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新宿御苑の紅葉を見に行こう!2017年見頃やコース情報まとめ

新宿御苑の紅葉を見に行こう!2017年見頃やコース情報まとめ
投稿日: 2017年9月3日最終更新日: 2020年10月7日

東京都心で紅葉が楽しめる代表的な場所としてあげられるのが新宿御苑です。広大な敷地に多種多様な植物があり、紅葉の見頃の時期が非常に長いのも、紅葉狩りにはうれしいところ。そんな新宿御苑の紅葉の見頃や見どころについて紹介します。

新宿御苑で紅葉を楽しむ見出し

紅葉を見に行く場合、山のほうなど、遠くの名所に足を伸ばすということが多いですよね。大都市の中にはなかなか美しい紅葉をのんびり楽しむことができる場所は少ないという印象があります。でも、東京のど真ん中、新宿に紅葉が美しい場所があるのです。その新宿御苑の紅葉について紹介します。2017年の紅葉狩りの候補に入れてみませんか。

新宿御苑とは?見出し

まずは新宿御苑とはどういった場所なのかについて紹介します。新宿御苑は東京都新宿区、渋谷区にまたがってある大きな庭園です。もともと江戸時代にはここは信州高遠藩内藤家の下屋敷として使われていました。明治になり、1879年、新宿植物御苑となり、皇居の御料地、農園となったことから、宮内省の管轄となりました。

しかし1945年の東京大空襲により、施設はほぼ全焼しました。1949年、国民公園として生まれ変わり、一般に開放されるようになり、現在に至っています。現在は東京ドーム約12個分にあたる広大な敷地に約1万本の樹木が植えられ、春の桜は日本さくら名所100選に選定、秋の菊や紅葉の見頃にも多くの人々が訪れます。

ちなみに東京大空襲での焼失をまぬがれた旧洋館御休所は1896年に建てられており、重要文化財に、旧御涼亭(台湾閣)は1927年に建てられており東京都選定歴史的建造物に指定されています。そのほか昭和初期の建造物などもいくつか残されているので、歴史を探訪することも可能です。

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新宿御苑の紅葉へのアクセス見出し

このように広大な敷地を持つ新宿御苑なので、入り口も3か所あります。アクセスの情報ですが、それぞれ最寄り駅も違うので、入り口ごとに紹介します。なお、駐車場もありますが、特に週末は混雑が予想されます。公共交通機関を利用することをおすすめします。

新宿門

交通のルートが一番多く、便利なルートといえるのが新宿門です。JR、京王、小田急線の場合は新宿駅で降りて、南口から徒歩10分程度、東京メトロ丸ノ内線の新宿御苑前駅、副都心、都営新宿線の新宿三丁目駅からは徒歩5分程度となります。また西武新宿線の西武新宿駅からも近いです。

大木戸門

大木戸門の場合も東京メトロ丸ノ内線新宿御苑前駅が最寄り駅となります。出口1から出ると新宿門、出口2から出ると大木戸門が近いです。こちらも徒歩で5分程度見ておくといいでしょう。

千駄ヶ谷門

千駄ヶ谷門はJR総武線、中央線の千駄ヶ谷駅、都営大江戸線の国立競技場前、副都心線の北参道駅などが最寄り駅となります。それぞれ徒歩約5分程度です。どの駅からでも比較的近いと言えるので、行きやすいルートを使って行くことができます。

新宿御苑の紅葉の時期と見頃見出し

では、新宿御苑の紅葉の時期と見頃はいつになるのでしょうか。もちろん年によって差があるので、2017年はこの時期が見頃です、というふうに言うのは難しいので、例年の情報をもとに紹介します。

まず、新宿御苑の紅葉のメリットとして、紅葉の見頃の時期が長い、ということがあげられます。前述のように新宿御苑にはたくさんの樹木が植えられているため、紅葉する種類が多いためなのです。ですから2017年の気候がどうなるかと言う問題があるにしても、予定は合わせやすいといえるかもしれません。

例年の情報では、ハナミズキなどが紅葉し始めるのは10月下旬、その後11月上旬には見頃がやってくる、ということが多いようです。イチョウやカエデといった、紅葉のメインと言える植物が見頃となるのは例年の情報だと11月中旬ごろとのこと。だいたい12月上旬まで楽しむことができそうです。

メインの植物が色づく時期ももちろん美しいのですが、わざと早めにハナミズキの見頃に合わせて行くのもおすすめ。というのは青々とした木々の中に赤く色づくハナミズキも新鮮で美しいという情報があるからです。混雑を避けられるというメリットもありますし、ちょっと違った美しさを体験できるかもしれません。

2017年の長期予報が平年並みで推移するとすれば、2017年もほぼこの見頃になると考えられます。いずれにしても見頃の時期は長いので、天気を確認してよい日を選んで行くと、美しい紅葉がゆっくり楽しめそうですね。

新宿御苑の紅葉の見所①日本庭園編見出し

広大な敷地を持つ新宿御苑ですが、3種類の庭園が組み合わせられており、その庭園ごとに違う美しさを堪能できるというのが大きな特徴です。まずは日本庭園の情報から紹介しましょう。

日本庭園は古くは皇室の鴨場として使われており、昭和の初めに池泉回遊式の日本庭園となりました。前述した旧御涼亭などがあり、ウメやサクラ、カエデなどが植えられています。日本らしい景色を楽しむならこの庭園がおすすめです。この庭園では11月1日から5日まで菊を観る会が行われており、この期間は特別開館期間としてだれもが楽しむことができます。

中央にある玉藻池は旧内藤家の屋敷跡にあった「玉川園」の面影を今にとどめており、御苑のカモなどがのんびりと羽を休める姿を見ることもできます。現在の大木戸休憩所のあたりに御殿があったと言われています。

新宿御苑の紅葉の見所②西洋庭園編見出し

イギリス式風景庭園

新宿御苑には西洋式庭園が2つあります。この2つと前述の日本庭園との組み合わせが、日本の近代西洋庭園の名園と称されるゆえんです。そのうちイギリス式風景庭園はゆったり広がる芝生にシンボルツリーとなっているユリノキなどの巨木が高くそびえ、開放的な雰囲気が味わえます。

こちらからは紅葉と新宿のビル街が遠景として見えるようになっています。緑が多くあふれる庭園とビル街の景色という組み合わせは、まさに都会ならではの風景と言えるのでは。ぜひ芝生にのんびり腰をおろして、ゆっくりと景色を楽しみたいところです。

フランス式整形庭園

一方、フランス式整形庭園はその名の通り、左右対称に美しく整形されている庭園です。約110種類、500本にもなるバラの花壇、左右に約200メートルにわたって配置されたプラタナスの並木は、まさにフランス映画のワンシーンのよう。

ヨーロッパの並木道のようなロマンチックな景色は、紅葉の時期には特に人気です。例年の情報では11月下旬ころに紅葉の見頃を迎えることが予想されます。2017年の気候にもよりますが、もしプラタナスの紅葉の並木を見たいなら、勤労感謝の日前後が見頃の時期になるかもしれませんね。天気予報などの情報も仕入れておきましょう。

新宿御苑の紅葉の見所③森エリア編見出し

庭園部分はもちろん美しい紅葉が楽しめますが、それだけではありません。新宿御苑の中には「母と子の森」という森エリアがあります。これは1985年に作られた自然観察フィールドで、都会に住む子どもたちが自然とふれあうことを目的としています。

この森は武蔵野の雑木林のイメージで作られており、中には身近な木々や草花、昆虫などがたくさんあり、親子自然観察会なども行われています。たくさんの落葉樹があるので、いろいろな木々の紅葉をより自然に近い形で楽しめることがメリット。落ち葉拾いなども楽しめるので、ぜひ童心に帰って楽しんでみてください。

新宿御苑の紅葉の見所④芝生エリア編見出し

家族連れなどで行くならおすすめなのが、前述の「母と子の森」と「芝生広場」です。そばにつつじ山、もみじ山、桜園地などがあり、下が芝生になっているので、お弁当を食べながら紅葉を楽しむことができるのです。秋の澄み渡った空の下、紅葉を楽しみながらお弁当を食べるのはピクニック気分でより楽しいかもしれません。

2017年の気候にもよりますが、秋晴れの日は空気も澄み渡り、抜けるような青空の日があるもの。芝生広場であればレジャーシートを敷いて腰を下ろすこともできますし、のんびりとした秋の一日を楽しむにはおすすめですね。

新宿御苑の紅葉の注意点見出し

新宿御苑は範囲が広く、美しい庭園などがたくさんあります。桜も紅葉も有名なところですから、たくさんの人が来ることが考えられます。しかし、環境省管轄の公園であり、CO2削減などの環境問題とのかかわりもあり、ライトアップは行われていません。

また、お弁当の持ち込みはできるのですが、お酒の持ち込みはできません。お弁当のあともゴミなどを放置して帰るなど、環境を汚染するようなことはしないようにしましょう。美しい景色がこれからもずっと楽しめるように、マナーは守りましょうね。

新宿御苑で秋の一日を見出し

都会のど真ん中にこんな美しい紅葉が楽しめるところがあるとは、少し意外でしたね。一日ですべて見るのはちょっと大変なので、時期をずらして何度か行くと、また違った紅葉が楽しめそうです。ぜひ新宿御苑で秋の一日を満喫してくださいね。

投稿日: 2017年9月3日最終更新日: 2020年10月7日

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