深圳・羅湖商業城は何でも揃う市場！食事やマッサージ・買い物の注意点を紹介！

深圳の羅湖商業城は、どんなものでも揃う有名なショッピングスポットで、香港人も休日は買い物やマッサージをしてもらうために深圳へ日帰り旅行をするそうです。どんなものも安い値段で買うことができ、まるで街ごとドンキ・ホーテのような状態な見応え満点の羅湖商業城の詳しい内容を注意点と共に紹介します。

深圳の羅湖商業城は、香港から地下鉄を使っていくことができます。しかし、国境の駅である羅湖を通過するため、必ずパスポートが必要になってきますので忘れないように注意してくださいね。また、深圳の羅湖商業城では香港ドルは使うことができず、さらに両替できる場所もありませんので、事前に香港で中国元を用意しておいてくださいね。

深圳の羅湖商業城といえば、まず最初に思いつくのが「コピーブランド品」です。この羅湖商業城には、事の善し悪しは別として、あらゆるコピー商品が売られており、それを本物と言って販売しているのではなく、正直にコピー商品と断言して売られています。そんなお店がここ羅湖商業城の1階に多く並んでおり、世界的なブランドのものでも1000円しないような値段で売られていることもあります。

日本帰国時に税関でコピー商品が見つかってしまった場合、没収はもちろんの事、色々面倒なことになるので、あまりおすすめはできませんが、羅湖商業城にコピー商品目的で訪れる観光客もいるくらい人気のある場所になっています。購入するかしないかは自己判断になりますが、どのようなものがあるのか見るのは面白いと思いますので、探索してみてくださいね。

コピー商品やマッサージ店を含めて、どんなものでもほとんどが高い値段で販売されており、日本人観光客と分かれば、高い値段を要求される場合があります。ですので羅湖商業城で上手に買い物をするには、いくつかの方法があり、事前に知っておく方が良いでしょう。特にコピー商品の場合は、言い値では絶対に買うことはせず、交渉すべきで、90パーセントオフで買えることがあります。

その方法ですが、まずは、相手が提示する値段を聞きます。その次にその値段では高いと伝え、相手がいくらならいいか尋ねてきますので、値段を回答します。この時に大体言い値の10パーセントから20パーセントほどの回答をおすすめします。するとその間の値段を回答してくるので、納得がいけば交渉成立で、納得できないのならさっとお店を出ます。

するとお店の人がラストプライスと言って追いかけてくることがあり、自分の元々提示した金額に近い値段を言ってくれます。日本では、なかなか普段の生活の中で大幅な値段の交渉などしないので、言うのをためらってしまいがちですが、深圳の羅湖商業城では、日常の光景なので自信を持って話してみてくださいね。そのためにも少しの広東語を覚えておくことをおすすめします。

深圳の羅湖商業城の4階と6階には、マッサージの店舗がいくつかあり、どのお店も安くマッサージをしてくれるということで人気があります。しかし、ここでも注意しておきたいのが、日本人と分かられるとNOと言わない性格を知ってからか、1回のマッサージで次から次へと人が加わりチップを要求されることがあります。ですので、まずはマッサージを受ける前に最初に値段をしっかり確認しておくことをおすすめします。

マッサージでは、さらに安く施術をおこなってもらえる方法があります。それは、羅湖商業城のビルに入るとエスカレーター付近にマッサージのチラシを配っている人がおり、そのチラシに割引券が付いていることがあるので、その券を使用すれば割引価格でマッサージを受けることができます。割引券がなくても羅湖商業城のマッサージは、1時間1000円ほどで受けることができますよ。

深圳の羅湖商業城最上階にある中華飲茶店が「丹桂軒」です。ここは、深圳の地元民が来るというよりは、観光で訪れている方がよく利用している飲茶店になっています。しかし、連日多くのお客さんで賑わっているため、ランチタイムの時間はとても長い時間待つので、ピークをずらして行くことをおすすめします。店内は、とてもゴージャスな作りで清潔感ある空間になっています。

席に座るとまず付け出しが提供され、その後に注文するという形になっています。メニューは、豊富にあり、飲茶はもちろん、ホタテ入りが人気のある大盛りのチャーハンややや甘めながらも本格的な味の酢豚、もちもち生地が美味しい小龍包などがあります。この飲茶店では、広東語のみならず北京語、英語も通じるので特に注意することはなく、安心して食べることができますよ。

深圳の羅湖商業城2階にある飲茶店「彩蝶軒酒家」は、お昼時になると現地のお客さんで賑わう人気のお店になります。このお店では、注文用紙に記入して、その注文用紙を元に飲茶などの料理を運んでくるスタイルになっています。この時、値段は点心の大きさによって異なり、6元から20元ほどの間になり、これとは別にサービス料として10パーセントの別途料金が必要です。

また、この飲茶店で注意したいことが、お昼時はとても混んでおり、1時間待つ事もあります。しかし、マッサージ店同様に客引きの女性を見つける事ができれば、待つ事なく食事する事もできます。ですので、時間を賢く使うならば、客引きの女性を見つけるか、お昼時の時間をずらして入る事がおすすめです。

深圳の羅湖商業城の3階や4階にお店を構える「ネイル」は、簡単なネイルなら10元ほどから、日本でも人気のあるジェルネイルなら150元から施術を行ってくれる人気のお店です。もちろんどのネイル店も値引き交渉可能になっており、頑張れば半額で行ってくれることもあります。しかし注意する点としてどのくらいの時間がかかるのかチェックすることが必要で、デザインを選んだ後に確認してくださいね。

日本であれば、長さ出しやストーン1個につき、1色増やすごとに、フレンチネイルは1本、など細かく値段の設定がされていると思いますが、ここ深圳の羅湖商業城では、そんな細かいことは言いません。どんなネイルにしても関係なく一律の金額になっていますので、日本では1万円ほどするデザインでも安くしてくれるので女性にはおすすめのスポットですよ。

深圳の羅湖商業城でこのお店に行くためだけに羅湖商業城を訪れる人も多いという5階にあるオーダーメイド店は、スーツやYシャツを作ってくれる人気のお店になっています。何店舗かお店があるのですが、どのお店もあまり変わらないので自分の気に入る生地があるか、値段はいくらかなどを聞いてみて選ぶことをおすすめします。

まずここでは、何を作って欲しいのかをお店の人に伝え、作るものによりますが、生地を見本の中から選んでいきます。この見本がかなりの種類がありますので、きっと自分が気にいる物があるはずですよ。次に、形はどのようなものがいいのかを店員の方に伝えるのですが、フルオーダーメイドなので細かいところまで注文ができます。

ですので、ここで何も言わずに作ってしまうと野暮ったいデザインのものや、オーバーサイズのものができたりします。なので、広東語があまり話せないのであれば、事前に作って欲しい形の見本を持っていくことをおすすめします。注文したものは、その場で受け取ることができませんので、長くて2週間ほど納期に時間がかかりますので注意をしてくださいね。

深圳の羅湖商業城の中には、その他にも子供用品やアクセサリー、お茶、印鑑などのお店が多くあります。特にお茶のお店では、綺麗に瓶が並べられており、様々な中国茶を販売しています。きになるものがあれば、試飲もされてくれますので、ぜひ羅湖商業城の思い出の一つに買ってみてはいかかでしょうか。もちろんこのお店も値段交渉は可能ですよ。

今回は、羅湖商業城のおすすめのお店も含めて注意点も一緒に紹介しました。事前に注意しておく点を踏まえて羅湖商業城に行くと危ない場所ではありませんので楽しい時間を過ごすことができると思います。ぜひ、安くていい買い物や時間を過ごしてくださいね。