山陰＆山陽観光のおすすめを紹介！温泉やグルメ・お土産もまとめて！

山陰地方は、本州西部で日本海に面する地方で、鳥取県、島根県、山口県北部があたります。山陽地方は、瀬戸内海側に面している地方で、岡山県、広島県、山口県南部といえます。山陰・山陽どちらの地方にも、数多くの人気観光スポットがあり、国内旅行の方のみならず外国人の観光客がたくさん訪れるエリアです。今回は、山陰・山陽地方のおすすめの観光スポットをご紹介します。

厳島神社は、山陽地方の広島県廿日市市にあり、平安時代の寝殿造りで建てられてた建造物群です。海上に建つ建造物群と周りの自然とがひとつとなった美しい景観は、安芸の宮島とも呼ばれ日本三景のひとつに数えられています。社殿は、本殿、拝殿、回廊など6棟が国宝に指定され、14棟が国の重要文化財に指定されています。平成28年度には、およそ420万人が訪れ、日本でも指折りの人気観光スポットです。

厳島神社の平舞台は日本三舞台ひとつで、海面にそびえる朱塗りの高さ16mの大鳥居（重要文化財）は日本三大鳥居のひとつです。廻廊で結ばれた朱塗りの社殿は、潮が満ちてくると、まるで海に浮かんでいるように見えます。島全体が神の島として崇められて、パワースポットとしても有名で、日本伝統の神前結婚式を挙げる方もおります。

住所：広島県廿日市市宮島町1−1 電話番号：0829-44-2020

石見銀山は、山陰地方の島根県大田市にあり、戦国時代から江戸時代にかけて採掘された日本最大の銀山跡です。銀鉱山遺跡は、まわりの集落も含め自然環境と一体となった文化的景観を形成しています。2007年、石見銀山遺跡とその文化的景観は、世界文化遺産に登録されたことにより、国内外から多くの観光客が訪れる、人気観光スポットになりました。

石見銀山遺跡とその文化的景観の構成資産は、島根県のほぼ中央に点在する14資産があります。なかでも大森銀山は、重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、古い町並みや鉱道など町全体が当時の姿を残しています。石見銀山には600余りの銀を採掘する坑道が確認されており、龍源寺間歩と大久保間歩のみ公開されています

住所：島根県大田市大森町イ1597−3 電話番号：0854-89-0183

後楽園は、山陽地方の岡山県岡山市にあり、約300年前に岡山藩二代藩主池田綱政が、藩主の癒しの場として造営されて庭園です。国の特別名勝に指定されており、金沢市の兼六園、水戸市の偕楽園とならび日本三名園のひとつです。元禄文化を代表する回遊式庭園で、水と緑の美しい園内は四季折々の花に彩られ、山陽エリアのなかでも人気のある観光スポットです。

後楽園とは、旭川を隔てて南にある岡山城も人気スポットです。国指定の史跡であり、天守閣は焼失したものの、昭和41年に再建されています。三層六階建ての望楼形天守閣は、黒い下見板張りの黒造りであることから烏城とも呼ばれ、江戸時代からの姿を残す、月見櫓、西の丸西手櫓は重要文化財です。後楽園から天守を望むと、岡山城天守の特徴の多角形がよりはっきりとわかります。

住所：岡山県岡山市北区後楽園1-5 電話番号：086-272-1148

鳥取砂丘は、山陰地方の鳥取県鳥取市の日本海海岸に広がる海岸砂丘で、国内で唯一天然記念物に指定されています。東西16km、南北2.4kmに広がり、高低差最大90mの起伏があり、季節や時間帯によって様々な表情を見ることができます。

鳥取砂丘には、すりばちと呼ばれる大きく窪んだ場所や、すりばちの斜面に流れるように砂が崩れ落ちた砂簾、風によって形が作られる風紋と呼ばれる筋状の模様など、日本海の風と砂丘の砂が作り出す造形美を楽しむことができます。山陰地方に来たら一度は立ち寄りたい観光スポットです。

鳥取砂丘では、ラクダ遊覧でゆったりと散策したり、パラグライダーやサンドボードなど、広大な砂の丘で色々な楽しみ方がたくさんあります。

住所：鳥取県鳥取市福部町湯山2164−661 電話番号：0857-22-0581

皆生温泉は、山陰地方の鳥取県米子市の北側にあり、日本海に面した美保湾を望む海辺の温泉地です。弓ヶ浜の皆生海岸の東西1000mに、数寄屋造りの老舗旅館から大型ホテル、日帰り温泉を楽しめる共同浴場などが建ち並んでいます。日本の朝日100選、日本の渚100選、日本の白砂青松100選にも選ばれている、山陰地方での代表的な温泉地です。

皆生温泉の泉質は、ナトリウム・カルシウム塩化物泉です。全国でも珍しい海から湧く温泉で、塩の湯と呼ばれています。毎分4400lと豊富な湯量を誇り、保温効果に優れており、効能は神経痛、リウマチ、慢性皮膚病、慢性婦人病などに良いといわれています。近くの観光スポットは、鳥取県のシンボル大山、足立美術館、松江城などがあります。

住所：鳥取県米子市皆生温泉 電話番号：0859-34-2888

湯原温泉郷は、山陽地方の岡山県真庭市にあり、山陽と山陰を結ぶ宿場町として栄えました。岡山県北には、美作三湯といわれる名湯があり、湯原温泉郷もそのひとつです。泉質は低張性アルカリ高温泉で、15の源泉があり、毎分6000lの豊富な湯量があり、効能は、神経痛、筋肉痛、関節痛などに効くといわれています。

湯原温泉の名物は、高さ約73mの湯原ダムの堤防の前にある砂湯です。入浴無料で24時間入浴可能で、足下噴出による源泉露天風呂です。川底から砂を噴きながら温泉が湧いていることから、砂噴き湯と呼ばれるようになりました。四季折々の風情が楽しめるこの湯原温泉では、いつもたくさんの観光客でいっぱいです。近くには、温泉ミュージアム、独楽の博物館などの観光スポットがあります。

住所：岡山県真庭市湯原温泉 電話番号：0867-62-3024

山陽地方の広島県のご当地グルメといえば広島お好み焼きです。広島県のソウルフードでもあり、薄い生地が特徴で、キャベツと麺と玉子とソースが合体したお好み焼きです。薄い生地の上に、キャベツ、もやし、青ネギ、いか天、豚バラ肉などが乗ります。さらに、焼きそばと玉子と合体され、おたふくソースと融合され、上からソース、青のり、鰹節、マヨネーズなどがをかけます。

広島県のご当地グルメを楽しむのにおすすめなお店は、電光石火駅前ひろば店です。広島駅南口より徒歩3分、アクセス良好で、ソース、生地、キャベツなど素材にこだわった広島お好み焼きがいただけます。生地の周りをふわふわの玉子で包み込み、ヘラで押さえずに空気を入れて焼く調理法が特徴です。おすすめは目玉焼き半熟トッピングで、黄身がトロッと溶けて絶妙な味わいです。

住所：広島県広島市南区松原町10-1広島フルフォーカスビル6Ｆ 電話番号：050-5868-4060

日本三大そばのひとつ出雲そばは、山陰地方の島根県の出雲地方で古くから食べられる郷土料理のそばです。出雲そばの特徴は、普通のそばと比べて濃いことと、食べ方にあります。そばの実を殻ごと挽く出雲そばは、色が濃く、香りが高く、コシが強いのが特徴です。食べ方は、三段の丸い漆器にそばを盛って出す割子そばがもっとも多く、島根県を代表するご当地グルメです。

出雲そばを楽しむのに一番のおすすめのお店は、羽根屋です。江戸時代末期に創業した老舗そば店で、大正天皇をはじめ、数多くの御皇室の方に献上そばを提供したお店です。石臼で製粉し、手打ちされたそばは、のど越しが良く、香り高いそばが楽しめます。おすすめは、割りこ3段そばで、割子という器に入った冷たいそばで、薬味とだし汁をかけいただきます。

住所：島根県出雲市今市町549 電話番郷：0853-21-0058

山陽地方の広島県のお土産の定番といえば、もみじ饅頭です。日本三景のひとつ、厳島神社の名物でありお土産品ですが、今では広島県を代表するお土産菓子として全国的に有名がです。もみじをかたどった焼饅頭で、つぶあん、こしあん、抹茶あん、クリーム、レモンあん、梨あん、チョコクリーム、さつま芋あん、黒胡麻あんなど、色々な味がなどが販売されています。

山陰地方を代表するお土産といえば、安来節のどじょうすくいのひょっとこの面をモチーフにした、どじょう掬いまんじゅうが有名です。定番の白あん、いちご、抹茶、チョコ、二十世紀梨などがあり、山陰地方のお土産として一番おすすめです。

いかがでしたか。紹介した中でも一押しの観光スポットは、世界文化遺産の厳島神社です。日本国内の旅行客はもちろん、外国人の観光客もたくさん訪れる人気スポットです。一生に一度は、訪れてみたい観光スポットランキングも上位に指示されています。厳島神社のシンボル、海上にそびえ立つ朱塗りの大鳥居。干潮ときには、直ぐそばまで歩いていけます。ぜひ、近くまでいき、大鳥居の大きさを感じて見てください。