智頭町の定番観光スポットといえば！話題の森林セラピーもご紹介！

鳥取県の東南に位置している「智頭町（ちづちょう）」は、豊かな自然に恵まれた"みどりの風が吹く疎開のまち"です。周囲は1,000m級の中国山脈の山々が連なり、その山峡を縫うように流れる川が合流し、千代川となり、日本海に注いでいます。

智頭町の総面積の9割以上は山林で、春にはソメイヨシノ・シャクナゲ・ドウダンツツジ、夏には清涼な緑、秋には紅葉、そして冬には雪化粧、と四季折々の風景が訪れる人々を魅了しています。

ここでは、そんな智頭町の観光の見どころやおすすめの楽しみ方を厳選してご紹介します。智頭町ならではの体験をして楽しい思い出をつくりましょう。

「石谷家住宅」は、3,000坪の広大な敷地に部屋数が40以上ある邸宅、7棟の蔵、美しい日本庭園などがある智頭町の定番観光名所です。

江戸時代に建築された町屋形式の家屋を、大正〜昭和に渡って大規模に改築して屋敷形式へと変えていったもので、一つの家屋で江戸〜昭和の歴史の重なりが見られる貴重な和風建築となっています。

2009年10月には国の重要文化財にも指定され、さらに注目されるように。智頭町出身の仏師・国米泰石が彫刻を施した欄間や各部屋から望む日本庭園など見どころがたくさんあります。喫茶・軽食コーナーで庭園を眺めながらコーヒーなどをいただくのもおすすめです。

智頭町でのお宿は「民泊」を利用して、田舎暮らしを体験してみてはいかがでしょうか？ありのままの智頭町の家で、ゆったりとした心温まるひとときを過ごすことができます。

民泊の一番の楽しみは、心をこめた手作りの家庭料理でのおもてなしです。他のお宿ではなかなか味わえない智頭町の"おかあさんの味"をご堪能ください。

民泊家庭の個性豊かで気さくな方々とのたわいない会話も楽しみましょう。みなさん温かく迎えてくれるので、気兼ねなく、普段のままで訪れて大丈夫です。

面積のほとんどを山林が占めている智頭町では、森林浴を一歩進めた「森林セラピー」も観光客に人気です。森林セラピーは医学に裏付けされた森林浴効果をいい、心身の健康維持・増進を行うことを目的としています。

智頭町は森林セラピーをまちづくりの主要なテーマのひとつと位置づけ、森林セラピーガイドの養成などを行ってきました。平成22年4月には鳥取県初の「森林セラピー基地」に認定され、平成23年7月にグランドオープン。

森林セラピーのコースに沿って、森を楽しみながら歩行や運動、リラクゼーションをし、ガイドの案内も聞きながら森林浴効果を実感しましょう。近年は大手企業の社員研修等福利厚生も兼ねた目的で利用される例も増えています。

智頭町の観光名所や楽しみ方をご紹介してきましたが、いかがでしたか？魅力いっぱいの智頭町は「SDGs未来都市」でもあります。"SDGs"とは森林の持続可能な管理や住み続けられるまちづくりなど、国連によって定められた目標のことです。

智頭町は「日本1/0村おこし運動」や「百人委員会」など、まちづくりを進める仕組み作りの取り組みが評価され、日本の「SDGs未来都市」に認定されました。今後も豊かな森林を守り、住民にとっても観光客にとってもさらに魅力的な町となっていくでしょう。

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