地域

地域から探す

  • 日本
  • 北米
  • 中南米
  • アフリカ
  • 中東
  • アジア
  • ヨーロッパ
  • オセアニア
キーワード

キーワードから探す

アラスカオーロラツアーを調査!おすすめ時期は?絶景&感動の全貌に迫る

アラスカオーロラツアーを調査!おすすめ時期は?絶景&感動の全貌に迫る
投稿日: 2017年7月6日最終更新日: 2020年10月7日

夜空に浮かぶ幻想的な光のカーテン、オーロラ。様々な地域で観測されていますが、その中でも特にアラスカはオーロラの観光地として世界的に有名です。人生で一度は見てみたい感動の絶景。今回はそんなアラスカのオーロラツアーについてご紹介します。

アラスカでオーロラを見よう!見出し

Photo by INABA Tomoaki

オーロラは北極と南極に近い地域でよく観測される天体現象です。その中でも有名なオーロラ観光地がアラスカ。オーロラが最も発生しやすい北緯60度から70度の間を特にオーロラベルトと呼ぶのですが、アラスカはちょうどオーロラベルトに位置しており、オーロラがよく観測されるため訪れる観光客用にツアーが組まれるほど。今回はそんなアラスカのオーロラの魅力やツアー情報についてまとめました。

アラスカのオーロラツアー見出し

Photo by Kabacchi

アラスカでオーロラを鑑賞するならフェアバンクスがおすすめです。フェアバンクスでは郊外にあるロッジに滞在してゆったりとオーロラを鑑賞できます。時間の制限がないため、感動的なオーロラの絶景を心行くまで楽しめます。

ノーザンスカイロッジ

フェアバンクスから車で30分から1時間ほど離れた場所に位置するこちらのロッジは、広くてアットホームなロッジです。オーロラ鑑賞の時期になると必要なブーツや防寒具の貸し出しもあり、日本のツアー客から人気があります。冬の時期は犬ぞりのツアーもあるそうです。

チェナ・ホットスプリングス

ホットスプリングスの名前の通り、温泉付きのリゾートです。オーロラのよく見られる時期は非常に寒くなるアラスカですから、温泉の暖かさがとても嬉しいですね。なお、温泉は水着着用となるためご注意ください。こちらのリゾートはオーロラ鑑賞のみでなく、犬ぞりやスノーモービルといったウィンタースポーツも楽しめます。

アラスカ州旅行の観光名所をご紹介!夏も冬も大自然の季節感を満喫! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
アラスカ州旅行の観光名所をご紹介!夏も冬も大自然の季節感を満喫! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
アラスカ州は日本の四国ほどの面積を持つ北極圏に近いアメリカ合衆国ですが、北米から離れているため、旅行にまだ訪れたことがない方も多いと思います。そこで、旅行計画の参考になるようなアラスカ州ならではの大自然を満喫できるおすすめの観光名所をご紹介したいと思います。

アラスカ・フェアバンクスへの行き方見出し

Photo by Kabacchi

日本から見てアラスカは最も近いアメリカの領土です。ですがアラスカまでの直行便はないため、アメリカの都市を経由していかなくてはなりません。フェアバンクスまではシアトルを経由する行き方が一般的です。

日本からシアトルまでが9時間程度で、そこからアメリカ国内線でフェアバンクスまでが4時間程度となり、総合して約13時間かかる計算になります。ちなみにアラスカと日本の時差は17時間ほどなので、時差ボケに注意しましょう。

アラスカのオーロラはいつ見れる?見出し

Photo by Kabacchi

オーロラといえば冬のイメージが強いですが、実はオーロラは時期に関係なく発生しています。より美しいオーロラを見るためには晴天であることや光が少ないなどといった条件が揃わなければいけないため、白夜が発生する夏は見ることができない可能性が高くなります。そのため、オーロラを鑑賞するなら夜が長くなる夏の終わりから冬の初めが最適になります。

白夜

真夜中でも太陽が沈まない現象のことで、主に北極圏や南極圏付近で見られます。特にオーロラツアーで有名なカナダやアラスカでは夏の時期に見られ、この時期はあまりオーロラを見ることができません。この白夜も普段は見られない絶景を作り出すため人気があり、観光ツアーが組まれています。

オーロラを見る際の準備見出し

Photo by Kabacchi

アラスカの冬は気温がマイナス30度を下回ることもしばしばあります。そのため防寒具は絶対に必須です。オーロラを屋外で鑑賞するならダウンジャケットや帽子のほかに、手袋や耳あてといったものも必要になってきます。顔面部はなるべく晒さないほうがいいため、目以外は全て防寒できるような格好にしましょう。

日本国内ではアラスカの寒さに通用するような防寒具は中々手に入りません。ツアーならば無料レンタルなどもありますし、現地で買ってしまうのも一つの手です。観光客向けに宿泊施設でレンタルしているケースもあるので、事前に問い合わせてみるのもいいでしょう。

せっかくオーロラを見れたのなら、その感動的な一瞬を写真に撮るのもおすすめです。ただしオーロラは星空などと同じくマニュアルフォーカスやシャッタースピードを調整する必要があります。また、カメラが寒さで動かなくなることもあるためホッカイロも一緒にもって行きましょう。瞬間の絶景をぜひ写真に収めてみてください。

オーロラだけじゃないアラスカの魅力1:デナリ山見出し

デナリ山は北アメリカで最も標高の高い山です。かつてはマッキンリー山と呼ばれていたこの山ですが、2015年にアメリカ政府は「デナリ」を正式名称と定めました。このデナリ山を含む「デナリ国立公園」はありのままの自然が美しい公園です。散策ツアーの他、小型飛行機による遊覧飛行で上空からデナリの絶景を楽しむこともできます。

デナリ国立公園内には様々な野生生物が生息しています。ハイイロクマやクロクマのほか、ヘラジカやビーバーなどをあわせた39種類の哺乳類が確認されています。その他、アラスカの州鳥に指定されているライチョウなどの鳥類は100を超える種類が生息しています。

デナリ国立公園では動物への餌やりは固く禁じられています。もしも動物を見かけても、絶対に近付いたり、餌をあたえたりしてはいけません。安全な距離で適切な観察を行なうようにしましょう。

デナリという言葉は、アラスカ先住民の言葉で「偉大なもの」を意味します。アラスカ人は「マッキンリー」ではなく「デナリ」という呼称を使う人が多く、現地人にとっても特別な意味のある山であることがわかります。その絶景の中にある偉大さをぜひ感じてみてください。

オーロラだけじゃないアラスカの魅力2:アラスカ鉄道見出し

Photo by Dan Hershman

北のフェアバンクスから南のスワードまでの756キロを繋げるアラスカ鉄道。1903年から約20年もの年月をかけて完成したこの鉄道は、乗っているだけでもアラスカの絶景を楽しむことができます。停車駅には主要な観光地も多く含まれており、アラスカ鉄道を利用した観光ツアーも多く存在します。

展望車両には大きな窓とドームが備え付けられており、アラスカの絶景を眺めながら鉄道旅行ができるようになっています。展望車両には車両による等級がないため誰でもこの美しい景色を楽しむことができます。

アラスカ鉄道は特に夏の人気が高く、夏の間はデナリ国立公園をはじめとした観光地へそれぞれ1日1本運行しています。しかし冬になるとアンカレッジからフェアバンクス間の便が週末に運行しているだけなので気をつけましょう。

オーロラだけじゃないアラスカの魅力3:氷河見出し

アラスカは世界で最も氷河が存在する場所でもあります。轟音を伴って崩壊していく氷河の力強い自然のパワーに、思わず感動してしまうでしょう。クジラやアザラシといった普段見る機会の少ない動物たちと出会えるのも魅力です。

アラスカの氷河はグレイシャーベイ国立公園での観光が最も有名です。高山からグレイシャー湾へ滑り落ちてきた氷河が作り出す風景は、他に類を見ない堂々たる氷の世界を作り出します。

オーロラだけじゃないアラスカの魅力4:犬ぞり見出し

Photo by Kuruman

時期がくると全土が雪に覆われるアラスカではウィンタースポーツが非常に盛んなので、スキーやスノーボードといったメジャーなスポーツも楽しめます。中でも犬ぞりは観光客からの人気も高く、観光客向けの体験ツアーもあります。

アラスカの犬ぞりには深い歴史があります。1925年、ノームという人里から離れた町でジフテリアが流行しました。当時ノームは冬季の交通手段がなく、近辺の町にも飛行機を飛ばせる人もいなかったため、血清を届けるための犬ぞりチームが血清されました。猛吹雪の中、犬と人とのリレーでノームの町には血清が届き、多くの人が救われたのです。

アラスカを犬ぞりで横断するレース「アイディタロッド」も毎年開催されています。アンディタロットは世界最大の犬ぞりレースで、1850キロメートルもの距離を犬ぞりで走ります。1973年から始まったこのレースはアラスカで毎年行なわれる重要なイベントの一つです。1週間以上もの時間をかけて、犬と人とが一つになりアラスカの大地を駆け抜ける姿は感動せずにはいられません。

アラスカのグルメ情報見出し

サーモン

Photo by Kakei.R

アラスカといえばやっぱりサーモン。日本近海でとれるものとは比べ物にならないサイズのキングサーモンは出会えたなら感動してしまうでしょう。蒸し焼きにしたりフライにしたり、変わりどころではバーガーにしてみたりとバリエーションも様々。アラスカに行ったなら一度は食べておきたい食材です。

アラスカの食べ物はこれがおすすめ!サーモンやB級料理など現地の味を紹介 | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
アラスカの食べ物はこれがおすすめ!サーモンやB級料理など現地の味を紹介 | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
ラストフロンティア(最後の辺境)と呼ばれるアラスカは、大自然に囲まれ、多くの野生動物と出会うことができます。海の食べ物も豊富で、サーモンやハリバットなど、美味しいシーフード料理がいっぱい。アラスカのB級料理など、現地の美味しい食べ物をご紹介しましょう。

トナカイ

日本では馴染みのないトナカイも、アラスカでは親しみ深い食材のひとつです。トナカイ肉で作ったソーセージは特に人気があり、町中にはトナカイのソーセージで作ったホットドックの屋台もよく見られます。脂が少なくクセにないトナカイはステーキとしても人気です。アラスカのレストランではよく扱われているので、試してみてはいかがでしょう。

オーロラの感動をアラスカで見出し

Photo by Kabacchi

オーロラを初めとする自然の美しさに満ちたアラスカ、その魅力をご紹介しました。国内では絶対に見ることのできない壮大な景色は、きっと人生に忘れられない彩りを添えてくれるでしょう。機会があれば、是非一度は訪れてみてください。

投稿日: 2017年7月6日最終更新日: 2020年10月7日

アイコン

RELATED

関連記事


  • instagram
  • line

公式アカウントをフォローして
最新の旅行情報をチェックしよう!

旅行や観光スポット・グルメ・おでかけに関する情報発信メディア

©TravelNote