杭州「西湖」を観光!世界遺産を遊覧船で満喫出来る!周辺ホテル情報も

2017年6月9日 (2020年9月6日最終更新)

中国の杭州で人気の観光地といえば、2011年に世界文化遺産登録された西湖が挙げられます。上海に隣接する杭州は、文化的にも歴史的にも大変魅力のある都市で、美人が多いことでも知られています。四季が変わるごとに異なった美しい姿を現わす西湖の魅力に迫りましょう。

目次

  1. 杭州・西湖の魅力に迫る!
  2. 世界遺産の西湖10景を遊覧船で巡る
  3. 杭州・西湖10景その1「三潭印月」
  4. 杭州・西湖10景その2「断橋残雪」
  5. 杭州・西湖10景その3「平湖秋月」
  6. 杭州・西湖10景その4「双峰挿雲」
  7. 杭州・西湖10景その5「 柳浪聞鶯」
  8. 杭州・西湖10景その6「雷峰夕照」(雷峰塔)
  9. 杭州・西湖10景その7「花港観魚」
  10. 杭州・西湖10景その8「蘇堤春暁」
  11. 杭州・西湖10景その9「曲院風荷」 
  12. 杭州・西湖10景その10「南屏晩鐘・浄慈寺」
  13. 西湖周辺のホテル情報
  14. 杭州・西湖への旅支度は、これで万全!

杭州・西湖の魅力に迫る!

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高速鉄道が開設されたおかげで、上海から杭州まで45分から70分で行けるようになりました。上海の雑踏から逃れ世界遺産となった杭州の西湖で、遊覧船に乗って美しい西湖10景を巡り、のんびり観光するのもいいでしょう。唐代詩人の白居易や、マルコポーロが絶賛した杭州の美しさ、また唐代の白楽天や宋代の蘇東坡が西湖の美しさに魅せられて、後世に残そうと詩を詠んだことは有名です。

世界遺産の西湖10景を遊覧船で巡る

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西湖の面積は6.5平方kmで、外周は15kmです。西湖10景を歩いて回れば、歩くだけで日が暮れてしまいます。レンタサイクル、電動カートで回るという方法もありますが、一番のおすすめは、遊覧船で回るのが最適です。時間をセーブできた分だけ、ゆっくりと時間をかけて観光できます。西湖10景を快適に回り切るには、かなりハードで、それなりの体力が必要となります。

杭州・西湖10景その1「三潭印月」

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中国人民元の1元紙幣の裏に印刷されている西湖の風景(三つの石灯篭)を、お札と一緒に撮れる人気の撮影スポットです。世界遺産の西湖10景をすべて回りたいという元気な方は、まず、遊覧船に乗って西湖に浮かぶ最大の島、小瀛州に渡り「三潭印月」からスタートしましょう。この島を、じっくり一周するには1時間ほどかかります。写真やスケッチが趣味という方にはオススメの場所です。

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遊覧船は、三潭印月から、主に観光地6か所へ行くことができます。行き先は次の通りです。【断橋碼頭】(断橋残雪付近に到着)、【中山公園碼頭】(孤山、平湖秋月付近に到着)、【岳廟碼頭】(楊公堤、岳廟付近に到着)、【杭州飯店碼頭】(杭州飯店付近に到着)、【花港公園碼頭】(花港観魚付近に到着)、【銭王祠碼頭】(柳浪聞鶯付近に到着)となっています。

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遊覧船の乗船下船の船着き場は、中国語で「碼頭」と言います。遊覧船の種類も多様で、手漕ぎ船やモーターボート、屋形船のような船が発着しています。各乗り場、チケット売り場などに詳しい路線図や案内板がありますので、あなたが計画した行き先をよく確認してから乗船してください。観光の最後に、あなたの宿泊しているホテルに近い行き先を選んだほうがいいですね。

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この島は、中国明代の万歴年間に西湖の泥が堆積して出来たものらしく、面白いことに島の中にも4つの美しい湖があります。ドローンを飛ばすわけには行きませんが、島を上から見ると、ちょうど漢字の「田」の字になります。まるで、水上庭園ですね。それぞれに橋がかかっていて全体を散策することができ、ここだけで半日ほどゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか。

杭州・西湖10景その2「断橋残雪」

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ここは京劇にもなっている有名な物語『白蛇伝』の舞台となった場所です。『白蛇伝』とは中国の民話で白蛇の精である美人の白素貞と許仙との西湖を舞台とした恋愛故事のことです。この橋は、西湖の北側を分断するようにつながっている「白堤」の東端にあります。「白堤」とは東の断橋と西湖10景のひとつである西の平湖秋月を結ぶ1kmの堤で、歩いて渡れます。

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伝説では昔、橋の上に、木の柵門があり、降雪時に附近の山の上から見渡すと西湖の一面が銀色になるのに、その門だけは雪が積もらないので、その銀色が切断されたように見えるので、この名がついたそうです。この橋が建てられたのは7世紀以前とされており杭州の名勝です。旬は、やはり冬です。冬景色が見たいですね。ここを通って狐山に行けば、浙江省博物館や西冷印社も観光できます。

杭州・西湖10景その3「平湖秋月」

「断橋残雪」から狐山へと20分ほど歩いて行くと左手に「平湖秋月」があります。湖面と水平に建てられた楼閣から中秋の名月を眺める最高の場所で有名です。湖畔には、楼閣や茶館があるので、龍井茶(ロンジン茶)を飲みながら一服しては如何ですか。また狐山には杭州料理店や史跡、公園も点在しているので時間をたっぷり取りましょう。世界遺産の西湖の絶景が見られるのは、やはり秋の満月の夜ですね。

「平湖秋月」という呼び名がつけられたのは南宋時代と言われています。湖に面して建てられている亭台楼閣は水面と水平で、水際まで行くと水の上に立っているような気分になります。秋の満月が見られる時期に、龍井茶を飲み、中国の古筝(琴)か、二胡(中国胡弓)の「平湖秋月」という曲の調べに耳を傾け皇帝になった気分で最高のひと時を過ごせますよ。

杭州・西湖10景その4「双峰挿雲」

西湖の西方、南高峰(256m)と北高峰(355m)の二つの峰(合わせて双峰)を望むのに適した景観地です。「二つの峰にかかる雲は、まるで水墨画を描いたような景色である。」との説明があるのですが、過去の文献にあるような山の風景は残念ながらありませんが、清代の皇帝が自ら建てた石碑があります。

二つの山には当時、塔が建っており(現在は残っていません)、そこに雲が立ちこめると峰が雲に刺さっているように見えたそうです。南宋時代から続く歴史ある場所ですが現在は、その風景が見られないのが残念です。よって西湖の対岸や西湖に浮かぶ島・湖心亭から周りの山々を眺めるのがベストとされています。現在建てられている石碑は清代の皇帝が自ら建てたものですが、その石碑だけでも見学にくる人は多いようです。

杭州・西湖10景その5「 柳浪聞鶯」

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「柳浪聞鶯」は、西湖の東、南山路と河坊街のT字路に位置し、道路から湖畔までは広々とした庭園になっています。運が良ければ、名前の通り、実際に鶯の声を聞くことができます。南宋時代に庭園が整備され始め、柳が美しく素晴らしい景観を織りなしています。「柳浪聞鶯」の魅力の一つは、その青々とした柳の美しさです。柳の葉が陽の光で煌めいて、優しい風に揺らぐ風景を見ながら、ゆったりとした時間を過ごしましょう。

聞鶯閣茶楼で休憩しませんか

「柳浪聞鶯」の一角にある「聞鶯閣茶楼」は、真夏の杭州で暑さが我慢できない時の休憩場所として冷房の効いた部屋で、フルーツやお茶請けをつまみながら龍井茶を飲むと、疲れが回復するので人気のスポットになっています。また、ここからは、徐々に日が暮れて行く美しい西湖の風景を見ながら、日ごろの煩わしさを忘れ、時の流れに身を任せるのもいいですね。特にここから雷峰塔がよく見えるので最高の景色です。

住所:杭州市柳浪聞鶯3号 (柳浪聞鶯内)

「柳浪聞鶯」がある南山路は文化的な香りが漂う街並みです。杭州索菲特西湖大酒店(ソフィテルホテル)や西湖天地から「柳浪聞鶯」の入口までは特にオシャレな街並みで、センスのいいレストランや画廊などが建ち並んでいます。10分ほど歩けば、入口に到着。門を過ぎるとすぐに柳の中を進む歩道があります。この美しい柳を見るベストシーズンは春ですね。

西湖の東岸を走る南山路にある柳浪聞鶯の入口をくぐるとすぐ、奥深くまで美しい柳並木が続きます。柳は、優しい風に揺れるカーテンのようで、とても優雅です。庭園内には、ところどころに可愛い花が植えられており、その柳並木を歩く歩道にはチリひとつ落ちていなくて、とてもよく管理出来ています。ゆったりとした時間をエンジョイしましょう。

杭州・西湖10景その6「雷峰夕照」(雷峰塔)

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西湖の南に聳え建つ雷峰塔。「雷峰夕照」として西湖10景に数えられており、特に夕暮れの風景が美しいとされています。1924年に倒壊し、現在ある塔は、春秋時代に建てられたものを模して2002年に復元されたものです。鉄筋コンクリートで作られた現代的な建物です。日本のお城もそうですが、エスカレーターとエレベーターで楽に最上階まで登ることができます。最上階からは西湖の絶景を全体的に見渡すことができます。

高さ71メートル以上もある、霧雨に霞む雷峰塔は、特に荘厳さが増して見えます。エレベーターで登れる展望台から西湖の絶景を見物しましょう。さすが、中国・杭州の世界遺産である西湖の美しさに驚かされます。この塔から見る夕日が最高に美しいと言いますが、雨に霞んだ塔、快晴の時の青空に映えた塔、雪を頂いた塔、どれもすばらしい景色です。営業時間は、7時から18時まで。年中無休。

夕陽に映える優美な仏塔。夕陽と塔の遠景が「雷峰夕照」とされているので、展望台からの眺めを堪能したら、下りましょう。余程、元気な方は別として最上階まで上る必要はないと思います。登りたいという方は、チケット売り場が閉まってしまう前に、余裕をもって早めに塔に登りましょう。夕暮れ時になると、近くの道路が大変混雑して、バスもタクシーも、ほぼ乗れない状態になるのでレンタサイクルを活用しましょう。

住所:杭州市南山路15号
電話番号:051-8798-2111

杭州・西湖10景その7「花港観魚」

杭州西湖の「花港観魚」はその名の通り、花も港も魚もありという場所ですが、その名の由来は背後にある「花家山」から流れ出る清流がここを通り西湖に達しているため「花港」と呼ばれるようになったそうです。花は500種類以上の美しい牡丹の花、それに赤、白、黄色の彼岸花が咲く時期がオススメです。紅魚池の鮮やかな色の鯉たちも元気良く泳いでいるのを見ると心が和みます。

もともと、宋の時代 に別荘として作られた一帯なので、庭園や風景にも工夫が凝らされていて、西湖にある庭としては、一番風情があって散策にも適していると言われています。紅魚池、牡丹園、花港、但草坪、叢林等の五大景勝地に分かれ、中でも一番人気は紅魚池で、千匹もの赤や金色の鯉が放流され観光客が池に餌を投げ入れると、魚たちが一斉に食べにやってきて、水面に大きな波の山ができ、人びとの歓声に包まれます。

杭州・西湖10景その8「蘇堤春暁」

「霊峰塔」のある西湖の南岸まで続く長い堤防は、北宋時代の詩人・蘇東坡が築いたとされ「蘇堤」と呼ばれています。いまは、遊歩道になっていますが、西湖の深さは1.5mと言われており、昔から泥を掻き出さないと泥に埋まってしまう恐れのある湖だったのです。そこで、西湖の泥を掘り出し、西湖に2.8kmもの長い堤防で南北を結んだことは、蘇東坡の大きな功績の一つで、彼を讃えて「蘇堤」と名付けられました。

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「蘇提」の南側の入口には、蘇東坡の像が建てられていて、人気の写真スポットになっています。また、南北に広がるこの長い堤防(約2.8km)を朝早くから散歩する人が多く、西湖の眺めが良く歩きやすいので、朝の8時を超えると観光客で一杯になります。人が少ないと、気持ちよく散歩できます。「蘇堤」の風情を満喫するために時間帯を選びましょう。そして、すばらしい西湖の景色を見ながら早朝散歩を楽しみましょう。

杭州・西湖10景その9「曲院風荷」 

「曲院風荷」は、西湖の西北の隅にある一角で「岳王廟」を右手に眺めながら5分ほど歩くと左手に「曲院風荷」の入り口があります。春の湖畔には数多くの美しい柳が見られ、夏になると池一面に蓮の花が咲き誇ります。ここは、蓮の花の名所で、沢山の観光客で一杯になります。また、夏には咲き誇る蓮の花を撮るために多くのアマチュアカメラマンたちが訪れ、腕を競います。人気の写真スポットです。

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名前の由来ですが、「曲院」というのは宮廷酒を造るところで宋の時代に、このあたりで西湖の水から宮廷用の酒を造っていたそうです。「荷花」というのは、中国語で蓮の花のことを言います。よって、「風荷」とは、酒の香りと蓮の花の香りが風に乗って漂うということから、「曲院風荷」という名前がつけられたとされています。夏の太陽を浴びて咲き誇る蓮の花は、美しく鮮やかです。ここには、夏に来るのがベストです。

杭州・西湖10景その10「南屏晩鐘・浄慈寺」

「浄慈寺」は、西湖の南側のシンボル・雷峰塔の向かいに位置する寺院で、「南屏晩鐘」で知られ、西湖周辺の4大古刹の一つにも数えられています。浄慈寺の鐘をつくと杭州市内に響いたといいます。境内は山の斜面にあるため岩や山に鐘の音が反響して深い音色になるそうです。この情景を「南塀晩鐘」と呼びます。時間があれば、この鐘の音を聞きながら西湖の美しい風景を楽しみましょう。営業時間は、7時から17時まで。

住所:杭州市南山路56号
電話番号:0571-8796-2880

西湖悠遊①

三潭印月・斷橋残雪・平湖秋月・孤山を動画で見てみましょう。世界遺産の杭州西湖10景を遊覧船で回る満足感は、言葉にできないくらい最高の機会です。美しい西湖を見ながら辿る名所旧跡。ゆったりと流れる時間、色んな形の遊覧船が行き交う美しい風情、柳が風にそよぐ光景、錦鯉の泳ぐ姿、咲き誇る蓮の花、牡丹の花。まるで、桃源郷にいるようですね。

西湖悠遊②

花港觀魚・太子湾公園・蘇堤春曉・曲院風荷を動画で見てみましょう。世界遺産の杭州西湖10景について、その季節に応じた記事を書いてきました。また、遊覧船の旅で各所を効率よく回るために、地図を見ながら訪れる季節と場所を前もって選択されることが必須です。

西湖周辺のホテル情報

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西湖から周辺のホテルまでの距離が一番近いところでは、400mから700mしか離れていないホテルが、ハイヤットリージェンシー杭州(5つ星)、杭州ハイファホテル3.5つ星)、杭州ファチェンインターナショナルホテル(4つ星)などです。900m離れているのが、杭州ソフィテルウェストレイク(5つ星)、グランドメトロパークホテル杭州(4つ星)などです。ホテルに帰ってからも西湖の美しい景色に酔うことができます。

西湖の一流ホテルのスイーツで旅の疲れ解消

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もし、他のホテルに宿泊されていたとしても、西湖に近い5つ星の一流ホテル内のレストランでアフターヌーン・テイーとスイーツを食べながら西湖10景めぐりの話題に花を咲かせ、ホテルから望む西湖の美しい景色を眺めリラックスすることで旅の疲れを取られてはいかがでしょうか。

杭州・西湖への旅支度は、これで万全!

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琵琶湖の外周は、241kmと言われています。それに比べて西湖の外周は15kmで、16分の1しかありません。しかし、中国の長い歴史と文化を凝縮した西湖10景は、とても内容が濃いのです。行かれる時期と訪問地をよく吟味して余裕を持った最適の訪問地点を決めて、世界遺産の西湖の美しさを遊覧船で満喫しましょう。それでは出かけましょう、杭州の西湖へ。

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この記事のライター
望月五郎
サウジアラビアに5年半、韓国に2年、台湾に19年の駐在経験あり。フォトクリエイターをしています。皆さんに喜んでいただけるライターを目指して頑張りますので、よろしくお願いいたします。

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