香港おすすめレストラン11選！予約必須の人気店や中華の名店を網羅

香港の観光で外せないのがグルメの堪能。迷ってしまうほど数のある香港グルメですが、あらかじめ行きたい店や有名店などをチェックしておけば、効率よく回ることができます。本記事では香港での予約必須の人気レストランや中華料理の名店など11選を厳選して紹介しています。

香港を代表する中華料理と言えば広東料理。肉のローストから海鮮料理までその種類はとても多いです。｢金葉庭｣は広東料理をメインに四川や上海料理も提供していて、創業当時からの変わらぬ味が人気を得ています。予約をしておかないと入れない場合もあるので注意しましょう。

昔はこの場所が漁港だったことから香港銅鑼湾付近にはシーフードレストランが集中しています。｢越華會海鮮小館｣はその名残を現在に伝える人気レストラン。新鮮な魚介で漁師たちが船上で食べていた当時の料理を再現しています。大変人気なレストランなので予約をしていくのがベストです。

もう一店舗おすすめしたいのが市場｢街市｣のフードコード。なかでも人気なのが｢東寶小館｣。新鮮な魚介類をお手頃価格でおいしく食べられるので連日客でにぎわっています。またお椀で飲むビールも人気です。いつもにぎわっているため予約必須のレストランです。

香港を代表する中華といえば広東料理。そして肉を焼いた｢肉味｣は広東料理の基本です。｢甘牌焼鵝｣はそんなローストが人気のレストランで、一日中客足が途絶えないという繁盛ぶりのレストランです。香港観光の際にはぜひとも立ち寄っておきたいお店です。

香港の地元で愛されているグルメと言えば麺と飯です。安くておいしくて、そして種類豊富な料理店が町中に点在しています。｢英記麺家｣は豚骨や牛骨を煮込んでいるのにスープはあっさりしていて、何十年も常連客が通っているという人気店。香港観光の際に麺が食べたくなったらぜひ立ち寄ってみたいおすすめなお店です。

｢九記牛腩｣は行列が嫌いと言われる香港の人たちでさえ列をつくるという牛バラ麺で人気な麺店。10時間も煮こまれたスープが絶品で観光客にもとても人気のあるお店です。比較的小ぶりのお椀のため、小腹が空いたときによるのもひとつです。また予約不可のため混雑時を避けて行くのがベストです。

店主がふるまう四川省の家庭料理は在香港中国人にも大人気の中華料理店です。ランチは単品。ディナーは前菜とメインを選ぶ形になっています。特にディナータイムは予約必須です。

伝統的な北京料理をメインにアレンジメニューも豊富な中華料理店です。本来の料理法を大切にしつつ、新しい素材やテイストを取り入れて、地元・観光客ともに人気のあるお店です。北京ダック目当てにくる人も多くいます。週末は特に予約は必須です。

調味料は四川省から取り寄せるなど、この道20年のベテランシェフが作る四川と北京料理が味わえるお店です。料理だけでなく、中国伝統芸能｢京劇｣のお面が店内のいたるところに飾り付けられていて、そのお面をみるのも楽しみのひとつです。特に土・日は予約必須のお店です。

広東料理の老舗でもある福臨門グループのダイニング。オープン当時からミシュラン星を獲得し続けている有名店です。高級レストランとはいえ、毎朝シェフが市場から食材を仕入れているほどのこだわりがあるレストランです。人気店のため事前に予約をしておいた方が無難です。

現在で2代目となる店主は83歳。陳さんが取り仕切る中華料理店は老舗中の老舗店。60年以上も継ぎ足しで使っている秘伝の醤油を使ったガチョウの醤油煮込みは、柔らかくて噛めば噛むほど味わいがでる一番人気の料理です。金・土・日は特に予約が必須です。

香港では体にいいものを食べる慣習｢医食同源｣の精神が根付いています。薬膳や漢方、有機野菜といった体にやさしい食材を使った料理を食べて、身体の中から健康・キレイを目指しましょう。香港にはそういったヘルシーフード店がたくさん軒を連ねています。

｢鮮入圍煮｣は屋台をイメージした昔ながらの鍋料理店です。市場で毎朝仕入れられる新鮮な食材をつかう鍋の種類は15種類用意されています。美容食としても知られる｢魚の浮袋｣と｢チキンスープ｣が特に人気です。人気店のため予約はできるだけしておきましょう。

｢常樂素食｣は台湾で精進料理を学んだオーナーが開いたお店です。日本産の小麦や体によい植物系の油など素材選びをしっかりとしています。台湾の漢方を使用したスープがとても人気のお店です。

キノコや野菜をメインにつかった珍しいヘルシー中華料理が評判のお店です。杏仁スープでキノコ類を4時間も煮込んだ美肌スープがおすすめです。人気店のため予約はあらかじめとっておいたほうがベストです。

｢ソーフォーファーマ｣は有機野菜の自家農園を持ち、野菜のみならず使用する肉も有機畜産という徹底ぶり料理を提供するレストランです。メニューは広東・四川・上海と幅広い地方料理が楽しめます。常に混雑しているため事前に予約をおすすめします。

香港グルメで外せないのは飲茶。広東レストラン陸羽茶室は1993年創業の老舗です。こだわりは昔ながらの点心を守り続けている伝統の味が地元、観光客ともに人気があります。手間ひまかけてつくられた味はあっさりしていて、とても食べやすいのが特徴です。予約は必須のレストランです。

｢大会堂 美心皇宮｣はシティホール内にある大型飲茶店です。ワゴン車が飲茶を運んで店内を周り、ワゴンの中から好きな点心を選ぶことができます。地元の人のみならず観光客にも強い人気を得ています。メニューも日本語と英語の両方が用意されていますので、日本人にとってもわかりやすいです。昼間は予約できませんが、ディナーナイムは予約可能となるので事前に予約を入れておいたほうがベストです。

ホテル｢グランド・ハイアット香港」にあるレストラン｢ワン・ハーバー・ロード｣は洗練された雰囲気で贅沢飲茶を味わうことができます。飲茶だけでなく伝統的な広東料理から世界各国の素材を取り入られた斬新なメニューもいただけます。とくにこちらのマンゴープリンは絶対に食べておきたい一品です。予約はしておいたほうがベストです。

香港で飲茶を堪能するなら地元の人で賑わう人気店と高級ホテルの人気店。両方行ってみるのもおすすめです。異なる雰囲気で食べる飲茶は雰囲気も加わり、香港旅行の充実度をさらにアップしてくれるはずです。

ハローキティをコンセプトにした広東レストラン｢ハローキティ中菜軒｣。見た目だけでなく麺まで全て手作り、化学調味料不使用というこだわりを持っています。かわいくて食べられないという声続出の人気レストラン、香港観光の際にはぜひ立ち寄りたいレストランです。

動物やキャラクーなど、最近の香港では店舗それぞれの個性を活かした創作系飲茶が人気です。おいしくてさらにカワイイ本格点心が食べられると話題の広東料理店の｢ヤムチャ(Yum Cha)｣。シェフは高級ホテルで点心師と働いていた経緯があり、味もさることながらシェフのアイデア性豊な点心は連日人気です。エイリアン点心を注文したらとりあえず口の部分に穴をあけてみてください。おどろきます！

自由な発想と食材でつくりあげる点心はテンションが上がるものばかりです。ニンジンに見立てたエビ入り餅皮揚げ。土はなんとスペアリブです。シェフは5つ星ホテルの点心師として活躍した経歴の凄腕シェフです。

香港のおすすめレストランを紹介してきました。香港観光の楽しみのひとつはやはりグルメの堪能。人気店ではなかなか入ることができず、あきらめてしまうことも多い中、あらかじめ予約ができることを知っておけば、楽しみにしていた香港グルメを満喫することができます。限りある時間の中で今回紹介したレストランが旅を効率よく回ることができる手助けになりましたら、とても幸いです。