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イタリアのチョコレートおすすめBEST7!お土産にも人気!

イタリアのチョコレートおすすめBEST7!お土産にも人気!
投稿日: 2017年7月26日最終更新日: 2020年10月7日

実はイタリアはチョコレートの激戦区です。激動のヨーロッパの歴史の中を生き残ってきた老舗から最高品質のカカオを追求するメーカーまでこちらでは選りすぐりのイタリアで人気の有名メーカーとチョコレートをランキング形式でご紹介していきます。

イタリアはチョコレートの激戦区!見出し

Photo bycongerdesign

実はイタリアはヨーロッパでも有数のチョコレート激戦区です。ヨーロッパの激動の時代を知恵とアイデアでを使い生き残ってきた老舗店や、チョコレートの材料であるカカオに魅了され、業界最高の賞を取りながらもいまだ最高品質のカカオを追求し続ける人気メーカーなどもあります。そんな人気のチョコレートメーカーと選りすぐりのちょっと贅沢なイタリアンチョコレートBest7を、ランキング形式でご紹介します。

イタリアのチョコレートの歴史見出し

チョコレートの原料カカオがヨーロッパに伝わったのは1500年頃だといわれています。それまでメキシコで薬のように重宝されていたカカオをスペイン王が持ち帰ったのが始まりだといわれています。その後チョコレートは貴族階級で大流行し、イタリアではトリノに沢山のお店が生まれ、更に各国から技術を学ぼうという者がトリノに集まりトリノは「チョコレートの都」と称されたそうです

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イタリアには人気のイタリアならではのおいしいもが多くあり、ばらまきやとっておきの品物があります。また職人技のものがあり、独特の風土のため、お土産にちょうどいいおすすめのものも多くあります。そんなイタリアのお土産のおすすめをご紹介します。

人気のイタリアンチョコレート第7位: Perugina (BACI)見出し

イタリアのチョコレート、またイタリアのお土産お菓子としてあまりにも有名な“BACI”(バチ)、イタリアで”キス”の意味のチョコはやはり外せません。前衛的な青いパッケージと印象的なネーミングは最近のブランドのように見えますが、実はBACIチョコにも古い歴史があります。

BACIチョコのメーカーであるPeruginaは1907年に棒付きキャンディーのメーカーとして設立されます。その後1915年にはココアの生産を始め、1922年に現在の大ヒット商品BACIO(BACI)が生まれます。このBACIはヘーゼルクリームとヘーゼルナッツを丸ごとコーティングしたころんとした見た目がこぶしの様であることから当初”パンチ”と呼ばれていました。

しかし、その後BACIというロマンチックなネーミングに変更しました。またPeruginaの販売戦略は素晴らしく、愛の言葉がかかれた小さな紙きれを包みに忍ばせたり、ロマンティックなキャッチコピーでイタリア人の購買意欲をそそり、ギフトとしてBACIチョコを送ることがブームになり、大ヒットし現在ではイタリアのお土産の定番です。大人から子供にまで愛されるイタリアの味ですね。

人気のイタリアンチョコレート第6位:VESTRI(ヴェストリ)見出し

VESTRIはトスカーナに本社を置く高級チョコレートブランドです。VESTRIのチョコレートの特徴はその徹底された品質管理です。VESTRIは中米ドミニカ共和国にカカオの農園を所有し、カカオを育てるところからチョコレートを販売するまですべてを自社管理しています。VESTRI自体は1994年創業の比較的新しい会社ですが、創業社の祖父の時代の小さな菓子店からその歴史があると考えると老舗の一つとも考えられます。

VESTRIの商品の中でも特におすすめしたいのは” Antica Gianduia”(アンティカジャンドゥーヤ)シリーズです。ジャンドゥーヤはヘーゼルナッツのクリームが練りこまれたチョコレートのことです。こちらのAntica Gianduiaはその緻密な品質管理から生まれた繊細なチョコレートに加え、パッケージが群を抜いて可愛いのです。

ジュエリーでも入っていそうなスカイブルーの箱には同じスカイブルーの缶と金色のスプーン!添付の金色のスプーンでチョコレートをすくって食べます。中身のチョコレート部分(プラスチック容器に入っています)を取り出して、電子レンジで温めてビスケットなどをつけてもおいしいとのこと。お土産にも“独り占めチョコレート”としてもとてもおすすめの一品です。

人気のイタリアンチョコレート第5位:COVA(コヴァ)見出し

COVAは1817年ミラノのスカラ座の傍らにカフェとして生まれました。当時は『赤と黒』のスタンダール、『椿姫』のヴェルディなどこのカフェのテーブルで作品を書いたと言われています。しかし、戦争などの歴史に翻弄されながら1950年に現在モンテナポレオーネに移転しますが、COVAの存在はヘミングウェイの小説の中に登場するほど有名なものでした。

また、COVAは上流社会の社交場としても有名で、COVAに出入りできることは一種のステータスであるとまで言われたほどで、現在でもCOVAの持つブランド力はイタリア人にとって高級なものであり、高級ホテルやミラノの大人気スポーツである有名サッカースタジアムのVIPルームではCOVAのチョコレートが提供されています。

COVAのチョコレートは勿論上質なものですが、おすすめはCOVAの”Baci di dama”(バーチ・ディ・ダーマ)です。”貴婦人のキス”という意味のこのお菓子はアーモンドのさくさくクッキーの間に濃厚なチョコレートが挟まっているお菓子です。貴婦人がこれを食べるときの口の形のようだから名づけられたとも言われています。COVAの歴史とブランドを感じるこの一品はお土産にもおすすめです。

人気のイタリアンチョコレート第4位:Caffarel(カファレル)見出し

ヨーロッパではナッツ類が豊富に取れます。クルミはフランス、ヘーゼルナッツはイタリア、アーモンドはスペインが有名ですね。Caffarelは1826年にトリノで設立されたお菓子メーカーです。イタリアを代表するチョコレート” Gianduja”(ジャンドゥーヤ)は1865年にこのCaffarelによって考案されました。

実はCaffarelはもともとトリノ郊外の小さな皮なめし工場だったのですが、チョコレート工場への経営転換が大成功した会社です。当時イタリアはナポレオン政権下にありイギリスおよびその植民地との貿易を禁止されました。その結果イタリアはカカオ不足に陥り、考え出されたのがカカオの代わりにヘーゼルナッツをローストしたものをチョコレートに混ぜるというものでした。

シンプルなピラミッド型のチョコレートは金色の上品な包み紙につつまれ、包み紙にはジャンドゥーヤが産声を上げた1865年の数字が印刷されています。ヨーロッパの激動の歴史のなかで、一人のお菓子職人が考え出したこの名作は時代を超えて愛されており、お土産にもおすすめです。ぜひ「元祖」のお味をお試しください。

人気のイタリアンチョコレート第3位:Venchi(ヴェンキ)見出し

Venchiは1878年創業のトリノの老舗チョコレートメーカーです。創始者は当時チョコレート加工技術の最先端であったトリノで生まれ、16歳からチョコレートづくりを本格的に学びました。Venchiのチョコレートの特徴は深煎り焙煎の香ばしいカカオの香りです。どのチョコレートもおすすめなのですが、ダークチョコレート好きにはたまらない一品をご紹介しましょう。

“CACAO-CUBOTTO CHOCAVIER EXTRA FONDENTE”(キュボット チョキャビア エクストラ フォンダン)は香りの高いカカオがガツンと主張をしてくる個性的なプラリネタイプのチョコレートです。”チョキャビア”という名前通りキャビアのようなチョコレートが外側を覆い、ダークチョコレートの中には更に香りが高いダークチョコレートと少し甘みのあるチョコレートが入っています。もう味覚の芸術の域です。

また、Venchiはジェラートも扱っています。Venchiのジェラートもおいしいと有名ですので、着色料、人工香料などの添加物なしのジェラートは新鮮な材料で毎日お店で作りたてが提供されます。お土産にはできませんが、もしお店を訪れる機会があればぜひジェラートもお試しください。

人気のイタリアンチョコレート第2位:AMEDEI(アメディ)見出し

AMEDEIの創始者兄妹はトスカーナにほど近いポンテデラで製菓材料の問屋を経営していた両親に生まれました。兄はイタリアにもおいしいチョコレートを届けたいという強い志から、世界中を回り最高品質のカカオを探しました。一方妹はフランスへ渡り有名ショコラティエの下で修業し、兄が持ち帰った最高のカカオを最高のチョコレートに変えました。また社名のAMEDEIはかれらの祖母のファミリーネームです。

二人の兄妹の固い絆と情熱は、世界中のチョコレートマニアが感嘆するほどの作品を創り出し、イタリアのみならずヨーロッパでは「チョコレート会のロマネコンティ」と称され、業界の権威である賞をいくつもとるほどの最高峰のチョコレートメーカーとなったのです。

AMEDEIのおすすめは” PORCELANA”(ポルチェナーラ)収穫量が年間3000キロの伝説のカカオと呼ばれる希少なクリオーロ種から作られるため、裏面にシリアルナンバーが入っていおり年間2万枚しか作られません。チョコレート界で権威ある賞も受賞しています。添加物を使用しないAMEDEIのシンプルなチョコレートでこそ実現できる上質なカカオの風味が堪能できます。

そのほかにも”Blanco De Crioll”(ブランコ デ クリオ)は兄がペルーのカカオ農園と2年の歳月をかけて完成させた白いカカオ豆から作ったチョコレートでその香りは深く、野性的です。そして “CUAO”(チュアオ)はベネズエラのチュアオ谷で栽培される非常に貴重なカカオ豆からできたチョコレートです。すべてのチョコレートが最高のカカオを楽しむことができます。グルメな方のお土産にいかがでしょうか。

人気のイタリアンチョコレート第1位:Domori(ドモーリ)見出し

Domoriは1994年トリノで創業されました。創業者のフラゾーニは大学卒業後仕事で訪れたベネズエラでカカオの魅力に取りつかれ、アマゾンの原生林の中にまで最高のカカオを求めて旅をし、絶滅寸前だった貴重な(クロリオ種)を復活させて、その土地に育てました。

フラゾーニ氏はカカオを愛するだけでなく、カカオの生産に関わる人々の状況の向上のためにもカカオの素晴らしを世界に伝えるべく、研究に明け暮れ、出来上がったのがDomoriの最高品質のチョコレートです。Domoriのチョコレートはとにかく香りと口どけが全然ちがいます。数々の権威ある世界的な賞を受賞しているのも納得の品質です。

そしてDomoriはやはり上質なカカオを味わうためのチョコレートとして他とは一線を画しています。おすすめは“Cacao Criollo”シリーズです。厳選された”クリオーロ種中のクリオーロ種”のみを使用したチョコレートでまさに珠玉の一品です。チョコレートを食べたときに鼻から抜けるカカオのアロマはまさに"テオブロマ・カカオ"(神の食べ物)というべきでしょうか。この味を知ってしまうともうカカオの虜になってしまいます!

イタリアンチョコレートのお供は?見出し

いかがでしたか、チョコレートはベルギー、フランス、スイスが本場!と思っていた方はハイレベルなイタリアンチョコレートの世界に驚いたかもしれません。気になるイタリアンチョコレートを手に入れたら、次は何と合わせるかを悩みますね。エスプレッソですか、ワインですか?それともウィスキーでしょうか。

投稿日: 2017年7月26日最終更新日: 2020年10月7日

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