南湖公園は桜や紅葉の名所！翠楽苑の庭園も三大庭園に劣らない！

福島県白河市にある都市公園、『南湖公園』は1801年に白河藩の藩主「松平定信」が造った日本で最も古い歴史のある公園です。日本の伝統を継承する為の施設「翠楽苑」も公園内にあります。四季折々の公園の魅力やアクセス、お食事処も併せてご紹介して行きたいと思います。

『南湖公園』へのアクセスは、東北新幹線「新白河駅」で下車JRバス棚倉行きに乗り「南湖公園」で降ります。そこからは歩いて約1分、すぐに公園にアクセス出来ます。お車でのアクセスは東北自動車道「白河IC」から国道4号線を通って、国道289号線を南湖方面へ迎い約7キロ程走ります。駐車場は無料で15大用意されて、トイレも完備されています。

『南湖公園』は、湖が美しい公園でも有ります。特に春は南湖を囲むように桜が咲き、その光景は目も眩む様な美しさとなります。湖のバックには那須連峰がそびえ、その景観をより美しく引き立たせています。桜の花が咲く頃は、那須連峰の頂にはまだ冠雪が観られとても美しいのです。早春の会津の、絶景の一つに数えられると思います。

春の『南湖公園』では、南湖神社境内の樹齢約200年楽翁桜にライトアップが施されます。ライトアップの時間帯は、17時から22時まで、期間は4月上旬から4月下旬にかけて行われます。『南湖公園』内には、約800本の桜が植えられていて訪れる人々を毎年魅了します。是非春の『南湖公園』を満喫して頂きたいと思います。

夏の『南湖公園』の魅力は、水辺の風景ではないでしょうか。南湖ではサギやかも等の水鳥が遊ぶ姿も観る事が出来、釣りもする事が出来ます。暑い夏は木陰に腰をおろして、豊かな水や緑を眺めるのが気持ちいいですね。日本最古の公園『南湖公園』、昔の人々もこうして南湖の景色を愛でていたのかと考えると感慨深い思いがしますね。

『南湖公園』の湖では、シーズンになると多くの釣り人で賑わいます。ヘラやコイ、バス等を釣り上げる光景も見かける事があります。静かに釣り糸を垂れている釣り人を見ていると何故だか癒されます。『南湖公園』の南湖では、釣りの他にもボートで遊んだり湖を楽しむ事が出来ます。自然に触れてゆったりと過ごす時間は最高ですね。

春の桜や夏の湖と並んで見どころと言えば、やはり秋の紅葉でしょう。もみじの名所としても名高い『南湖公園』です。紅葉シーズンには、地元の市民から観光客まで多くの人々が『南湖公園』に足を運びます。例年10月下旬から11月中旬にかけて、美しい紅葉を楽しむ事が出来ます。東北の紅葉は、赤の色が濃くてとても美しいのです。

『南湖公園』に隣接する「翠楽苑」の庭園では、一定期間紅葉にライトアップが施されます。出来ればこの時期に訪れたいものですね。南湖でボートに乗って、翠楽苑庭園の紅葉を眺めるのもお勧めです。見どころスポットはやはり、美しく手入れされた翠楽苑の庭園です。南湖名物の南湖だんごを食べながら、『南湖公園』の秋を心行くまで楽しんで下さい。

東北の冬は厳しく釣り糸を垂れていた湖も凍てつき、その代りに美しい雪景色を楽しむ事も出来ます。『南湖公園』の冬景色も又会津の名所の一つです。白鳥などの渡り鳥が、湖を泳ぐ姿はとても美しく心が和みます。しっかり防寒をして冬景色を眺めに行くのも冬の楽しみの一つです。日本最古の公園として眺めて見ると、何処か違った景色に見えるかも知れません。

『南湖公園』にある『翠楽苑』の庭園は、日本三大庭園にも引けを取らない美しい景観を持つ観光名所です。手入れの行き届いた日本庭園は、いつ訪れても美しい景観を堪能出来る安らぎのスポットとなっています。松や楓など59種類約4000本もの樹木が配置されていて、季節ごとに美しい景観を作りだしています。中央の池には沢山の錦鯉が泳いでいます。

特に秋の紅葉シーズンは、もみじの観光名所として大勢の観光客がやって来ます。入口のチケット売り場で、お茶券付きの入場券を購入すると、古民家邸宅「松楽亭」で和菓子とお茶を頂く事が出来ます。美しい庭園を眺めながら頂くお茶とお菓子は、優雅なひと時を感じさせてくれます。日本人ならではの、ワビさびを感じてみるのもいいですね。

『翠楽苑』のイヴェントとして、8月には灯籠茶会が催されます。9月と10月にはお月見買いも催され、灯籠流しは秋の風情を掻き立てます。お茶会や灯籠流しを通して、日本文化を継承する活動の拠点となっています。もし機会があれば、ぜひ夜の灯籠流しに参加される事をお勧めします。それは幻想的でうっとりする様に美しいそうです。

『翠楽苑』の庭園池にはハスが植えられていて、季節になると綺麗なハスの花が沢山咲きます。蓮の花が咲く時には、ポンと音がすると言われています。開く瞬間を見てみたいものですね。早朝に咲くのが一般的だと言われてますが、朝一に訪れるともしかしたら開く瞬間が観れるかも知れませんね。『翠楽苑』へのアクセスは、『南湖公園』に準じます。

『南湖神社』は『南湖公園』の中に在る神社で、境内には茶室もあります。出世や繁盛の神様として奉られていますが、近年では厄除けや交通安全、学問、縁結びの神様としてもご利益を求めて多くの人々が訪れます。境内には松平定信が南湖公園を造った時に植えたとされる、ベニシダレザクラがあり『楽翁桜』と呼ばれ親しまれています。

『南湖神社』は『南湖公園』と共に桜や紅葉の名所として親しまれ、市民や観光客の目を楽しませてくれています。『南湖神社』へのアクセスは、東北新幹線「白河駅」で下車、そこからJRバス「棚倉行き」に乗車「南湖公園」で降ります。所要時間は約10分です。ぜひ、お花見や紅葉狩りの絶好の時に訪れてみて下さいね。

住所:福島県白河市菅生舘2 電話番号:0248－23－3015

『南湖公園』を散策してお腹がすいた時に是非お勧めしたいのが『湖畔亭』です。美味しいラーメンやお蕎麦、丼物や定食の美味しいお食事処です。美味しいお蕎麦を食べさせてくれるお店と言う事で、混雑している事も多いですが切り盛りが上手なのか回転がとても良い様です。そして人気メニューの焼肉定食もボリュームがあってお得です。

『湖畔亭』の営業時間は11時から18時、定休日は毎週火曜日となっています。白河で昔から営業している老舗ですから、お味もスタッフの対応も間違いなくお勧めです。ぜひ『南湖公園』へ行かれたら、立ち寄ってみて下さいね。きっと満足して頂けると思います。美しい景色と美味しい食事で、旅は満足したも物になりますね。

住所:福島県白河市池下40－1 電話番号:0248－23－3281

『南湖公園』に在るおすすめのお食事処、二軒目は『水月』です。美味しいお蕎麦やうどん等の麺類が美味しいと評判のお店です。麺類を注文したら、おだんごが三つおまけで付いて来るそうです。そんな小さな気配りが嬉しいですね。南湖名物の南湖だんごが、食事と一緒に付いて来るなんて得した気分になりますね。

『水月』では麺類と共に、美味しいスイーツを食べさせてくれるお店として人気があります。特にお勧めの理由は、お蕎麦もおだんごも天然原料を使って品質にこだわっている所です。アイスクリームも手作りで、季節限定のアイスクリームも販売されていて大人気です。桜のシーズンにはさくらクリームが食べられます。

『南湖公園』周辺では、南湖名物の南湖だんごを食べられる茶店等が軒を連ねています。『水月』でも美味しい南湖だんごが食べられますし、お土産用の南湖だんごも販売しています。素材にこだわり杵でつきあげ、添加物は一切使用していません。安全で美味しいおだんごを、是非美しい景色を眺めながら楽しんで下さいね。

住所:福島県白河市五郎窪41 電話番号:0248－23－3507

白河『南湖公園』は、湖と緑豊かな自然に囲まれた日本最古の公園です。四季折々の景観が美しい会津の観光名所、公園内の南湖神社や翠楽苑等もご紹介しました。湖は釣りのスポットにもなっています。南湖名物のだんごや美味しいお食事処もあります。アクセスも簡単ですのでぜひ白河『南湖公園』で、素敵な時間を過ごして頂きたいと思います。