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ルクセンブルク観光ランキング11選!人気名所やおすすめスポットも

ルクセンブルク観光ランキング11選!人気名所やおすすめスポットも
投稿日: 2017年7月10日最終更新日: 2020年10月7日

ルクセンブルクは中世ヨーロッパの町並みを残す小さな国です。地理的条件から歴史上様々な強国から影響を受けた建築物や文化は観光の見どころです。ヨーロッパの交通と緑の中心地と呼ばれるルクセンブルクで是非訪れたいおすすめの観光名所ランキングをご紹介します。

中世の魅力が詰まったルクセンブルク見出し

欧州の中心に位置するルクセンブルクは、フランス、ドイツ、ベルギーに囲まれた小さな国です。「その古い街並みと要塞群」として世界遺産登録されており、緑の美しい渓谷に築いた難攻不落の要塞や、中世の街並みをそのまま残した美しい観光スポットが沢山ありますよ。それでは、ルクセンブルクの観光ランキング11選をご紹介します!

ルクセンブルク観光名所ランキング①見出し

「憲法広場」は出発地点におすすめ

旧市街の入り口で、緑豊かなベトリュス渓谷を見下ろす位置にある「憲法広場」。渓谷を挟んで見える新市街の風景やアドルフ橋の景色が楽しめる観光スポットです。広場の中心には黄金の女神像を据えた第一次世界大戦の戦没者の慰霊碑が建っています。また、ここからは観光バスが出ていたり、渓谷に下りたり出来るのでおすすめです。

「その古い町並みと要塞郡」は人気のバスで

「憲法広場」から発着するペトリュス・エクスプレス・ミニ・トレインは旧市街を回る可愛らしい連結バスです。ペトリュス渓谷下り、渓谷の要塞の下に広がるグルント地区を車内から観光できますよ。世界遺産の旧市街や要塞などの観光名所を抑えながら約1時間で周れるので、どこから行こうかと迷った時にはおすすめです。

ルクセンブルク観光名所ランキング②見出し

緑の渓谷「ペトリュス渓谷」

緑が美しいペトリュス渓谷公園は、春には満開のマグノリア咲き誇るルクセンブルクで最も美しい公園の1つです。ここにはハイキングコースもあり、ゆったりとペトリュス川、アルゼット川沿いを散策できます。ペトリュス渓谷へは「憲法広場」から降りることが出来ますよ。また、近くの「アドルフ橋」も渓谷の底から仰ぎ見る事も出来ます。

ルクセンブルク観光名所ランキング③見出し

美しい石造りの橋「アドルフ橋」

「アドルフ橋」はペトリュス渓谷に1903年に架けられた美しいデザインの石造りの橋です。この橋を中心にルクセンブルクの旧市街と新市街、それぞれの風景を見る事が出来ます。すでに100年以上使用されている橋は実際に交通利用されているので老朽化や交通の用途に合わせ、美しいデザインはそのままに何度となく修繕されています。

ルクセンブルク観光名所ランキング④見出し

絶対行くべき人気スポット「ボックの砲台」

オーストリアが支配していた18世紀に造られた「ボックの砲台」。ボックと呼ばれる断崖絶壁には、地下に何層にもわたって石を削った要塞が築かれ、いくつもの大砲が設置されていました。複雑な迷路のように造られた要塞は、当時、軍事上重要な役割を果たしており、地下通路の深さは40メートル、総延長は23キロにも及んでいました。

要塞跡の上部は展望台になっていて、入り組んだ城壁とルクセンブルクの街を見渡せる絶好の観光スポットです。特にそこから見える緑豊かなペトリュス渓谷の地区にある「サン・ジャン教会」の眺めは人気の撮影スポットです。地下には博物館があり、砲台や地下通路を見学することも出来ます。ここも「その古い町並みと要塞郡」の一つです。

ルクセンブルク観光名所ランキング⑤見出し

おすすめの写真スポット「サン・ジャン教会」

ボックの砲台から眺める緑豊かな渓谷の底の地区に、特徴的な高い尖塔を持つ「サン・ジャン教会」があります。旧市街を流れるアルゼット川の側に1606年に建てられました。落ち着いた色調の教会の内部は礼拝堂のみ見学が出来、バロック様式の調度品や1710年製のオルガンを見ることが出来ます。

「ノイミュンスター修道院」

サン・ジャン教会に隣接しており、同時期に建てられた「ノイミュンスター修道院」は、過去、軍の病院施設や、女子刑務所として使われました。しかし、現在は様々な催し物が行われている文化施設となっており、特に修道院内にあるレストラン「ル・ノイミュンスター」は、ジャズの生演奏を聞きながら食事ができる大人気のスポットです。

ルクセンブルク観光名所ランキング⑥見出し

「ルクセンブルク大公宮」

ギョーム広場の東方向にある「ルクセンブルク大公宮」は1418年に市庁舎として建設されましたが、現在は大公の執務のための宮殿と迎賓館として使われています。また、立法府の議事堂も大公宮殿に隣接されていますよ。中は一般公開されていませんが、夏季のみ予約すれば、代々の国王が集めた美術品や部屋などを見学できるそうです。

「ルクセンブルク大公宮」は中央ヨーロッパでは珍しい壁面の彫刻に特徴があり、スペインの支配を受けた歴史を色濃く残したスペイン・ルネッサンス様式が見どころです。現在でも使用されている為、大公が滞在している際には国旗が掲揚されており、一日5回は近衛兵の交代式が行われています。

ルクセンブルク観光名所ランキング⑦見出し

必須の人気スポット「ノートルダム大聖堂」

細長い3つの尖塔が目印の「ノートルダム大聖堂」は「ギョーム広場」と「憲法広場」の間にあり、ルクセンブルクのランドマークとも言えるでしょう。17世紀に建てられた教会の造りは、複数の様式が併存する点が特徴です。この建物も「その古い街並みと要塞群」に含まれています。

パリの「ノートルダム大聖堂」と違い、外観は比較的シンプルな造りです。内部は静かに音楽が流れ、素晴らしいフラスコ画やステンドグラス、彫刻等の美しい装飾を見ることが出来ます。ミサが執り行われている時間でも、観光客は無料で入ることが出来ますよ。観光客は必ず訪れる人気の観光名スポットです。

大人気の「チョコレート・ハウス」

「ノートルダム大聖堂」の近くには大人気の「チョコレート・ハウス」があります。ルクセンブルクは美味しいチョコレートが有名で、ここにはたくさんの種類のチョコレートやケーキがありますよ。カフェもあるので、お店の前にある旧市街の中心「ギョーム広場」のギヨーム2世の騎馬像を眺めつつ優雅なカフェタイムはいかがですか?

ルクセンブルク観光名所ランキング⑧見出し

市内最古の教会「サン・ミッシェル教会」

987年に建設されたルクセンブルク市最古の宗教施設「サン・ミッシェル教会」。その後1688年まで増改築され、ロマネスクやバロック様式等の様々な装飾を持つ教会となりました。静かで穏やかな教会内では、美しいステンドグラスを見ることが出来ます。長い歴史を感じる「サン・ミッシェル教会」はおすすめです。

ルクセンブルク観光名所ランキング⑨見出し

最古の街並「エシュテルナッハ旧市街」

「エシュテルナッハ旧市街」はドイツとの国境にあり、ルクセンブルク最古の街並みを残す場所を言われています。698年に建てられた「聖ウィリブロード修道院」から発展した街で、リトル・スイスと呼ばれる緑豊かな場所です。トレッキングやオートキャンプ等を楽しむにも最適な場所ですよ。アウトドア好きにはおすすめのスポットです。

小スイスの名所「聖ウィリブロード修道院」

「聖ウィリブロード修道院」は聖ウィリブロードによって700年頃に建てられました。その後、大火や戦争による破壊がありましたが、現在の物は五つ目で1953年再建された物です。中世の面影を残す建物には尖塔と鐘楼があり左右対称な造りが印象的です。ここには、聖ウィリブロードの遺骸が眠っており、巡礼の地となっています。

ルクセンブルク観光名所ランキング⑩見出し

物語に出てくるような「ヴィアンデン城」

11世紀に造られた「ヴィアンデン城」はルクセンブルクの郊外の森に囲まれたヴィアンデンの街にあります。物語に出てくるような外観で、内部は博物館として公開されており、建設された当初から現在までの過程や、中世の甲冑や鎧、槍や調度品が等、中世の王侯貴族の生活様式を見る事が出来ます。城からの眺望も素晴らしいですよ。

中世の風景「エッシュ・シュル・シュール城」

すでに土台のみで廃墟と化している「エッシュ・シュル・シュール城」は927年に建設されたお城です。小高い山の上に残る壊れた円柱状、その砦の周りをシュール川が流れ、静かな城下町と森が広がる物悲しくも美しい風景に中世の時代を感じる事ができます。ルクセンブルクの中心地からは遠いものの、行くべき価値のある観光のスポットです。

ルクセンブルク観光名所ランキング⑪見出し

白亜の城「クレルヴォー城」

ルクセンブルグの北部。クレルヴ川沿いの深い渓谷にあるクレルヴォーは、お城のある城下町です。「クレルヴォー城」は12世紀に建てられた後拡張されましたが、このアルデンヌ地域は第二次世界大戦のバルジの戦いの戦場となり、お城は大きな被害を受けました。その後、再建され、現在は地域の行政組織や博物館として活用されています。

「サン・モーリス・エ・サン・モール修道院」

クレルヴォー城からすぐ近くに、大きな石造り「サン・モーリス・エ・サン・モール修道院」があります。中世時代の風格のある建物の内部は明るく、美しいステンドグラスを見ることが出来ます。地下には修道士や修道院について紹介する小さな展示室があります。また、この地域はグルメ、ショッピング、スパ等の施設もありおすすめです。

中世と近代の二つの顔を持つルクセンブルク見出し

いかがでしたか?ルクセンブルクは小さな国ながら魅力がぎっしり詰まっており、様々な国の影響を受けた建築物に、ルクセンブルクの歴史そのものを見ることが出来ます。また、新市街に入ると全く別の近代的な側面を見ることが出来るのも魅力ですよ。是非、中世からの長い歴史が今も息づくルクセンブルクに行ってみて下さいね。

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