河原町で抹茶を楽しもう！行列のできるカフェやおすすめの人気店をご紹介！

かつての独自の伝統と文化を色濃く残す町、京都の河原町。京都の代名詞の一つとも言える抹茶を楽しみたいのなら、京都の河原町がおすすめです。最近では抹茶を使ったスイーツなども充実し、さらに抹茶ブームが加速しています。京都の河原町で行列ができるカフェや人気の名店など、美味しい抹茶を頂けるおすすめのお店をまとめてご紹介します。

まず最初にご紹介する河原町のおすすめの名店がこちら「よーじや(銀閣寺店)」です。誰もが一度はこの名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。実はこのお店、あぶらとり紙で有名な「よーじや」が運営しているカフェなんです。よーじやは、哲学の道にある旧家屋をそのまま使っており、座席は椅子ではなくお座席になっていて雰囲気抜群。

お座敷に座り、ゆっくりと抹茶とスイーツを楽しむなんて京都らしくてとっても贅沢じゃありませんか。さらにお座敷の部屋からは美しい日本庭園を眺めることもでき、いつもの日常とは違う特別な一時を味わうことができます。離れには美容雑貨のショップが併設しており、抹茶とスイーツを堪能したあとはショッピングも楽しむことができます。

続いてご紹介するおすすめの名店がこちら「中村藤吉(本店)」です。なんとこちらの中村藤吉は、安政元年創業という超老舗のお茶屋なんです。京都ではとにかく有名で、ぜひ一度は足を運んでおきたい名店です。こだわりの抹茶を使った「抹茶わらびもち」や「抹茶ミルク入り白玉ぜんざい」などの濃厚な味わいが特徴のスイーツが大人気なんですよ。

中村藤吉では、抹茶やスイーツの他、季節ごとに変わるお茶菓子なども美味しいと話題になっています。また、こちら中村藤吉の本店では、元禄様式の茶室で石臼を使い、てん茶を挽いて抹茶にする「挽き抹茶体験」に参加することもできるんです。自分で挽いた抹茶は薄茶として頂くことができ、京都での特別な体験になること間違いないでしょう。

1978年に創業し、祇園辻利内にお茶飲み道場として作られたのがこちら「茶寮都路里」です。お店の名前になっている「都路里(つじり)」は、地名である「辻利(つじり)」の読み方の漢字を変え、京都の「都」、四条大路の「路」、茶の里の「里」に当てて名付けられたそうです。上品な「和」の雰囲気を残しつつもカジュアルなお店になっています。

京都のお茶屋さんというと敷居が高くてちょっと入りづらいような雰囲気をイメージしますが、茶寮都路里は木目調の温かい内装が特徴でカジュアルな雰囲気。そのため他のお茶屋さんに比べても入りやすいお店になっています。特におすすめのメニューは「特選都路里パフェ」。良質な抹茶をふんだんに使っている、贅沢な抹茶パフェは絶品です。

続いてご紹介する河原町の名店がこちら「伊藤久右衛門(宇治本店)」です。伊藤久右衛門は、世界文化遺産である宇治上神社や、花の寺で有名な三室戸寺の近くに位置するお店です。抹茶スイーツと宇治抹茶の専門店で、「茶」と書かれた白いのれんが目立つので分かりやすいでしょう。店内に入ると、ふんわりと宇治抹茶のいい香りが漂ってきます。

伊藤久右衛門での大人気メニューは「抹茶パフェ」です。ぷるぷるとした食感が特徴のみずみずしい抹茶ゼリーに大粒の丹波大納言小豆、もちもちの白玉にソフトクリーム、抹茶せんべいの組み合わせは絶品で病みつきになりますよ。その他にも「ほうじ茶ゼリーと抹茶チーズケーキセット」や「抹茶ババロア」などのメニューも同じく大人気です。

次におすすめする抹茶の名店「本家西尾八ッ橋」は、なんと1687年創業という長い伝統と歴史を持つ八ツ橋発祥のお店です。創業当時は米粉を使って作った素朴な白餅を販売していたそうです。そして1689年に初めて、現在の八ツ橋の原型となったといわれる橋の形をしたおせんべいが誕生したのだそうです。世界的にも有名な八ッ橋の専門店です。

本家西尾八ッ橋と八ッ橋という存在が世界的に有名になったきっかけは、1889年のパリ万博でした。本家西尾八ッ橋はこの万博で八ッ橋を出典し、みごと銀賞を受賞したのです。それから広く認知され、人気を集め今に至るのです。また超老舗でありながらも常に新しい美味しさを追求している本家西尾八ッ橋の、次々と登場する新商品にも注目です。

人気の名店「ぎをん 小森」が位置する新橋通りは、伝統的な京の町家の保存地区として知られる地域です。ぎをん 小森は1900年代半ばに営業を開始し、この伝統的な京の町が醸し出す雰囲気に合うような素敵なお店作りに努めてきました。また店内のお座敷から眺められる木々は、春には桜、秋には紅葉と季節によって違う魅力を見せてくれます。

ぎをん 小森では、毎朝その日に使う量だけ小豆を炊き、その作りたての小豆を使ったメニューを提供しているんです。その他にも、わらびもちはわらび粉100パーセントであったり、あんみつのくずも注文を受けてから作るなど徹底したこだわりがあるので、その味もお墨付きです。特に「わらびもちパフェ」や「小森あんみつ」がおすすめです。

「ぎおん徳屋」も河原町で有名なおすすめの名店です。ぎおん徳屋の人気メニューといえば、なんといっても「徳屋の本わらびもち」。このわらびもちは、ぎおん徳屋の代名詞と言っても過言ではないほど有名で人気です。選び抜かれた本物のわらび粉だけを使って作っているという、京都でも数少ない、こだわり抜いた特別なわらびもちなんですよ。

ぎおん徳屋のわらびもちは、他のお茶屋さんのわらびもちとは大きく違う特徴があるんです。ぎおん徳屋のわらびもちは、お皿の中心がかき氷のように氷が盛られており、その周りはたくさんのわらびもちが囲むように盛られて出てくるのです。これは出来立てのアツアツのわらびもちを、美味しさを保ちつつ適温で頂けるよう考案されたんだそうです。

続いてご紹介する、河原町のおすすめの名店がこちら「うめぞのCAFE&GALLERY」です。うめぞのCAFE&GALLERYには「抹茶のホットケーキ」「生麩のパフェ」「黒糖のフレンチトースト」など、他のお茶屋さんではなかなか見かけないような変わり種が豊富です。特に抹茶のホットケーキは、京都産の宇治抹茶を使った本格的な味で絶品です。

アレンジが効いた、ちょっと変わった珍しい抹茶スイーツを楽しみたいのであれば、うめぞのCAFE&GALLERYがおすすめです。いろんな種類のスイーツを堪能したい方には「甘味点心」をおすすめします。甘味点心は、日替わりで6種類の甘味を少しずつ頂けるというお得なセットなんです。メニューを一つに決められないときにはぜひ甘味点心を。

最後にご紹介する、河原町で美味しい抹茶を頂ける人気の名店がこちら「OKU」です。OKUは祇園の花見小路に位置しているお店で、2階建てのカフェ&ギャラリーになっています。2012年には新たにバルの姿でも登場し、夜に飲食を楽しめるお店にもなりました。バルの時間までは1階がカフェスペース、2階がランチスペースになっています。

こちらOKUの、一番のおすすめメニューは「よもぎロールセット」。独特のいい香りを持つよもぎのピューレをふんだんに使った贅沢な一品です。ロールケーキはもっちりとした感触で、しっとりとした柔らかい食感に病みつきになります。甘さ控えめのクリームとの相性も抜群です。その他にも、定番の「抹茶パフェ」なども暑い時期には大人気です。

いかがでしたでしょうか。かつての独自の伝統と文化を色濃く残す町、京都の河原町で美味しい抹茶を頂けるおすすめのお店をまとめてご紹介しました。京都の河原町には、行列ができるカフェや人気の名店など美味しい抹茶を楽しめるお店が充実しています。京都を訪れる際は、ぜひ河原町の人気の名店で本場のこだわりの抹茶を楽しみましょう。