マヨルカ島の観光スポット！おすすめのホテルやビーチ！行き方も！

スペイン領のマヨルカ島は、年間300日以上は晴れるといわれ、夏はヨーロッパ各地からバカンス目当てに観光客が押し寄せる、人気リゾート地です。様々なタイプのホテルがひしめくマヨルカは、観光スポットも満載です。ここではスペイン領・マヨルカ島の観光スポットやおすすめビーチ・ホテルを、マヨルカ島への行き方と合わせてご紹介いたします。

スペイン語で「マヨルカ」は「大きい」という意味だそうです。まさしくマヨルカ島は、沖縄本島の3倍の面積を有する大きな島です。人口は約40万人で、世界遺産に登録されている建造物や山、自然溢れる島で、「地中海の楽園」とも呼ばれる観光地です。特にイギリス人・ドイツ人観光客に大人気のマヨルカ島は「ヨーロッパのハワイ」といったところでしょうか。

マヨルカ島の州都、パルマ･デ･マヨルカの顔であるこの大聖堂は、13世紀から400年もの歳月をかけて造築されました。歴史的にも価値の高いことから、世界遺産にも登録されている観光スポットです。そして、スペインを代表する建築家ガウディも、20世紀に大聖堂の改修を手がけた事で有名です。

大聖堂の内部は、外観とまた違った厳かさを彷彿させます。大祭壇に下がる天蓋飾りが、ガウディの手がけた作品で、バルセロナにある、サグラダ・ファミリア教会主祭壇の、装飾デザインの原型になったと言われています。ステンドグラスに差し込む光が幻想的で、時空を超えた美しさを味わえる観光スポットです。

午前中に聖堂内を見学すると、ステンドグラスを通して差し込む、光の美しさに圧倒されます！朝の光がステンドグラスを通し、教会内のあらゆる場所を彩り、まるで天国にいるような、幻想的なひと時を体験します。午前のみ繰り広げられる光の饗宴を、見逃す訳にはいきません！マヨルカ島午前中の観光スケジュールに、大聖堂を入れておきたいですね！

アルムダイナ宮殿は行き方も簡単で、パルマ大聖堂の向かいに位置する観光スポットです。10世紀にイスラム教徒が建造した要塞を、マヨルカ王の宮殿として、14.5世紀に改築されました。今も現スペイン国王の夏の公邸、迎賓館として使用される他に、バレアレス州の軍司令部でもあるそうです！

建物は王の宮殿、女王の宮殿、王室礼拝堂と多くの中庭で構成され、内部には、豪華なタペストリーや、歴史的にも価値ある装飾・調度品が展示されています。階段をのぼり、ロイヤルチャペルを拝観した後は、宮殿のテラスへ出てみましょう。パルマ湾の絶景を堪能することができます。まさに王室御用達の絶景観光スポットです。

マヨルカ島の州都パルマから、西に3キロほどの丘にある、14世紀に建設されたゴシック建築のお城です。珍しい円形のお城は、マヨルカ王の邸宅として建築されました。その後は刑務所として、また19世紀には造幣局として、様々なかたちで使用されていたそうですが、現在は歴史博物館になっている観光スポットです。

ベルベール城は、スペイン語で「美しい眺めの城」という意味があり、まさにパルマの街と海を眺めるには、最高のロケーションなんです！多くの観光客は、美しい眺めを目当てに、ここを訪れるとか。夕方になると、オレンジ色に染まったパルマ湾や旧市街の眺めが最高だそうですよ！是非、お城の名前のように、ここで美しい眺めを堪能してはいかがでしょうか。

マヨルカの州都パルマで一番の老舗カフェです。入り組んだ路地にあるカフェですが、観光客のメッカで、行き方に迷う事はないでしょう。建物の中は、豪華でクラシックなインテリアが目を惹きます。名物はアーモンドアイスと「エンマサイダ」という、渦巻き状の菓子パンに、粉砂糖を振りかけたお菓子です。パルマ市街観光後に、老舗カフェで休憩も素敵ですね。

豪勢な大理石のテーブル席で味わう、スペイン・マヨルカ島のスイーツのお値段は、比較的お手軽だそうですよ！アーモンドアイスは、なかなか日本では味わえない、不思議な食感と甘さが人気です。またスペインのシャンパン「カバ」のシャーベットも、お店のおすすめだそうです。観光客のみならず、地元の人々にも愛されている老舗カフェです。

ドラック洞窟は、マヨルカ島にいくつかある鍾乳洞の中でも、一番有名な観光スポットです。何万年もの歳月を経てつくられた、自然の建造物である鍾乳洞は、一見の価値があります。ドラックとは、マヨルカ島の言葉で「ドラゴン」という意味ですが、まさしく洞窟の中は、無数のドラゴンの牙が生えているようで驚きですよ！

洞窟内には、マルテル湖と呼ばれる、ヨーロッパ最大の地底湖があり、船で見学出来る場所もあります。そして見学ツアーの最後には、洞窟内でミニコンサートが開かれるそうです！鍾乳洞内のクラシックコンサートは、ここでしか味わえない観光の目玉として人気を博しています。幻想的な場所と音楽を、是非味わってみてはいかがでしょうか。

自然公園の一部であり、マヨルカ島で最も美しいビーチと言われているエス・トレンクの行き方は、マヨルカ島の州都パルマから、車で約１時間の場所にあります。またエス・トレンクビーチは、透明度の高い、美しいエメラルドグリーンの海で有名で、観光客だけでなく、地元の人々にも愛されるビーチです。

砂浜が白くて美しく、遠浅のビーチのため、子供連れの観光客にも人気です。ときにはヨーロッパのビーチでは珍しくない、ヌーディストもみかけますが、子供から老夫婦まで、様々な人々でにぎわっています。この美しい海岸線を見るだけでも価値のある、観光スポットです。

岩場に囲まれている、まるで自然の巨大プールにいるような感じのするビーチです。スペイン語で「黄金の入江」を意味するこのビーチは、遠浅で子供達にも安全な場所です。辺りには、このような入り江タイプの小さなビーチが5つほどあり、どのビーチも透明度は最高で、エメラルドグリーンが美しい観光スポットになっています。

周辺には様々なタイプのリゾートホテルが健在していて、レストランも沢山あるので、マヨルカ市街観光の後に、ふと足をのばし、エメラルドグリーンの海で旅の疲れを癒すのもいいですね。夏のリゾートシーズンには、ヨーロッパ各地からのバカンス客でにぎわう、カラ・デ・オール・ビーチも、観光や海水浴で是非訪れたい、おすすめスポットの一つです。

マヨルカ島には膨大な数のホテル・ペンション・ホリデーアパートメント等、様々なタイプの宿泊施設が立ち並びます。まずマヨルカ島での観光目的に沿って、滞在場所や、ホテルのタイプを決めるといいようです。予算もリーゾナブルから5つ星ランクまで様々です。またファミリー向けや、大人のみ滞在可能なホテル等、滞在客のタイプに対応するホテルもあります。

マヨルカ島の州都パルマにある4ツ星ホテルで、パルマ大聖堂や市街、そして海岸まで徒歩15分で行けます。また空港行きやマヨルカ島各地をつなぐ、バスターミナルのすぐそばで、アクセスに大変便利なホテルです。モダンなデザインホテルの屋上テラスには、ガラス張りのプールがあり、パルマの贅沢な眺めを楽しむ事が出来ますよ。旧市街散策にもエクスカージョンにも便利なホテルです。

行き方はパルマ空港から車で25分、オリエント地区にある4ツ星ホテルです。14世紀に建てられた邸宅は、2001年に地中海風あふれるホテルに改装されました。穏やかな自然に囲まれ、静かなひと時を過ごすのには最高のホテルです。また、日本人スタッフが常駐しており、きめ細やかなサービスが受けられる事で、大評判のホテルです。

マヨルカ島のパルマ空港には、多くの航空会社が乗り入れいています。夏にはチャーター便も多数発着する程です。日本からは、スペインの各都市、或いはヨーロッパの主要空港から乗り継いで、パルマ空港入りする事が可能です。マヨルカ島はドイツ人、イギリス人観光客が多いため、ドイツ、イギリスの空港で乗り継ぎ、マヨルカ島へ到着する事も可能ですよ！

またスペイン本土からフェリーで行く事も出来ます。バルセロナ、バレンシア、デニア、イビサ、メノルカより、マヨルカ島行きのフェリーが就航しています。時間にゆとりのある方は、優雅に船の時間を楽しむのもいいですね。地中海は穏やかな海で知られており、夏は殆ど高波はないのですが、冬は高波の確率が高くなることを、念頭に置かれるとよいでしょう。

最後までお読みいただき有り難うございました。スペイン領・マヨルカ島の観光スポット、おすすめビーチやホテル、行き方をご紹介いたしました。自然と歴史に満ちあふれた「地中海の楽園」と呼ばれるマヨルカ島へ、ゆったりバカンスに出かけてはいかがでしょうか？