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「ルート66」アメリカ横断道路はシカゴからサンタモニカ!おすすめスポットも!

「ルート66」アメリカ横断道路はシカゴからサンタモニカ!おすすめスポットも!
投稿日: 2017年9月1日最終更新日: 2020年10月7日

国道66号線は、アメリカ中東部のイリノイ州シカゴと西部カリフォルニア州サンタモニカを結ぶ全長3755kmの旧国道でルート66と呼ばれます。このルート66はアメリカ西部の発展に貢献し、映画、音楽、小説に取り上げられるなどアメリカを象徴する道として愛されています。

古き良きアメリカを象徴するルート66へ見出し

地平線まで続く道路、見渡す限りの砂漠、フロントウインドウ越しに見るサンセットの夕日など、アメリカ大陸横断道路であるルート66は、古き良きアメリカを代表する道路として多くのアメリカ人に愛され続けてきました。ここでは、そのルート66の魅力、ぜひとも訪れたいおすすめスポット、ルートの走り方などを紹介していきます。

アメリカ大陸全8州を横断するルート66見出し

大陸横断道路ルート66は、イリノイ州シカゴから、ミズーリ州、カンザス州、オクラホマ州、テキサス州、ニューメキシコ州、アリゾナ州、そしてカリフォルニア州サンタモニカに至るまで、全部で8つの州をまたがって横断しています。そして、それぞれの州には「ルート66」の歴史を伝える博物館やヴィンテージ感が嬉しいモニュメントの数々も。記念撮影にも最適です。

ポップカルチャーに登場!ルート66見出し

ルート66は、多くの映画や小説、そして音楽などに登場し、閉鎖となった今もなお、アメリカ中で愛され続けています。沿道には、きらびやかなネオンが光るモーテルやガソリンスタンド、ファーストフードのマクドナルドやバーガーキングなど、アメリカを代表するチェーン店が立ち並び、アメリカ近代化の歴史を創ってきた横断道路です。

魅力的で巨大なモーテルの看板

ルート66ファンならずとも、頭に浮かぶのがこのきらびやかなモーテルのどでかい看板。ルート66で最も有名なモーテルといえば、ニューメキシコ州東部のトゥクムカリという町にある「ブルースワロー」、もうひとつはミズーリ州中央部南のレバノンという町にある「マンガーモス」。ルート66を走る際には、ぜひとも訪れたいモーテルです。

エンジェルズバーバーショップ

アリゾナ州セグリマンという町にあるルート66のグッズショップ「エンジェルズバーバーショップ」です。エンジェルさんとは、ルート66復興のために尽力したエンジェルおじさんのことで、昔ここで散髪屋をしていたそうです。店内には、ルート66の関連グッズが所狭しと並べられていて、日本語の堪能な店員さんが対応してくれます。

マクドナルドミュージアム

マクドナルドミュージアムは、ロサンジェルスから車で1時間半行ったSanBernardino市にあります。ここは、マクドナルド兄弟が、1940年に「マクドナルド・バーベキュー・レストラン」として最初にオープンさせた場所です。博物館には無料で入場でき、館内には貴重なレアグッズや歴史的なものまで所狭しと展示されています。

映画イージーライダーのロケ地

1960年代ニューシネマを代表する映画「イージーライダー」。映画の中で、主人公のピーターフォンダとデニスホッパー、ジャックニコルソンが、愛車ハーレーダビッドソンに乗って颯爽とルート66のニューメキシコやアリゾナ、LAの街を走り抜けます。またこの映画で使われたステッペンウルフの「ワイルドで行こう」もヒット曲となりました。

実在する映画バクダッドカフェのお店

映画「バクダッドカフェ」は、1987年制作の西ドイツ映画で、日本でもミニシアターを代表する作品として有名です。舞台となったバクダッドは、アンボイとニードルの間にあるルート66全盛期に繁栄した町ですが、現在はゴーストタウン化してます。撮影されたカフェは、モハーベ砂漠近くにある実在のカフェです。

映画カーズの舞台となったセグリマン

2006年に公開されたディズニーのアニメーション映画「カーズ」。当初は、ルート66というタイトルで制作されていましたが、1960年代にあった同タイトルのテレビドラマ「ルート66」とかぶることから「カーズ」に変えたそうです。そしてこの映画のモデルとなった町が、アリゾナ州セグリマンという60年代にタイムスリップした町です。

ルート66は1960年代伝説の海外ドラマ見出し

オクラホマルート66ミュージアム

オクラホマ州クリントンの町には、数あるルート66記念館の中でも最大展示規模数を誇るオクラホマルート66ミュージアムがあります。オクラホマ州の記念館ということもあり、ジョンスタインベック著「怒りの葡萄」に関連する展示品が数多くあります。またここでルート66になじみのシボレーコルベットに乗って記念写真撮影もできます。

伝説の海外ドラマルート66

1960年から64年にかけてCBS系列で放送されたテレビドラマ「ルート66」は、日本でもお馴染みのテレビドラマとしてNHKで放送され人気でした。ドラマの中に登場する二人の若者、トッドとバズが冒険を求めアメリカ中のハイウェイを走っていくシーンで使われたのがシボレー・コルベット。コルベットはルート66に最も関係の深い車です。

テキサス州アマリロにあるキャディラック見出し

ルート66に関係の深い車として、もうひとつあるのがゼネラルモーターズ社の名車キャディラックです。テキサス州アマリロの西側には、ヴィンテージもののキャディラック10台を並べ、先頭を地中に沈めて立たせたキャディラック・ラーンチがあります。アマリロの大富豪がオーナーとなり、アーティストグループによって建設されました。

突き刺さっているキャディラックは、1949年から1963年の年代物。現代アートとして何重ものペンキにまみれています。スプレー缶は、何本もその辺りに落ちていて落書きも推奨されています。側道からの距離は結構あり駐車場もなく、アトラクションがある牧場内へは車で入れないので路駐して歩くことになります。

アリゾナ州オートマンへ向かう山岳路見出し

アリゾナ州オートマンへ向かうブラック・マウンテン山地を越える箇所は、ヘアピンカーブの連続する曲がりくねった道です。道が狭いうえにブラインドコーナーが多くセンターラインがない状態です。さらに断崖絶壁にもかかわらず一部区間はガードレールすらありません。絶景が好きな車好きには格好の峠道となっています。

峠の一番上は、SitgreavesPassといって駐車スペースのある展望所があります。ここから見る景色は、これから走破しないといけないクネクネと曲がった峠道が砂漠の中に続いてます。そこを過ぎれば、かつてゴールドラッシュで賑わった町オートマンに到着です。そこはまさに西部開拓時代がそのまま残る町です。

まるで西部劇の映画を見ているかのような街並みのオートマン。ここは、ブラクウマウンテン鉱山の町で896mの高地にあります。オートマンまでは、砂漠と山並みが続く道路で峠を下り町に入ります。博物館として保存されているオートマンホテルがあったり、週末にはガンファイトショーが催されるなど見どころ満載の町です。

なぜルート66という名前?見出し

なぜルート66なのか?アメリカ大陸南西部を横断する道路の設置の際に提案されたこと、それは、番号を偶数にすること、そして番号を60から始めることでした。そして決められたアメリカ南西部を東西に横断するこの大陸横断道路には、覚えやすい、言いやすい、聞きやすいを理由にゾロ目の番号66(シックスティシックス)が充てられました。

ルート66はシカゴとサンタモニカどっちから見出し

東のシカゴと西のサンタモニカのどちらから走るかですが、おすすめはBEGINと書かれた標識の立つシカゴからスタートすることをおすすめします。アメリカの歴史は「西部開拓時代」でもあるように、西へ西へと進んで行ったことを考えると、歴史をたどる意味でシカゴからサンタモニカへ向かう総距離数3755kmの旅がおすすめです。

イリノイ州シカゴ

高層ビルが立ち並ぶシカゴの街中にある「BEGIN」の案内板がスタートポイントです。ダウンタウンをど真ん中に走るアダムズ通りのシカゴ美術館正面の交差点のところにあります。繁華街の街中に案内板がぽつんと建っているだけで他には何もありません。人通りや車の通行量の多いところですが、記念の撮影スポットとして有名です。

サンタモニカの桟橋

カリフォルニア州サンタモニカにあるサンタモニカピアという桟橋には、ルート66の最終地点を示すサインがあり、多くの観光客が訪れる人気の観光スポットとなっています。またここは、映画「フォレストガンプ」や「スティング」に出てくる古い観覧車があったりと、数多くの映画のロケ地としても有名な場所です。

ルート66実際に走ってみていくらかかるか見出し

10日で計画してみた場合、約4000kmあるので1日約400kmを走行することになりますが、渋滞がほとんどなく、制限速度はおおよそ時速55マイル(89km/h)でスムーズに走ることが出来ます。ガソリン代は、日本に比べると圧倒的に安く、1ドル120円換算で1リッター63円ぐらいです。あとは長期走行に適したレンタカーを選んでスタートです。

マザー・ロードであるルート66を走ろう見出し

アメリカの大陸横断道路として、西部開拓時代の象徴的道路として、そして多くのアメリカ文化の題材にもなったルート66。ルート66は、古き良きアメリカの心の故郷として多くのアメリカ人に愛され続けています。イカした車とイカした音楽に浸り、ルート66を走る風に吹かれながら、60年代アメリカにタイムスリップしてはいかがでしょう。

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投稿日: 2017年9月1日最終更新日: 2020年10月7日

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