高円寺のラーメン屋人気ランキング！一度は食べたいおすすめ店厳選！

高円寺は杉並区の北東、中野区と接する地域です。古着屋さんと商店街が有名な街ですが意外にもラーメン激戦区です。高円寺周辺は商業地区が広いため、密集感はありませんが多くのラーメン屋さんがしのぎを削っています。高円寺の個性的なラーメン屋さんをご紹介します。

白濁したスープは豚骨にあらず、何と牛乳ラーメンです。ラーメンに牛乳とは罰ゲームのようですが、食べてみると普通に美味しいです。人気メニューは牛乳味噌ラーメン。牛乳メニューは牛乳ラーメン、牛乳チャーシューなど。牛乳味噌スープというのもあります。定食メニューも充実しています。

万福の牛乳味噌ラーメンとキクラゲ定食(半ライス)は杉並区のヘルシーメニューに認定されています。お店は丸ノ内線新高円寺駅からルック商店街を高円寺駅方向に約5分、中央線高円寺駅からでも10分弱というロケーションです。カウンターのみで12席という小さなお店です。

高円寺阿波踊りのメイン会場になる高南通りの新高円寺寄りにある老舗ラーメン屋さんです。24時間営業でタクシードライバー御用達のお店です。当初はホープ軒系の豚骨醤油ラーメンでしたが徐々に味が変わってきたそうです。現在でもスープに背脂が浮いていますがあっさりとしたどこか懐かしい味です。

人気メニューはラーメンと半カレーのセットです。タロー軒はカレーが美味しいことで有名です。店内は4人がけのテーブルが2つと10人程度の立ち食いカウンターです。テーブル席はセルフサービスです。以前は立ち食いのみの営業でした。新高円寺駅から五日市街道入口交差点を右折して徒歩約2分です。

正確には麺や天鳳石井という店で、中野坂上の天鳳とは異なります。豚骨醤油には背脂がたっぷりと浮いており、こってり味濃い系のラーメンです。カウンターの自家製唐辛子は途中まで食べてからお好みでどうぞ。味が変わって食欲が進みます。少し辛いので様子を見ながらどうぞ。

新高円寺駅から青梅街道を南阿佐ヶ谷方向に5分少々、カウンターのみで10人少々のお店です。ランチタイムには大盛り、味玉、ライスなどがサービスで付きます。担々麺にはなぜか梅干しのトッピングがついてきます。高円寺もこのあたりまで来ると住宅街、家に帰る前にちょっと小腹を満たすのにいい店です。

麺や天鳳と青梅街道を挟んで斜向いにあります。新高円寺で半径10メートルのラーメン激戦区です。このお店はかつては相原家という屋号で、その名の通り家系ラーメンでしたが、最近は独自路線をとりつつあります。人気メニューはASP(あいはらやスペシャル)という全部入り豚骨醤油ラーメンです。

クリーミーな豚骨醤油スープとあっさりとした塩、醤油スープの他につけめんとまぜそばも提供します。水曜と土曜の夜はつけめん専門店になるという二毛作営業を展開しています。つけめんにも根強いファンがいます。曜日限定メニューの提供など飽きの来ない工夫もしています。

東高円寺駅すぐのBia Biaはカフェのような空間です。客層も子供連れのお母さんが主体というユニークなお店です。何よりもびっくりなのは店主がイラン人なのです。Bia Biaとはペルシャ語でWelcomeという意味なのだそうです。作るラーメンは無化調で大山鶏の丸鶏と魚介のスープ、国産小麦にライ麦をブレンドした自家製麺です。

名物はローストトマトのトッピングです。厳選したトマトを4時間から5時間、オーブンで焼き上げて甘みを引き出したトマトはラーメンに不思議なほどに合います。薬味としてペルシャ料理に欠かせないゼレシュクというベリーを使用しています。これがまた、独特な風味を出しており人気です。

ひら石は高円寺駅北口から徒歩1分、大一市場というところにあります。元々は市場だったのですが、いつしかディープな飲食店街になりました。ひら石は無化調、無かんすいに加えて銚子産の煮干しと自然回帰水という湧水を使用して美味しいスープを作っています。普通の餃子の4個分はありそうなジャンボ餃子も人気です。

ご飯も吟味された米を自然回帰水で炊いています。ラー油も店主の手作りで、搾りかすの唐辛子は薬味として提供されています。肴味油も鰹節で作った自家製調味料です。ちょっと風邪気味という人にはすり生姜のサービスがあるというのもうれしいですね。美味しい上に身体にも良いラーメンです。

高円寺ルック商店街の天王は典型的な街の中華屋さんで、人気メニューは新潟県長岡風という生姜醤油ラーメンです。コクのある醤油味にほんのり香る生姜が癖になります。やや太めの麺ですが魚介系がきいた味は昔ながらの美味しいラーメンです。18席の店内は満員にこそなりませんが、食事時には賑わいます。

天王の人気は圧倒的なコストパフォーマンスにあります。比較的物価の安い高円寺でもワンコインで食べられるラーメンにはめったにお目にかかることができません。ラーメン以外のメニューも豊富でやはりコスパがいいのです。高円寺駅と新高円寺駅のちょうど中間にあるお店です。

街の中華屋さんといえば、高円寺駅北口の太陽も外すことはできません。高円寺でもこうしたお店はだんだん少なくなってきました。江古田にある太陽の支店だそうです。煮干しベースの少し塩気の強いスープに細めのちぢれ麺が絡んで美味しいです。サイドメニューにはジャンボ餃子もあります。

高円寺駅北口の純情商店街のアーケードをくぐり左折した先にあります。駅からは3分ぐらいです。さまざまなセットメニューがあり、目移りします。特に変わったところもなく気がつけばそこにある日々の糧としてのラーメン屋さんは、高円寺の人々の安らぎの場として人気です。

中華そばJACは徳島ラーメンのお店です。徳島ラーメンの中でも茶系あるいは黒系といわれる豚骨スープに濃い口醤油やたまり醤油で濃い味付けをしてトッピングはバラ肉をメインにして生玉子をかけて食べるというものです。かなり味が濃いので玉子を溶くとすき焼き風になります。肉はご飯にのせても美味しいです。

途中でスダチ果汁を投入すると一気に爽やかな風味に変わります。割りスープも用意されているので濃厚なスープも完食できます。店内はカウンターのみ8席です。高円寺駅北口から環七を渡って野方方面に、約7分の道のりです。東京では珍しい徳島ラーメンは密かな人気を集めています。

ばりこては本格的な長浜ラーメンを東京で味わうことのできるお店です。東京向けに味の調整はいっさいしていない本場の味なんだそうです。スープはストレートな豚骨スープで意外と臭みは感じません。好みの固さを注文して替え玉、高菜や紅生姜を投入して味を変えながら楽しみましょう。

ばりこては東高円寺駅前の商店街を抜けてバス通りを渡ったところにあり、駅からは徒歩5分です。カウンターのみ10席足らずのお店です。お店の前の高円寺南五丁目バス停から関東バス五日市街道営業所まで行くと、杉並の豚骨の名店である一歩まで行くことができます。食べ比べなどいかがでしょうか。

高円寺北口の雑居ビルにある、きたさん横丁にあるディープなお店です。全国のラーメンを食べ歩いた店主がご当地ラーメンを研究し、俺流ラーメンを作り上げたそうです。色々なメニューのごった煮状態で、ゆず塩ラーメンや燕三条系煮干し背脂麺などが並びます。魚と鶏と豚からダシをとった三刀流ラーメンが看板メニューのようです。

店の雰囲気の怪しさにかかわらず、しっかりととったダシとハードな麺を食べているうちにいつの間にか店主の術中にはまってしまいます。最近はカレーラーメンが評判です。土曜日限定の勝浦式担々麺は人気メニューで、この日を狙ってくるリピーターも少なくありません。

素和可は無化調のスープと自家製麺のお店です。店名は素材の調和を可能に、という思いと仏教用語のソワカをかけています。スープは醤油と塩の2種類で、塩の場合は普通の香味油か紫蘇油かの選択ができます。麺は中細のストレート麺で小麦の旨みを感じさせます。水菜のしゃっきりとした食感と、なるとの模様が丼を締めます。

店名の通り素材のひとつひとつを吟味して作り込まれた美しいラーメンは地元でも人気です。カウンター10席の店内は清潔でカフェのような落ち着いた雰囲気です。高南通りの高円寺南四丁目交差点を左折した道の左側にあります。高円寺の地名の由来となった宿鳳山高円寺というお寺の近くにあります。

神奈川、静岡を中心に海外にまで店舗展開している田ぶしの本店は高円寺のカウンター11席の小さなお店です。なぜか東京には高円寺本店1店舗しかありません。白い豚骨スープと、その上に浮く黒い鰹香味油をミックスしていただきます。普通の豚骨魚介系とは異なる味わいです。香味油にはアゴ(トビウオ)も使用しています。

麺は中太の自家製麺ですが鰹節粉を練り込んだところが魚介風味を打ち出した田ぶしらしいところです。豚骨ベースの味噌ラーメンは肉系と魚介系の2種類あって人気です。たっぷりと入った穂先だけを使用したメンマは美味しいと評判です。高円寺駅北口から仲通り商店街を約2分ほど進んだところです。

たんたん亭系でワンタン麺の人気店です。麺は太めの自家製麺でボリュームを感じさせながらもノド越しの良さでいくらでも食べられそうです。スープは塩、醤油ともに上品で優しい味つけで和風なイメージです。ワンタンは肉、エビともにツルツルでジューシーです。ワンタンつけめんも人気です。

席数11という小さなお店で、食事時には行列もできる麺屋はやしまる。パクチーラーメンや汁なし担々麺といったメニューにも挑戦しています。いずれのメニューも余計なものは足さないという美学が感じられます。高円寺駅北口から約5分、純情通りの先にある庚申通り商店街のお店です。

いかがでしたでしょうか。高円寺のラーメン屋さんを紹介してきました。ラーメンに限らず高円寺には美味しいご飯がたくさんあります。それは土地の人たちの日々の糧でもあり、街を訪れてきた人たちへのおもてなしでもあります。ぜひ、ラーメンを通して高円寺という街を感じてみてください。