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アクラとは?
アクラは、アフリカ西部にあるガーナの首都となります。ヨーロッパからの直行便が多く、首都には高級ホテルもあるので観光地として人気があります。日本からの直行便はありませんが、ヨーロッパを経由すると比較的にアクセスしやすいようです。各国の大使館や政府の機関もあるので、ガーナでも栄えている地域です。
アクラはアフリカ大陸西岸にあるガーナの首都
アクラはアフリカ大陸西岸の、約20キロに渡り続く首都です。ガーナのアクラは、イギリスの植民地だったため、ガーナでは英語が話されています。そのため他のアフリカ諸国と比べて、英語が通じ観光しやすいようです。初めてアフリカを観光する方にも、おすすめとなります。
西アフリカエリアの大都市アクラ
ガーナのアクラは、ビジネスマンが多く訪れる都市でもあり、ホテルが充実しています。アクラの中心部にあるホテルは、近代的なホテルが多く、宿泊費は他のホテルと比べると高い料金となっています。またアクラの観光スポットは、都市から近い場所にもあるのでアクセスしやすいです。
1:アクラのおすすめ人気観光スポット【野口英世記念館】
アクラのおすすめ人気スポットは、野口英世記念館です。野口英世記念館は、野口英世が実際に使用していた研究室を改装した歴史記念館となっています。
野口英世記念館には、日本庭園もあり庭園は無料で自由に入ることができます。また記念館の入場料金は、5セディです。日本円で約100円となります。日付が書いたチケットが渡されるので、アクラの思い出のい品にもなります。
アクラに記念館がある野口英世は、アメリカのロックフェラー医学研究所を拠点に世界で活躍していた人物です。黄熱病や梅毒の研究に勤しみ、1927年に黄熱病の研究のため、ガーナのアクラに渡っています。1928年に自身が黄熱病にかかり、アクラで亡くなっています。
アクラ・コレブ医大病院の敷地内に野口英世の記念館と記念公園がある
アクラ・コレブ医大病院は、アクラテマステーションから約15分で行くことできます。現在も病院として使用されていて、病院の敷地内に野口英世記念館と記念公園があります。
野口英世記念館は、実際に研究に使用した顕微鏡や資料などが展示されています。アクラで日本人の歴史を知ることができ、観光地として人気です。記念公園には野口英世の銅像などもあるため、写真スポットとしてもおすすめです。
2:アクラのおすすめ人気観光スポット【ラバディ・ビーチ】
ラバディ・ビーチは、アクラの人気観光スポットとなります。ラバディ・ビーチは、アクラの中で最も有名なリゾートビーチで、多くの観光客で賑わっています。
ラバディビーチホテルのプライベートビーチ、ラ・プレジャービーチ、タワラビーチの3つのビーチから成り立っていて、イベントも開催されています。
ラバディビーチホテルのプライベートビーチは、ラグジュアリー感があるビーチでカップルにおすすめです。ラ・プレジャービーチは、週末になると多くのイベントが開催され、海の家も沢山あります。タワラビーチはローカル感があるビーチで、他の2つのビーチと比べると小さいのが特徴です。
レゲエやヒップホップ・民族楽器の演奏などが行われることもあるアクラのリゾートスポット
ラバディ・ビーチでは、レゲエやヒップホップなどの演奏が行われることがあります。演奏は週末や平日の夜に行われることが多く、沢山の人で賑わいます。ラバディ・ビーチは、別名「ラ・プレジャー・ビーチ」と呼ばれ、地元の人達も集まります。
こちらのビーチは南側を向いているため、朝日と夕陽を両方楽しむことができます。またビーチの近くにはホテル街もあるので、時間が空いたときにも行ける観光スポットとなります。
3:アクラのおすすめ人気観光スポット【ジェームズタウン灯台】
ガーナにあるジェームズタウン灯台は、レトロ感のある灯台となります。ジェームズタウン灯台の周辺は、スラム地区となっていますが、漁村が広がっていてフィッシュマーケットで賑わっています。イギリスの植民地時代に、建てられた建物で約350年の歴史があります。ジェームズタウン街の象徴で、写真スポットとして人気があります。
赤と白の縞模様が印象的なアクラの灯台
ジェームズタウン灯台は、赤と白の縞模様の特徴的な灯台となります。灯台の中を見学することができ、赤が特徴的な螺旋階段や展望台があります。展望台からは、ジェームズタウンの街や海を一望することができます。灯台内の見学は、10セディとなります。
またジェームズタウン灯台では、毎年1回イベントが開催されています。2011年から毎年開催されているイベントで、ストリートペインティングや壁画、写真展などのアート作品を見ることができます。ガーナを拠点としている、毎年200人以上のアーティストがこのイベントに参加しています。
4:アクラのおすすめ人気観光スポット【ガーナ国立博物館】
ガーナ国立博物館は、アクラの中心街にある観光スポットです。ガーナやアクラの歴史を知ることができ、1957年の独立時に建てられています。周辺にはホテルも多いので、チェックイン前などの時間がある時にもおすすめです。こじんまりとしたガーナ国立博物館ですが、興味深い展示物や歴史を知れる展示物が多くあります。
アクラででた出土品や歴史的資料・ガーナの民族楽器などが展示されている
ガーナ国立博物館は、アクラで出た出土品や歴史的資料が展示されています。博物館は3つのエリアに分かれていて、分かりやすく展示しています。有料ですが、現地のガイドツアーのサービスを受けれる場合もあるので、事前に調べておくことをおすすめします。ガーナの歴史やガーナの独立について知りたい方は、人気の歴史スポットとなります。
5:アクラのおすすめ人気観光スポット【ボジョ・ビーチ・リゾート】
アクラにあるボジョ・ビーチ・リゾートは、観光客から地元の人まで多くの人で賑わう観光スポットです。清潔感のあるビーチで、夕陽が綺麗なビーチとして人気があります。ボートは無料でレンタルをしていて、ボートガイドも付いています。ボート初心者でも、気軽に楽しむことができます。アクティブに過ごしたい人にもおすすめです。
アクラの美しい砂浜リゾートでのんびりした時間をすごそう!
ボジョ・ビーチ・リゾートは、入場料が20セディかかります。その他にはレンタルスペースもあり、パラソルとテーブルがセットになって10セディとなります。日差しが強い時や、小さい子供連れにおすすめです。またボジョ・ビーチ・リゾートには、レストランがありますがメニューは多くありません。持ち込みすることもおすすめです。
6:アクラのおすすめ人気観光スポット【独立広場】
アクラのおすすめ人気スポットは、独立広場です。独立広場は別名「黒い星広場」とも呼ばれていて、ガーナの誇りとも言える観光名所となります。
アクラにある独立広場は、1957年にガーナの独立を記念して作られました。アクラの中心部から約2キロの場所にある広場で、ガーナの国旗が幾つも並んでいます。
独立広場は約3万人収容可能で、毎年3月6日にはガーナの独立を記念して多くの人が集まります。独立記念碑は大理石の上に銅像が立っています。また初代大統領のクワメ・エンクルマを偲んだ灯明があります。クワメ・エンクルマは、政治家でガーナの初代大統領です。ガーナの独立運動を指揮し、アフリカの独立運動の父とも呼ばれています。
ガーナ独立を記念してアクラに造られた「インディペンデンス・アーチ」が見どころ
アクラにある独立広場には、一際目を惹く建物があります。その建物は巨大な「インディペンデンス・アーチ」です。インディペンデンス・アーチの上には黒い星があり、FREEDOM AND JUSTICEと描かれています。黒い星はアフリカを自由に導くシンボルで、写真スポットとしても人気です。広場には記念像などもあるため、見どころ満載です。
7:アクラのおすすめ人気観光スポット【ジェームズ要塞&ウッシャー要塞】
アクラにはジェームズタウンとウッシャータウンという、隣り合っている街があります。ジェームズタウンはイギリスが造ったジェームズ要塞、ウッシャータウンはオランダが造ったウッシャー要塞があります。二つの建物とも廃墟のようですが、中に入ることができます。
ウッシャー要塞は、ガーナの奴隷貿易に関わっている観光スポットです。2007年から施設を公開し始め、少しですが展示物もあるようです。奴隷が閉じ込められていた牢獄なども、見学することができます。建物自体は廃墟のようですが、見応えがあります。またウッシャー要塞の建物の上からは、アクラの海や漁師町を一望することができます。
オランダによって造られたウッシャー要塞は、現在気軽に観光することができます。受付のような場所はなく、ガイドが出入り口を開け閉めしているようです。また出入り口付近に看板などはないので、アクセスする際は注意が必要となります。
原住民族の武器や日用品・植民地支配のアクラ歴史資料などが展示
ウッシャー要塞は、原住民族の武器や日用品が展示されています。さらにガーナが植民地だった頃に関する、歴史的資料もあるようです。ウッシャー要塞とジェームズ要塞は、一本道の通り沿いにあるので、比較的にアクセスしやすい観光スポットとなります。
アッシャー要塞は博物館のようになっているので、観光しやすいスポットです。アッシャー要塞博物館と呼ばれていて、資料や壁画などが展示されています。展示品は武器や粘土製のカップ、大きな砥石などとなっています。また奴隷貿易廃止のために戦った人々の画像も、展示されています。
アッシャー要塞博物館の営業時間は、月曜日から土曜日です。午前9時から午後16時半まで営業し、日曜日は定休日となっています。入場料もかかり、成人外国人は10セディとなります。IDを持つ外国人学生は5セディ、外国の子供は2セディです。
8:アクラのおすすめ人気観光スポット【国立文化センター】
アクラにある国立文化センターは、ブラックスタースクエアの近くの海岸線沿いにあります。アンティークな品物が販売されていて、お土産にもおすすめです。アクラではお土産を販売しているショップが少ないので、是非立ち寄りたいスポットの一つです。ガイドツアーでも、立ち寄りスポットとして人気がある場所です。
カゴやサンダル・太鼓、ストールなどアフリカらしい手作りのアクラ工芸品が販売
ガーナのアクラにある国立文化センターは、アフリカらしい手作りの工芸品も人気があります。女性へのお土産としておすすめな品物は、ストールやカゴです。実用的に使える品物は、サンダルやラグなどとなります。またアフリカらしいお土産として人気な品物は、太鼓や彫刻です。
国立文化センターは、アートギャラリーも併設しています。地元アクラのアーティストが描いた絵画を見たり、購入することができます。独立広場から近い場所にある観光スポットなので、アクセスしやすいのが特徴です。
9:アクラのおすすめ人気観光スポット【カクム国立公園】
カクム国立公園は、年間約35万人の人々が訪れる人気観光スポットです。ガーナの中でも人気がある観光地で、見どころ満載です。ガーナのセントラル州にあり、ケープコーストから車で約1時間で行くことができます。
ネイチャーウォークを開催していて、ツリーハウスや森全体を楽しむウォーキングなどを体験することができます。ネイチャーウォークはガイドが付いているので、安心して周ることができます。
アクラにあるカクム国立公園は、キャンプ場があります。深い森の中でキャンプすることができるので、自然を体験したい方におすすめです。キャンプを利用する方は、事前に連絡しておくことをおすすめします。
地上45mの吊り橋からの景色は絶景のアクラ人気観光地!
中でも人気があるのは、吊橋です。吊橋はアフリカに二つしかなく、その中の一つがガーナのカクム国立公園にあります。カクム国立公園にある吊橋は、全長350メートルで、高さは40メートルと大きな吊橋です。
吊橋に行くには、ツアーに参加する必要があります。吊橋ツアーの料金は、大人一人50セディで、学生は30セディとなります。学生は、学生証を見せる必要があります。ツアーは土日だと30分に一回開催されているので、気軽に吊橋に行くことができます。
10:アクラのおすすめ人気観光スポット【アブリ植物園】
アクラのアブリ植物園は、ガーナで最も美しい場所と呼ばれています。100年以上歴史のある植物園で、熱帯性植物を観察することができます。
アクラから車で約1時間北上した場所にあるので、アクセスしやすいのが特徴です。約1時間程度で1周できる植物園で、日本でも知られているカカオの木を見ることができます。植物園の一角にカカオの木があり、若木から老木まで揃っています。
アクラ観光スポットとしてだけでなくボタニック・ガーデンの草分け的存在
アブリ植物園は、ボタニック・ガーデンの草分け的な存在となっています。ボタニカルガーデンは、64.8ヘクタールあり、自然や緑で溢れています。アブリ植物園内には、レストランも併設されているので、緑を楽しみながらゆっくりと過ごすこともできます。
11:アクラのおすすめ人気観光スポット【至聖三者大聖堂】
アクラの至聖三者大聖堂は、英国国教会で1894年に建てられた建物です。以前はアクラを代表する建物で、葉書にも描かれていたことがあります。敷地内や建物内にも入ることができ、ベンチもあるのでゆっくりと過ごすこともできます。ジョージタウン灯台の近くにあるので、アクセスしやすい観光スポットとなります。
レンガを積んで造られた教会!外観も内観も素朴でとんがり屋根の時計塔はアクラランドマーク
至聖三者大聖堂は、外観も内観も素朴な雰囲気があります。レンガを積んで造られた協会で、歴史的な雰囲気を感じることができるようです。また周辺にはレンガ造りの建物がないので、一際目を惹く建物です。1本だけ建つ時計塔は、アクラのランドマークでもあります。
アクラへのアクセス方法
ガーナのアクラにあるコトカ国際空港は、ガーナの中心部から車で約20分程かかります。ガーナ市内は常に混雑しているため、時間に余裕をもって行動することをおすすめします。コトカ空港は国内線と国際線があり、国際色豊かです。ヨーロッパ系の航空会社が多く発着していて、日本からはヨーロッパ経由で行く行き方が良いようです。
絶景が楽しめるスポットや歴史的価値が高いスポット!アクラを旅しよう!
ガーナの首都でもあるアクラは、植民地時代の建物や歴史的な建物が沢山あります。美しいビーチやアーティスティックなスポットまで、近代的な観光地もあるので、多様に楽しむことができます。ガーナ国内にはその他にも人気の観光地があるので、アクラを経由してアクセスすることも可能です。