タイ最後の秘境地・チャーン島について
タイの主要な観光地として、チャーン島には数えきれないほどの観光スポットがあります。チャーン島にある数々の史跡や寺院はそうした観光スポットの代表です。チャーン島への行き方には、ビーチ・フェリー・飛行機・バスなど様々な方法があります。今回はチャーン島に行く方法やおすすめのホテル・グルメについて紹介していきます。
チャーン島の行き方1:バス&フェリーによる行き方
まずチャーン島への行き方について説明します。チャーン島はタイの東部・カンボジアに接するトラート島に浮かぶ島です。バンコクからはバス(または車)&フェリーを使ってアクセスする方法と、飛行機&フェリーでアクセスする大きく分けて二通りの方法があります。なお日本からバンコクまでは飛行機で6時間30分ほどで行けます。
チャーン島に行くフェリーが出る港はセンターポイント港とアーオタマチャート港の2つがあります。バンコクからのアクセスは、アーオタマチャート港行きのバスに乗ったり、トラートバスターミナルで降りてトゥクトゥク(三輪タクシー)で港へ向かうなどの方法がありますが、今回はセンターポイント港行きのバスのみを紹介します。
チャーン島の行き方2:バスチケット購入
バスチケットはエカマイにあるバスターミナルで購入出来ます。購入する窓口はバスターミナルの一番外側にある窓口です。日本にお住まいの方やバスターミナルに行くのが面倒な方はネットで購入する事も出来ます。クレジットカード決済はVISAとマスターカードが使える他、セブンイレブンやカシコンバンクでの支払いが可能です。
料金は片道239バーツ、往復だと452バーツかかります。チャーン島行きの便は一日二便でバスターミナルを7時45分に出発する便と9時45分に出発する便があります。帰りは一日一便で、14時にセンターポイント港を出発するようになります。予約する際に空きがあれば、一番先頭の座席を予約する事をおすすめします。足元が広くて快適です!
チャーン島の行き方3:6時間バスの旅
当日は始発の7時45分に合わせてエカマイバスターミナルで待つのがおすすめです。バスターミナルの正面でしばらく待っているとピンクのバスが到着します。なおシートは可もなく不可もなくといった感じで、6時間の長旅には耐えられそうです。バスは予定時刻から遅れて出発する事も珍しくないので、その間に準備を整えておきましょう。
乗り込むとすぐに飲料水とお菓子、インスタントコーヒーのセットが配られます。コーヒーはバス後方にあるポットから淹れてください。途中のガソリンスタンドで休憩を挟み、チャンタブリーのバスターミナルに停まった後、センターポイントピアに13時30分頃到着しました。車掌さんが何度も連呼するので、ここで降りるんだとわかります。
チャーン島の行き方4:フェリーでチャーン島へ
バスを降りたら係員へ誘導されてカウンターに行き、ここで往復のフェリーチケットを購入します。1人150バーツ(往復)です。なおバスチケットにはフェリー代は含まれていないのでご注意ください。つまり、バス代452バーツ+フェリー代150バーツ、合計602バーツ(約1990円)でバンコクからチャーン島にアクセス出来ます。安いですね!
チケット売り場周辺の売店で飲み物などを調達した後は、14時頃にチケット売り場のお姉さんの先導でフェリー乗り場に向かうトロッコに乗り込み出発です。フェリーはかなり老朽化しており、乗るのに少々不安になりますが、ちゃんと動くのでご安心を。このフェリーはカーフェリーになっており、車をお持ちの方は車でチャーン島に行けます。
チャーン島の行き方5:チャーン島のホテルまでの行き方
チャーン島に着いたらソンテウ(乗り合いバス)でホワイトサンドビーチのホテルまで行きましょう。港にはめぼしい観光スポットはあまりなく、お土産物屋さんやローカルなタイ料理食堂があるくらいです。代わりにたくさんのバンが停まっており、お迎えを頼んでいる場合はそれに乗って、そうでない場合はソンテウに乗って行きましょう。
ソンテウについて軽く説明します。フェリーの中では意外とアジア系の観光客が多いんですが、ソンテウに乗り込む観光客は逆に西洋系の方が多いようです。なおソンテウだと宿泊するホテルの前まで連れて行ってくれます。どちらを選ぶかは旅のスタイルによって異なるので、皆様はお好きな移動手段を選んで余裕のある旅をお送りください。
チャーン島の行き方6:飛行機&フェリーによるアクセス
チャーン島へのもう一つの行き方として、バンコクのスワンナプーム国際空港からトラート空港まで飛行機で向かい、そこから車&フェリーでチャーン島にアクセスする方法もあります。この方法だとバスに6時間揺られるよりも楽そうです。ただし、航空会社がバンコクエアウェイズ社しかない上に航空券が非常に高い点にはご注意ください。
島に飛行場がない事がチャーン島を隠れたリゾート地に留まらせている気がします。行ってみるとわかるハズですが、チャーン島に飛行場を作れるような平地はありません。飛行機が着陸出来ないあたり非常にアップダウンが激しい島です。余程の事でもない限り、上記のバス&フェリーでアクセスする方が安全なので、そちらがおすすめです。
チャーン島でおすすめのグルメ
スーパーキレイだった:heart_eyes:
— Hitomi Oka (@TeeRuuk_hi) May 3, 2017
昨日の夕焼け:sun_with_face::heartbeat:#チャン島 #タイランド #島暮らし#ゆうやけこやけ部#ダレカニミセタイソラ pic.twitter.com/pdzcJUMX4M
地元グルメについても少し紹介しておきます。今回紹介するお店はタイ料理が中心のシーフードレストラン「THAI_DUTCH」です。メニューは洋風のおつまみと一般的なタイ料理があり、値段は少々高めですが美味しいです。中でもおすすめなのはエビのフリッターで、エビに付け合わせのハチミツのような甘いソースが意外に合います。
チャーン島でおすすめの観光スポット
ホワイトサンドビーチ
チャーン島で最も栄えている場所が、島の西側で港からソンテウで30分ほどで行けるホワイトサンドビーチです。遊泳可能なビーチの周りにはリゾートやレストラン、スーパーやコンビニなどが集中しています。記事の冒頭ではチャーン島の事を「タイ最後の秘境地」と形容しましたが、この盛況ぶりを見るともはやそんな雰囲気ではありません。
ホワイトサンドビーチから更に南下した島の西側にも、たくさんのリゾートやゲストハウス、バンガローが集まるエリアが連なっています。他にも象に乗れる場所や滝などの観光施設もたくさんあります。このようにホワイトサンドビーチとは、お店や観光施設が豊富で、また宿泊施設や遊び処も満載な観光スポットとしておすすめのビーチです。
thailand 旅行中の親からピンクイルカと泳いだー!と写真送られて来た♪
— Mai (@mai2hoshizolavu) August 19, 2013
イルカなのかもわからない 笑 pic.twitter.com/zzbs7YUFze
美しい海と空、サラサラのパウダーサンドからなるホワイトサンドビーチに来る観光客は西洋系が多く、非日常の空間が充分に楽しめます。またチャーン島で絶対外せないアクティビティは島からボートで30分の場所です。たくさんの魚が見られるシュノーケリングスポットでは、11月から1月にかけてとても貴重なピンクイルカに出会えます。
チャーン島でおすすめのホテル
パラマ・コー・チャーン・リゾート
ワオ:rainbow:♡#ハロ現象 #イマソラ#チャン島 #島暮らし #タイランド pic.twitter.com/wXxfHIOIcP
— Hitomi Oka (@TeeRuuk_hi) July 2, 2017
チャーン島でのホテルの選び方には大きく分けて2通りあります。1つは外でもレストランやバーを楽しみたい人向け、もう1つはホテルにこもってゆっくりしたい人向けです。殆どの人は飛行機やフェリーに揺られながらの長旅で疲れているので後者を選ぶでしょう。そういう人には繁華街から離れた海のキレイなビーチリゾートがおすすめです。
ハロー7月◎
— Hitomi Oka (@TeeRuuk_hi) July 1, 2017
さくらんのタイ舞踊レッスンで島の反対側まで。
雲が良い〜:pray::type_3::cloud:︎
・#イマソラ #チャン島 #島暮らし #タイランド#kohchang #thailand #skylovers pic.twitter.com/u7YKDrqMGK
今回紹介するのは大人向け滞在型リゾートホテル「パラマ・コー・チャーン・リゾート」です。メインビーチや繁華街から離れているので、アクティブな方には物足りないかもしれませんが、読書やエステなどで時間を使いたい方におすすめです。サービスが良くコストパフォーマンスも高い事から、全体的なトラベラー評価も高いホテルです。
ギラギラ太陽のまわりに虹:rainbow::heartbeat:#イマソラ #チャン島 pic.twitter.com/9Ilau96h0W
— Hitomi Oka (@TeeRuuk_hi) April 1, 2017
チャーン島にある5つ星ホテル「パラマ・コー・チャーン・リゾート」は、ビジネス出張や観光のどちらにも最適なロケーションです。滞在中は快適に過ごせるよう様々な施設や設備を用意しています。客室にはエアコンやインターネット、館内にはプライベートビーチやサウナ、スパなどの各種施設で落ち着いた雰囲気を感じる事が出来ます。
チャーン島への行き方を基に旅を満喫!
半分雨、半分晴れの空:cloud:︎#チャン島 #島暮らし #タイランド pic.twitter.com/heNrHYFY08
— Hitomi Oka (@TeeRuuk_hi) June 24, 2017
タイの名観光地・チャーン島は行きこそ大変かもしれませんが、美しいビーチなどの遊び処や有名な観光スポット・宿泊施設も多い、観光地として大変魅力的な場所です。険しい旅の疲れを静かなリゾートホテルで過ごし、美しいタイの自然を満喫するといった楽しみ方もあるので、この夏は是非チャーン島でステキな日々を過ごしましょう!