地域

地域から探す

  • 日本
  • 北米
  • 中南米
  • アフリカ
  • 中東
  • アジア
  • ヨーロッパ
  • オセアニア
キーワード

キーワードから探す

ギアナ高地への行き方やツアーなど観光情報をご紹介!秘境の魅力が満載

ギアナ高地への行き方やツアーなど観光情報をご紹介!秘境の魅力が満載
投稿日: 2017年7月14日最終更新日: 2020年10月7日

断崖絶壁のテーブル状台地が並ぶ南米の秘境・ギアナ高地。雄大な自然、絶景スポット、珍しい生物など見るべきポイントが多く、世界中から観光客が訪れます。旅の参考になるよう、ギアナ高地への行き方から観光情報まで、魅力をたっぷりお伝えします。

南米の秘境ギアナ高地見出し

ギアナ高地とは、南米のコロンビアやベネズエラなど6か国と地域にまたがる高地帯の総称です。垂直に切り立ったテーブルマウンテンと呼ばれる台地が点在しており、その数なんと100を超える多さ。絶景スポットも数多くあり、まるで別世界のような手付かずの大自然は、訪れる多くの観光客を魅了します。ギアナ高地の見どころ満載の観光スポットなどを詳しく見てみましょう。

ギアナ高地への行き方:ベネズエラへ見出し

日本からの行き方として、まずベネズエラの首都カラカスへと飛びます。南米は日本から見ると地球の反対側に位置し、ユナイテッド航空などのアメリカ合衆国経由、もしくはエールフランスなどのヨーロッパ経由で南米へと向かいます。一般的にはアメリカ経由の行き方が多いようです。

カラカスからさらに国内線を乗り継いでギアナ高地へと向かうため、カラカスへの到着が遅い場合は宿泊が必要になります。首都カラカスは治安があまり良くないため、宿泊の場合は空港の近くのホテルに直行して滞在することをおすすめします。日本からのツアーに参加すれば、ホテルの手配もしてもらえるので安心です。

ギアナ高地への行き方:カナイマへ見出し

ベネズエラの首都カラカスから、ギアナ高地のあるカナイマまでは直行便がありません。そのためギアナ高地の玄関口であるプエルト・オルダスへ約1時間のフライトで向かいます。プエルト・オルダス空港に到着後は、乗り換えてカナイマ空港まで、こちらも1時間のフライトです。

日本からベネズエラへのフライトは、経由もあるので最低でも丸1日かかります。さらにベネズエラ到着後に国内線の乗り換えがあります。南米の秘境を見に行くためには、移動に時間がかかることは避けて通れません。ギアナ高地を訪れる際は、行き方をよく調べた上で余裕を持った日程・スケジュールを組みましょう。ツアーなら旅行会社にお任せできます。

ギアナ高地の観光情報1:カナイマ国立公園見出し

ギアナ高地の中心部には、世界遺産に登録されている「カナイマ国立公園」があります。この30000㎡の広大なカナイマ国立公園内に、100を超えるテーブルマウンテンが点在しています。標高が3000mを超える台地もあり、未だに人が踏み入れたことのないエリアが多数存在していることから、世界最後の秘境とも言われています。

テーブルマウンテンは十数億年前の岩石で形成されており、およそ4000万年から5000万年前に隆起したのち、風雨の侵食により、長い年月をかけて硬い地層のみがテーブル状に残ってできました。まさに世界遺産にふさわしい、地球の歴史を物語る場所ですね。この巨大なテーブルマウンテンが並ぶ景色は本当に絶景です。

ギアナ高地の観光情報2:エンジェルフォール見出し

カナイマ国立公園には、ギアナ高地の観光地として一番有名な「エンジェルフォール」という滝があります。世界最大の落差979mを流れる様子はまさに絶景です。驚くことに、エンジェルフォールは滝なのに滝壺がありません。落差が大きいため、流れる水が途中で霧となり消えてしまうのです。

ギアナ高地は「水の国」という意味を持ち、名前の通り年間を通しての降水量は4000mmを超えています。エンジェルフォールを訪れるシーズンとしては、水量が安定する雨季の6月から11月がおすすめです。水量の少ない12月から3月頃までの乾季には、迫力のある滝の様子を見ることができません。

エンジェルフォールへの行き方としては、ボートに乗って川を渡り、滝の下までハイキングで向かいます。滝の真下にはダイナミックなエンジェルフォールを眺める、ライメ展望台があります。上空から見る滝も壮大ですが、自分の足で見に行く滝もまた違った楽しさがありますね。

ギアナ高地の観光情報3:ロライマ山見出し

カナイマ国立公園の中心部にある標高2810mの山、ロライマ山。このあたりは大陸のプレート活動において移動の回転軸だったと考えられており、火山や地震の影響を受けず太古の姿を残している場所です。

断崖絶壁のテーブルマウンテンではありますが、実はロライマ山には登山ルートがあり、一般観光客でも頂上まで登ることができます。崖沿いの坂道を登る道のりは大変ですが、登り終えた後の達成感や目の前に広がる絶景に、感動もひとしおです。トレッキングはロライマ山への行き方のひとつとして観光客に人気です。山頂はベネズエラ、ガイアナ、ブラジルの国境が交わるため「トリプルポイント」と呼ばれています。

ロライマ山の山頂には「水晶の谷」という、一面が水晶で覆われたエリアがあります。天然の水晶の上を歩いたり、水晶を持って写真撮影をしたりと貴重な体験ができます。ただし持ち帰ることは禁止されており、下山後や空港などで厳重なチェックを受けるので、誤って持ち帰らないよう気をつけましょう。

ギアナ高地の観光情報4:巨大な陥没穴見出し

ギアナ高地にあるサリサリニャーマという山には、ところどころ巨大な陥没穴があります。最も大きな穴になると、直径と深さ共に350mにまで及びます。この穴は、太古の昔に地下水の侵食により上層部が崩壊したためにできたと言われており、現時点で8つの穴が存在しています。ギアナ高地で見ることができる絶景スポットのひとつです。

外部から完全に隔離された環境になっており、鳥類を除いて穴の内部で独自の生態系が築かれています。まさに秘境と言われる所以でもありますね。このあたりでは目がくりくりとして可愛い鳥アブラヨタカなど様々な生物が生息しています。サリサリマーニャへの入山は制限されており、国の許可が必要となりますのでご注意ください。

ギアナ高地の観光情報5:生物見出し

地上から1000m以上の断崖の上で、独自の生態系の中で育まれる生命。ギアナ高地には昆虫や鳥など、ここだけでしか見ることのできない珍しい生物が多く生息しています。歩いているだけで、初めて見る動植物に数多く出会える貴重な場所です。

珍しい生物の一種として、コイシガエルというカエルがいます。通常のカエルとは違い、水かきがなく、泳ぐことや飛び跳ねることができません。岩場の山に生息しているため、手足は登ることに特化しています。またオタマジャクシにならず、直接カエルなるなど、非常に珍しい実態が分かっています。

また植物では、モウセンゴケなどの食中植物が多く自生しています。岩盤が露出する台地では土からの栄養が十分に得られないため、昆虫から栄養を取りたくましく生きています。ギアナ高地では、このように珍しい生物との貴重な出会いがあります。景色だけでなく、秘境に住む生物にも目を向けてみてください。

ギアナ高地でおすすめのツアー:遊覧飛行見出し

切り立つテーブルマウンテンを、上空から間近で満喫できる遊覧飛行が人気です。セスナ機やヘリコプターに乗り、眼下に広がるジャングル、雄大な川、広大なテーブルマウンテンと刻々と変わる景色を目に焼き付けます。エンジェルフォールを上から見下ろすなど、遊覧飛行ならではの絶景を楽しむことができます。

天候が良ければテーブルマウンテンの頂上に着陸して散策することもできます。ツアーによっては遊覧飛行だけでなく、トレッキングやボートで行くエンジェルフォール見学など、「ギアナ高地に行ったらやってみたい」という事がぎゅっと詰まった内容もあります。ぜひこの機会に体験してみてはいかがでしょうか。

ギアナ高地でおすすめのツアー:トレッキング見出し

ギアナ高地の秘境をより満喫するには、トレッキングツアーがおすすめです。ロライマ山を登るトレッキングでは、テント泊をしながら山頂を目指します。道中でこの辺りに生息する珍しい生物に出会うことができることも、トレッキングの魅力のひとつですね。ロライマ山でトレッキングをする観光客も多く、世界中から訪れている人達との出会いもありますよ。

ルート上や頂上に宿泊所や電気設備などはないので、食料や寝具など全てを準備して行く必要があります。ツアーでは大きな荷物などを運ぶポーターや案内スタッフがサポートしてくれるので、安心して登山をすることができます。そして何より山頂からの景色はまさに絶景です。一生の思い出になること間違いなしです。

ギアナ高地で雄大な自然を満喫しよう見出し

太古の自然そのままの姿が残っているギアナ高地。スケールの大きな絶景、珍しい生物との出会い、ここでしか体験できないことが沢山あります。日本からの距離は遠いですが、訪れる価値は十分にあります。観光情報やツアー情報などを参考にして、ぜひ世界最後の秘境・ギアナ高地へ行きませんか。

もっとギアナ高地の情報を知りたいアナタへ!

ベネズエラ観光特集!人気名所やおすすめスポットランキング15選 | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
ベネズエラ観光特集!人気名所やおすすめスポットランキング15選 | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
今回は、人気観光スポットのベネズエラで一度は訪れて欲しい人気の観光スポットや、おすすめの名所を幾つかご紹介していきます。ベネズエラでは、様々な観光スポットがあるので、地元の方や、観光客で賑わっています。初めての観光の方はぜひ。
投稿日: 2017年7月14日最終更新日: 2020年10月7日

アイコン

人気記事ランキング

記事はありません。

アイコン

公式アカウントをフォローして最新の旅行情報をチェックしよう!


  • instagram
  • line

公式アカウントをフォローして
最新の旅行情報をチェックしよう!

旅行や観光スポット・グルメ・おでかけに関する情報発信メディア

©TravelNote