高尾山へのアクセス！電車利用の人必見！東京方面からの行き方全まとめ！

高尾山は関東山地の東南、東京都心から50キロメートルほどの場所にあります。東京都の八王子市にあり、標高は599mです。東京都心からのアクセスも良く、一年を通じて多くの観光客や登山客が訪れています。そんな日帰り登山にももってこいの高尾山の魅力と行き方を紹介していきます。

東京都心から近く、電車でも簡単に行けるアクセスの良さが人気の大自然あふれる高野山ですが、もともとは信仰の場あがめられ、たくさんの参拝者が訪れていました。現在はご利益が得られるパワースポットとしても人気です。1300年の長い歴史と大自然を是非肌で感じてみてください。

高尾山は登山道がしっかり整備されていて、登山好きな人から、観光が目的の方まで楽しめるようになっています。一番基本的な登山コースは、一号路から六号路までと稲荷山コースです。高尾山中腹まで簡単に行けるケーブルカーとリフトを使った行き方もあります。

高尾山まで電車でのアクセスですが、最寄り駅は京王線の高尾山口駅です。紛らわしいのに、JRの高尾駅がありますが、そこから高尾山口駅までは歩いて１５分ほどかかります。高尾駅についた場合、そこから徒歩で行くこともできますし、高尾駅で京王線に乗り換えて高尾山口駅まで行くこともできます。

乗用車で来た場合も、この高尾山口駅で車を止めることになります。高尾山口駅のすぐ近くに複数の有料駐車場があり、アクセスも良いです。高尾山薬王院祈祷殿駐車場や八王子市営山麓駐車場が主な駐車場になります。京王高尾山駐車場が一番近く、駅のすぐ隣に位置しています。

東京方面から高尾山までのアクセスですが、新宿が拠点になります。新宿からは、JRと京王線両方が通っています。JRの場合は高尾駅までしか行けいなく、徒歩か京王線への乗り換えになるので、新宿からの場合、京王線がおすすめです。

京王線でのアクセスの場合、特急、準特急、急行と各駅停車が走っています。新宿から高尾山口駅まで特急の最速時間で47分で、IC利用の場合料金は381円です。JR利用の場合、新宿から高尾駅までで550円、高尾駅から高尾山口駅までで124円かかりますので、費用の面からでも京王線利用がお得です。ちなみに、新宿駅から高尾駅まで特別快速で44分、快速電車で58分かかります。

新宿からは京王線で乗り換えなしで高尾山口まで行くことができますが、東京駅からは乗り換えが必要です。乗り換えパターンは２つあります。東京から新宿まで１回出てから京王線で高尾山口駅まで行くか、もしくはJR中央線で高尾駅まで行ってから京王線で高尾山口駅に行くパターンです。

料金の方は、前者の場合、東京から東京メトロ丸ノ内線利用で新宿まで195円、高尾山口駅までが381円なので合計576円ですね。後者の場合、東京から高尾駅までJR中央線特急利用の場合で918円かかりますが、新幹線など乗り継ぎの場合は中央線で高尾まで行ってしまった方がアクセスが便利かもしれません。

ちなみに気になる八王子駅からの所要時間ですが、高尾駅までJRの中央線でたったの8分です。料金は154円です。いかに高尾山が都心から近くアクセスがよいかが分かりますね！ちなみに横浜方面などからくる場合も、JR横浜線で八王子まで行ってから中央線に乗り換えて行くことができます。

電車で来た方の帰りの寄り道としておすすめなのが、高尾の湯 ふろっぴぃという温泉です。ふろっぴぃは高尾駅のすぐ近くにあり、アクセスも良いです。高尾山口駅からも定期的に無料バスが運行されているので、行き方は簡単です。11種類のお風呂で疲れた体をゆっくりと休めることができます。

通常の入館料はタオル、館内着の貸出有りで、1350円、土日は1800円ですが、高尾山へ行った帰りにおすすめなのが、「2時間入館キャンペーン」です館内着やタオルの貸し出しはありませんが、800円で入館することができます。

高尾山口駅からは、登山コースを登ることも可能ですが、高尾山中腹までケーブルカーとリフトで行くこともできます。ケーブルカーは標高201mのところに位置する清滝駅から乗車できます。ケーブルカーは片道6分ほどで運行していて、最大135人乗ることができます。最急勾配は31度18分でケーブルカーの線路では日本一の急勾配を誇っています。

このケーブルカーは約1000メートル、高低差270メートルの急斜面を一気に駆け上がります。高尾山の四季折々の景色を楽しみながら、あっという間に高尾山の中腹までたどり着くことができます。特に紅葉の季節はとても美しいです。

一方、リフトは山麓駅から発車します。片道12分で、二人乗りです。リフトは空中をのぼっていくので高尾山の自然を肌で感じることができます。上から見下ろす高尾山の大自然は絶景です。全長872メートル、高低差にして237メートルの距離を12分で結んでいます。リフトの途中にカメラマンがいて写真をとってくれるサービスもあります。

ケーブルカー、リフト、どちらも片道480円で、往復930円です。清滝駅、山麓駅どちらも高尾山口駅から徒歩５分ほどで着きます。それぞれの到着駅の高尾山駅、山上駅からは1号路に出られるので、その後周辺を散策したり、登山を楽しんだりできます。

都心からのアクセス抜群の高尾山ですが、京王線を使っていく方におすすめなのが、「高尾山きっぷ」です。「電車往復乗車券＋ケーブルカーまたはリフト往復乗車券」、「電車往復乗車券 ＋ ケーブルカーまたはリフト片道乗車券」の２種類あり、どちらも大人も子供も正規価格の２割引きの値段で買うことができます。

この「高尾山きっぷ」は、12月31日から1月3日を除いて、毎日利用可能です。高尾山口駅以外の京王線・井の頭線の各駅の自動券売機で販売されています。ただし有効期限は当日限り有効となっているので注意が必要です。

高尾山きっぷの値段はどこの駅から出発するかにより変わってきますが、新宿からの場合、往復ケーブル・リフトの利用で1380円、片道ケーブル・リフトの利用で1020円です。子供はその半額の料金になります。京王線を使い、ケーブルカーもしくはリフトの利用を考えている人はお得に切符を買うことができます。

ケーブルカー、リフトを降りると登山コースの1号路に出ることができます。１号路はその先の他の登山路にもつながっていますし、その周辺にも見どころがたくさんあります。降りた駅から、300種類の山野草が観察できる野草園、60頭のおさるさんに会えるさる園まではわずか徒歩３分です。

他にケーブルカー、リフトからの近くでは、たこ杉・ひっぱりだこがあります。高さ37メートル巨大杉で、運を引き寄せる開運ひっぱりだことして人気があります。他にもこの登山コース１号路にはお釈迦様の遺骨が納められた仏舎利塔や天狗の腰掛杉など観光スポットがたくさんあります。

ちなみに車で高尾山までの行き方ですが、従来は甲州街道（国道20号）で八王子駅方面から行くのが一般的でだったようですが、2010年に八王子南バイパスが開通して、2012年の圏央道高尾山ICが開通したことで、反対の高尾山インター側行く人が多くなりました。高尾山インターをおりて国道20号線を新宿方面に5分程走ると高尾山が見えてきます。

ただし、車の難点は、渋滞が起きてしまうことです。紅葉の時期や週末などは大変込み合い、30分ほどの渋滞にはまってしまうこともしばしばです。また、混雑時には複数ある駐車場もいっぱいになってしまうこともありますので、しっかり計画をして出かけることをおすすめします。

ピーク時に高尾山周辺の混雑を避けたい人におすすめなのが、高尾山口駅ではなく、高尾駅に車を止めて高尾山に向かう「高尾山民おすすめコース」です。高尾山まで少し距離がありますが、高尾駅は日本の名駅100選にもえらばれた歴史ある駅で、観光がてら歩いてみるのもおすすめです。

いかがでしたか？東京都心からアクセス抜群の高尾山までの行き方を説明してきました。新宿からは京王線で1本で、東京からも乗り換え１回と、行き方も簡単で、所要時間もそれほどかかりません。高尾山の大自然に触れて日頃の疲れを癒したい方、ぜひ旅の計画の参考にしてみてください。