八幡平の観光おすすめスポット17選！子供と行きたい名所は？温泉も！

八幡平とは、岩手県と秋田県にまたがって広がる山群のことです。十和田八幡平国立公園に指定されているエリアで、40,489haもあり、様々な形をした山頂と、無数の沼や湿原が点在しています。「はちまんだいら」と勘違いして覚えている人も多いですが、「はちまんたい」が正式名称になります。

標高が高いので冬は雪深く、スキー場は初級者から上級者まで楽しめるほか、80m級のジャンプ台やクロスカントリーコースを備えているスキー場もあります。また、数mの高さを誇る雪の回廊や樹氷原が観光スポットとして人気があり、首都圏からも見学者が訪れています。

スキー場や牧場などの広々とした牧歌的風景と、ブナやダケカンバの原生林、さらにおしゃれなホテルやペンションが立ち並ぶ人気の高いエリアで、観光の名所が多くあります。春夏秋はテニス、乗馬、ゴルフ、森林浴、冬はスキー・スノボを楽しめます。

日本の森林浴百選にも数えられていて、伐採された後に自然に再生したエネルギーに溢れたブナ林です。安代ICから車で20分ほどにあるブナの駅から約1㎞の散策路を歩くことができます。下草もなく、25mごとに看板が立っているので、子供連れでも安心して歩くことができます。

8haもある花畑やヤギや羊などの動物たちと戯れることができる動物広場、釣り堀やパークゴルフ場があり、子供向けの体験メニューもいくつも用意されているので、子連れ旅行なら絶対訪れたいスポットです。中でもおすすめなのが、売店で買うことができる安比高原牧場アイスクリームです。

焼走り熔岩流のある西根エリアは山麓に広がる自然と他にはない名所を楽しめる観光エリアです。首都圏からだと出入り口になるので、情報集めやお土産探しが出来る道の駅にしねに立ち寄ってみて下さい。

雄大な岩手山を背景に一本で凛と立つカスミザクラは、知る人ぞ知る名スポットです。例年5月の上旬ごろに咲くのですが、樹齢100年以上の巨木のため、咲かない年もあるようです。西根ICから車で15分ほどで、岩手山焼走り熔岩流や八幡平温泉郷と合わせて訪れてみてください。

地元で採れた山葡萄果汁を無添加で瓶詰めしたジュースやジャム、地酒「わしの尾」などの物産品や、岩手山の麓の農畜産物などを買うことができる「道の駅にしね」ですが、地元特産のほうれん草を使ったメニューを味わうことができます。ほうれん草カレーやホウレンソウソフトクリームはおすすめです。

松川沿いに250年ほど前に発見された松川温泉を中心にしたエリアです。秋になるとブナ、ナラ、カエデなどの広葉樹が色づき、紅葉の名所となり、多くの観光客が訪れるスポットです。紅葉を楽しんだ後に露天風呂でゆっくりするのにおすすめです。

紅葉シーズンの観光なら、絶対に外せないのが、松川渓谷です。東八幡平から松川温泉までの渓谷沿いにカエデやモミジなどの落葉樹が生い茂り、清流と合わせて美しい紅葉を見せてくれます。絶景の名所で紅葉を楽しいんだら、温泉でのんびりすることもできるスポットです。

世界でも4番目に大きい、日本で最初の地熱発電所です。松川温泉地域にあり、巨大な冷却塔と立ち上る蒸気が目を引きます。隣接する地熱館はPR施設で、地熱発電の仕組みをパネルや映像で展示してあります。子供と一緒に自然の力を知ることができる貴重な施設です。

秋田県側の八幡平には、後生掛温泉、蒸ノ湯温泉、玉川温泉を含む秋田八幡平温泉郷や、雄々しい滝がみられる遊歩道、素晴らしい景色が眼下に広がる展望台など、たくさんのスポットがあります。活火山もあり大湯沼などの火山現象を観察できる名所が人気です。

八幡平大沼は、八幡平の中で最も大きな沼です。ミズバショウやワタスゲなどの高山植物の群生を遊歩道から見ることができます。秋には、美しい紅葉が水面に映りこみ、とても美しい景観を見せてくれます。

日本の滝百選と岩手の名水二十選にも選ばれている不動の滝は、桜松神社の境内奥にある、絶対に外せない名所です。不動明王が安置されているのを見ることができるほか、神社の境内には縁結びの木があり、訪れるカップルも多いようです。渓流沿いに散策路もあるので、マイナスイオンを浴びながら散歩を楽しむのはいかがでしょうか。

八幡平山頂散策路や黒谷地湿原の散策路をあるいて高原の植物を観察したり、八幡沼やガマ沼の神秘的な青さを眺めたりできる八幡平山頂エリアですが、その起点になるのが、八幡平スキー場前から秋田までつながる27㎞のアスピーテラインです。

秋田と岩手を結ぶ八幡平アスピーテラインは、冬の間雪が降り積もり不通となりますが、4月上旬に除雪作業完了後に通れるようになります。道路わきには高さ5mにもなる雪の壁が出来るため、一目見ようと、多くの行楽客が訪れます。

八幡平は山に川に湖に、自然の魅力あふれる観光エリアです。子供と一緒に訪れたら、見て楽しむだけではなく、自然の力強さや神秘を直接教えてあげられるスポットがたくさんあります。ぜひ、キャンプ場に宿泊して、より自然の近くで過ごしてみて下さい。

キャンプ場にキャビン村、日帰り湯に天文台もあるこちらの施設は、国の特別天然記念物に指定されている焼走り溶岩流の隣にあり、散策路の入口になっています。想像以上に綺麗に輝く星空を堪能した後は、テントで自然の音を聞きながら眠りにつく。子供にはかけがえのない経験になると思います。

八幡平近辺にある温泉を相称して八幡平温泉郷と言う他、近隣にはたくさんの温泉が沸いています。それぞれが特徴のある温泉で、温泉宿がそれぞれに数軒（また一軒）しかないという秘湯ぶりです。日帰り温泉を受け付けている温泉宿もたくさんあるので、温泉のはしごがおすすめです！

八幡平国立公園の南東にある温泉です。3軒の温泉宿それぞれが自家源泉を持っているので、それぞれで違った温泉が楽しめます。また、冬場は路面が凍結することから、八幡平ロイヤルホテル～松川温泉まで4輪駆動のボンネットバスが運行され、それを楽しみに訪れる観光客もいます。

八幡平山頂にほど近い、標高1400mｎ位置する温泉で、温泉宿はたった一軒「彩雲荘」があります。男女別の内風呂・露天風呂のほかに、混浴の内風呂・露天風呂があります。源泉かけ流しの露天泥風呂で絶景を楽しむことができる秘湯です！冬季閉館なのでご注意ください。

安代インターから車で3分という好立地にある新安比温泉は、太古に地中に閉じ込められた海水を源泉とする化石海水型の温泉で、ミネラル分が非常に高く、美人の湯と言われてます。森の中にひっそりと建つ1軒宿で、のんびりと過ごして疲れを癒したい方にとてもおすすめです。

たくさんの花を見ることができるフラワーランドやハウスの中で7種類のイチゴのピッキングを楽しめるいちごの森など、子供連れにとても人気のあるスポットです。アルパカやうさぎとのふれあったり、直営店でサラダファーム内で栽培されている野菜や卵、スイーツを買うこともできます。

国内外含む100種類もの高山植物を展示する「安比・八幡平　高山植物園(仮称)は、2017の春にオープン予定の新観光スポットです！季節それぞれの花の美しさはもちろん、つぼみや種子など、花の生涯を感じることができる展示を目指しているそうです。普段見れない高山地帯の植物を観察できる素敵なスポットです！

ニジマスとイワナが放流された、初心者用の釣り堀釣りの他に、中級者も楽しめる渓流釣りもあります。釣った魚をその場で食べることが出来たり、腸取りが自分でできない人のために、腸取りをしてくれるサービスもあるので、家族で安心して楽しめるスポットです。さらに工芸体験や大自然の中でラジコンカーを楽しめるコースも用意されています。

石神の丘美術館の隣に広がる広大な敷地に「岩手町国際石彫シンポジウム」の作品が点在しているアートな公園です。毎年、7月中旬から8月中旬にかけて彫刻の公開制作も行われているので、夏休みにぜひ訪れてみて下さい。

いかがでしたか？岩手と秋田にまたがる八幡平国立公園には、ぜひ訪れてみたいスポットがたくさんあります。カップルでも一人旅でも、もちろん子供連れでも楽しむことが出来る、自然探索と温泉の旅はおすすめです！