呼和浩特(フフホト)観光のおすすめスポットを紹介！草原ツアーの魅力とは？

中国内モンゴル地方にある呼和浩特という都市。呼和浩特には中国やチベットの文化が合わさったような寺院が多く観光客を集めています。モンゴルの大平原も呼和浩特付近にあります。たくさんの観光客が遊牧民の暮らしを体験したいと集まる人気のスポットになっています。今回は呼和浩特のおすすめ観光スポットをご紹介します。

呼和浩特は内モンゴル自治区にある地域で、街にはモンゴル語と中国語が入り混じっています。日本から呼和浩特へは東京、大阪から北京を経由して呼和浩特空港に入るのが一般的なアクセス方法です。気候は夏は暑く、冬は寒い気候で雨が少なく乾燥しています。草原地方が広がっているので風が気持ちいい夏に観光するのがおすすめです。

呼和浩特の町並みは中国の都市部と変わりありません。ですがその独特な寺院などの文化や街並み、モンゴルの地平線が見どころになっており、多くの観光客に人気。街並も大変広く、複数の都市を回らなくても呼和浩特で中国、モンゴルの文化を体感できるおすすめの観光スポットです。そんな呼和浩特を回るにはおすすめのツアーがあります。

呼和浩特を回るなら草原ツアーがおすすめです。草原ツアーでは呼和浩特市街すぐに広がる大草原で泊まるツアーです。モンゴルで暮らしていた遊牧民の生活を体感できるのが見どころです。日本だけでなく中国国内やヨーロッパなどからも体験ツアーにたくさんの観光客が集まる人気のツアーになっています。観光客同士での交流も楽しめます。

草原ツアーで特に人気なのが遊牧民の家であるパオに宿泊できるところ。1つあたり5人ほどの人が宿泊することができます。ツアーごとで使用するパオは違いますが布団をひいて雑魚寝をするものやベットが用意されているパオもあります。充電のためのコンセントなどもあるので異国の地でも安心です。草原の真ん中に泊まる解放感が人気です。

モンゴルならではの体験ができるのも草原ツアーの人気の秘密。大自然の中で遊牧民らしく馬に乗って見たり、砂漠地域ではラクダに乗ることもできます。白熱のモンゴル相撲を観戦することもできます。草原ツアーごとで体験できるものが違うので気になる体験を選んでみてください。どれもモンゴルだけの観光客に人気のおすすめ体験です。

一番の見どころはモンゴルの大草原を見渡すことができること。日本では感じることができない地平線と遮るものが何もない大草原が草原ツアーの人気ポイントです。夜には迫ってくるような満点の星空を楽しむことができ、明かりがない呼和浩特の草原だからこそ楽しめるポイントです。日頃都会に住んでいる人に体験してほしいツアーです。

そんな見どころたくさんの呼和浩特にはぜひツアーで行くのが！市街観光の時間が十分取られ、パオ宿泊や体験項目などたくさんの見どころを一度のツアーで楽しむことができるのです。ツアーによっては大人数ではなく二人以上で日本語を話せるガイドさんが付いてきてくれたりと言葉がわからなくても楽しむことができるツアーです。

呼和浩特一番の観光名所でお寺の前には出店が広がり、たくさんの観光客が訪れるお寺です。チベット仏教の寺院で中国で見られる儒教系の寺院とは違った雰囲気を楽しむことができます。お寺自体は補修改修されているので比較的新しく綺麗です。古さを感じないお寺で観光はしやすくなっており、チベット仏教を身近に感じることができます。

比較的新しく見えるお寺ですが特に目を引くのがカラフルな布で仏塔などを飾っている点です。これはタルチョといい、仏塔を始め門も飾られているので赤い門なども目に色鮮やかで写真を撮ったりする観光客がたくさんいます。大召寺にはたくさんの僧侶が共同生活を送っており、彼らの暮らしを見ることも大召寺の見どころの一つです。

大召寺の向かい側にあるお寺、「延寿寺」も見てほしいお寺の一つです。ここも五百年以上の歴史を持つお寺でチベット仏教の影響を受けて建てられています。入り口近くの白い仏塔にはたくさんのタルチョが幾重にも重なっており、色鮮やかで一つの見どころポイントになっています。この仏塔は内モンゴルで最大のもので見ごたえありです。

内蒙古の歴史から近代的な中国の歴史に関する展示をしている「内蒙古博物館」は一日中楽しむことができる博物館です。建物は近代的で人気のフォトスポットになっています。その設計は日本人が設計したもので新しさを感じます。中には少数民族の展示など内蒙古地方の歴史など匈奴やモンゴル民族の歴史に関する展示は見どころ十分です。

他にも恐竜化石の展示があり、ゆっくり見ていると一日では回りきれない大きさの展示があります。戦時中の日本と中国に関する展示もあるので中国の視点から見た戦争を勉強するのも海外旅行ならではの楽しみ方です。入館料は無料なので入りやすいですがじっくり見ているとあっという間に時間がたってしまうので注意しましょう。

観光に疲れたら公園で一休みしましょう。青城公園は一休みするのにちょうどいい公園です。ところどころ中国を感じる楼閣があったり、公園内には遊具はもちろん小さな遊園地のような施設があります。公園内の広場で太極拳をしている人に出会えるかも。活気の絶えない広い公園になっていますゆっくり時間が取れたら楽しみたい公園です。

中国の公園は人が集まる場所。散歩している人や運動している人はもちろん、中国では公園で集まって太極拳やボードゲーム、卓球などを楽しんでいる人がたくさんいます。見た目は中華風の公園ですが中を歩き回るだけでも中国に来た雰囲気を味わうことができます。中国で一般的なヨーグルト飲料を買ってぶらぶら歩いて楽しみましょう。

呼和浩特の隠れ観光スポットがこちら「呼和浩特五塔寺」です。五つの搭が集まった建造物で精巧な作りが特徴です。石造りの石塔で壁面などもしっかり彫られているのが見どころポイントです。かなり近くでじっくりとみることができますが観光客が少なめです。穴場ですのでゆっくりとチベット仏教の造形物を見ることができます。

大召寺からも徒歩で行けるほど近い距離にある五塔寺ですが宝塔には石彫りの蒙古天体図があり、かなり貴重なもので一見の価値あり。五塔寺周辺も雰囲気の良いエリアになります。塔を見るためには入場料もかかりますが立派な五塔はチベット文化を感じさせる造形で人気のあるスポットです。比較的人が少ないのでゆっくり見物できます。

明朝の頃に立てた比較的新しい建造物ですがイスラム系の雰囲気を味わえる異色のエリアです。これらの建物はモスクとして利用されており、中国風の造形がイスラムのテイストを取り入れ創られている建造物です。その歴史は清代にたくさんのムスリムたちが移住してきたことから、呼和浩特の地にイスラム教のモスクが立てられました。

当時は小さな建造物でしたが増築が何度か繰り返され、大きな建造物となりました。入り口近くにはお土産屋さんが並んでおり、ゆっくりとお買い物を楽しむことができます。改修が今でも行われており、新しさを感じる建造物でお寺というよりテーマパークの施設のような気軽さで楽しむことができる施設です。

買い物ならぜひ行きたい塞上老街は呼和浩特の昔ながらの景色を楽しむことができます。モンゴルの古美術や革製品、仏教関連のアイテムを売っているお店が軒を連ねています。中国に行ったら飲んでほしいお馴染みのヨーグルト飲料も販売しています。この一帯が中華街のような雰囲気でお土産物を手に入れるには絶好のスポットです。

石造りのお店や道にはどこかノスタルジックな雰囲気が漂っており、買いものをする以外にもたくさんの人が訪れるフォトスポットになっています。モンゴル料理など地元の料理や特産品なども買うことができ、観光客が集まるスポット。アクセスも良く大召寺の裏手にあり、夜には提灯がライトアップされ美しい景色が見られます。

大自然で遊牧民の生活を体験できる草原ツアーはもちろん、観光資源があり仏閣など中華だけでなくモンゴル、イスラム、チベットの文化を味わえる呼和浩特。世界中から様々な人が集まる呼和浩特は一度の旅行で様々な文化を味わえると人気です。呼和浩特でしか味わえない大草原と異国情緒を楽しんでみてはいかがでしょうか。