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レユニオン島への行き方と観光のポイント!インド洋に浮かぶ絶景の島!

レユニオン島への行き方と観光のポイント!インド洋に浮かぶ絶景の島!
投稿日: 2017年8月3日最終更新日: 2020年10月7日

2010年に美しい自然の景観がユネスコ世界遺産に登録されたレユニオン島。一口にレユニオン島と言ってもまだまだ日本では知名度が低いですが、フランスではバカンスの旅行先として定番の観光スポットです。今回はそんなインド洋の小さな島の魅力をお伝えします。

絶景だらけの穴場スポット!レユニオン島見出し

絶景の観光スポットというと世界中に沢山有りますよね。特に海の綺麗な観光スポットについては日本で知られているのはハワイ等太平洋の島ばかりで、インド洋地域についてはあまり情報が無いのが現状です。そこで今回はインド洋の知られざるリゾート、レユニオン島への行き方、楽しみ方をお伝えします。

レユニオン島の位置と風土見出し

レユニオン島はインド洋のマダガスカルと高級観光リゾートとして有名なモーリシャスの間に位置するフランス共和国の海外県で、フランス本土から遠く離れた位置に有りますが、あくまで日本でいう都道府県の一つの様な扱いの為、基本的には行政サービス等の制度もフランス本土と全く同じ制度が敷かれています。

レユニオン島の歴史

レユニオン島は元々無人島で、10世紀頃にはアラブ人に発見されていたという話も有るのですが、広く西欧世界に知られる様になったのは16世紀初頭にポルトガル人に発見されてからで、その後1640年代にフランス人とマダガスカル人数名が移住し、このインド洋の小さな島の領有権がフランスに組み込まれ現在に至ります。

様々な人種が共存する島

歴史上奴隷制が敷かれていた事も有り、レユニオン島は多人種混血の島です。白人系、そして位置的にも近いマダガスカルや東アフリカ出身者、そして奴隷解放後に契約労働者として流入してきたインド系、パキスタン系ムスリムや中国系が共存しています。サッカーの元フランス代表、ディミトリー・パイエットもレユニオン島出身です。

独特の言語クレオール語

そしてこのレユニオン島にはクレオール語と呼ばれる独特の方言が有ります。この方言は元々フランス語が元になった言語なのですが、お年寄りの話すクレオール語は特にフランス人でも理解しづらいほど通常のフランス語とはかけ離れているので、人に道を聞く時等は若い人に聞く方が無難でしょう。英語を流暢に話せる人も少数です。

レユニオン島への行き方見出し

レユニオン島への行き方は、香港やドバイ経由、さらにはパリ経由まで、様々な経由が有りますが、南インド洋上に位置する事を考慮すると、日本-バンコク-レユニオンの航路が最短距離で行けるルートとして望ましいです。ただしレユニオンまでの航路を取り扱っている旅行代店が日本には無い為、自身で航路ごとに予約する事になります。

バンコクからはオーストラル航空で

日本-バンコク間は日本の旅行代理店や格安チケットサイトで購入できますが、バンコク-レユニオン間はレユニオン島の航空会社オーストラル航空の予約サイトにて予約する事になります。下記サイト内で出発地バンコク、目的地サン・ドニ(Saint Denis)を選択し検索、予約出来ます。ページ右上にて英語表示も選べます。

レユニオン島観光に必須!公共交通機関見出し

レユニオン島の観光にあたって重要なのが公共交通機関ですが、車社会のこの島には鉄道が無く、各観光スポットへの行き方としては、バスを利用した行き方が主です。バスは大まかに分けて、街をまたいで走る長距離バス、空港と主要な街をつなぐシャトルバス、そして街中の各区間を走る短距離路線バスが運行しています。

黄色い車体が目印!長距離バス

レユニオン島内では何処に行っても見かける黄色いこのバス、カー・ジョーヌ(Car Jaune)と呼ばれる県営の長距離バスです。運賃は距離に関係無く一律2ユーロで、一部路線を除きチケット購入後1時間以内であれば、同じチケットで乗り継ぎ利用出来ます。各街のバスセンター内でお得な回数券5枚セットを8ユーロで購入する事も出来ます。

その他ローカルバス

島のそれぞれの地域ごとに運営している短距離バスが有りますが、サンドニ等島の北部では青い車体のシタリス(Citalis)、リゾート地のサンジル・レ・バン等の西部では緑色の車体のカー・ウエスト(Kar'Ouest)、シラオス観光や島の南部の交通にはアルテルネオ(alternéo)が有りどのバス会社も基本的に1ユーロ80前後で利用出来ます。

空港から街へ・シャトルバス

島に到着後まず利用する事になるのがシャトルバス。空港が街の中心からかなり離れた所に位置するので、確実にシャトルバスを利用する事になります。サン・ドニ市街へはシタリスのバス31番で、リゾートスポットの西側に行くにはカー・ジョーヌのT番が良いでしょう。ただしこのT番は運賃が15ユーロ程かかります。

覚えておきたいバスセンター

観光にあたって押さえておきたいが主要なバスセンター。レユニオン島には主要なバスセンターが5か所有ります。北部のサン・ドニ、西部のサン・ポール、東部のサン・タンドレ、南部のサン・ルイとサン・ピエールが有りますが、ここでは空港や各街への出発口として一番重要なサン・ドニのバスセンターの住所を下記に記載します。

住所:5 Rue de la Gare Routière, Saint-Denis 電話番号:0810123974

世界遺産になった美しい圏谷群見出し

レユニオン島は元々度重なる火山の噴火により出来た島です。現在も活発に噴火が続いているピトン・ドゥ・ラ・フルネーズと、12000年以上前に活動を停止した死火ピトン・デ・ネージュの噴火によって形作られたシラオス、サラジー、マファト圏谷の3つの美しい圏谷群、尖峰群および絶壁群が世界でも稀な絶景スポットとなっています。

絶景の秘境シラオス圏谷見出し

レユニオン島に来たら絶対に訪れたい絶景スポットの一つがシラオス圏谷。島の中央部に位置し、周囲を2000メートル級の尖峰群に囲まれた美しい秘境の街です。行き方も意外と簡単で、南部のサン・ルイという街のバスセンターより、シラオス行きのバスが出ています。日中でも涼しいのでパーカー持参をおすすめします。片道約2時間程度。

赤く燃える絶景!ピトン・ドゥ・ラ・フルネーズ見出し

次に絶対見ておきたいのがレユニオン島の象徴でもある活火山ピトン・ドゥ・ラ・フルネーズ。島の南方に位置するこの標高2632メートルの活火山は、現在も大変活発に噴火しており、最近では7月にも噴火が見られました。標高2100メートル程度の所まで車で上れるのですが、そこから噴火口までは徒歩で片道約2時間程度を要します。

美しい滝が見どころのサラジー圏谷見出し

レユニオン国立公園の絶景を形作っているもう一つの圏谷がサラジー。この地域は降水量が多い事も有り、断崖絶壁の地形と豪雨が沢山の美しい滝を作り出しています。行き方はサン・ドニのバスセンターよりカー・ジョーヌのE1番のバスでサンタンドレまで行き、そこからエスティバル社のL83番のバスに乗りMairie de Salazie下車。

尖峰群の眺めが素晴らしいマファト圏谷見出し

レユニオン国立公園の絶景を形作っている3つめの圏谷がマファト圏谷。鋭利に尖った形の峰が特徴的特徴的なこの圏谷は、プレート同士がぶつかり合って押し上げられた結果出来上がった絶景です。この圏谷の断崖ではレユニオン島にしか生息していない海鳥の一種や貴重な植物を見る事が出来ます。

火山と圏谷群観光専門の周遊タクシー

さて、ここで世界遺産の圏谷群と火山への行き方ですが、この火山とマファト圏谷へは最寄りと言える程近いバス停が無いので、バスで行く事はほぼ不可能です。基本的に上記のクレオリー・キャトル・キャトル社等の専用の観光タクシーを利用する事になり、例えば火山へのツアーであれば110ユーロ程度で利用出来ます。予約必須。

住所:4 impasse des Avocats, Entre-Deux 電話番号:0692865226

レユニオン島のニース!サンジル・レ・バン見出し

冒頭でお伝えした通り、レユニオン島はフランスではリゾート地として知られています。その中でも美しい珊瑚礁の海でリゾート色の強い地区が、島の西部に位置するサンジル・レ・バンです。行き方はサン・ドニのバスセンターから02番線に乗りサンポールでS4番線に乗り換えてサンジル・レ・バンで下車。

絶景の珊瑚礁!レルミタージュ・レ・バン

レユニオン島で海水浴やシュノーケリングを楽しむならここ!白い砂浜にエメラルドグリーンの海、そして砂浜から3メートルほどの浅瀬に沢山の珊瑚や色とりどりの熱帯魚が泳いでいます。波も比較的穏やかで安全に楽しめます。サンポールからS4番線に乗り、サンジル・レ・バンより4バス停後のレルミタージュ・レ・バン下車。

鮮やかなレユニオン島の生き物たち見出し

レユニオン島はインド洋の南回帰線の近くに位置するため、年中温暖な亜熱帯性気候です。そのため動物にとっても暮らしやすく、上記画像の様な美しい緑色のマダガスカルオオヤモリやカメレオンがその辺の並木に止まっていたりします。その他にも鮮やかな赤色のカルディナルと呼ばれる鳥や、珊瑚礁ではウミガメも見られます。

レユニオン島で新しい発見を見出し

さて、ここまでインド洋の知られざるリゾート、レユニオン島についてお伝えしましたがいかがでしたでしょうか。海、山、滝と、小さいながらも沢山の表情を見せる島です。年中暖かい島ですが、海を楽しみたい方には12月から1月にかけてが特におすすめですよ。今年の年末はレユニオン島で一味違ったリゾートを楽しんでみませんか。

投稿日: 2017年8月3日最終更新日: 2020年10月7日

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