東北の紅葉の見頃は？登山やドライブの名所へ燃える山々を見に行こう！

秋の定番である赤や黄色に染まっていく紅葉。普通に鑑賞するだけでも心を奪われる美しさがありますね。さらにアクティブに、ツーリングやドライブ、登山などで東北へ行く場合には、そこでの見頃になる時期やおすすめの名所をチェックしておきたいものですよね。そこで今回は、東北の絶景紅葉スポットを分かりやすくまとめていきますよ。

東北の紅葉で見頃の時期といえば、いつ頃になるのでしょうか。関東や関西よりも比較的涼しい地域といえる東北であることから、早めの色づきが期待できるでしょう。主に10月上旬の時期に東北の紅葉が緑から赤や黄色へ変わる時期のようですね。また、早い場所では東北の北に位置する青森県では9月下旬から色づき始める場所もあるようです。

東北の紅葉が色づき始めたら、見頃になる時期は間近です!主に色づき始めて早くて1週間、遅くても2週間経ったときに東北の紅葉が見頃の時期を迎えると言われています。そこからは3週間、長くて4週間ほど美しい東北の紅葉を楽しめるようですね。もし寒暖の差が激しい場所であれば早めに色づき見頃を迎えます。入念な情報チェックを忘れずに!

東北には様々な紅葉の絶景名所があります。有名な名所であれば、蔵王山や中津川渓谷などでしょうか。登山にも向いている山は、紅葉狩りにも最適なスポットであるといえます。山の頂上に到着した時の紅葉の絶景といったら、素晴らしく美しいもので鳥肌が立つことでしょう!達成感も入り混じり、東北での紅葉名所で味わえる感覚は贅沢です。

山だけでなく、渓谷や渓流で見る紅葉もおすすめですよ!ツーリングやドライブなどでも、楽しむことができる渓谷や渓流の紅葉はこれまた美しさの極みです。主に奥入瀬や鳴子峡などが渓谷や渓谷で見る紅葉名所といえるでしょう。マイナスイオンがあるように、とても空気が澄んでいて肌寒くても快適と思うパワーが東北の紅葉にはあります。

特に岩手では、紅葉観光にぴったりな名所がたくさんあります。例えば世界遺産に登録されている、平泉の社寺「毛越寺」で風情ある紅葉を望めたり、なんと名勝に指定されている日本一の夫婦岩がポイントの馬仙峡や厳美渓で滝を望みながら渓谷の紅葉風景をじっくり楽しめますよ!他にも錦色に染まっていく久慈渓流や、仙人峠もおすすめです。

会津若松にある鶴ヶ城公園も紅葉名所の1つです。色とりどりの紅葉が水面に映る様子は圧巻の美しさを誇ります。公園ということもあり、広大な敷地で紅葉を堪能できるのも魅力的ですよね。さらにここでは、紅葉が見頃の時期を迎えると紅葉まつりも催されます!また鶴ヶ城公園は紅葉の時期だけでなく、桜が咲くときにも観光客で賑わいますよ。

多数の温泉名所でもある東北では、紅葉を見ながらの贅沢な入浴を楽しめます。例えば、岩手の名湯として知られる松川温泉では、ぽかぽか温まりながら紅葉を見ることができます。近くの散歩道も見頃を迎えたら、とても美しい紅葉の景色を楽しめますよ。他にも東北には素敵な温泉もありますし、観光や旅行にもぴったりな紅葉の名所です。

秋田にある秋ノ宮温泉郷に行く途中に、仙秋ラインという道があります。その仙秋ラインという道は、秋田県湯沢市と宮城県大崎市を繋いでいる国道108号線の中間にあります。ここでは、主にブナの原生林が有名です。仙秋ラインでは、秋田県と宮城県どちらからでも原生林の紅葉を望むことができ、ドライブでも紅葉を楽しめるスポットです。

東北道にある蔵王エコーラインも、ドライブをはじめツーリングなどで行くには最高の紅葉名所です。蔵王連峰が綺麗に色づくと圧巻の美しさを誇ります!東西に横断する山岳道路で色づく紅葉は、9月下旬から3週間ほどの間で赤や黄色に変わり見頃を迎えます。また蔵王刈田岳山頂近くの御釜の景色や、初夏の緑色のモミジやブナなども注目ですよ!

東北で紅葉を見ながら登山を楽しみたいなら、八甲田山がおすすめです。八甲田連峰も望めるスポットですが、山頂では9月20日前後から色づきが始まります。主に湿原の紅葉から八甲田連峰の山々に育っているブナやナナカマド、ダケカンバなどに美しく彩られ、登山で頂上にたどり着けば雄大な景色を堪能できます。ロープウェイもありますよ!

世界遺産に登録されている白神山地も、東北の紅葉登山に向いています。色付きは10月上旬から始まり10月中旬から下旬が見頃です。白神山地の紅葉で人気が高い名所は、鮮やかな黄色に染まるブナ林散策道や暗門の滝遊歩道!さらに登山でおすすめなのが高倉森!ここでもブナやミズナラ、カエデなどの色彩豊かで美しい秋の登山コースを組めますよ!

東北地方を北と南に分けて、おすすめな紅葉名所を見ていきましょう。まずは南に位置する福島の磐梯吾妻スカイラインに注目!焼けるように赤く色づいた紅葉が魅力的です。ここでは、湖の水面に映る紅葉も美しいですよ。さらに宮城の秋保大滝と紅葉のコラボレーションやスプリングバレー泉高原、松島の観潤亭で見る夜の紅葉もおすすめです。

秋保大滝では紅葉が見頃の時期になると、夜にライトアップも催されます。さらに近くには、甘味処やや昔ながらの優しい味がグルメとして楽しめる食堂があったりと、観光客にも人気がある名所です!また山形の最上峡やトレッキングで紅葉狩りできる面白山紅葉川渓谷、滑川温泉に入浴しながら近くの紅葉を楽しめるなど気分が盛り上がりますね!

遊覧船やドライブなどで、紅葉が楽しめる宮城の阿武隈川エリアも人気がありますよ。河川敷に色づくカエデなどの木々が、阿武隈川の舟下りを季節感あふれる楽しい思い出にしてくれます!晩秋には阿武隈川の水面に落葉していき、寂しげなのに風情がある雰囲気を醸し出します。また要予約で芋煮舟に乗り、芋煮を食べながら紅葉鑑賞できますよ!

次に北東北の紅葉名所についても詳しくチェックしていきましょう。秋田にある三途川渓谷では、橋の上から色づいた美しい紅葉の景観を望めます。さらに滝も一緒に観賞できる岨谷峡や、小安峡温泉郷で思い思いに紅葉を楽しめるなど魅力的なポイントがいっぱいあります。また小さな子どもがいる場合、きみまち阪県立自然公園もおすすめです!

青森にある中野もみじ山では、登山にも向いている紅葉名所です。滝を見ることができるほか、紅葉の色によって木々が染まっていく所もおすすめです。また屏風岩や蔦沼、温泉も楽しめる薬研渓流も人気がある紅葉の名所といえるようです!一方岩手では栗駒山や盛岡城跡公園、白樺林と紅葉のコラボが楽しめる平庭公園、猊鼻渓もおすすめです。

岩手の八幡平は、全国で有名な紅葉鑑賞をドライブルートでも楽しめる名所です。赤やオレンジ、黄色の色鮮やかな紅葉が一面に広がり、紅葉鑑賞を格段に感動的な時間へアップグレードしてくれます!特に全長27kmにのぼる「八幡平アスピーテライン」はドライブコースに欠かせませんよ。さらに八幡平の紅葉が見頃になる頃はお祭りもあります!

太平洋も望めるという栗駒山は、岩手、宮城、秋田の3つの県にまたがっている紅葉が美しい名峰です。この山の中腹には毎分6000リットルのお湯が湧き出てくる須川温泉があり、温泉マニアの間でも高い評価を得ています!さらに整備された登山道もあるので、安心して紅葉鑑賞や登山を楽しめますよ。山頂に到着すると、太平洋も望めるでしょう。

栗駒山の中腹に位置している須川温泉からも紅葉鑑賞ができますよ!秋の肌寒い時期にはぴったりな温かい温泉は、紅葉を身に来た観光客でいっぱいになることも。さらに須川から湧き出てくるエメラルドグリーンの温泉にはとてもインパクトがあり、紅葉とのコラボレーションを楽しめます。湯煙によって普段と違う紅葉を見てみるのも粋ですね。

赤いモミジはもちろんのこと、黄色のブナも見ることができる東北の紅葉名所。行ってみたいと思う場所はありましたか?観光客や車のドライバー、登山する人などにとっても、これらの名所に来れば美しく素敵な思い出を作れそうですね。世界遺産や温泉、夜のライトアップも楽しめる、東北エリアでおすすめな紅葉名所に是非お越しください!