トレビの泉はローマ観光の王道スポット！コイン投げが人気！

今回はローマ観光の王道は「トレビの泉」ということで、イタリアのローマにあるトレビの泉についてご紹介していきたいと思います。トレビの泉は、イタリア観光の中でも、誰もが知っている観光名所ですが、どんな場所なのかご存知でしょうか?トレビの泉には逸話や歴史などもあるのでそういったことを知ってから行くとさらに面白くなると思うのでぜひご覧ください!

まずは「トレビの泉」をご存知でない方もいるかもしれませんので、一体どんなところなのかをご紹介していきたいと思います。トレビの泉はローマにいくつかこういった泉がある中でも、最大級の大きさを誇る泉です。毎日多くの観光客が訪れる人気観光名所で、背の高い建物の間の細道を抜けると目の前に広がるトレビの泉は、とても美しく、日本では味わえないような感動を知ることができます。

そんな建物の間を抜けて、見えるトレビの泉には、大きな彫刻と水が流れており、涼しさも感じることができ、歴史や貴重な文化を知ることができます。ただ、美しいと感じながら眺めるのもおすすめですが、泉の流れを感じることもおすすめです。ただ、水が流れているというだけでなく、きちんとキレイに流れるように設計されているからです。

続いて「トレビの泉」に関する秘話ですが、いろいろあります。まず、このトレビの泉は1700年頃に建設され、名のある「二コラ-サルヴィ」という方が設計しました。バロック様式というスタイルを用いており、宮殿を背景に神ポセイドンが水を操っている感じを表現したようです。そんな風に作られたトレビの泉ですが、泉を後ろにコインを投げるともう一度ローマに来られるという逸話があります。

このコインに関する伝説は一般的で、この観光スポットに来たら、やっていただきたいイベントですが、その他にも逸話が存在します。このトレビの泉は昔、あまり石灰を含んでいないきれいな水と言われていたことから、誠実さや潔白のようなものを示すために、ローマの女性たちは戦争に行く夫や恋人に水を飲ませ、コップを割るという風習があったそうです。

これは争から無事に帰ってきてほしいという願いなど、幸せへの願掛けだったようです。とてもロマンティックですよね。そういったことからこのトレビの泉は「愛の水」とも言われており、水を飲んだら永遠に別れないと言われているみたいです。このようにトレビの泉は幸せや愛の願いの場所ということで、こういったことを願ってくるのがおすすめです!

そういった逸話がありますが、この観光名所に行った際はコインを投げるのが一番手軽なので、コイン投げをしてくることをおすすめしますが、このコイン投げにも枚数によって、願いが異なります。コインを一枚投げると、先ほどご紹介したように「もう一度ローマに来られる」という願いが叶うとされており、2枚投げると「恋人と永遠にいられる」とされています。

最後は3枚投げる事ですが、これは「恋人と別れられる」という願いが叶うとされています。1枚、2枚は良い事なのに、3枚投げると急に悪いことになってしまうので、くれぐれも幸せを願う方は投げすぎないように注意が必要です。ちなみに投げたコインはトレビの泉の管理者に回収され、募金されます。

続いては、トレビの泉に行くにはどう行けばいいかということですが、バスと電車で行くのが一般的です。どちらも駅からは徒歩10分から15分ほどで行くことができます。ローマのテルミニ駅というところから電車やバスが出ているのでそこからのアクセスをご紹介していきます。何だかんだツアーが楽ですが、テルミニ駅からだと徒歩でバチカンなど観光名所を回ることができるのでおすすめです。

電車の場合は、テルミニ駅から地下鉄のA線に乗り、「バルベリーニ駅」で下車します。そこからトリトーネ通りという大きな道を歩いていき、少し細道を歩いて行けば、15分ほどで到着することができます。続いてバスで行く場合ですが、こちらはテルミニ駅から175番のバスに乗り、トリトーネ通りで降りれば、後は地図を見ながら歩いていくだけで到着することができます。

ちなみに、バスで行く場合ですが、日本と違い、ローマのバスは中で切符を買うことができず、電子マネーで支払う必要があるので注意してください。そんなときにおすすめなのが、乗り放題チケット(ATACチケット)というものがあり、これを予め購入しておけば、電車やバスが指定期間は乗り放題にすることができます。1日券で6ユーロほどなので値段も安く、非常におすすめです。

お次はトレビの泉のおすすめスポットですが、壺が意外とマイナーで知られていないかもしれないのでご紹介していきます。観光名所であるトレビの泉ですが、その泉の美しさや彫刻などを見て楽しむのもいいですが、もう少し深く知るとさらにおもしろくなります。見どころはトレビの泉の右側にある大きな壺で名前を「Asso di Coppe」といいます。

この壺の彫刻が設計されたのには、秘話があり、もともとの設計にはなかったそうです。この泉を設計する際に近くに散髪屋を営んでいた店主が、昔ながらの景観が損なわれると文句を言ってきたそうなのですが、その文句を防ぐためにその散髪屋からトレビの泉を見えづらくするために設計されたそうです。何とも人間味あふれる話でとても面白いのでぜひ、見ていただきたいスポットです。

続いてのトレビの泉おすすめスポットはバロック建築についてです。このトレビの泉の設計者がニコラ-サルヴィという人で、その人が泉を作る際に使った技法がバロック建築です。ただ、観光名所だからと言って、見るだけでなく、建築模様についても知っておくとさらに面白いと思います。結構いろいろな絵や彫刻などいろいろなものにバロックという表現が使われています。

このバロック建築の特徴は、見た瞬間にスゴイと思わせるような芸術で、目の前にドラマチックな情景がバッと飛び込んでくるような建築様式のようで、そんな彫刻の中でもすごいと言われているのがこのトレビの泉なんです。17世紀のローマで流行った様式で、大理石を使った彫刻は見るものを圧倒させるそんな凄みを感じさせる作品になっています。

お杉のトレビの泉のおすすめスポットですが、トレビの泉の脇には水飲み場が設置されています。あまりガイドブックなどに乗っていないらしく知らない人が多いみたいですが、この泉の水は今でも使われているきちんとした水道が通っているので飲むことが可能になっています。ローマは水道技術が発達している国なので飲んでも安心なのでぜひ、行った際は飲んでみてください。

トレビの泉の水が飲めるように、ローマは非常に水道技術が発達しているため、街中にたくさんの水飲み場が設置されています。その水飲み場には「SPQR」という文字が刻まれており、それらはローマの誇りであることを示しているようです。こういった水は常に安全なように整備されており、ローマの誇りでもあるのでぜひ探してみてください!

続いてのトレビの泉おすすめスポットは夜景です。トレビの泉は夜になるとライトアップされるのでそれを見るのがおすすめです。彫刻や泉がライトで照らされ、泉はきれいな青色に輝いており、非常にロマンチックな雰囲気を醸し出しています。愛の象徴のようなトレビの泉なので、カップルで観光に行った際はぜひ見に行っていただきたいと思います。

最後に気になるのが、トレビの泉ってめちゃくちゃ混んでない?ということです。観光名所でもあるトレビの泉なので、連日昼夜問わず混み合っているのが事実ですが、あまり人がいない時間帯もあります。それは朝で、4時とか5時頃に行けば、あまり混まずにみられるようです。ゆっくりとトレビの泉を見たいという方は朝早くを狙っていくのがおすすめです。

以上でトレビの泉についてのご紹介でしたが、いかがでしたでしょうか?トレビの泉は世界的な観光名所ですが、ただ泉を見るのも楽しいですが、こういった歴史など経緯を知っていくとさらに見どころ満載になり、楽しめると思います。大迫力の彫刻だったりと非常におすすめなのでぜひ見に行ってみてください!