美しい島国!「カーボベルデ」を観光しよう
西アフリカのセネガル沖600キロのところに浮かぶ、大小18の火山島からなる島国「カーボベルデ」。カーボベルデは自然が豊かで美しい海を持っています。世界遺産であるシダーデ・ヴェーリャなどをはじめ数々の有名な観光名所もあり、多くの旅行客が訪れます。カーボベルデ旅行におすすめの観光地や行き方など、観光情報をご紹介します。
世界遺産もある「カーボベルデ」とはどんなところ?
世界遺産をはじめ、数々の有名な観光名所を持つ「カーボベルデ」。カーボベルデとは西アフリカのセネガル沖に浮かぶ、大小18の火山島からなる島国です。大航海時代の15世紀、ポルトガル人によって発見されたこの島は、植民地貿易の中継地として栄えました。公用語はポルトガル語ですが、アフリカ系のクレオール語が主に話されています。
アフリカ、ブラジル、ポルトガルの文化が混じり合った独特の文化が浸透しているカーボベルデ。そんなカーボベルデの魅力といえば、世界遺産はもちろんのこと、なんといっても緑豊かで溢れる美しい自然と透き通った美しい海でしょう。そんな美しい環境を持つカーボベルデはリゾート地として人気で、多くのヨーロッパ人がバカンスに訪れます。
カーボベルデ旅行おすすめ観光1:サンチャゴ島
【旅行者が選んだ世界のベストビーチ】世界22位はカーボベルデのプライア デ サンタマリア 「美しい波 いつまで見ていてもあきませんでした」 #トラベラーズチョイス #ビーチ #トリップアドバイザー https://t.co/PnWxvkaC7W pic.twitter.com/7Rh5QGR1WG
— トリップアドバイザー (@tripadvisorjp) April 20, 2017
カーボベルデに旅行する際に欠かせない、おすすめの観光スポットは「サンチャゴ島」です。カーボルデの首都であるプライアが位置する島、サンチャゴ島は、カーボルデ最大の島としても知られています。サンチャゴ島は全体的に山岳地帯であり、険しい山々が海岸線まで張り出しています。ほとんどの町や村が高地にあるのが、この島の特徴です。
山間にあるわずかな平地ではバナナやサトウキビが栽培されており、ポルトガルなどへ輸出されています。サンチャゴ島北端のタラファルやプライアー周辺には美しいビーチがあり、リゾートホテルにはヨーロッパ人を中心に多くの観光客が集まります。まるでポルトガルのような町並みで、人々は全体的に穏やかでのんびりとしている印象を受けます。
カーボベルデ旅行おすすめ観光2:サント・アンタン島
Treasures are bound to be found w/all its peaks & brighly colored houses on the Island of Santo Antao in Cape Verde https://t.co/z1TF106kDK pic.twitter.com/CnCZh3rPnf
— Spector Travel (@spectortravel) July 27, 2017
サント・アンタン島は、カーボベルデでサンチャゴ島に次ぐ大きさを持つ島です。のちにご紹介するフォゴ島に次ぐ標高を誇り、その上素晴らしい景観を持つ島であることでも有名。また、サント・アンタン島はラム酒グローグの産地としても知られています。ラム酒工場を見学する現地ツアーなどもあるので、参加してみると面白いかもしれません。
また、サント・アンタン島では、約2000メートルの火山、トポ・ド・コロア山でのトレッキングが楽しめることでも有名で、カーボルデの中でも人気のある島です。マンゴーやパンノキなどの木々やプランテーション畑に囲まれ、集落を眺めることもでき歩きがいあり。またこの島の名産はコーヒーとワインで、絶品グルメを味わうこともできます。
カーボベルデ旅行おすすめ観光3:サル島
カーボベルデ共和国のサル島は、草木が無く砂漠のような土地が広がっています。次の目的地はスペインのアルメニア!#JA11FJ https://t.co/evghMnaYQc pic.twitter.com/AnU727s78C
— FujiDreamAirlines (@FDA_fujidream) June 11, 2016
続いておすすめするカーボベルデの観光名所は「サル島」です。サル島は、平坦な地形で草木のない、砂漠のような風景が広がっているのが特徴の島です。サル島はカーボベルデの中でも小さな島でありますが、カーボルデを代表するほどの美しい海を持っており、ヨーロッパ人やアメリカ人などをはじめ、多くの欧米人観光客からの人気を誇ります。
またこのサル島からは、他の島へと渡るフェリーが多く出ています。サル島が観光基地としての役割を果たしていることが分かります。サル島は、カーボベルデの中でも観光客が多い島であるためか、他の島々と比べても町の様子が垢抜けています。サル島にはカラフルな壁が特徴の家々や石畳の道など、サル島ならではの独特で美しい風景が広がります。
カーボベルデ旅行おすすめ観光4:フォゴ島
So much beauty on Fogo Island #TravelTherapy #Hiking #TravelTuesday #exploreNL @NLtweets #Travel #TravelTuesdays #TuesdayThoughts pic.twitter.com/TGvHRSEIBe
— Karen Schaler (@KarenSchaler) July 18, 2017
カーボベルデの「フォゴ島」は、カーボベルデの最高峰である火山があることで有名です。フォゴ島に堂々とそびえ立つ、2829メートルもの高さを誇るピコ・デ・カノ活火山がこのフォゴ島の見どころです。緑豊かな自然に恵まれたカーボベルデの他の島々とは違い、フォゴ島は荒涼としています。火山の噴火によっては立ち入り禁止になることも。
フォゴ島のあちこちで、捨て去られた農家の廃墟なども見ることができます。これらの農家はフォゴ島の火山活動の影響で捨てられたものだといわれています。クレーター内の村からピコ・デ・カノ山へ登ることができるので、登山にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。ピコ・デ・カノ山の頂上から見下ろす美しい風景は一見の価値ありです。
カーボベルデ旅行おすすめ観光5:シダーデ・ヴェーリャ
【カーボベルデ】リベイラ・グランデの歴史地区シダーデ・ヴェーリャはカボベルデにある世界遺産。熱帯地域に初めて建設されたヨーロッパ入植地の姿を伝えるだけでなく、奴隷貿易の重要な拠点として複数の大陸の歴史にとって重要な役割も果たした。 pic.twitter.com/EfvewAfk5v
— (株)ファイブスタークラブ (@5starclub) February 15, 2016
カーボベルデで見逃せない観光スポットといえば、世界遺産である「シダーデ・ヴェーリャ」でしょう。リベイラ・グランデの歴史地区であるシダーデ・ヴェーリャは、カーボベルデで初めて世界遺産として登録されました。シダーデ・ヴェーリャはサンティアゴ島に位置している都市で、残された遺跡やここから眺める美しい景色が人気です。
世界遺産シダーデ・ヴェーリャはカーボベルデ最古の居住地で、以前は首都でもありました。かつての名前は「リベイラ・グランデ」。15世紀にポルトガル人が初めて発見したというこの地は、熱帯地方で初となるヨーロッパの植民地となりました。16世紀には、アフリカ中西部における奴隷貿易の中心地として栄えたという歴史を持っています。
カーボベルデ旅行おすすめ観光6:ペドラ・ルーメ
Pedra de Lume salt crater lake where you can float like in the Dead Sea #CapeVerde #TravelTuesday pic.twitter.com/KgwEzZUwmE
— Roshina Jowaheer (@RoshinaJ) October 28, 2014
カーボベルデを訪れるのであれば、サル島の「ペドラ・ルーメ」も必見です。ペドラ・ルーメの見どころといえば、周辺にある大きな塩田跡です。ペドラ・ルーメの周辺には、採掘された塩の山が現在も放置されています。ペドラ・ルーメの塩田跡に見られる建物はかつて機能していた工場で、この工場から港にある工場まで塩が運ばれていたそうです。
塩田跡では工場の他、巨大な木組みのリフトも見ることができます。このリフトを使って塩を運搬していたことが分かります。ペドラ・ルーメでは、この独特な風景を楽しめるのはもちろん、塩泥の全身パックといったソルトマッサージも無料で施してもらえるのも魅力です。またサル島の火山カルデラでトレッキングなどアクティビティも楽しめます。
カーボベルデ旅行おすすめ観光7:サン・ビサンテ島
カーボベルデの「サン・ビサンテ島」もおすすめです。サン・ビサンテ島の一番の見どころといえば、「ミンデロ」という町。カーボベルデの首都よりも明るく洗練された印象の強い町です。まるでポルトガルを訪れたかのような錯覚を起こすほど、ポルトガルの文化が反映されたかわいらしい町です。丘の上から一望する美しい町並みも魅力です。
また、サン・ビサンテ島のミンデロという町は、音楽が盛んであることでも有名な町です。世界的に有名な歌手である、セザリア・エヴォラも歌っていたというバーもこの町に存在し、観光客に注目されています。このミンデロの町には彼女の音楽に憧れる人々が多く集まります。ファンにはたまらないスポットで、カーボ音楽を存分に楽しめます。
カーボベルデへの行き方は?
たくさんの見どころに溢れたカーボベルデですが、そんなカーボベルデへの行き方についてご紹介します。カーボベルデへの行き方ですが、カーボベルデには二つの国際空港が存在します。ヨーロッパやアメリカ方面からのフライトであればサル島に到着し、西アフリカ方面からのフライトであれば、首都プライアのあるサンチャゴ島に到着します。
日本からの行き方として一般的なのは、パリやリスボンなどのヨーロッパの都市を経由して行く方法です。この場合はヨーロッパ方面からのフライトになるので、到着地はサル島になります。サル島へのフライトは、ポルトガル航空やカーボベルデ航空を利用することになります。サル島行きのフライトは、ヨーロッパの各主要都市から出ています。
魅力たっぷりのカーボベルデ旅行を満喫しよう!
西アフリカのセネガル沖に浮かぶ、大小18の火山島からなる島国「カーボベルデ」。そんなカーボベルデのおすすめ観光地や行き方などをまとめてご紹介しました。カーボベルデの豊かな自然や美しい海、ポルトガル文化が反映されたかわいい町に世界遺産まで見どころがたくさん。魅力たっぷりのカーボベルデ旅行をぜひ満喫してくださいね。