ハイフォン観光!リラックスしに行ってみよう!
ベトナム北部最大の港町ハイフォンは、紅河(ソンコイ川)河口にあり、貿易が盛んな都市です。また、工業都市としても繁栄しており、経済発展の飛躍を遂げている所です。新鮮な海鮮や自然に恵まれており、治安も良いと評判です。今回はそんなハイフォンのリラックスできる観光スポット7選や治安などをまとめてみました。
ハイフォン観光!リラックス人気スポット1.Pelican Cave
神秘な自然に癒される!
#halongbay#vietnam - Bo Nau cave pic.twitter.com/yXtAQXcbLz
— Nguyen Thu Hang (@hang_nguyenthu) June 5, 2016
「Pelican Cave」は、地図では南西部のハロン湾に位置する、自然豊かな洞窟です。入口はまるで牙のように鍾乳洞がぶら下がっており、アーチ状で約7メートルの口が広がっています。洞窟内も美しいですが、その入口から見えるハロン湾の豊かな景観も、まるで楽園か桃源郷のように美しいと観光客に人気です。
幻想的な美しさの鍾乳洞
Pelican Cave(ペリカン洞窟)の内部の面積は約200平方メートル。中はひやりと涼しく快適です。様々な大きさの鍾乳石を見ることができ、自然の偉大さを感じられます。青、緑、黄色と様々にライトアップされた幻想的な洞窟内は、溜息が出るほど美しいです。洞窟まではボートに乗って行くようになります。天候の良い波が穏やかな日に向かうのがBESTです。
ハイフォン観光!リラックス人気スポット2.ドゥ ハン パゴダ
ベトナムの代表的な観光地!
「ドゥ ハン パゴダ」はペリカン洞窟に続いて、ハイフォンの代表的な観光地です。ハイフォン市内中心部のディエンビエンフーストリートから南西方向へ約1.5kmあたりに位置します。道が少々入り組んで分かりにくいかもしれませんので、行く際は地図をしっかりと確認したうえで行くことをおすすめします。
ベトナムの伝統様式!
「ドゥ ハン パゴダ」は李朝時代からのハイフォン市最古の建築物ですが、何度か再建されています。寺院では小さな池があり、ベトナムの伝統様式が建築に所々見られます。それだけでなく、中国文化の建築様式が取り入れられているのがよく分かります。屋根の造りや灯篭、四文字熟語など、東南アジアならではの世界観が広がっています。
素晴らしい彫刻美!
「ドゥ ハン パゴダ」では仏陀の七つの部屋があり、多くの仏像を見ることができます。また、寺院内では数々の彫刻からグエン朝様式の歴史を感じることができます。珍しい貴重な青銅製の三脚やゴングなども保管されています。その他寺院内では、龍や鳥、福の神や大黒様、カラフルな像などの様々な彫刻が溢れており、一見の価値ありです。
ハイフォン観光!リラックス人気スポット3.ド ソン ビーチ
ベトナムのビーチリゾート!
ハイフォンの気候は1年中多湿で、日本のように春夏秋冬と四季があります。春と秋が短く、夏は長い(5月から10月)です。夏季は平均35度前後ありますので、海水浴は地元で非常に人気があります。「ド ソン ビーチ」は、そんな手軽に涼み遊ぶことができる観光スポットとして、地元民にも観光客にも愛されています。
夕涼みも人気!
ビーチでは、テーブルとセットのリクライニングチェアーがレンタルされています。また、海沿いに美味しいシーフードレストランもあり、お店探しに地図いらずです。海風に吹かれながら、安くて新鮮な海鮮料理を味わうことができます。夏の連休中などは多くの人で混雑しがちですので、人混みが苦手な方は平日に行くことをおすすめします。
ハイフォン観光!リラックス人気スポット4.Pho Chieu Pagoda
圧巻の高さの仏塔!
「Pho Chieu Pagoda」は、まるで公園のようにゆったりとリラックスできる仏教寺院と評判です。「Mieu hai XA」の通りを、Ong bao湖の方向に向かっていくと見えてきます。寺院内には立派なとても高い塔があり、遠くからでもはっきりと人目を惹きます。特に夜は近くの湖畔にうつる塔の美しさに、大抵の観光客は見入ります。
ほっと癒される空間
寺院内では小さな堀の池があり、荘厳な雰囲気というよりは、どこかほっと和めるような味のある古さがあります。また、龍や大黒の彫刻などをはじめ、蓮や灯篭など様々な装飾を見ることができます。寺院内では仏塔の他、修復と維持の為あちこち修理を重ねている所もあります。なお、寺院は夜は閉まっていますが昼間は開放されています。
ハイフォン観光!リラックス人気スポット5.ハイフォン市立博物館
ハイフォンの歴史を紐解く!
ハイフォン市立博物館では、紀元前から現代のハイフォンまで、深く知ることができます。館内ではテーマ別に12の展示室があり、計約2万点もの展示物が飾られています。なお、月曜日が定休日で営業時間が午前中8時から11時となっています。また曜日により夜も営業している時がありますので、事前に確認していくことをおすすめします。
見所たっぷり!
ハイフォン博物館は分類学を超越したヴンダーカマーに近いモノではないのかというくらい、蒐集物が幅広く、その共通項は「ベトナムに関係あるっぽい」ということしかないという、地味ながら愉快な博物館でありました。30円分は元とったと思います。 pic.twitter.com/40mQzEoq0e
— 竜生九子博物館館長 (@kyouinoheya) June 22, 2015
石器、青銅器から始まり、昆虫や動植物、彫刻民芸品、船の模型や人力車などの歴史的なもの。タイヤ、洗濯機、航空機、地図に至るまで、ハイフォン市立博物館では幅広く閲覧することができます。いずれも、ハイフォンの歴史に深く関わるものばかり。また、ベトナム革命主導者のホー チ ミン主席にまつわる品々も館内で見ることができます。
ハイフォン観光!リラックス人気スポット6.オペラハウス
ハイフォンのシンボル!
今でこそ市民の憩いの場として親しまれていますが、「ハイフォンオペラハウス」はその昔フランス植民地時代の1912年に建てられました。当時のフランスの建築家により、世界的に有名なパリの象徴のオペラハウス「パレガルニエ」を参考に建てられました。オペラハウス前には噴水と花々があり、観光客が撮影する名所となっています。
涼みながら鑑賞も!
ハイフォンオペラハウスの正面には、ベトナムの英雄ホーチミン主席の肖像画が飾られています。また、正面広場はオペラ広場と呼ばれ、普段から地元民が集まったり、バイクの練習をしたりと幅広く活用されています。昼間の雰囲気とはまた違い、夜はライトアップされ、噴水の青の光と相まって美しく光り輝いています。
オペラを楽しむ!
本日ハイフォン公演20時開演。ベトナム公演千秋楽です。ハイフォンオペラハウスでの舞台も出来上がりました。 pic.twitter.com/60SokfI70j
— 結城座 (@youkizaJAPAN) May 17, 2016
オペラハウスは催しがある時は開いていますが、ない時は館内に立ち入ることはできません。オペラハウスではベートーヴェンを始め、時にはベトナム音楽も演奏されています。館内では二階席や特別席もあり、天井には花の装飾がほどこされています。公演がある時に合わせ、ハイフォンでオペラを楽しむのも良いですね!
ハイフォン観光!リラックス人気スポット7.カットバ島
自然を満喫!
高速艇でカットバ島に。海が緑色。 pic.twitter.com/2AcpDGjD
— tate (@tate0392) May 17, 2012
ハイフォン市から船で1時間程の距離にカットバ島があります。島内には自然豊かな「カットバ国立公園」があり、ハイキングコースとして人気です。本格的に森林の中を散策するようになるので、水と歩きやすい靴は必須です。地図やコンパスもあればなお良いでしょう。島にだけ生息する固有種の猿「カットバラングール」も運が良ければ見えるかもしれません。
魅力的な島内を散策!
ハロン湾最大の島・カットバ島へ…。
— ごいくぉん (@Skado333) November 3, 2016
ボートクルーズを終え、船着場からミニバスに揺られ数十分、カットバ村に到着。
夕焼けが海の狭間から顔を出し、風景画のような光景に絶句…。日本人観光客は一人もいない最果ての地に降り立って、身も心も陶酔したミニトリップとなりました。 pic.twitter.com/ZDcyE9iX5t
カットバ島は、ユネスコに登録された世界遺産のハロン湾の名所の一部です。海からも島内からも眺めは美しく、自然の豊かさが感じられます。島内では自転車やバイクのレンタルもあり、地図があれば簡単に散策できます。エビ、カニ、蛤・シャコなど新鮮な海の幸を味わうことができ、場所によっては珍しい食用ハリネズミの料理もあります。
ベトナム-ハイフォンの治安は?
治安の注意点!
港湾都市ハイフォンは、東南アジアの中では比較的治安が良い所だと言われています。地元民の人柄も観光客にも人懐こくあたたかですが、一般的に海外に行った際に気を付けるべき、スリや置き引き、ぼったくり、スマホの盗難などは基本念頭に置いておくべきでしょう。特に人気のない裏路地や歓楽街へ女性1人で歩くことは避けましょう。
交通と治安の関係!
ベトナムのハイフォンにいます、バイクの台数が凄いです(^∇^) pic.twitter.com/v9W8nrE2G8
— mitsu (@mitsu2567) June 2, 2017
ハイフォンはバイクの交通量がとにかく多い所です。交通事故に巻き込まれないよう慣れるまで道を横切る時は注意が必要です。また、近年旅行者へのバイクでのひったくりが発生しています。スマホで地図や情報を閲覧時にスマホや貴重品を走り間際にひったくられないよう、注意して下さい。それ以外の治安面では危険度が少ないと言えます。
観光のマメ知識!
ホテルの部屋でも貴重品を出しっぱなしにせず、セーフティボックスにきちんと保管しましょう。また、ハイフォンでは商品に直に触って買う時に判断するという習慣がありません。観光客向けの土産店以外でそれをすると現地の人に嫌がられることも。場合によっては触ったのだから買ってくださいと言われることもありますので気を付けましょう。
ベトナムのハイフォンへ観光に行こう!
いかがでしたでしょうか?港町ハイフォンのおすすめ!のんびりリラックスできる観光スポット7選をご紹介しました。自然豊かなハイフォンでは、海や島や鍾乳洞、また伝統的な寺院や歴史ある博物館にオペラハウスなど、様々に癒される魅力がありましたね。今回の記事で興味を持たれた方は、地図を片手に、ぜひハイフォンへと繰り出しましょう!