福山市のおすすめ観光スポットは？定番名所や穴場をまとめて紹介！

福山市は戦後復興のために「戦災で荒廃した街に潤いを与え、人々の心に和らぎを取り戻そう」との試みから、ばらを福山市のシンボルにしようとする気運が高まり、1965年には「ばら公園」が整備され、1985年には「市の花 ばら」が制定されました。その後福山市は「ばら」をシンボルにしました。福山市には「ばら」をテーマにしたおすすめの観光名所などを紹介します。

鞆の浦鞆の浦は、広島県福山市沼隈半島の先端に位置しており、子供が好きな映画「崖の上のポニョ」の舞台になったことでも知られています。江戸時代には、「潮待ちの港」として栄えました。江戸時代から大切に保存されている施設もあります。坂本龍馬が所有していた「いろは丸」が沈没させられた地でも知られたところです。

鞆の浦は歴史もあることから古い建物が多数残っており、旅情タップリの街並みが旅人を魅了します。そんな鞆の浦鞆の浦の街並みは、1992年には都市景観100選に、2007年には美しい日本の歴史的風土100選にも選ばれました。

鞆の浦は福山市で最も有名な観光名所で、江戸時代の街並みや江戸時代に建てられた建物が当時のままに保存されています。そんな鞆の浦は旅情を掻き立てる旅人を魅了するおすすめの観光名所です。

仙酔島は鞆の浦の沖合に浮かぶ島で、鞆の浦のシンボル的な存在です。仙酔島は鞆の浦から連絡船で約5分で行ける距離にあります。仙酔島は瀬戸内海国定公園の中心にあり、太古からの自然がそのまま残っている島です。

仙酔島は、仙人が酔うほどほど美しい島で、周囲は約5kmで、普段は無人島であるが、島内には宿泊施設などもあります。仙酔島は人の手が入ってない自然や七福神の宿る島として、神秘な島であり、パワーを感じることのできるおすすめの穴場的な観光名所です。

常夜燈は鞆の浦の最大のシンボルです。常夜燈は1859年に建造されました。鞆の浦は潮待ちの港として栄えた港町であったことから、1826年オランダ医師シーボルトは活気のある町として歴史書に記されており、そんな港町の海上の安全を願い建てられたものです。

常夜燈は、竿柱の南面に「金毘羅大権現」、北側に「当所祇園宮」の石額を掲げていて、海上の神様に寄進する形の常夜燈になっています。常夜燈の大きさは、基礎石から宝珠まで5.7m、基壇3.4mで海上からは10mを超える大型の常夜燈で瀬戸内海を代表するものです。

常夜燈は、様々なドラマやCMに利用され、港町を表現するのにふさわしい光景であることから、重宝されています。常夜燈は江戸時代の港町の貴重な施設であり、昼間の常夜燈だけでなく、夜の鞆の浦を照らす常夜燈はロマンチックな雰囲気を醸し出す福山市のおすすめの観光名所です。

福山市バラ公園は、福山市の玄関口であるJR福山駅の南東の街中にあります。福山市バラ公園には、約280種5500株のバラが1万5000㎡の敷地に植えられています。福山市バラ公園では、バラの樹高と敷地の高低差を利用した植栽がされており、バラの色合いも考えられていて、鑑賞しやすいようにされています。

福山市バラ公園には、ハリウッド映画の名前の付いたバラから、バラの街「ふくやま」の名前の付いたバラまで展示されています。また世界のバラまで展示されています。福山市バラ公園は、昼間の姿と違った夜のバラの幻想的な様子を見ることもできるおすすめの穴場的なスポットです。

福山城は1622年 徳川家康の従兄弟である水野勝成が備後10万石の領主として築かれた城です。福山城跡は国の史跡に登録されています。また福山城は久松城、葦陽城などの別名もある江戸時代の築かれた最後の最も完成されたお城として、日本百名城にも認定されています。

福山城は1873年廃条令により大部分が取り壊され、天守といくつかの建物が保存され、本丸の天守（付櫓を含む）・筋鉄御門・伏見櫓・御湯殿が国宝に指定されました。1945年の空襲により伏見櫓、筋鉄御門を残し、焼失してしまいました。現存する天守・月見櫓、御湯殿は1966年再建されたものです。

現在の福山城にある伏見櫓、筋鉄御門は国の重要文化財になっており、天守は博物館として福山城の歴史を今に伝えています。福山城は新幹線の窓から見ることのできる福山市の象徴的な建物であるおすすめの観光名所です。

明王院は、807年に弘法大師により開基された寺院とされています。元は常福寺と言われていました。その後鎌倉時代後期にはおおいに繁栄し、鎌倉時代末期のは本堂が再建、室町時代には五重の塔が建立され、中世・西国屈指の寺院になりました。江戸時代になると水野勝成が福山藩主になると明王院は大いに加護を受けますます繁栄しました。

明王院は数多くの国宝や需要文化財を有しており、特に本堂と五重塔は国宝に指定されています。本堂は全体は和様に細部に唐様が用いられた鎌倉時代の末期に建築されたこの様式では最古の建物とされています。

明王院の五重塔は全国の塔の中では5番目の古さを有する建物です。明王院は福山市にある国宝を有しており、また花の寺院として市民に愛されている寺院です。たくさんの国宝を有している明王院に福山市に訪れて欲しいおすすめの観光名所です。

福山市立動物園は、元々私立で運営されていた動物園でしたが、経営難から1978年福山市営の動物園になりました。自然に中にある福山市立動物園は子供連れにはもってこいのスポットで、なんと15歳以下の子供は入場無料ということは、家族にはとても嬉しい穴場のスポットです。

福山市立動物園は大人でも300円の破格の入場料金でもあります。子供が可愛い動物と触れ合える触れ合い広場や週末には動物に餌やりなどが体験できる体験会なども実施されており、子供から大人まで楽しめる福山市の穴場的観光名所です。

三世代テーマパーク みろくの里は、210万㎡もの広大な丘陵地にある広島県内唯一の遊園地です。三世代テーマパーク みろくの里には20種類以上もの遊具と昭和30年代の街並みを再現した「いつか来た道」などの施設がある大人から子供まで楽しめる遊園地です。また映画に撮影も行われる場所でもあります。

三世代テーマパーク みろくの里は、夏季には「レジャープール」、冬季は「ウィンターイルミネーション」にと年中楽しめる子供も大人も楽しめる一大レジャー施設です。ご家族連れに人気の福山市の穴場の観光名所です。

阿伏兎観音は、瀬戸内海に面した阿伏兎岬の先端にある観音で、臨済宗の寺院です。阿伏兎観音は1570年から1573年にかけて毛利輝元によって建立された観音堂で、国の重要文化財に指定されています。

阿伏兎観音は、阿伏兎岬の先端にあることから絶景とスリルを体験でき、安産祈願と子宝などのご利益のあると言われている寺院です。阿伏兎観音は瀬戸内海の美しい景色を眺められることとご利益を得ることができる一度訪れることで二度の楽しみを得ることのできる福山市の穴場の観光スポットです。

神辺本陣は、江戸時代に山陽道と石州街道が交わる宿場町として栄えてできた神辺にできた大名が参勤行列の際、宿泊した施設です、神辺本陣は1748年に建てられ、建物は黒塗りの土塀に囲まれ、当時の様子を今に伝えており、県の重要文化財に指定されています。

神辺本陣は城下町の面影と宿場町の繁栄を偲ばせる街並みが情緒豊かなところです。神辺本陣は江戸時代に参勤交代で大名が宿泊した状況が今に伝える貴重な施設で、今や福山市を代表するおすすめの観光名所で、歴史を感じながら散策できる福山市を代表する観光スポットです。

いかがだったでしょうか？福山市のおすすめの観光名所を紹介させていただきました。福山市は鞆の浦を始め、福山城などの歴史名所が観光名所になっています。また福山市のシンボル「バラ」をテーマにした公園がJR福山駅の近くのある観光名所があります。また福山市には子供も楽しめる観光名所もあり、観光にはとてもふさわしい街でもあります。そんな魅力たっぷりの福山市を訪れてみてはどうでしょうか？