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甑島観光に行ってみよう!宿泊は民宿!テレビでも紹介された魅力!

甑島観光に行ってみよう!宿泊は民宿!テレビでも紹介された魅力!
投稿日: 2017年6月30日最終更新日: 2020年10月7日

今まではあまり注目を浴びる事がなかった甑島(こしきじま)ですが、テレビの企画で放送されて以降、手つかずの秘境が魅力的と、今注目の観光スポットとなっています。そこで甑島へのアクセスや宿泊情報、観光名所や島の魅力などをまとめてみました。

甑島ってどこにある?見出し

「甑島列島」は鹿児島県薩摩川内市に属し、「上甑島」「中甑島」「下甑島」3つの有人島と無数の小島からなる国定公園に指定された風光明媚なところです。そんな「甑島列島」へのアクセス、観光名所を主体に、テレビで紹介されたお宿の紹介や地元ならではグルメなどをまとめました。

甑島ってどんなところ!見出し

「甑島列島」は鹿児島県いちき串木野市の沖合約45kmにあり、列島全体の長さは38km、幅は10kmです。3つの島の中で一番大きいのが「下甑島」でその面積はJR山手線の内側に相当するといわれています。列島全体での人口は7年前の調査で5576人で、2015年に列島全体が国定公園に指定されました。

甑島まではどうやって行くの?見出し

甑島への空の玄関「鹿児島空港」

鹿児島空港は羽田空港から約1時間50分で、1日23便が飛んでいます。伊丹空港から1時間10分で定期運航12便飛んでいます。空港から川内駅まで直行バスで約70分、串木野駅まで約85分です。新幹線は新大阪から川内駅まで約3時間50分です。川内駅からは各港への直行バスがあります。

甑島へのアクセス1「高速船甑島」

九州新幹線川内駅から川内港客船ターミナルまでは直行電気バスが所要時間約25分で運行されています。川内港から甑島各港までの料金は片道3380円(大人)/1700円(小人)、時刻は1便が8時50分発里港経由で長浜まで1時間35分で2便は15時10分発で長浜まで直行1時間10分です。

甑島へのアクセス2「フェリーニューこしき」

川内駅から串木野フェリーターミナルまでは直行バスが約35分で運行されています。その名の通り自動車はもちろんバイク/自転車も乗船可能です。時刻は1便が11時20分発で里港(上甑島)/鹿島(下甑島)/長浜(下甑島)まで3時間で2便は16時40分発で里港/長浜まで2時間25分で運航しています。

「フェリーニューこしき」の運賃は?

「フェリーニューこしき」の旅客片道運賃は、串木野から甑島各港へは、2300円(大人)1150円(小人)で、自動車は運転者1名分を込で4m未満8450円/5m未満で9890円です。その他自転車等が620円125cc以下のバイクで1230円/750cc未満で1850円/それ以上で2470円です。

里港発「上甑島の1日観光コース」見出し

里港ターミナルを出発点に上甑島の魅力あふれる観光スポットを1日で巡るコースです。長目の浜から甑大明神橋/鹿の子大橋から木の口展望所、平良部落を散策し中甑港から絶景巡りのクルージングを楽しんで里港へ帰ります。途中甑島のご当地島料理を味わいます。

甑島を代表する景勝地「長目の浜」

島の北西部の山裾が太古から風波に崩れ潮風で造った幅50メートル、長さ約4キロにわたって続く砂州で、なまこ池、貝池を海と仕切っています。藩政時代に島津光久公が「眺めの浜」と命名したのが由来となっています。甑島のシンボルとしてその魅力と共に必見の観光スポットになっています。

ご神体を祀る「甑大明神橋」

上甑島と中甑島との間のヘタノ串海峡に架かる全長420m、幅員8mの1993年に完成した橋で、架橋地点にある甑(せいろ)の形に似た大岩をご神体とする甑大明神が祀られています。「甑島」地名の発祥の地といわれています。橋の両脇のたもとにそれぞれ展望施設から美しい眺望が楽しめます。

住所:鹿児島県薩摩川内市上甑町中甑 電話番号:09969-2-000

周辺の山並みと調和した「鹿の子大橋」

1990年中島と中甑島を結んで全長240m幅員8mの11個のアーチで橋を支え、橋上にはカノコユリをはじめメジロ、石鯛などのモニュメントがあります。橋の周辺に「鹿の子百合」の自生地で橋の名前の由来となっています。橋の周辺は夕日見物には最適の観光スポットです。

木の口展望所

中甑島の南端部にあり、下甑島を遠望できます。現在建設中の中甑島と下甑島を結ぶ藺牟田瀬戸架橋(仮称)が一望できます。計画では上甑島平良からトンネルに入り、海上橋梁部分1533mを含め全長5.1㎞の下甑島までの道路となる予定です。上甑と下甑島が繋がることで観光立地として魅力があります。

平良集落散策

中甑島にある平良港の周辺に民家が集まっており、町の中央には樹齢推定500年といわれる「榎」の巨樹があります。堂々とした枝ぶりが見事です。人がやっとすれ違える程の細い路地が網の目のように張り巡らされています。行き交う町の人々との素朴な島の日常も魅力の一つです。

寿司ランチが評判の「寿司膳かのこ」見出し

ランチを食べるならと評判のお店です。昼は完全予約制で料金は2000円です。握り寿司六貫と刺身、煮物などの小皿が二品、それにあおさラーメンが汁ものの代わりに付いてきます。すべて甑島で水揚げされた魚ですが、本まぐろは上甑で畜養されたもののようです。

住所:鹿児島県薩摩川内市上甑町中甑786-5 電話番号:09969-2-0023

甑島列島の魅力を「観光船かのこ」見出し

「甑島」の西海岸は高さ100m以上の断崖・奇岩の連続には地球の息吹を感じるほど圧倒されます。その魅力を味わえるのが「観光船かのこ」です。出港は上甑島にあります中甑漁港で所要時間は約2時間、便数は午前10時10分発と午後1時30分発の2便で、料金は大人2500円です。事前予約が必須です。

住所:鹿児島県薩摩川内市上甑町中甑383-3 電話番号:09969-2-0001

長浜港発「下甑島の1日観光コース」見出し

下甑島の中央部分に長浜港があります。ここを出発点にしていったん北へ行き「甑島」の名物「鹿の子百合」自生地を見てナポレオン岩の瀬々野浦集落を散策後郷土資料館から手打海岸から瀬尾観音三瀧から長浜港へ戻ります。下甑島の西海岸側は断崖と巨岩の自然の造形を楽しみます。

東と西を見比べしよう「吹切陸橋」

下甑島で最も幅が狭く、東と西の海が両方楽しめる鹿島町にある吹切(ひぎり)という町にありこの町の東海岸と西海岸を対比できるのが吹切陸橋(ふっきりりっきょう)です。車の方は是非とも下車しても見る価値のある一大パノラマのおすすめのビュースポットです。

カノコユリの出迎え「鳥の巣山展望所」

中甑島にある木の口展望所の対岸の下甑島の最北端にある紺碧の海を挟んで中甑島を臨む展望台です。この周辺は鹿の子百合の自生地としても広く知られています。毎年7月から8月にかけて鹿の子百合の甘い香りが嗅ぎながら美しいこの群生を見られる時期を地元民をはじめとして観光客も多い時期です。

下甑島の絶景スポット「夜萩円山公園」

下甑島の最北端円崎岬にある標高165mの円山にある公園で、100から200m級の断崖が約16㎞にわたって続く「鹿島断崖」の絶景を望む最高のビューポイントです。この鹿島断崖はウミネコの営巣地で4月から6月にかけてウミネコと出会える場所としても有名です。

ナポレオン岩を望む「瀬々野浦集落」

「ナポレオン岩」をはじめとする巨岩、奇岩群を集落から目の当たりにできる海辺の町です。町の人口は人口約130人、平均年齢67.1歳(平成27年7月31日現在)の高齢化が進む小さな集落の瀬々野浦です。この周辺の磯は足場が良く人工的な釣り座みたいには平坦な場所が多いです。

甑島の海のシンボル「ナポレオン岩」

瀬々野浦集落の沖合の海上に突き出ている高さ127mの奇岩で、横から見るとフランスの皇帝「ナポレオン」に似ているので「ナポレオン岩」と呼ばれています。この岩に上るため瀬々野浦集落から船で渡って行けます。「観光船かのこ」のクルージングのコースにも入っています。

「ナポレオン岩」を眺める「民宿浦島」

ナポレオン岩を窓越し正面に見える瀬々野浦集落にある「民宿浦島」です。客室は6畳と8畳の二部屋ですが目の前にある断崖奇岩の中で沈みゆく夕日を眺めるのもいつもとは違った時間が感じられます。心のこもった民宿のおかみさんの魚料理と甑島名物タカエビのかき揚げ丼(800円)もあります。

住所:薩摩川内市下甑町瀬々野浦12番地  電話番号:09969-5-0150

遠い昔を偲ばせる「下甑武家屋敷通り」

下甑島の最南端の手打集落のほぼ中央に約700mの旧武家屋敷の町並みがあります。ほとんどの家が改築されてはいますが今も残る玉石積みの石垣や垣根など遠い昔を偲ばせてくれます。もともと平家の落人の住まいの跡とも伝えられています。上甑島にも武家屋敷跡があります。

先人達の生活を見る「下甑郷土館」

1982年に武家屋敷通りのほぼ中ほどに建設された資料館です。展示室には先人の日常の生活用具や農業、漁業の作業用具、古美術品などの地域の歴史的文化を知ることができる1200点余りが展示されています。この町の歴史や文化を知り旅の思い出に是非見聞を深めてはいかがでしょうか。入場は無料です。

住所:鹿児島県薩摩川内市下甑町手打1031番地 電話番号:09969-7-0419

ウミガメが産卵にくる「手打海岸」

遠浅の白砂の浜は、下甑を代表する海岸の一つで、約2㎞にわたる美しいビーチで海水浴も楽しめ、6月頃にはウミガメの産卵となります。ハマグリなどの貝類も取ることができ、地引網も行われます。映画「釣りバカ日誌9」のラストシーンのキス釣りが撮影されたのもこの浜です。宿泊施設はホテル1軒民宿が数軒あります。

万人の薬水といわれる「瀬尾観音三滝」

長浜港から車で約8分の所にあり、瀬尾川上流から流れ、高さ55mの滝は三段になって落ちています。一番下の滝壺の近くに観音像が彫られていることからこの名がついたといわれております。緑豊かなマイナスイオンが溢れ癒しのスポットして人気があるところです。

テレビで紹介された「タカエビ」見出し

下甑島での是非とも食べたいもの、最近テレビ、ラジオなどで紹介され有名となった「タカエビ」別名薩摩甘えびは、下甑島周辺でとれるものが甑島を代表する「タカエビ」とブランド化されました。鹿児島県全体でも20隻しか操業が許可されておりません。その内4隻が下甑島の在籍です。民宿などの宿泊施設で食べられます。

テレビで放映「甑島の宿泊(民宿)のご案内」見出し

日本テレビの毎週火曜日22時から放映されている「幸せ!ボンビーガール」の中で、2016年3月で「甑島地域おこし協力隊」の任務を終了した美咲ちゃんが、島の古民家をテレビの出演者の協力などで改修して約1年半をかけて完成した一棟貸切の宿泊施設として「民宿 こしきの宿」が紹介されました。

テレビで紹介の宿泊施設「お宿こしきの宿」見出し

2017年4月に古民家を1年半かけて改修した定員7名の一棟貸切の宿泊施設です。上甑島の里武家屋敷群の中にあり食事は自炊もしくは出前で、賄はありません。料金は1泊素泊り(3名様まで)18000円1名追加ごと大人5000円小学生3500円乳幼児無料(寝具なし)です。島の生活を実感できるおすすめの宿泊施設です。 ​

住所:鹿児島県薩摩川内市里町里468 電話番号:0996-25-1140(こしきしま観光局)

甑島の魅力あふれる人情味に接しよう!見出し

いかがでしたか。国定公園に指定された甑島の名所、グルメ、テレビで放送された古民家の宿などご案内してきましたが、歴史や文化に地元島民の温かみを感じる風情など魅力ある島でゆったりと時の流れを感じる旅もおすすめできると感じます。

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投稿日: 2017年6月30日最終更新日: 2020年10月7日

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