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ワットロンクンは白銀のどこか異様なタイの寺院!行き方や魅力に迫る!

ワットロンクンは白銀のどこか異様なタイの寺院!行き方や魅力に迫る!
投稿日: 2019年7月9日最終更新日: 2020年10月8日

タイの人気観光スポットと言えば、やはりタイには数多くある寺院でしょう。その中でも異彩を放っている寺院がワットロンクンです。ワットロンクンはタイの寺院の中では比較的新しい寺院のため、デザインも斬新です。そこでタイのワットロンクンの場所や行き方などご紹介します。

タイの有名寺院!ワットロンクンを観光したい見出し

Photo by DementedDevil

タイにある少々個性的なデザインの寺院をご存知でしょうか。ワットロンクンという寺院は、「ホワイトテンプル」と呼ばれるほど、何もかも真っ白な寺院です。そのため、観光スポットとしても大変人気があり、毎年多くの外国人観光客が訪ねているほどです。

そんなタイの人気観光寺院であるワットロンクンは、その外観やデザインもとても斬新で、他ではあまりみたことないような寺院になっています。真っ白なだけでなく、創りも個性的なワットロンクンは、非常にインスタ映えするスポットとしてもおすすめです。

そこで、タイの有名観光スポットであるワットロンクンがタイのどんな場所にあるのか、また行き方や、寺院としての魅力などについてみていきましょう。今記事を読めば、ワットロンクンの魅力に気づくことでしょう。

ワットロンクンとは?見出し

Photo byBiG-FOTOSKIT

タイには、色々な寺院が点在していますが、個性的な寺院も多々あります。規模も様々で、そこにいる観音の表情や姿も個々に違っています。そのため、タイへ観光に訪れた際には、その場所によって寺院や観音の違いを比較してみるのも、また興味深いものでしょう。

そんなタイに数多くある寺院の中でも、ひときわ個性を放っているのが、今記事でご紹介するワットロンクンです。では、ワットロンクンとは、どんな寺院なのでしょうか。

ワットロンクンはタイの仏教寺院で現代的で因習にとらわれない様式を持ったデザインで有名

Photo byActivedia

ワットロンクンは、タイの仏教寺院の中でも、非常に現代的で因習にとらわれない様式を持っているデザインで有名になった寺院でもあります。ワットロンクンは、何よりもその色とデザインがとても斬新で、まだまだ新しい寺院とあって、他の寺院とは雰囲気も少々異なります。

だからこそ、ワットロンクンがある場所はタイの中でも北部エリアになりますが、わざわざ足を運ぶ観光客が多くいるのです。タイの地元の方だけでなく、その魅力に魅了される外国人観光客もとても多く、何度も足を運んでしまうという声も多くあります。

ワットロンクンはチャルムチャイ・コーシッピパットが1997年にデザインした観光スポット

Photo byBANITAtour

ワットロンクンは、チャルムチャイ・コーシッピパットが、1997年にデザインした寺院になります。そのため、古くからある寺院とは雰囲気もまるで異なり、現代的で斬新なデザインが目を引きます。

そんなワットロンクンは、地獄をも表現していると言われており、一般的な地獄とは違った印象もまた魅力となっています。

真っ白な寺院ながらも、地獄を表現しているというコンセプトだけでも、多くの人にとって大変興味深いものでしょう。白と言えば、明るいイメージがありますが、ここワットロンクンでは、地獄と白という対照的なものを掛け合わせているからこそ、多くの人を惹き付けているようです。

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ワットロンクンで注目したいモチーフ見出し

Photo bypixel2013

では、次にワットロンクンのデザインについて、チェックしていきましょう。ワットロンクンは、他の寺院とは違い、地獄を表現しているモチーフが所々にあります。しかしながらワットロンクンは真っ白い寺院ということもあり、他の一般的な地獄を表現している寺院とは、デザインもモチーフも全く異なっています。

そのため、ワットロンクンを訪れる際には、ぜひ事前にワットロンクンの各所のモチーフについて予習をしておくと、より一層ワットロンクンの魅力に気づくことができるでしょう。

またそれぞれのデザインの意味も分かってきますので、地獄に対する概念や観音への祈りもまた違ったものになるでしょう。

寺院の入口の場所:橋がかかり地獄が描かれている

Photo byJonny_Joka

まず、ワットロンクンの寺院の入口の場所ですが、ここには橋がかかっており、この橋やその周辺は地獄が描かれているとか。橋があって、その周辺は地獄となると、少々不気味で怖い印象を持つ方も多くいるかもしれませんが、ワットロンクンの地獄は怖いものではなく、どちらかというと神聖な印象を受けるかもしれません。

ワットロンクンは、既成の枠組みに対する破壊、つまりはシュールレアリズムがコンセプトにもなっています。そのため、地獄に対する既成概念を壊す場所としても、ワットロンクンは注目されている場所なわけです。

ワットロンクンでは「善悪」や「天国と地獄」を伝えようとしている

Photo by maxim303

そしてワットロンクンでは、地獄だけでなく善悪や、天国についても伝えようとしています。ワットロンクンの真っ白な色合いは、仏教の開祖であるブッダの清浄さや、宇宙を隈なく照らしている光をイメージしています。

そのため、真っ白に照らされている寺院というのは、仏の光は影が1つなく、その光はみんなを平等に照らしているということも表しているそうです。

ワットロンクンと言えば、真っ白な寺院というイメージがある一方で、その細部に目を向けてみると、ありとあらゆる場所に、色々な意味合いが込められており、そのこだわりが垣間見れると、ワットロンクンの既成概念を壊すというコンセプトがより理解できるでしょう。

Photo byPexels

天国や地獄についてもそうですが、人間の損得や邪念、そしてありとあらゆる感情についても勉強することができ、ご自身を見直す旅をしたい際にも、おすすめのタイの観光スポットになります。

タイは、日本人観光客にも大人気の観光スポットですので、行き方が不安という方はツアーをうまく利用すると、行き方に迷うことがありません。色々な寺院巡りの旅行プランがありますので、ぜひ行き方だけでなく、どんな寺院を巡れるのかを重要視するといいでしょう。

各寺院のその歴史やルーツ、そして寺院のデザインの意味合いなども調べてみて、ご自身の考えにあった寺院をピックアップするといいでしょう。

特に自分を見つめなおす旅や、自分探しの旅でタイに訪れる場合には、ワットロンクンをはじめとするような人生観を変えてくれるモチーフなどがある寺院がベストでしょう。

ワットロンクンの見どころ見出し

Photo bycuncon

では、ワットロンクンを訪れた際には、どんな所を注視したらいいのでしょうか。ワットロンクンは、細部にこだわって作られている寺院です。他の昔からある由緒正しい寺院とはひと味もふた味も違い、とても近代的で共感しやすいポイントが各所に散りばめられている場所です。

そのためワットロンクンは、気軽に観光スポットを訪れるような気持ちで行きやすい寺院としても、大変人気があります。真っ白な寺院は、パワースポットとしても人気があり、インスタ映えするその外観も人気の理由となっています。

ホワイト・テンプル:建物だけでなく仏も白いワットロンクン

Photo by maxim303

外観も何もかも真っ白な寺院であるワットロンクンですが、実は観音までもが真っ白になります。タイでも真っ白な観音は非常に珍しく、まるで女神のように優しい雰囲気の観音です。

そのため、その真っ白な観音をゆっくりと時間をかけて眺めているだけでも心が洗われていくという声も多くあります。真っ白な観音のデザインもとても細かい場所に色々な意味が込められていますので、ぜひとも細部までじっくりと観察してみて下さい。遠くではわからないようなデザインやモチーフに驚くことでしょう。

銀色プレート:日本の絵馬みたいな感じ

Photo by maxim303

ワットロンクンを知っている方や訪れたことがある方には、銀色のプレートといえば、どんなものかすぐにわかるでしょう。ワットロンクンにある銀色のプレートは、日本でいう絵馬のような感じのものです。銀色のプレートは、タイの通貨である、30バーツで購入することができます。

そして日本の絵馬とは違う点は、最初から銀色のプレートには、財運アップという打ち込みがされており、日本の絵馬の様にご自身の好きな願い事などを書くものではありません。

そして銀色のプレートは、寺院内の木に限らず、寺院内のあちらこちらに莫大な数の銀色のプレートがかけてあり、どこの場所に下げるかは自由となっています。銀色のプレートは、必ず祈りをしっかりとしてから吊るすようにしましょう。

黄金のトイレ:無料で利用できる

Photo by3dman_eu

ワットロンクンは、真っ白な寺院としても有名ですが、色に関してもう1か所有名な場所があります。それは黄金のトイレです。真っ白とは対照的なすべてが金色のトイレは、一見トイレとは思えないほど煌びやかで美しいです。

この黄金という色は、身体を表しており、物欲、色欲そして金銭欲などというような、人間の煩悩を表現しているそうです。そして、対照的な真っ白な寺院の純白というのは、心を表しており、身体の欲望にとらわれない精神力というのをモチーフにしているそうです。

ワットロンクンへ行った感想・現地レポート見出し

Photo by3dman_eu

では、ここからは実際にワットロンクンへ行った際の現地の様子などをお伝えしていきましょう。ワットロンクンは、先ほどからご紹介しているワットロンクンのデザインやモチーフについての知識があるかないかで、実際に行った際の感想が大きく変わってくるようです。

何も知らないと、地獄を表現している人の手や顔が怖いと感じる方もいるようですが、この地獄や人間の煩悩、そして黄金のトイレとの対比などに関する知識があると、ワットロンクンでみかける人の顔や手などは、怖さなどはなく、逆に見入ってしまうなんて声もありました。

輪廻転生の橋

Photo by3dman_eu

ワットロンクンは、血の池地獄を表現している池の上を1本の道が通っています。そしてここが橋のようになっており、輪廻転生の橋と言われています。仏教の世界観を織り込んでいる橋をそのまま進んでいくと、ワット・ロンクンの本堂につながっているわけです。

この輪廻転生の橋は、地獄から天国のような神聖な世界へと這い上がっていくイメージで、魂や精神のレベルをアップして、浄土に行こうとしている姿を表しています。地獄から天国へと這い上がっていくこの姿は、抑制がきかない欲望や煩悩から離れて、ブッダの教えを学ぶことで、心を鎮静し無心になることが大切と伝えているそうです。

だからこそ、ワットロンクンへ訪れる前には、このような知識がないと、全く違った受け止め方をしてしまい、怖いという印象になってしまうのです。

「血の池」地獄をイメージした池

Photo byJosch13

一方で、血の池地獄を表している方に目を向けると、かなり多数のオブジェのようなものであふれかえっています。遠目から見ると、ただのデザインのようにも見えますが、近くでみてみると驚くことでしょう。

ここワットロンクンの血の池地獄は、人の顔や伸ばした手が、無数に並べられています。輪廻転生の橋のまわりに群がり、苦悶に満ちている顔もあれば、まるで鬼のような顔をしたもの、少し悲しそうな顔のものまで、ありとあらゆる表情が見て取れます。

ただ眺めているだけでは、怖くも感じてしまうかもしれませんが、これが何を表現しているのか事前に勉強してから訪ねるという行き方をすれば、逆にその表情などにくぎ付けとなり、考えさせられるものがあるようです。

その他・ワットロンクンで興味深いところ

Photo by naszymokiem

ワットロンクンは、ただ真っ白な寺院がすごいという訳ではなく、このように橋や池、さらには人々の顔や手の動き、そんな部分にも作り手の思いが込められている、大変神聖な場所でもあります。

地獄を見たことがあるものだからこそわかる、白や黄金というカラーのまぶしさや危うさなどを、ワットロンクンという寺院で体感してみてはいかがでしょうか。

チェンマイからワットロンクンへの行き方見出し

Photo byJosch13

最後に、そんな妖艶な魅力があるワットロンクンへの行き方についてまとめておきましょう。タイの旅行にいってワットロンクンだけを目指すという方は少ないと思いますので、どの観光スポットからワットロンクンへ向かうのかによって、その行き方なども変わってくるでしょう。

バス・乗り合いタクシー・チャーターの方法がある

Photo by くーさん

ワットロンクンへは、やはりタイらしくバスや乗り合いタクシー、そしてチャーターをうまく利用して行く行き方がシンプルで分かりやすいでしょう。

ワットロンクンは、日本人観光客がよく訪れるチェンライ市内の中心部からでしたら、南方面へ約13kmほど離れた場所にあります。

チェンライのナイトバザール会場の近くにバスターミナルがありますので、そこからバスに乗るのがワットロンクンへの1番簡単な行き方です。定期的にバスは運行していますので、ワットロンクン行きのバスに乗ってください。

ワットロンクンへは長距離バスを利用がおすすめ

Photo by anniespratt

乗り合いタクシー、チャーターなどは、値段を交渉する必要が出てきますし、交渉に失敗するとすごい割増した料金を取られることもあります。

バスでしたら、乗車時間は約20分程度ですし、料金も20バーツと分かりやすいです。バスは青いバスで、乗車する際に運転手にワットロンクンへ行きたい旨を伝えておけば、降りる場所になったら教えてくれることもあります。

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タイに旅行するならば「ワットロンクン」観光をスケジュールに入れよう!見出し

Photo by Edgardo W. Olivera

いかがでしたでしょうか。タイの有名寺院であるワットロンクンは、真っ白な外観が逆に斬新で、地獄を表現しているその手法も個性的な寺院でした。ワットロンクンの場所は、タイの北部エリアにありますが、ワットロンクンのある場所周辺にも、観光スポットが多くありますので、観光ルートに入れやすい場所にあると言えるでしょう。

ワットロンクンは、タイの観光スポットの中でも、外国人観光客が多く来る場所でもあるため、ワットロンクンへの行き方などは迷うことはないでしょう。

ワットロンクンまでの行き方は色々なルートがありますが、どんな観光ルートにするかによっても、その行き方は大きく変わってくるでしょう。タイでは、日本では見かけないような寺院がワットロンクン以外にも沢山ありますので、ぜひゆっくりと寺院巡りを楽しんでみて下さい。

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