「クウェート」ってどこ?
「クウェート」という国がどこにあるかご存知ですか?クウェートは中東の国で北と西にイラク、南にサウジアラビア、東にペルシャ湾がある国です。中東に位置する為、旅行に行ってみたいけど、治安情報など気になりますよね?そこで今回は「クウェート」の国の情報をまとめてみました。治安情報、旅行情報などもありますのでご覧ください。
「クウェート」という国
クウェート国は人口300万人ほどの国で、首都はクウェート市です。イギリス支配から1961年に独立しましたが、イラクが領有権を主張し、イラクに一時併合されましたが、湾岸戦争後にイラクの占領より開放されて国です。周りの国では現在も戦争が起こっている地域もあり、まだまだ危険な地域の為、気になることの多い国でもあります。
クウェート国
— 世界の国旗bot (@iro2_kokkibot) July 17, 2017
人口 280万人 首都 クウェート pic.twitter.com/UaMkJKoMKJ
そんなクウェートですが、石油埋蔵量は世界4位を誇っていて、近年の石油高騰により、非常に裕福な国となっています。その為、クウェートの国民も裕福な家庭が多いのも特徴です。2005年には女性参政権も獲得していて、女性が活躍できる国でもあります。また、宗教は85%がイスラム教で、様々な宗教の方がいるのも特徴です。
「クウェート」の治安情報
では治安はどうなのでしょうか?2015年6月には市内中心部にあるイスラム教シーア派のモスクにおいて自爆テロ事件が発生し、イスラム国が犯行声明を出すなどのテロもありましたね。治安当局はテロの警戒を更に強化していますが、今後も同様の事件が発生する可能性は排除できていません。
現在(2017年7月)では、外務省の海外安全ホームページでは、レベル1「十分注意してください」という状態になっています。つまり、渡航に関しての禁止状態は出ていないけれど、自分自身で注意しながら渡航してほしい、自己責任ということですね。このホームページでは常に新しい情報が掲載されていますので、確認が必要です。
首都の治安
では首都ではどうなのでしょうか?クウェート市中心部は高層ビルが建ち並び、非常に現代的な雰囲気です。郊外にはショッピングモールがいくつもあり、休日には買い物を楽しむ人が多く見られるそうです。裕福な家庭も多いクウェートですので、首都の街では比較的治安はいいということです。でも女性だけで出歩くのは少し怖い気もしますね。
その他都市の治安
その他都市では、やはり治安の悪い街もあるようです。外国人労働者やビドゥーン(無国籍者)などの多い地区では、武装強盗や車上荒らし、薬物犯罪、デモ行動などが多く発生しているそうです。ですのでこれらの地域にはなるべく近寄らないようにし、もし行かれる際には夜間一人で出歩かないなど自らの安全対策が必要なようです。
「クウェート」への旅行
では実際にクウェートへの旅行情報をまとめてみたいと思います。まず、時差ですが、時差は6時間です。日本のほうが6時間早く進んでいることになります。言語はアラビア語ですが、首都や観光地などは英語が通じるそうです。お金は「クウェート・ディナール」という通貨になりますので、換金が必要です。
クウェートにあるねじれビル pic.twitter.com/WiEJSeGekE
— カッコイイデザイン (@jsunekteunete) July 8, 2017
クウェートへは飛行機で行くことができますが、現在直通便はなく、他国を経由してからの入国になるようです。その為移動時間は16時間以上かかるようなので、飛行機での滞在時間が長くなりそうです。また、観光地も少なく、娯楽施設も少ないので、観光目的での旅行は少し難しいようです。
美しい花火 (クウェート) pic.twitter.com/SuelRFtRWS
— rika-k (@rika0133) July 22, 2017
でもお仕事や旅行で行かれる方がいましたら、安全に十分配慮しながら渡航してください。イスラム国などの動きも気になることだと思いますので、外務省のホームページでは最新の情勢などを掲載しています。随時確認しながら、安全に配慮して楽しんで下さいね。
クウェートの治安も気になるけど行ってみよう!
いかがでしたでしょうか?クウェートという街は中東の周りの国に比べると、比較的治安もいい国のようですね。しかし、実際に観光目的での旅行は難しいようですね。長時間の移動が必要なうえ、観光地も少なく、女性だけでの散歩等には少し不安な面が多いようですね。