仙台「オクトーバーフェスト2017」とは？日程や魅力を徹底紹介！

ドイツのミュンヘンで開催される有名なビールのお祭りが「オクトーバーフェスト」です。本場ドイツではなんと約2週間にわたって祝ってしまうという世界が注目する国民的なお祭りを東北仙台で地域の活性化や日本とドイツの交流なども交え、2006年から仙台市民を中心に開催されているイベントです。その主役はやっぱりビールです。

気になる日程ですが、2017年の今年は9月16日の土曜日から24日日曜日までの9日間です。残念ながら本場ドイツのように2週間近い日程というわけにはいきませんが、イベントに参加する日程は確保しておきたいものです。開催時間は土日祝11時から21時、平日は16時から21時までです。会場は昨年と同じ仙台市青葉区本町の錦町公園です。

ずばりビールが楽しめるということでしょう。地元愛が詰まった東北のビールから、普段見慣れないヨーロッパのビールまで豊富な種類のビールを解放的なウキウキした感じの場所で楽しむことが出来るのです。会場全体が「乾杯!」と叫んでグラスを掲げているような盛り上がりで、まさしくビール好きのためのビールの祭典です。

ただ飲むのを楽しむだけでなく2017年イベント前にスマートフォンアプリ「SocialBeer by AMBER RONDO」のビール図鑑で予備知識を仕入れることもできます。またオリジナルキャラクターの「ビールおじさん」を使った公式グッズを販売し、萌えつつ年齢性別を問わずイベントを楽しめるようになっています。

仙台オクトーバーフェストのファンの方で公式グッズの購入を待ちきれないという方は、ＬＩＮＥのスタンプでオフィシャルキャラクター｢ビールおじさん｣でラインスタンプを購入するというのもありかもしれません。酔っ払ってるおじさんや、伊達政宗に扮したビールおじさんがなんともいえないくらいかわいいです。みなさんもゲットしてはいかがですか。

それではイベントにかかる料金はいったいいくらなのでしょうか?入場料金自体はかかりませんが、システムとして最初のドリンクにはドリンク代プラスデポジットというグラスの保障のための料金がかかります。その料金は帰るときにグラスを返却すれば戻ってくる料金なので、最初の料金は少し高めになります。

ビールの料金は500ミリリットルで1300円くらいからです。少し高めの料金設定かもしれませんが、本場ドイツに行ったりする費用のことを考えるとまあそんなものかなという気もします。フードも1000円前後を目安にするとよいかと思います。お得なクーポンは8月下旬に開始予定なのでこちらもうまく活用しましょう。

いくら大きなテントでも席には限りがあります。みんなで楽しむイベントなのでなるべく席をつめて多くの人が座れるように気遣いが大事です。グラスを破損してしまうとデポジットの保障金が戻ってこないので、乾杯するときはドイツ流にグラスの底を合わせるといいそうです。また会場内は受動喫煙防止対策の観点により喫煙所がありませんので注意してください。

大きな楽しい雰囲気のテントの中で知らない人ともビールを通じて一体感を味わうのもこのイベントの醍醐味ですが、2017年は親しい会社の同僚やグループで必ず楽しみたい!という方は日程を決めて桟敷席を予約してしまいましょう。桟敷席は二つのベンチからなり、105分の利用時間が確保でき全部で14卓あります。

各テーブルに座れるのは8人迄で、ミニチェアーなどを用意することは禁止です。予約チケットの販売は2017年9月22日の開催各日の前々日迄です。チケット購入はセブンイレブン、サークルKサンクス、チケットぴあで出来ます。利用料金は2000円から6000円迄ですが、料金は日程や時間帯などで変わってきますので公式ウェブサイトでご確認下さい。

ドイツと日本の交流も図ることがコンセプトの一つのオクトーバーフェストは本場ドイツのアーティストたちがドイツの音楽も会場で披露してくれ、仙台地元のアーティストたちも参加し会場を盛り上げてくれます。会場のメインとなるメインテントには、ドイツと日本の旗で装飾され天候を気にすることなくイベントを楽しませてくれます。思いっきり楽しめますね。

地産地消もコンセプトであるオクトーバーフェストではドイツの旨いものに負けないくらいの東北の海や山の幸がずらりと勢ぞろいします。仙台名物の牛タンを本場ドイツのビールと一緒に味わう!これぞ本当の国際交流?東が西にご対面です。どちらも負けてない良い勝負、それどころか協力して最強のタッグを口の中で組んで大暴れしております。

地元のお店が多数参加の仙台オクトーバーフェスト、去年2016年のオクトーバーフェストに「ワニノニワ」も出展していて、マフィンなども大人気。写真は去年のチョコバナナですが、かわいくてちょっと笑えるデザインで食べるのが勿体無い!という人も。ビールからデザートまで地元一色に染まってみましょう。

ビールだけでなく地元のお酒もあります。東北の海の幸に合うのはやはり同じ東北の日本酒やワインでしょうか?それとも遠くドイツのビールでしょうか?ここはやはり飲み比べてみなければなりません。飲兵衛の宿命とも言うべきなのか血が騒ぎます。さらにドイツのお料理も東北のお料理も両方いただけるなんともうれしい限りです。

オクトーバーフェストが待ちきれないという方は仙台オクトーバーフェストの有名人の田村さんがいるビールのうまい店「アンバーロンド」で予習です。「アンバーロンド」ではドイツビールを中心に欧州輸入ビールが美味しいソーセージやハムなどと一緒に楽しめます。お店に行けない方もイベントで田村さんの姿を探し、おすすめビールをきいてみましょう。

荷物はなるたけ少なくして身軽で行きましょう。コインロッカーはありますが、数に限りがあります。ステージのある席でワイワイとやるよりゆっくりビールと食事を楽しみたいという方はステージのない「こかげテント席」を選びましょう。本場ドイツの「乾杯の歌」を覚えていくともっとステージでのパフォーマンスが楽しめるようになります。

会場へのアクセスは地下鉄「勾当台公園駅南4出口」もしくは「広瀬通駅東2出口」から歩いて5分程です。近いから自転車で行こうと考えてる方はご注意下さい。最近は自転車でも飲酒運転で検挙されてしまいます。自動車や自転車にかかわらず「飲んだら乗るな、飲むなら乗るな」です。近くにカプセルホテルもあるので休憩するという方法もありです。

会場のあちこちで堪能できる伊達美味(だてうま)とは、仙台生まれの美味しい食べ物たちでそのジャンルは様々です。その一部を少しご紹介すると、麻婆好き、麺好きにはたまらない「仙台マーボー焼そば」こちらは1970年代前半に中華料理店でまかないとして誕生しながらも2013年にメディアで取り上げられるまでは知る人ぞ知るという料理でした。

仙台産雪菜をたっぷりと練りこんだ冷めてももちもちの「仙台あおば餃子」、県民には馴染み深いいくらでもいけちゃう美味しさの「三角あぶら揚げ」、手作りが中心で素朴ながらも見た目もかわいい「仙台駄菓子」と本当に様々です。今年はいくつの「だてうま」が会場で見られるのか、どのくらい制覇できるか、とても楽しみですね。

2017年の開催日は決まったものの詳細は順次公式ウェブサイトで発表さてれいる途中です。まずは日程を確保して、こまめにウェブサイトをチェックしておきましょう。開催までもう少しです。体調を万全にして当日は飲んで食べて歌っておおいに笑い楽しみましょう。楽しいビール時間を送れますように。Prosit!(乾杯!)