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グランクラスは食事もサービスもすごかった!新幹線のファーストクラスを堪能!

グランクラスは食事もサービスもすごかった!新幹線のファーストクラスを堪能!
投稿日: 2017年8月20日最終更新日: 2020年10月7日

新幹線のファーストクラスと言われる東北、北海道、北陸新幹線のグランクラス。座席数も少なく、時期によってはあっという間に満席になってしまうと言われます。そんなグランクラスのサービスについて調べてみました。一度はグランクラスに乗ってみたい魅力満載です。

一度は乗ってみたいグランクラス!見出し

旅行や出張などで新幹線を利用する時に気になるのが「グランクラス」。ファーストクラス並のサービスなどと聞きますが、実際、グランクラスの切符がないと車両の中に入れないので、窓越しに中をのぞくことくらいしかできないので、どんな感じなのか、興味がかきたてられますね。そこでグランクラスの料金やサービスなどについて調べてみました。

グランクラスは新幹線のファーストクラス?見出し

新幹線には自由席、指定席、グリーン席がありますが、グランクラスはこれらの座席よりも上位になります。つまり飛行機で言うとファーストクラスに当たる座席になります。実際に位置づけとしては新幹線のファーストクラスとされているため、より細かいサービスなどが提供されるということになります。

ちなみにグランクラスという名前は、フランス語のグラン(大きな)と英語のクラスを組み合わせた言葉です。世界を見わたしてみるとスペインのバルセロナからフランスやスイスまで運行される「エリプソス」という国際夜行列車の個室寝台の名前としても使われています。

グランクラスはいつからできたの?見出し

このグランクラスが誕生したのは2011年3月のこと。東北新幹線が八戸から新青森に延伸し、新しい新幹線「はやぶさ」が新車両のE5系が走り出したことに伴います。このE5系は高速運転に対応するために先頭車両の先端が長くなっており、それだけ乗車スペースが狭くなっており、その部分にグランクラスがつきます。

このグランクラスは2011年度のグッドデザイン賞に輝いたほどで「特別な旅のひとときをあなたに-Exclusive Dream-」がそのデザインコンセプトとなっています。人間工学に基づいたシートはそのものずはり、ファーストクラスと遜色ないレベルだそうです。

グランクラスのある新幹線は?見出し

さて、このグランクラスに乗ることができる新幹線はどれかというと、JR東日本の東北、北海道新幹線、北陸新幹線などがあります。前述した「はやぶさ」のほか、「はやて」「やまびこ」「なすの」などにも設置されたほか、2015年3月に金沢駅まで延伸した北陸新幹線、そして2016年3月開業の北海道新幹線にもグランクラスがあります。

実はグランクラスの場合、車両の内装そのものが違うため、運行の距離というよりも、車両のタイプによって決まります。グランクラスがあるのは東北、北海道新幹線のE5系、H5系、北陸新幹線のE7系、W7系となります。

定期運行されている「はやぶさ」や「かがやき」などであればほぼ間違いなくグランクラスがありますが、臨時便の場合や、短い距離の新幹線は注意が必要です。グランクラスは当然ながら指定席料金が必要なので、ついていない新幹線の場合は予約ができないのですぐにわかります。乗る場合は問題ありませんが、外からのぞいてみたいというのであれば事前にタイプを確認しましょう。

なお、グランクラスにはアテンダントサービスがあるものとないものがあり、料金が違います。アテンダントサービスがないほうは座席だけがグランクラスとなるかわり、料金が少し安く設定されているようです。

グランクラスの予約方法見出し

さて、グランクラスに乗ろうと思ったら、まずは早めに予約することが大切です。というのはグランクラスは新幹線1便に1両しかありません。これだけでもかなり競争率が高いのですが、座席の数が極端に少ないのです。

たとえば一般的な指定席なら車両も複数ありますし、一列が5席あります。ですから1本の新幹線に数百の席があるわけです。しかしグランクラスは1列3席で6列のみ、合計18席しかないのです。したがって休日や混雑が見込まれる時期などは、あっという間に満席になってしまいます。

予約の方法は、一般的な指定席と同じようにみどりの窓口、券売機、旅行代理店などで予約ができます。また、JR東日本の予約サイトである「えきねっと」で予約することも可能です。

この中でおすすめなのが「えきねっと」での予約です。みどりの窓口などでは1か月前の午前10時から発売されるのですが、えきねっと会員はそのさらに1週間前の午前5時30分から事前予約登録もできるのです。もちろん発売そのものは1か月前なので、事前予約をしたから取れる、というものではありませんが、可能性は高くなると考えられます。また、料金も少し割引があります。

気になるグランクラスの料金見出し

グランクラスに乗るとなって気になるのが料金の問題です。いったいいくらくらい料金がかかるのか、気になるところ。JRの料金は距離が長くなれば高くなるのですが、グランクラスの料金はどうなのでしょうか。

結論から言うと、グランクラスの料金も距離が基準で決まります。100キロを超えるごとに料金が上がっていきます。料金的にはグリーン車料金に5000円とちょっとプラスになるという感じです。東京から100キロというと、東北新幹線なら小山、北陸新幹線なら本庄早稲田までになります。新青森だと701キロを超える距離になります。

ちなみにふつうの指定席の場合、時期によって閑散期、繁忙期があり、料金が変わります。しかしグランクラスの場合は閑散期、繁忙期の区別はありません。また子どもの場合などでも運賃、特急料金のみが半額で、グランクラス料金は同じです。

グランクラスのサービス①食事見出し

さてここからはグランクラスのサービスについて紹介します。一般的に飛行機のファーストクラスだと、豪華なアメニティや食事、アルコールなどの飲み放題がついていると言われますが、グランクラスの場合はどうなのでしょうか。まずは食事から見ていきましょう。

食事が出てくるのはいつか、ということですが、乗ってすぐに出てくるようです。もちろん、好きな時間にオーダーすることも可能なので、お腹があまりすいていないという場合は時間をずらすこともできます。食事は和食と洋食があり、和食は箱入りのお弁当が、洋食はサンドイッチとおかずが少しついたものになります。

メニューについては、和食では東北新幹線の東京発が「東北編」、東京行が「東京の味覚編」、北陸新幹線の東京発が「東京編」、東京行が「北陸編」と名づけられています。このネーミングでわかるように、往復でメニューが違い、往復乗っても違う味が楽しめるようになっています。東北編は東北の食材、北陸編は北陸の食材をふんだんに使ったものとなっています。

一方、洋食のほうは春夏、秋冬でメニューが変わります。サンドイッチや付け合わせにはやはり沿線の食材が使われているので、こちらも楽しめそうですね。位置づけとしては「軽食」なので、お弁当そのものはそれほどボリュームはありませんが、このほかにパウンドケーキやおかきといったお菓子も出るのであまり心配はいらないかもしれません。

なお、次に述べますが、ドリンクは飲み放題ですが、食事とお菓子は一回だけになります。またお弁当の持ち帰りはできないようなので、特に短距離を利用するという場合は時間に余裕を持ってオーダーしてくださいね。

グランクラスのサービス②ドリンク見出し

次にドリンクについてです。食事のところでも少し触れましたが、グランクラスでは飲み物は飲み放題となっています。10種類以上のドリンクが飲み放題なので、いろいろなものを味わうこともできそうです。

まず乗車するとアテンダントがオーダーを聞きにきます。あとは飲み放題で、飲みたいときに頼むことができます。アルコールもソフトドリンクもあるので、アルコールの飲みすぎにさえ注意すれば、飲み放題でいろいろと楽しむことができそうです。

また、グランクラスのロゴ入りのグラスや、同じくグランクラスのロゴ入りのワインなどが供されるほか、こちらも沿線の飲み物が飲み放題のメニューに入っています。たとえば東北新幹線で出されるシードルは青森産りんごを使い、青森駅前の「A-FACTORY」で作られたものですし、北陸新幹線のほうでは加賀梅酒のスパークリングがあります。もし見つけたら、旅の思い出になりそうですね。

グランクラスのサービス③その他見出し

新幹線のファーストクラスですから、飲み放題や軽食のサービスのほかにもいろいろなサービスがあります。車内販売のワゴンサービスは入りませんが、アテンダントに頼むと注文できますし、座席には持ち帰りできるスリッパや毛布の貸し出し、新聞も自由に読めます。

座席も電動リクライニングで、各座席に電源コンセントや読書灯がついています。ですから移動中にPCなどを利用して仕事をしたりすることも可能。ただ、東北新幹線も北陸新幹線もインターネットサービスはありませんので注意が必要です。

グランクラスで贅沢体験見出し

まさに新幹線のファーストクラスという名にふさわしい仕様のグランクラス。ゆったりとした座席で景色を眺めながらおいしい食事を味わうのは旅の醍醐味と言えるかもしれません。もし座席の予約ができるようでしたら、ぜひグランクラスで贅沢な体験を楽しんでみてくださいね。

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投稿日: 2017年8月20日最終更新日: 2020年10月7日

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