澎湖跨海大橋はレンタルバイクで！景色やグルメなどドライブスポットもご紹介！

澎湖跨海大橋は、台湾の澎湖諸島にある橋です。美しいアーチが特徴的な澎湖諸島最大の橋で、澎湖諸島の美しい景色と島風を楽しめる人気のドライブスポットなのです。そんな魅力いっぱいの澎湖跨海大橋と、おすすめスポットを紹介します！

澎湖跨海大橋とは、澎湖本島北にある白沙郷と西嶼郷を結ぶ、全長2494ｍの澎湖諸島最大の橋です。1970年に跨海大橋が完成したのですが、老朽化により崩れてしまい、1996年に新しく澎湖跨海大橋が完成しました。白沙郷と西嶼郷の間は水の流れが激しかったため、橋が完成するまではとても危険なエリアでしたが、橋の完成により安全に渡ることが可能になりました。

澎湖跨海大橋は、澎湖諸島の美しい景色を楽しめるスポットのひとつです。そのため、その美しい自然を肌で直接感じ、楽しめるレンタルバイクはおすすめの交通手段なのです。また、澎湖諸島はとても小さいため、島の端から端まで車で４０分ほどで行くことができるので、レンタルバイクでも周りやすいのです。

澎湖諸島内にバスはありますが、1時間に1本ほどと少なく、時間通りに来ないことも少なくありません。街中に入ると、有名な観光地にはたくさんあった駐車場がないという事もあります。そんな時に停めやすいレンタルバイクだととても便利ですよ。

台湾国内でレンタルバイクを借りて運転するには、日本の免許証と中国語翻訳文が必須です。事前にＪＡＦで手続きをするのですが、最長2週間掛かるので、旅行日に間に合うよう早めの手配をおすすめします。台湾でも取得可能ですが、場所が限られており時間も掛かるので、気を付けてください。

日本の免許証と中国語翻訳文があっても、外国人の場合、貸出を断られる可能性があります。台湾は右側通行で澎湖諸島は風が強いため、慣れない外国人が交通事故を起こすことを心配しているためです。また、レンタルバイクを借りることができても、給油されていないので借りることができたらまずはガソリンスタンドを探しましょう。

澎湖跨海大橋の魅力は、景色の美しさだけではありません。澎湖跨海大橋の掛かる白沙郷と西嶼郷には、澎湖諸島の美しい自然や歴史を感じることができるドライブスポットや、澎湖諸島ならではのスイーツなどグルメが楽しめる場所がたくさんあります。澎湖諸島はとても小さいため、島の端から端まで車で４０分ほどで行くことができます。そのため、レンタルバイクでも周りやすいのも魅力のひとつです。

澎湖跨海大橋で繋がっている白沙郷と西嶼郷は、澎湖本島で最も栄えている馬公市とは違い自然に溢れたのどかな所なので、ドライブに向いています。そんな澎湖跨海大橋の掛かる白沙郷と西嶼郷の、景色が美しいおすすめドライブスポットやグルメを紹介していきたいと思います。

白沙郷北にある後寮村東港舊碼頭は、昔使われていた船着場です。観光スポットではないため車では通れないような細い道を行った先にあるので、バイクで行くにはうってつけです。大きく曲がった形が特徴的ですね。満潮時と干潮時で違う姿になりますので、写真のように歩く際には満潮時は避けましょう。

通樑古榕は澎湖跨海大橋の付近にあります。この大きな木はたった1本のガジュマルで、樹齢300年以上と言われています。日本で一番古いガジュマルの木が樹齢150年ほどなので、その倍は生きているのですから驚きです。しかも、澎湖諸島ではパワースポットとして有名なのも納得です。このガジュマルは道路まで広がっているので、バイクでガジュマルの下を通ることができます。

この大きな通樑古榕があるのは保安宮という廟の境内です。保安宮は、1645年に王爺という神様を乗せた船が流れ着いたことがきっかけで建てられたと言われています。通樑古榕を見たらぜひ保安宮にも立ち寄ってみてください。また、近くにはサボテンアイスで有名なお店など、グルメスポットもあります。ガジュマルの木陰で涼みつつサボテンアイスを食べるのがおすすめです。

鯨魚洞は、西嶼郷の北にある小門嶼という小さな島にあります。小門嶼で最も有名な観光スポットで、トンネルのように穴の開いた玄武岩があります。元々は穴はなく、ただの玄武岩でした。しかし、長い年月を掛けて海流が侵食をしていき、現在のようなトンネルのような形になりました。鯨のような形からこのような名前が付いたそうです。バイクで鯨魚洞付近までは行けませんが、駐輪場がたくさんあるので行きやすいです。

夢幻沙灘は西嶼郷の中部にあるビーチで、バイクに乗りながら美しい景色を眺めることができるドライブスポットでもあります。車1台が通れるような細い道を進んでいくと、駐輪できるスペースがあります。夢幻沙灘までドライブを楽しみ、バイクを停めてビーチに降り、直接美しい海と砂浜を楽しむのがおすすめです。キメの細かい砂浜がとても心地いいです。また、夢幻沙灘は夕日も楽しめるスポットでもあります。

澎湖諸島は一部を除いてほとんどが玄武岩で構成されています。そのため、あちこちで柱状の玄武岩を見ることができるのですが、大菓葉玄武岩はその中でも一番有名な玄武岩です。バイクで走ったまま見るだけでもじゅうぶんに堪能できるほど、スケールが大きいです。雨上がりには写真のように大きな水たまりができます。大菓葉玄武岩が水たまりに映り大変美しいので、雨上がりに行くのが特におすすめです。

中屯風車は、白沙郷南にある風力発電設備です。ドライブしていてもはっきりと見えるほど大きなもので、なんと風車の近くまで行くこともできます。澎湖諸島は風が強いため、風力発電に適しているのです。

西嶼塔燈は漁翁島灯台とも言われている白く美しい灯台です。灯台だけでなく、霧の濃い時に使われる霧笛や、現在の灯台が出来る前に使われていた燈火石塔などもあります。夕日の美しい撮影スポットとして有名ですが、入口付近に軍事施設があり、そちらは撮影禁止なので気を付けてください。

美東芳牛肉麵は、白沙郷中部にある牛肉麺が有名なお店です。日本ではあまり馴染みがないですが、牛肉麺とは牛肉を煮込んだスープに麺を合わせた台湾では有名な料理です。牛肉麺はお店によって味が違いますが、こちらのお店の牛肉麺は甘めのスープが特徴です。

小萍的店は、西嶼郷北の小門嶼にある麺線が有名なお店です。麺線とは牛肉麺と同じく、台湾で愛されている麺料理のひとつで、そうめんに似た細い麺を使っています。台湾本島の麺線は色の濃いとろみのあるスープが特徴ですが、こちらの麺線はあっさりとした、透明でさらっとしたスープが特徴的です。

澎湖諸島で有名なスイーツといえば、サボテンアイスです。サボテンと聞くと緑色でトゲトゲしたものをイメージしますよね。実際に日本でも一部地域でサボテンアイスの販売はあるのですが、日本で販売しているサボテンアイスは緑色です。しかし、澎湖諸島のサボテンアイスはサボテンの実を使っているので緑色ではなく、濃い紫のような色をしているのです。

易家仙人掌冰は、澎湖跨海大橋付近にある有名店です。元々は小さな屋台でしたが、サボテンアイスの人気に火が付き、現在は大きなサボテンアイスと同じ色の建物を建てるまでになりました。色が濃く、サボテンが材料のアイスということで最初は戸惑うかも知れませんが、ひと口食べると、口の中に爽やかな酸味が広がり癖になります。澎湖跨海大橋が近いので、橋と海の美しい景色を眺めながら食べるのがおすすめです。

サボテンアイスで有名なのは易家仙人掌冰ですが、発祥のお店は通樑古榕の近くにある自由冰品です。自由冰品はサボテンアイス以外の味のアイスもあり、サボテンの葉のアイスまであります。サボテンアイスに合うアイスを探すのも楽しいですよ。

澎湖諸島の中でも澎湖跨海大橋周辺は、交通量が少なく美しい景色が広がるドライブに適したエリアです。ぜひ、澎湖諸島に訪れた際には、レンタルバイクであちこち周って澎湖諸島の美しい景色やグルメなど、魅力にたくさん触れてみましょう！