この記事の目次
パリのアート地区バスティーユ・マレを観光したい!
フランス革命前の貴重な建物が残る「マレ地区」は、貴族の館の1部や16世紀ルネサンス様式の邸宅も残る風情ある歴史地区であるため、散策や観光をするのにとても見どころの多い場所となっています。今回はそんな魅力的なトレンディー地区のおすすめ観光スポットをご紹介していきます!
バスティーユ・マレ地区のおすすめ観光1:バスティーユ広場
今パリジャンの若者に人気の最先端エリア中心にあるのがこのバスティーユ広場。もともとフランス革命の発端となったバステイーユ牢獄があった広場。中央の塔に黄金に輝く天使が乗った記念柱がありますがこれは犠牲者を追悼するものです。1989年に新オペラ座も誕生し、この広場も活性化しました。
活気溢れるパリの中心広場
Siete mai stati all’Opéra Bastille di Parigi? Il nuovo Teatro dell'Opera in Place de la Bastille. Scopri di più https://t.co/eBPvCR4iUz pic.twitter.com/GKOWitRfXH
— Parigi.it (@GuidaParigi) August 12, 2017
パリのオペラ・バスティーユは地上8階、地下7階の巨大なオペラ劇場です。舞台装置は全てコンピューターで管理され最新の技術と音響設備といわれています。見学はオペラ座が実施するツアーに参加しないと出来ないので事前に電話で確認をとると良いでしょう。
L’opérette "La Veuve Joyeuse" de Franz Lehár ouvrira le #MondeFestival le 22 sept à l’Opéra Bastille. Places dispo https://t.co/fSFnW1Noht
— Le Monde Festival (@LeMondeFestival) July 17, 2017
住所:120 Rue de Lyon 75012 Paris 電話:089-289-9090
バスティーユ・マレ地区のおすすめ観光2:カルナヴァレ博物館
この博物館は1548年に建てられたルネサンス様式の私邸で、もともとは書簡作家セヴィ・ニエ夫人の自宅。パリで生活してきた人々の日常を描いた絵画や彫刻、古代から現代に至るパリの様子を視覚的に学ぶ事が出来ます。その他、街の模型や美しい中庭もあるのでゆっくり過ごす事のできるおすすめの場所です。
中世の貴族になった気分で
フランス・パリにあるカルナヴァレ博物館の中庭 pic.twitter.com/6wLWydgQ7m
— 素敵な一人暮らしコーデ☆ (@suteki_rooms) August 9, 2017
住所:16 Rue des Francs Bourgeois 75003 Paris 電話:014-459-5858
バスティーユ・マレ地区のおすすめ観光3:国立古文書館
ルイ14世の時代1705から1709年に建てられたロココ様式の館。18世紀には多くの文化人が集まりサロンや演奏会を開いたそうです。現在この館にはジャンヌ・ダルクの手紙やルイ16世とマリー・アントワネットの遺書も所蔵されています。フランスに関する貴重な資料が観覧できるので必見の場所です。
歴史上の人物の手紙も!
住所:60 Rue des Francs Brougeois 75003 Paris 電話:014-027-6096
バスティーユ・マレ地区のおすすめ観光4:ヨーロッパ写真美術館
写真発祥の国フランスだけあり、ここのコレクションは欧州最大級。観光で訪れた方やパリジャン達を驚かせる奇抜なアイディアの展示を意欲的に行っているそうです。昔の雑誌や写真をもとにした常設展も開かれ、毎週水曜の17時から20時までは無料となっています。
パリジェンヌに人気の場所
住所:5-7 Rue de Fourcy 75004 Paris 電話:014-478-7500
バスティーユ・マレ地区のおすすめ観光5:フォルネー図書館
この館は15世紀終わりから16世紀初めにかけて建てられた建物で、後期ゴシック様式と初期ルネサンス様式の間にあたる建物です。当時はサンス大司教の邸宅として利用されていました。パリ市内の図書館なので入場は無料、アートや装飾に関する本の他にポストカードやデザイン関連の本も沢山あります。
現在は美しい専門図書館に
住所:Hôtel de Sens 1 rue du Figuier 75004 Paris 電話:014-278-1460
バスティーユ・マレ地区のおすすめ観光6:メルシー
ここはマレ地区の人気セレクトショップです。最新のファッションはもちろんですが、フランス製の他世界中から厳選された雑貨や食器が取り揃えられています。内装も素敵ですがシンプルで機能的なだけではなく揃えて楽しめる素敵な食器に目を奪われます。ここのお店は日曜が休業日です。
幅広い品揃えが人気
パリ マレ地区のセレクトショップmerciの中にある3つのカフェのうちのひとつ"Used Book Café" 『Cantine Merci Marais Nord - Paris』
— CAFE×MUSIC (@msicafe8) October 25, 2016
⇒ https://t.co/RwivNR4RfJ @ameba_officialさんから pic.twitter.com/dHUQZNaWG5
住所:111 Boulevard Beaumarchais 75003 Paris 電話:014-277-0033
バスティーユ・マレ地区のおすすめ観光7:エドワードショコラティエ
友人のエドワードとアーサー2人が作ったブランド。店名は二人の名前を合わせたものだそうです。店内には定番の他に、カレーやコリアンダーなど各地の香辛料と絶妙に混ぜたチョコレートを取り揃えているため好みの味が見つかるまで味見をさせてくれる事も。16個入りで15ユーロ、新感覚のチョコレート店です。
世界各地の香辛料入りチョコ!
Some great chocolate from Edwart in Paris :) #chocolate #paris #foodguideparis #foodtripparis #foodtour #tasting #parisjetaime pic.twitter.com/CIkOknSCCe
— Original Food Tours (@food_original) October 8, 2016
住所:17 Rue Vieille du Temple 75004 Paris 電話:014-278-4892
バスティーユ・マレ地区のおすすめ観光8:アンファンルージュ市場
パリで1番古いこのマルシェには、全部で約20店ものお店があります。午前中別のショップが 開くまでの時間をここで過ごし、少し早めのランチをとってからマレを散策するのもおすすめです。イタリアやモロッコ料理など簡素ながら美味しいお店がある事でも有名で、花や野菜の色がとても鮮やかです。
パリ最古の市場
住所:39 Rue de Bretagne 75003 Paris 電話:014-272-2812
バスティーユ・マレ地区のおすすめ観光9:ポンピドゥー芸術文化センター
エスカレーター、エレベーター、配管を全て外に出した斬新な建築のこの現代美術館では20近い専門分野別又はテーマ別の特別展が開催されます。また6万5000もの近代絵画コレクションを所蔵、ピカソ、カンディンスキー、シャガール、マティス、ミロ、ダリといった巨匠達の作品を見る事が出来ます。
カルチャー発信拠点
住所:Place Georges Pompidou 75004 Paris 電話:014-478-1233
バスティーユ・マレ地区のおすすめ観光10:ギャルリー・サロン
4区から少し離れた6区にあるこのアンティークが織りなす不思議な空間は、世界中から注目される陶器デザイナー、アスティエのパリブランドである白い陶器が購入できるお店です。他にも注目のクリエーター達の商品も揃っていてアンティーク家具なども気になります。
手作業の製品に出会える!
住所:4 Rue de bourbon le château 75006 Paris 電話:063-385-9899
バスティーユ・マレ地区のおすすめ観光11:カリグランヌ
洗練のステーショナリー
手作りのカードからノート類の置かれたモダンでスタイリッシュな店内には、オーナーの趣味により日本の和紙や繊細な和紙アートも収められていて、なんと野菜で作られた紙もあります!ノート専門店なのできっと自分だけのお洒落オリジナル文房具が見つかるでしょう。このお店の定休日は日曜と月曜日です。
Puunsiirtäjä #Pariisissa 4e #calligrane pic.twitter.com/gtSeduvn0A
— Raija Jokinen (@raijoki) October 30, 2016
住所:Rue Pont Louis Philippe Paris 電話:014-804-0900
バスティーユ・マレ地区のおすすめ観光12:シール・トゥルードン
17世紀の創業からフランス王室御用達となったお店です。王室だけでなく多くの教会にも灯を灯してきました。変わらぬレシピで作られている天然植物100%のキャンドルです。ここでは極上のフレンチエレガンスの香りが楽しめ、ナポレオンやアントワネットの彫刻型オブジェや装飾キャンドルもあります。
豊富なカラーバリエーション
Bakar, a must when visiting #FincaCortesin pic.twitter.com/7OpBXioF1p
— FINCA CORTESIN (@FINCACORTESIN) September 13, 2016
住所:78 Rue de Seine 75006 Paris 電話:014-326-4650
バスティーユ・マレ地区のおすすめ観光13:ヴィラージュ・サンポール
周りの喧騒から離れた落ち着いた場所に建つこのギャラリー兼骨董品店街は、中庭のような空間になっていて小店舗がいくつも連なっています。店によって骨董品からアンティークまで実に様々な食器・絵画・小物・衣類が売られています。1920年から70年代のフランス雑貨を中心に揃え、50年代の品揃えを誇ります。
年代物が手に入るブロカント
ピカソ美術館に行こうと思ったら25日からだそうで…ヴィラージュ・サンポールへ… pic.twitter.com/wc7oobh5HC
— Isabelle (@Isabelle_8686) October 6, 2014
住所:Village Saint Paul 75004 Paris 電話:014-274-3638
バスティーユ・マレ地区のおすすめ観光14:ピカソ美術館
リニューアル工事を終えて再び会館したこの美術館には、ピカソの豊富な作品やピカソ自身の個人コレクションが並びます。その中には彼が影響を受けた画家達の作品も展示されています。美術館の向かいにあるミュージアムショップでは、ここだけで購入できるアートなお土産が取り揃えられています。
寄贈された作品は5000点
住所:5 Rue de Thorigny 75003 Paris 電話:018-556-0036
バスティーユ・マレ地区のおすすめ観光15:サンルイ大聖堂
マレのメインストリートには2つの聖堂があり、そのうちの1つバロック様式の大聖堂です。主にイタリアやスペインで見かけるスタイルになるのでパリで現存するただ1つの教会。この様式が街には根づかなかった様です。当時王侯貴族が住んでいたマレ地区の中央にあり鐘の音が心地よく響きます。
日曜のミサで演奏も
住所:99 Rue Saint Antoine 75004 Paris 電話:014-272-3032
マレの流行最先端エリアを堪能
歴史ある隠れた名所からパリジェンヌに人気のユニークなお店をご紹介してきました。インスパイアされる場所も多かったと思います。観光で歩き疲れたとしても、広場、美しい庭や施設に併設されているカフェでも過ごす事ができるため様々な箇所に移動がしやすい場所です。是非他の場所にも足を運んでみてください。
RELATED
関連記事
RELATED
- コルマール観光の見どころは?ハウルの動く城のような中世の街並みとワインも!
フランス・アルザス地方にあるコルマールはドイツ国境近くにある小さな町で、木組みの建物が中世の時代から残されています。かつて...
N-work27
- フランスの観光名所ベスト21!人気おすすめスポットの魅力をもれなくご紹介!
観光大国フランスには多くの名所と観光スポットが多くあり、世界遺産も42と世界第4位です。人気で定番の美術館や建築物以外にも...
BWモア
- ブザンソンの観光スポット!時計で有名な街の見どころや行き方は?
フランスの緑の都市ブザンソンは、パリの東部に位置し、市街の周囲を流れるドゥー川と城砦に囲まれています。スイスにも近く、時計...
Marine-Blue
- セーヌ川でクルーズ!ディナー付きも!料金・種類・乗り場・見どころなどご紹介!
パリのど真ん中を流れる大きな川「セーヌ川」。37もの橋がかけられており、水上から贅沢にパリの街を観光できるセーヌ川クルーズ...
rikorea
- モンマルトルの丘おすすめスポットご紹介!パリの街を一望できる!
多くの芸術家たちに愛されてきたパリの下町「モンマルトル」。モンマルトルの丘は映画「アメリ」の舞台となったことでも有名で、こ...
rikorea
- カルカッソンヌの観光ポイントや城塞都市の見どころをご紹介!カスレが名物料理!
カルカッソンヌはフランスの都市で古代から中世にかけて創り上げられた、世界最大の要塞都市としても知られています。また、「カス...
ユキちゃん
- サクレクール寺院への行き方はケーブルカーがおすすめ!見どころや見学の時間は?
パリで最も高い丘、モンマルトルの丘の上にそびえ立つ「サクレクール寺院」。サクレクール寺院からはパリの街を一望することができ...
rikorea
- ディズニーランド・パリのアトラクションやチケットについて!人気のお土産は?
パリにあるディズニーランドをご紹介いたします!パリのディズニーランドのアトラクション・チケット情報・人気のお土産などもお届...
ちーみん
- リヨンの観光スポットや見どころ!美食と絹織物の街の魅力や行き方を紹介!
フランスでもパリに観光に行ったことが有る人は多いですが、日本国内ではまだまだリヨンと聞いてもあまりピンと来ない人が大多数で...
okyk2514
- ゴルド・セナンク修道院の観光ポイントや行き方!ラベンダーの季節は最高!
南フランスのプロヴァンス地方にある、ゴルドはフランスの最も美しい村に登録されています。岩山の上にある小さな村は、映画「プロ...
N-work27
- ボンマルシェはパリの老舗デパート!気になる営業時間やおすすめのお土産は?
パリの7区サンジェルマン・デプレにある有名百貨店ボンマルシェ、パリのオペラ座をモデルにしたここは規模こそ小さいですが世界中...
Eine kleine
- フランスの通貨や両替方法・ ATM事情は?クレジットカードは使えるのか?
フランス旅行を計画中ですか?大事な通貨の準備が整わないと不安ですよね。今回は、フランスの通貨ユーロやフランやおすすめの両替...
Ishikawa Miws
- フランスの時差や気候について解説!旅行のベストシーズンはいつ?
フランスへ旅行する前に知っておきたい時差や気候について解説します。日本とフランスの時差は何時間?フランスの気候って?意外と...
motti_zu
- ノートルダム寺院のバラ窓ステンドグラス・ガーゴイルなど見学ポイントを解説!
人類の手になる多くの作品に於いて最高峰の部類に入るであろうノートルダム寺院。ノートルダム寺院は各国のフランス語圏の都市にあ...
薫
- パリオペラ座(オペラ・ガルニエ)見学ツアー!チケット購入から見どころまで!
1875年に完成した華麗なるオペラとバレエの殿堂、オペラ・ガルニエ。映画オペラ座の怪人でもよく知られ、オペラ・バスティーユ...
Eine kleine
- アヌシーの観光ポイントは?国際アニメーション映画祭も開催される自然豊かな街!
かつてサヴォア公国の首都だったアヌシーは、中世の面影を残す街並みと山々に囲まれた豊かな自然、透き通る美しさを誇るアヌシー湖...
N-work27
- モンサンミッシェルへの行き方は?観光のポイントや人気のお土産を詳しく解説!
世界遺産がたんくさんあるフランス。その中でも見どころ満載で観光に人気なのが、モンサンミッシェル。西洋の驚異と言われる景色は...
niroak
- コンコルド広場はオベリスクや噴水が見どころ!周辺の観光地もご紹介!
かつては「ルイ15世広場」と言われ、フランス革命後は「革命広場」と称されていた「コンコルド広場」。歴史の波に翻弄されながら...
オアシスイオン
- フランス・バスク地方の観光のポイント!独特の文化に美食!
スペインとフランスの両側ににまたがるバスク地方は両国の文化が溶け合った独特の文化を持っています。その地で生まれた美しい建築...
鈴木エイコ
- グルノーブル観光はスキーだけではない!夏はロープウェイでアルプスの絶景を!
グルノーブルはフランス南東部にある都市です。1968年2月に冬季オリンピックが開催された事でも有名な都市です。そんなグルノ...
くろごり
- パリの美術館おすすめ15選!必見の3大美術館から小さな個人美術館も!
芸術の都パリには多くの美術館があり、パリで活躍したピカソやルノワールのような西洋画の美術館のイメージが強いと思います。しか...
BWモア