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ミクロネシア連邦を観光!おすすめの諸島を紹介!気候や文化は?

ミクロネシア連邦を観光!おすすめの諸島を紹介!気候や文化は?
投稿日: 2017年7月14日最終更新日: 2020年10月7日

ミクロネシアと聞いて誰もが思い浮かぶのは、観光でも有名なグアムやサイパン・パラオなどですが、ミクロネシア連邦はカロリン諸島を中心として607の島々と環礁からできています。そんなミクロネシア連邦の、おすすめの観光地や文化をご紹介します。

世界一の絶景「ミクロネシア連邦」とは?見出し

ミクロネシア連邦は、607の島々と環礁からできた美しい楽園です。青い海、白い砂浜は夢に描いたような南の島。まだまだ馴染みの少ない国ですが、絶景と秘境が揃って旅行をする方たちに人気急上昇中です。そんなミクロネシア連邦の、おすすめの諸島と魅力や観光地をご紹介します。

ミクロネシア連邦の場所はどこ?見出し

ミクロネシア連邦は太平洋のミクロネシア地域にあるオセアニアの国です。マリアナ諸島の南東、パラオの東、マーシャル諸島の西、パプアニューギニアの北東にあります。地理的にはカロリン諸島と呼ばれ、ヤップ州、チューク州、ポンペイ州、コスラエ州の4つの主要4島からなっています。各島へは日本からグアムを経由するルートが一般的です。

ミクロネシア連邦の気候は?見出し

ミクロネシア連邦は一年を通じて温暖で、平均気温27度、南の島への旅行には適しています。乾季は1月から3月、雨季は4月から12月。ポンペイ島は世界で2番目に雨量の多い地域と言われています。そのため、虹も多く見ることもでき、「レインボーネシア」とも呼ばれています。乾季には、貿易風の影響で風が強い日が多くなります。

ミクロネシア連邦の文化とは?見出し

4州それぞれには独自の文化があり、習慣も気質も違います。しかし、何世紀にも渡って続く大家族制やクラン(氏族)などを大切にした共通の文化もあります。ミクロネシア人の「家族」には、「世帯以外」の人も含まれています。また、共有の概念、奉仕、部族の長への貢献も各島共通で、文化や経済活動の基本となっています。

日本との強い絆を持つミクロネシア連邦

ミクロネシア連邦は第二次世界大戦終結までの30年間は日本による委任統治下で、日本語教育が行われていました。今でも先生や運動会、自動車などの多くの日本語が現地語の中で使われています。人口も約2割が日本人の血を引くと言われていて、日系人の大統領も輩出しています。

ミクロネシア観光1:伝統的な島「ヤップ島」見出し

ヤップ島はグアムから1時間半。時差はプラス1時間。ヤップ島への観光は11月以降の乾季はベストシーズンです。昔ながらの伝統的な島で、習慣が根強く生きて、独特の文化を持っています。島のマナーをしっかり守ればヤップ島の島民は温かく迎えてくれます。島には村単位で「メンズハウス(集会場)」があり、今でも女性は立ち入り禁止です。

ヤップ島の観光地「石貨銀行」

ヤップ島と言えば「石貨」。この石貨は日常物品の購入に使うことはできません。感謝の気持ちや喜びを表したり、謝罪を示す手段として、「代々の宝物に免じて」など、どれほどの気持ちを持っているかをこの石貨で表すのに使われています。ヤップ島の車のナンバープレートには「IslandOfStoneMoney(石貨の島)」と入っていて、まさに島の特徴なのです。

ヤップ島ではダイビングがおすすめ

ヤップ島ではマンタやマグロの群れ、イルカなどが数多く見ることができ、ダイビングスポットとして世界的に有名なのでダイビング目的の旅行にはおすすめです。年間を通してマンタに遭遇できる場所はヤップ島以外にはありません。ただしヤップ島内の道路やビーチは私有地になっていることが多いので、ガイドさんに確認することをおすすめします。

ミクロネシア観光2:自然が美しい「チューク諸島」見出し

チューク諸島はグアムから1時間40分。時差はプラス1時間。チューク諸島はかつてトラック諸島として知られていましたが、1989年の州憲法の制定でチュークに変更されました。海の大自然を思いっきり楽しみたい方や、日本人旅行客が少ないところに行きたい方にはおすすめです。

今も残る軍艦船や飛行機を見ながらダイビング

チューク州には80隻を超える沈船があり、世界一の沈船ダイビングスポットとして世界中から旅行者が集まります。沈船の中には日本の「神国丸」や「富士川丸」などもあり、映画「タイタニック」の撮影ロケ地にもなり、その知名度は世界レベルになりました。

チューク州でのダイビングは、沈船エリアをめぐるダイビングや珊瑚を見るダイビングが一般的です。初心者からベテラン旅行者まで楽しめるポイントが多く、どんな方でも楽しめるのでおすすめです。沈船ダイビング以外にはドルフィンスイムも人気です。この地域では野生のイルカが多く、イルカを間近で見ることもできます。

チュークは「シャークアイランド」と呼ばれる小さな無人島があります。無人島の周りでは、年間を通してサメを見れるダイビングポイントです。この島にはサメのクリーニングステーションがあり、世界でも珍しいサメのクリーニングシーンを見ることができます。透明度は通常でも50メートルを超え、時には70メートルになることもあります。

ミクロネシア観光3:チューク諸島の無人島見出し

夢の無人島「キミオ・オローラ島」

チューク諸島は大きなラグーンに囲われているため、1周3分ほどの、美しく小さな無人島があります。キミオ・オローラ島はチューク諸島を満喫することが出来る、人気ナンバーワンのスポットです。聞こえるのは波の音と鳥の鳴き声だけで、天然のヒーリングミュージックを聞いているようです。夜には天候が良ければ天の川も見ることが出来ます。

日本人しか入れない「ジープ島」

日本人経営者による日本人のための無人島「ジープ島」。360度海に囲まれ、色とりどりの熱帯魚やカメ、エイなどを見ることができ、時にはイルカを見ることもできます。ここに宿泊できるのは最大12名で、宿泊できるのは日本人のみです。食事は基本的に日本食なのでとても過ごしやすいです。

ジープ島では、水面から水面まで180度の虹がよく見れ、そのほとんどがダブルレインボーです。周りには全く光がないので星や月がとってもきれいに見えます。満月の日は月明りで目覚めてしまうほどの明るさで、外で本が読めるほどの明るさです。ジープ島で過ごす時は、この天然の自然を守るために注意事項をしっかり守りましょう!

ミクロネシア観光4:自然が多い「ポンペイ島」見出し

ポンペイ島へはグアムからチュークを経由して2時間30分。時差はプラス2時間。カロリン諸島にある島でミクロネシア連邦の首都パリキールがあります。かつてはポナペ島と言われていましたが、独立国家になり、現在はポンペイ島に変わりました。大自然や世界遺産が好きな旅行者にはおすすめの島です。

世界遺産を観光できる「ナン・マドール遺跡」

ポンペイ島の最大の見どころ、謎の海上遺跡「ナン・マドール遺跡」はポンペイ島の南東にあります。珊瑚礁の上に積み上げられた玄武岩から作られた92の人口島。伝承によると祭礼や儀式、王や貴族の住居や墓、集会場や倉庫、従者の住居など、それぞれの目的で築かれたようです。古代ポンペイの文化は今でも研究の途上で、調査が続けられています。

玄武岩の滝「ケプロイの滝」

玄武岩の上を流れ落ちる「ケプロイの滝」。島内を一周する道路から川沿いのジャングルに入っていくと高さ20メートル、幅30メートルほどの滝が現れます。滝壺は天然プールなので遊ぶことが出来ますが、個人の所有地なので滝に入るには大人3ドル、子供1ドルがかかります。旅行者が一番人気の滝がこの「ケプロイの滝」です。

ミクロネシア観光5:美しい海「コスラエ島」見出し

コスラエ島へはグアムからチューク・ポンペイを経由して3時間30分。時差はプラス2時間。ミクロネシア連邦主島4島の最東端に位置する小さな島です。世界で最もきれいなマングローブの森が残されています。「ミクロネシアの宝石」と呼ばれるこの島は、未だ手つかずの大自然が広がり、島全体がテーマパークのようです。

サンゴの王国でダイビング

200種類以上の元気なサンゴが島の周りに広がっているので「サンゴの王国」とも呼ばれています。70メートルを超えるときもあるほどの透明度はバツグン!手つかずの美しい海は50を超えるダイビングスポットがあり、鮮やかな魚の群れが珊瑚の壁に沿って泳いてる様子は感動的な光景です。ベストシーズンは雨期ですが、乾季の方が透明度は高いです。

コスラエ島の自然を感じるならハイキング

この島はダイビングを目的にされる方が多いですが、島のほとんどがジャングルなのでハイキングもおすすめです。かつて栄えた文明の跡「メンケ遺跡」へ向かう途中には、虹がそのまま木になったような「七色の木」があります。メンケ遺跡へのハイキングは約1時間半ほど。途中にある植物や川は、コスラエ島の自然のすごさを感じることができます。

非日常を味わえる観光地ミクロネシア連邦へ!見出し

いかがでしたでしょうか?ミクロネシア連邦はマリンスポーツの他にも、手つかずの大自然や神秘的なところもたくさんあり、非日常体験が存分に楽しめます。無人島でのバカンス、遺跡を巡って探検家、一度に楽しめる島はなかなかありません。まだまだ日本人には馴染みの少ない場所ですが、ぜひお気に入りの島を見つけてみてください。


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