大丈夫なことを示すマークですので参考までに。また、お菓子はブルネイの煎餅が美味しいと人気です。
ブルネイのおすすめ観光スポット4
イスタナ・ヌルル・イマン(王宮)
王族が暮らす邸宅として、その広さが世界一とギネスブックに認定されている「イスタナ・ヌルル・イマン」。アラビア語で、信仰の光の宮殿という意味があります。王宮には9人の王族が住んでおり、1788もの部屋があります。5000人収容可能なパーティールーム、ガレージ110台、バスルームも257と、まさにど肝を抜かれるスケールです。
王宮で記念の思い出を
ブルネイのハジ・ハサナル・ボルキア国王の住まいであるイスタナ・ヌルル・イマンが7月7日から9日まで公開される。毎年恒例のイスラム教の祭りであるハリ・ラヤ・アイディル・フィトリ(断食月であるラマダンを締めくくる祭り)を王宮で祝う。 pic.twitter.com/uebkJwKUyU
— China Xinhua News (@XHJapanese) July 14, 2016
イスタナ・ヌルル・イマンは、普段は入ることができません。イスラム教のラマダーンの断食明けのお祝いで3日間のみ一般開放されます。長蛇の列に並ぶことになりますが、3日間の内に王宮内に入ると、美味しい食事の他、お土産にお菓子類を貰うことができます。滅多に入れない場所ですので、きっと魅力的な旅の記念になるでしょう。
ブルネイのおすすめ観光スポット5
ロイヤル・レガリア(王室史料館)
ロイヤル・レガリア。現国王の生い立ちが紹介されてたり、各国からもらったギフトが展示されていたりととにかく豪華。入場料無料。 pic.twitter.com/4hGioyeaK8
— 朝森久弥 (@asamorihisaya) March 27, 2017
入場料無料なロイヤル・レガリア。ブルネイに来たならばぜひ、押さえておきたい所です。王室の豪華絢爛な展示品が豊富に飾られ、ブルネイの豊かさをや王室の魅力をより知ることができます。また館内には小規模のお土産物屋があり、絵葉書の他、ブルネイならではのお土産を買えるのでおすすめです。なお、1階のみ撮影可能となっています。
ゴージャスな至宝に溜息
ロイヤル・レガリアの展示は、ブルネイ王室の歴史や宝物が中心です。王室の解説を始め、金の装飾を施した現国王即位時の御料車、戴冠式の衣裳や、王様用の珍しい金の聴診器に金の注射器、各国の献上品などを見ることができます。史料館では入口で名前を記入し、荷物をロッカーに預けて入ります。所用時間は1時間程で回ることができます。
ブルネイのおすすめ観光スポット6
ジュルドンパーク
首都バンダルから車で30分北へ進んだ場所にある、「ジュルドンパーク」。国王が48歳の誕生日の記念に、贈り物として国民のために建てた遊園地です。夕方4時から深夜までの開園時間で、比較的涼しい時間帯に楽しむことができます。また2017年から、入場料を払えば乗り放題のリストバンド型チケット方式になっています。
東南アジア最大の遊園地
ジュルドンパークなう #ブルネイ pic.twitter.com/sjHoBUNyhY
— dnsk (@dans_inthedark) September 11, 2016
1994年に建てられた遊園地ですが、2011年にリニューアルしています。 アトラクションは家族向けや子供向けのものがひと通り揃っており、様々に楽しめます。中でもディズニーのクラシックやマイケルジャクソンの曲などに合わせて噴き出す「音楽の噴水」は、東南アジアで最高の噴水の1つと言われています。
ブルネイのおすすめ観光スポット7
タム・キアンゲ(オープン・マーケット)
タム・キアンゲ(オープン・マーケット)、
— レフ ヤスコヴィッチ (@yascovicci) February 28, 2016
バンダル・スリ・ブガワン、ブルネイ pic.twitter.com/pp4C2c0cZM
バンダールにある人気の朝市場、「タム・キアンゲ」。朝5時頃から夕方まで営業し、賑わっています。タム・キアンゲは2016年6月に、個々のパラソル設置店舗から、利用者皆が入れる半屋外の建物に移転しました。場所はキアンゲ川のほとりそのままです。水辺の朝市は川魚が網の上で焼かれており、辺りには香ばしい薫りが漂っています。
地元の食材や雑貨など幅広く楽しめる
バナナにドリアンやマンゴスチン、ランブータンなど南の国の果物はひと通り揃っています。野菜や鮮魚、お弁当なども売られており、揚げ物はその場で作ってくれるので衛生面でもおすすめです。中にはブルネイの伝統工芸品もあり、お土産に良いでしょう。色々な雑貨にとどまらず、猫や鳥、爬虫類などのペットも市に出ています。
ブルネイのおすすめ観光スポット8
ガドン ナイトマーケット
ガドン ナイトマーケットは中身が充実しており、食べ歩きするのにおすすめです。ここならではの地元のグルメを楽しめるので、ブルネイ観光に良いでしょう。中にはたこ焼きも売っており、巨大チョコクレープなどもあります。食事からスイーツまでしっかりお腹を満たせます。基本的には、火を通したメニューが多いので衛生面でも安心です。
良コスパでお腹いっぱいの魅力
レストランは夜のみオープン、ラマダン期間中は特別メニューで食べ放題のお店が多いです。
— Grasshopper (@makimaki_1229) June 6, 2017
今夜はブルネイ最後の夜、ナイトマーケットへ。
5ブルネイ$(約400円)もあれば、超お腹いっぱいです。
B級グルメのコスパは世界共通(๑´ω`ノノ゙✧
感謝。 pic.twitter.com/3eSyc8IZ3d
調理されたマレー料理が多く、その場で串焼きなども焼いてくれます。ココナッツジュースやサトウキビジュースは、果実から即時出来立てを絞ってくれるので新鮮そのもの!ジュースに使用する氷は蒸留水やミネラルウォーターなどを使っているので安心です。なお、牛肉や鶏肉はありますが、宗教上豚肉は販売していません。
ブルネイのおすすめ観光スポット9
カンポン・アイール(水上集落)
42の村があり、約39000人もの人が住むカンポン・アイール。東南アジアでは貧困層の水上集落が多いですが、ブルネイの水上集落はそうではなく、住民は公務員が多いそうです。ここには水上タクシーで向かいます。村と村は歩道橋や木道で結ばれ、電気、ガス、水道が整備されています。
世界最大規模の水上集落
水上集落では、土の土地よりも水が常に流れて動くため、意外にも蚊が少なく住みやすいのだとか。集落には学校・病院・警察・消防署・モスク・商店等が揃っています。バス停のかわりにボート亭というものがあり、色んなボートが停まります。住民の足には欠かせないんだとか。住民は人懐っこく親切で、旅行者をあたたかく迎えてくれます。
ブルネイのおすすめ観光スポット10
ウル・テンブロン国立公園
ウル・テンブロン国立公園は、ブルネイと陸続きでなくマレーシアを挟み飛び地となっています。自然豊かな熱帯雨林が広がる敷地面積550km2の内、許可された約100㎡だけが観光できるエリアです。キャノピー(鉄塔)と滝のエリアです。木道の階段を約1000段程上ると頂上に到着。高さ42mのキャノピー上から国立公園を一望できます。
ブルネイのおすすめ観光スポット11
エンパイア・ホテル
世界に2つしかない7つ星ホテルの1つ、それが「エンパイア・ホテル」です。全面イタリア最高級の大理石の館内に、エントランスのシャンデリアはスワロフスキー社に特注オーダーした世界に1つだけのもの。さらに館内のゴールドの装飾は24金で贅沢そのもの。こんな超最高級ホテルですが、1泊約2万円代より泊まれるので嬉しい驚きです。
宮殿のような豪華な魅力がたっぷり
圧巻なのは、巨大な大理石の柱がある吹き抜けのロビー。壮大な敷地には、7つのプールに専用ビーチ、ゴルフ場、映画館、シアターレストラン、ボーリング場、ジム、サウナ、テニスコート、スパなどのあらゆる設備が整っています。ブルネイに来たならば、宿泊せずとも観光がてらにこのホテルに行く一見の価値があります。
ブルネイに観光に行こう!
いかがでしたでしょうか?東南アジアで1番治安が良く、豊かな国として知られるブルネイはまさに観光に最適ですね!豪華なモスクを始め、豊かな自然に遊園地もあり、住人も優しく親切と魅力がたくさん詰まっている国です。東南アジアへ旅行の際はぜひ今回の記事を参考に、魅力的なブルネイに足を運んでみてください。