東京モーターショー2017の日程は？料金・アクセス・見どころを徹底紹介！

今年も東京ビッグサイトで開催される第45回東京モーターショー2017。東京モーターショーは世界のモーターショーの中でも注目度の高いモーターショーであり国内展示会の中では最大級。国内外の自動車・二輪・部品関連メーカーが一堂に会すビッグイベントである東京モーターショーの開催日程や料金、アクセスなどをご紹介します!

東京モーターショーは隔年の秋に開催されます。2017年の開催日程は10月27日から11月5日まで。平日、土曜、祝日は10時開演、20時閉演。日曜日は10時開演、18時閉演です。なお、障がい者手帳をお持ちの方は26日の特別招待日にご入場可能です。こちらは事前登録必要。27日の12時半から18時まではプレビューデーで特別料金です。

入場チケット料金は一般1800円、高校生600円、中学生以下料金不要。27日のプレビューデーはチケット料金3500円、但し枚数限定です。また障がい者手帳をお持ちの方、付き添い者1名。車椅子利用の場合は2名は料金不要となります。特別招待日も障がい者手帳をお持ちの方は料金不要です。こちら事前登録必要です。

一般公開に先駆けて公開となるプレビューデー。プレビューデーは限定2万枚、料金3500円のチケットを購入すればだれでも入場できます。料金は少々お高めですが、混雑が避けられゆっくり見学できるのでこの日が狙い目です。チケットは8月1日から販売開始。売り切れ次第販売終了となるためお早めにどうぞ。

一般公開日のチケットは8月1日からオンライン先行販売。通常販売日程は9月21日から10月27日までです。セブンチケット、ローソンチケット、チケットぴあなどで購入可能。会場でも当日入場券購入可能ですが、土日祝日は窓口が大変な混雑となるため前売りチケット購入がおすすめです。

東京ビッグサイトへの電車でのアクセスは、ゆりかもめ「国際展示場正門」駅下車徒歩約3分。りんかい線「国際展示場」駅下車徒歩約7分。バスでのアクセスは都営バス、京急バス「東京ビッグサイト」下車。なお、開催日程中は周辺道路混雑のため公共交通機関でのアクセスがおすすめです。

東京モーターショー2017年は国内自動車メーカー13社、国外17社のほか、二輪、部品、関連会社合わせて200社近い企業や団体が出展予定です。東京モーターショーはここ数回、クルマと社会をテーマにした展示会を同日程で同時開催しています。東京モーターショー2017も「TOKYO CONNECTED LAB」というテーマ展示を開催。

会場は同じビッグサイトで、東京モーターショーが東ホールと西1、2ホール、「TOKYO CONNECTED LAB」は西3、4ホールでの開催になります。これまで西ホールと東ホールへのアクセスは徒歩しかありませんでしたが、前回からは来場者ホスピタリティ向上のため、東西ホールを結ぶシャトルバスを運行。アクセスが抜群に良くなりました。

また、前回まではビッグサイト周辺で行われていた試乗会が今回は臨海副都心へ移転。こちらもアクセスはシャトルバスになります。このように東京モーターショーを全部を見ようと思ったら丸一日では足りないかもしれません。事前に公式サイトなどで出展企業情報を確認したり、入口で配布されるガイドなどを参考に効率よく見学しましょう。

東京モーターショーは世界中が注目するイベントのため、毎回各メーカーの新車やコンセプトカーのワールドプレミアの場となります。東京モーターショー2017でもすでにワールドプレミア予想されている車種がありますが、真偽のほどは各メーカーの極秘事項のためプレスデー当日までわかりません。プレスデー終了後の発表にご注目下さい!

モーターショーの見どころと言えば、何と言ってもコンセプトカー。各メーカーが威信をかけて発表する注目の車種です。クルマ好きにはたまらない夢のクルマがステージにラインナップ。ここ数年は全メーカーが環境に配慮した車種や電気自動車に力を入れていて、一昔前のようなレーシングカーやスポーツカーは減ってきました。

コンセプトカーは各メーカーの次期モデルになる場合も多く、購入を検討している方は車種のデザインやスペックにご注目ください。購入予定がなくても各メーカーが総力を挙げて開発する車種は見ているだけでワクワクします。直に見られるのはモーターショー開催日程中だけなので、お見逃しなく!

ステージに展示されることが多いコンセプトカーと違ってフロアの展示車は市販車であることが多いため、実際に触ったり乗ったりすることができます。市販車といってもモーターショーに展示するくらいなので、最新モデルや特別にカスタマイズされている注目車種が多く、各メーカーの一押しラインナップがわかります。

展示車には車の詳しい説明をしてくれる説明員がついている場合が多いので、気軽に声をかけてみましょう。モーターショー会場では販売はできないので、迂闊に声をかけると買わされるのでは?という心配はいりません。好きな車を好きなだけ見て、乗って、写真を撮れるのもモーターショーの醍醐味です。

東京モーターショーは何と言っても日本で開催されるモーターショーですから国産車メーカーは力が入ります。国産車メーカーは全メーカーが出展します。中でもトヨタ、日産、ホンダは最大級の出展規模で注目を集めます。自動車ファン注目の2017年のトヨタは次期型スープラ、新型クラウンの出展が予想されています。

日産は9月発売予定の新型リーフをメインに、新型ジュークの出展も予想されています。ホンダはS2000とN-BOXの新型が出展予想。新型車の出展予想はあくまで予想ですので、実際のところは開幕してみないとわかりません。是非東京モーターショーへお出かけになって真偽のほどをお確かめください。

モーターショーに行ったら各メーカーのステージプレゼンテーションは必見です。大型ブースではメインステージのほかに小ステージなどもありますが、見どころはやはりメインステージ演出です。大型映像モニターに最新の映像技術を駆使した映像が流れ、照明や音響、エフェクトでプレゼンテーションを盛り上げます。

ステージでは注目の最新モデルや先端技術のほか、各メーカーのビジョンなどが紹介されます。美しいモデルやカッコいいダンサーによるパフォーマンスショーなどが見られるステージもあり、クルマに興味がない方も十分楽しめます。ステージは各ブースにより開始時間が異なるためブースのインフォメーションなどで確認してください。

モーターショーといえば華やかなモデルやコンパニオンを思い浮かべる方も少なくないでしょう。各メーカー毎に車のイメージに合うキャストを採用。フォトジェニックなシーンを演出し、来場者にアピールします。車よりむしろキャスト目当ての「カメラ小僧」もモーターショーの風物詩といえるかもしれません。

モデルやコンパニオンの衣装はモーターショーのために特注されたものです。毎回各ブースごとにテーマを設定し、そのテーマに合った演出や衣装が準備され、キャストたちはテーマの世界観を体現します。

各メーカーのステージ演出として、CM出演しているタレントなどがゲスト出演することもあります。特に土日祝日などの来場者が多い日は特別ステージとしてスペシャルゲストが登場することがありますので、事前に各メーカーのサイトなどをチェックしてみてください。ゲスト出演は各ブースで事前告知される場合が多いのでご注目ください。

東京モーターショーでは会場でしか入手できない限定グッズ販売があり、これを目当てに来場する人もいるほどです。公式グッズとしてはぬいぐるみやタオル、キーホルダー、Tシャツやお菓子など数十種類のグッズがあり、会場内数か所に設置されるオフィシャルグッズショップで購入できます。

毎回注目が集まるトミカのモーターショー限定ミニカー。各メーカーのコンセプトカーや新型車種のミニカー販売は開幕初日から大行列になるほどの人気商品です。前回2015年は西3.4ホールに出展していました。売り切れ次第販売終了となるので、欲しい車種は早めに購入してください。

公式グッズで一番人気はこのエコバッグ。毎回デザインが変わるのでコレクションしている人も多いモーターショーアイテムです。シンプルで丈夫なバッグは会場で配布されるパンフレット入れに使った後はショッピングバッグとして使えます。

東京モーターショーでは2011年から未来のモビリティ社会がもたらす新たな価値や社会とのつながりを、消費者目線で体験できる参加型のプログラムを主催者テーマ展示として開催しています。2017年も「TOKYO CONNECTED LAB」と題してモビリティ関連の最新のテクノロジーやシステムを紹介する予定です。

自動車関連企業だけでなく、通信、住宅、インフラ関連企業なども出展。未来の社会を垣間見るような体験ができます。開催場所は西3、4ホール。モーターショーと同日程で料金はモーターショーチケットに含まれます。東ホールからのアクセスはシャトルバス利用がおすすめです。

自動運転が注目されている中で、車の可能性は大きく広がっています。車のバッテリーから家や社会インフラへのエネルギー供給が可能になったり、無人走行により渋滞や駐車場不足が解消されるなど近い将来大きく社会は変わるでしょう。こうした車社会の未来をわかりやすく紹介してくれる主催者テーマ展示もぜひご注目ください。

東京モーターショーでは毎回新車や各メーカーの注目車種に試乗できる試乗会を開催。2017年は近隣の臨海副都心エリアで大幅に拡充して実施予定です。モーターショー開催日程中にしか試乗体験できない車もあるのでこの機会をお見逃しなく!

前回は電気自動車や安全性能抜群の車種の試乗がありましたので、今回もおそらく試乗できるでしょう。この機会に電気自動車や高性能の新車種を試してみるのも良いかもしれません。試乗会は車種ごとに日程が変わるので事前にインターネットなどでチェックされることをおすすめします。会場へのアクセスはシャトルバスをご利用ください。

モーターショーの楽しみの一つが各出展ブースで配布されるパンフレット。展示車や人気車種のカッコ良い写真がまるで写真集のようにぎっしり載っているパンフレットはモーターショー会場でしか手に入らないプレミア物です。

パンフレットは各ブースの綺麗なコンパニオンたちが一冊ずつ手渡ししてくれます。何冊でも欲しいだけもらえますし、一緒に記念撮影をしてもらえる場合もあります。かさばるパンフレットを入れるのに手頃な紙袋を配布しているブースもあるので、逃さずゲットしてお気に入りのメーカーのパンフレットを入れましょう。

東京モーターショー会場には、毎回全日程で全国各地のご当地グルメほか様々なキッチンカーや屋台が出店します。東ホール、西ホールとも屋外にずらりと並ぶ屋台がイベントをさらに盛り上げます。天気が良ければ屋外のベンチでピクニック気分で屋台グルメが楽しめます。スイーツメニューやビールなどのアルコール類もあります。

モーターショーは国内有数のビッグイベントですから、会場周辺も盛り上がります。ビッグサイトからりんかい線「国際展示場」駅へ向かう階段は夜になるとレインボーカラーにライトアップされ、幻想的な雰囲気が醸し出されます。階段下からビッグサイトのファサードを見上げるとテーマパークのようでもあります。

東京モーターショーの最終日の閉会近くになると、各ブースでグランドフィナーレ演出が行われます。キャストが勢ぞろいして長期にわたったイベントを華やかに締めくくるスペシャルステージはブース全体が盛り上がり、来場者とともに感動を分かち合います。

グランドフィナーレーのステージはあらかじめ各ブースごとに時間を調整して行われるため、来場者は順番に全部のブースを見ることができます。長期間に渡る緊張感から解放されたキャストたちの弾ける笑顔が眩しいフィナーレを是非体感ください。ステージが終わると総キャストラインナップで来場者をお見送りしてくれます。

東京モーターショーは今年で45回目。ここ数年自動運転などが注目され、自動車は新時代を迎えようとしています。日本は世界的な自動車メーカーをいくつも有する国ですから、必然的に世界が東京モーターショーに注目しています。是非、東京モーターショーに足を運んで自動車の新時代をご自身の目でお確かめください!