愛知県・大岩亭のとんこつラーメンがすごい！噂の超濃厚スープとは？

愛知県安城市にとんでもない超濃厚とんこつラーメンを出すというネットやメディアで話題のラーメン店があります。その名も「大岩亭」、別に普通の名前じゃん、と油断してはなりません。この店に興味を持ったあなたは既にその未知数の魅力にとりつかれているのかもしれません。大岩亭のとんこつラーメンの魅力に迫ります!

愛知県安城市東刈谷駅から徒歩約12分のところにある大岩亭、超濃厚スープなとんこつラーメンはマニア向けと噂されています。営業時間はあるもののスープが品切れになるとお店の営業は終わってしまうという人気ぶりです。お店にはそんな人気の超濃厚とんこつラーメンを求め行列ができます。一体どんなラーメンなのでしょう。

定休日は月曜日、そしてスープが売切れたらおしまいと言うあってないような営業時間。売り切れる前に早く食べに行かないと!とんこつラーメンが好きな方は大抵とんこつのその濃厚さが好きという方が多いですが、超濃厚というのはちょっと想像がつきません。それではいよいよ肝心の超濃厚スープの行列のできるとんこつラーメンはというと…。

ドドーン!なんですかこの衝撃的なビジョンは!れんげが突き刺さっています!スープが箸でつかめます!というかこれはスープという液体ではありません。強いて呼ぶなら泥スープです。不透明度０パーセントの泥スープには麺がどこにあるのか全くわかりません。大岩亭の超濃厚スープとはこのまま顔をパックできそうなくらいの超濃厚泥スープなのでした。

愛知県にまだこんな衝撃的なラーメンを出す店があるとは思いませんでした。しかもこれが行列が出来てしまう噂のラーメン、百聞は一見に如かずではありませんがとりあえず自分の舌で味を確認してみましょう。はい、とりあえず濃いので麺を発掘します。ズルルっといくと…おおお以外にいけます、見た目ほどそんなにくどくはないです。

見た目では全く想像できない後引く旨さが癖になりそうです。これが噂の中毒性の高いラーメンマジックなのでしょうか。そして一旦このマジックにかかるちとまたふらりと大岩亭の行列に並んでしまうという後引き濃厚スープの特徴です。濃厚味が苦手な人には感触は難しいかもしれませんが、なんとも言葉に表現しがたい旨さが凝縮されています。

どんだけ濃いのか濃厚スープで有名な全国チェーンの「天下一品」と比較すると、「天下一品」のスープは飲めます、スープです。ご飯にかけたりすることも出来ます。が、大岩亭のスープはどこまで行っても泥状態で食べ方を間違えると具が全て泥スープに飲み込まれ、最後のほうは何がなんだかわかりません。

ドロドロスープはより豚を感じられるスープを店主が追求した結果だそうです。スープには豚の頭、丸骨、豚足としっかり豚、そして昆布、生姜、椎茸、玉ねぎという野菜もきちんと使用しています。豚骨魚介系スープの味わいと風味を損なう恐れのためコショウはなしというこだわりです。そして店内には「豚におぼれたいよね」のメッセージが…。

行列が出来る愛知県安城市の大岩亭ではその日本一濃いであろうスープよりも濃く、有名な名物があります。そう、それは大岩亭のご主人大岩武さん。豚を120パーセント感じられる超濃厚スープを編み出したのは、超濃厚スープよりさらに濃いご主人のキャラによる情熱なのかもしれません。一体どんなキャラなのでしょうか?

「オィーッス!」「キエェーーーイィ!」「アーーーイィッ!」別にとち狂っているわけではありません。こんな感じの掛け声でいつも湯切りをしている大岩亭のご主人なのです。ご主人曰くラーメンを食べて元気になって欲しいということで、まず自分が元気じゃないといけないと気合を麺にもいれまくりなのです。

ご主人の気合のある声の中で食べる超濃厚ラーメン、ちょっと体育会系のノリです。この状況で食べる超濃厚ラーメンはフルマラソンしているような感じです。このご主人の声に初めて来た方はかなりびっくりするので、濃厚すぎるという点を除いてもお子様にはちょっと刺激が強すぎて泣いてしまうのかもしれない大人のためのラーメン屋さんです。

特鳥シリーズのラーメンならちょっと控えめな濃厚味のとんこつと鳥のスープのラーメンが楽しめます。これならちょっと?体に控えめの衝撃です。鳥のコラーゲンのとろみが効いているので女性にも挑戦できます。開店から2時間で売り切れてしまうということもある大岩亭のラーメン、もはや伝説になりつつあります。

スープが売り切れたら終了なので、早めに行くこと以外に店の厨房を切り盛りしているのはご主人一人なのでサイドメニューはギョーザのみです。超濃厚とんこつラーメンを食べるという覚悟はしていきましょう。ご飯はお代わり無料なので残ったスープをかけてシチューのようにして楽しめます。替え玉はかなりボリュームあるのでよく考えて注文してください。

行列の出来る超濃厚ラーメンを食べた後は当分の間はいいやと思いますが、しばらくするとなぜか舌があの味を求めているのです。そんな方は大岩亭のマジックにかかっています。確かにくどいスープですが、旨みエキスもこれでもかと詰まっているのでそれが脳に刻み込まれていてまた欲してしまうという恐るべし愛知･大岩亭のスープマジック!

「豚におぼれたいよね～」のメッセージ通りか舌が無性に欲しているとんこつの味。健康診断後に食べたいラーメンです。このラーメンを食べた後の水が本当においしいです。お茶じゃなくてただの水が最高に美味しく感じられるのです。どれくらいの塩分か想像できますでしょうか?

大岩亭の日本一超濃厚ラーメンは別次元の濃厚さなので比較できませんが、まだまだ愛知県安城市には実は濃厚グルメがたっぷりとありました。「つけめん舎一輝Ａｎｊｏ」ではパスタかと思うほどのもちもち太麺にがっちり絡む濃厚豚骨醤油スープが自慢のラーメン屋さん。このつけめんなら女性にもチャレンジできる濃厚さです。

お次は「スペイン釜のパンのトラ」の王様のメロンパンです。メロン果汁が生地に練りこまれたパンをほおばるとなんと中から出てくるのはこれまた濃厚な夕張メロンクリームです。なるほどこれは王様気分で食べれる至高の濃厚メロンパンです。他にもこのお店には120種類ほどのパンがあるので、安城濃厚グルメツアーのお土産にいかがでしょうか。

「cours de pâtisserie 445」では地元の食材を多く使った濃厚なケーキが楽しめます。このお店のおもしろいところは商品名がなんと番号なのです。例えば「22番」は濃厚な抹茶のクレームブリュレタルト、「8番」は濃厚なスフレタイプのチーズケーキとなっております。ちょっとメニューを覚えたり友達とケーキの話をするのは大変かもしれません。

落ち着いた「遇暖」店内の中で楽しめるのは濃厚なコーヒーです。試してみたいのはブレンドコーヒーの「ストロングブレンド」濃厚な苦味とコクが味わえ、さらにパンチが効いているとなれば、コーヒー好きなら是非試してみたい一杯です。カフェイン強すぎて夜眠れなかったらどうしようかと思いますが、やっぱり試してみたいコーヒーです。

「南山園」はアピタ安城南店にあるお茶屋さん直営の甘味喫茶です、濃厚抹茶の苦味と甘味の組み合わせは最高な大人のスイーツ、濃厚な苦味が癖になりそうです。オンラインショップではお茶を使ったスイーツや数々のお茶も販売中です。濃厚なお茶の旨みとアロマにほっと一息できる安城グルメです。

行列に並ぶ覚悟で行っても人気のために売り切れもある愛知県安城市の大岩亭ですが、一度はやはり体験してみたい行列グルメのひとつです。好きも嫌いも全てその人次第の大岩亭のラーメン、さてあなたはその味にはまるでしょうか?ここは一つご主人に負けないように気合入れて立ち向かってみましょう。