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厦門のおすすめ観光スポット7選!初めての方でも安心の定番観光地を網羅!

厦門のおすすめ観光スポット7選!初めての方でも安心の定番観光地を網羅!
投稿日: 2017年6月20日最終更新日: 2020年10月7日

中国の5大経済特区の1であり、古くから東南アジアとの交易港として栄えた厦門。そんな厦門は、華僑発祥の地とも言われる福建省南部、九龍江の河口に位置し、温暖なリゾート地としての賑やかさと静けさを兼ね備えた、魅力ある観光スポットです。

厦門のおすすめ観光スポットとは!?見出し

台湾が好き、でもそろそろ違う場所にも行きたいというあなたにおすすめしたい、人気の厦門!東京から厦門だと、直行便もしくは香港経由で気軽に行くことができます。直行便だとフライト時間は約4時間。週末1人旅でも安心して楽しめると人気です。様々な寺院、おしゃれな中山路など、見どころ溢れる観光スポットをご紹介します!

まずは厦門の地理を押さえよう!見出し

厦門は中国南東部、福建省にある経済・観光都市です。福建省南部、九龍江の河口に位置します。中国の5大経済特区の1であり、古くから東南アジアとの交易港として栄え、厦門からは多くの華僑が海外へ進出しています。

市内には、厦門島や鼓浪嶼(コロンス)島などの島嶼部が含まれます。厦門島から近い金門島などは、中華民国(台湾)の実効支配下にあり、台湾海峡を隔てて台湾に臨んでいるなど、厦門は地政学的に重要な地域ともいえます。

厦門の位置する福建省は、中国・台湾間の問題に関しては、日本でも知る人ぞ知るセンシティブな場所と言えます。ただ、中国内で重点大学となっている厦門大学のキャンパスの一部が金門島(台湾)にあるなど、歩み寄りも若干あるようです。もちろん、ここでの両国の関係が観光に影響することはありませんので、安心してくださいね。

歴史ある寺院、都会的な中山路など、見どころ盛り沢山!

厦門は温暖なリゾート地としての賑やかさと静けさを兼ね備える観光スポット。歴史的な街並みを散策したり、寺院を巡ったり、お店が集まる人気の中山路でショッピングを楽しんだりなど、お好みのスタイルで観光を楽しめます。女性同士の旅でも安心でき、また海岸沿いのため、景色を眺めながらゆったりとした時間を過ごすこともできます。

自然も豊富で散策が楽しい!

知れば知るほど行きたくなる厦門。ゆっくり周りたいけど時間がない、週末旅行で十分楽しめる安心の旅プランを知りたい、といった忙しい厦門初心者におすすめな、注目観光スポットをひとつずつご紹介していきます。

厦門のおすすめ観光スポットその1見出し

南普陀寺(ミナミフダジ)

厦門を代表する、唐代に創建された名刹です。山麓に位置し、経典を安置する蔵経閣、前殿、大雄宝殿などが山の斜面に点在しています。

千手千眼観音菩薩像が安置されており、厦門から多数の華僑が生まれた歴史から、多くの在外華僑の信仰を集めています。有名寺院が数多く集まる厦門エリアの中でも特に人気で、訪れておきたい観光スポットです。

また、境内にある南普陀素菜館で味わえる精進料理も有名です!南普陀寺を訪れた際は、ぜひ挑戦してみてください。

厦門のおすすめ観光スポットその2見出し

中山路歩行街(チュウサンロホコウガイ)

中国的であったり、西洋的であったり。様々な様式の建築が数多く残る、厦門のメインストリートです。ここ中山路は歩行者天国として整備されています。

ファッション関連や土産物の店が立ち並ぶほか、ちょっと立ち寄りたいB級グルメのお店など、沢山の店舗で賑わっています。昼夜を問わず、地元の人から観光客まで多くの人で賑わっており、人気店の前にはいつも行列ができています。

中国の街中でよく見かける光景!気になるお店や気になるおじさん(?)がいれば、ぜひ一度トライしてみてください。

厦門のおすすめ観光スポットその3見出し

二宜楼(ニギロウ)

まずは客家土楼(別名:福建土楼)の説明を。北方より移住した漢族の末裔、客家(ハッカ)の人々が、猛獣や盗賊の侵入を防ぐべく、厚い壁を廻らせて築いた集合住宅のことを、「客家土楼」といいます。

客家土楼は中央に共用スペースの中庭を設けており、ドーナツのような形をした建物であり、外壁は土を盛り固めた厚い壁となっています。数ある客家土楼の中でも福建省最大、客家土楼の典型的な様式を持つのが「二宜楼」です。厦門観光には欠かせない、人気スポットとなっています。

周囲238m、直径約73m、4階建ての巨大な円楼で、300人ほど住んでいた時期も!現在も使用されており、20世帯60名ほどが住んでいます。上部の窓は攻めてくる敵を偵察し、攻撃するためのものだったと言われ、家族が安心して暮らせるような仕組みづくりに腐心したとのことです。

当時の中国の人々の知恵が詰まった客家土楼、その中でもおすすめしたい二宜楼。時間に余裕があればぜひ一度、訪れてみてはいかがでしょうか?

厦門のおすすめ観光スポットその4見出し

環島路(カントウロ)

厦門島東南部は、中国屈指の白砂ビーチとして知られています。海岸沿いの大通りをサイクリングするのもよし、波打際で水遊びを楽しむのもよし!寺院巡りや中山路散歩を経た旅の息抜きに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

また、美しい海岸線に沿って、デートに人気の木桟道も整備されており、色々な場所から海の眺めを楽しむことができます。

中国と言えば、あちこちの観光地で見かけるのがウェディングスタイルのカップル。環島路のビーチ沿は、福建省カップルには言わずと知れた人気のフォトスポットとなっています。厦門の観光記念に、ベストショットを1枚納めておきましょう!

厦門のおすすめ観光スポットその5見出し

鼓浪嶼(コロンス)島東部

コロンス島は厦門島の西南部に位置します。対岸のフェリー乗り場との距離は1キロほどで、すぐに訪れることができます。面積は1.78平方キロメートルで、定住人口はおよそ2万人です。最近ではここコロンス島に、故宮博物館の分館もオープンしたとのことです!

観光地として有名で、毎年約1000万人以上の観光客が訪れ、賑わっています。間もなく世界遺産に登録されるという話もあるため、益々注目度が高まりそうです。また、フェリー乗り場近くから始まる龍頭路は様々なお店でとても賑わっており、厦門島の中山路とはまた違うお店も楽しめるため、ぜひ一度散策してみてください。

現在の中国が成立する前、コロンス島は租界地として定められ、多くの国家が次々に領事館を開設しました。それに伴い多くの西洋人が住み着いたため、世界各国の様々な建築がそのまま残され、「万国建築の博物館」と呼ばれるほど、街並みは多様性に溢れています。

特に、コロンス島東部は租界時代の街並みを色濃く残すエリアで、福建路から鹿礁路にかけては洋館が集中しており、異国情緒に溢れています。旧日本領事館や天主教堂など、見どころも盛りだくさん!コロンス島はピアノの保有台数が多いことでも有名で、音楽の島とも呼ばれています。

寺院など中国風の建築物と、西洋風の建築物が織りなすコラボレーションは独特で見応えがあり、街歩きだけでも十分に楽しめそうです。

厦門のおすすめ観光スポットその6見出し

日光岩

コロンス島の最高峰、龍頭山(海抜92.68m)の頂上にある巨岩です。日光岩は俗に「晃岩」と呼ばれ、641年に訪れた鄭成功により、「日本の"日光山"より美しい」という思いから、"晃"を崩して"日光岩"と改称したと伝えられています。

日光岩は、明の将軍が台湾を攻める際に、日光岩に兵を集め訓練したことから今でも兵営の石門や、将軍直筆の刻石、水兵訓練の指揮台などが残っています。岩の頂上には円台が築かれており、山腹に蓮花寺院があります。朝日が雲間から寺に差込み、壁が美しく輝くことから、「日光寺」と名がつきました。

夕焼け空も魅力的!厦門市街まで360度見晴らせる、パノラマビューを楽しめるベストスポットです。手すりもあるため安心して登ることができます。ぜひ様々な時間帯での景色を楽しんでみてください。

厦門のおすすめ観光スポットその7見出し

鼓浪嶼博物館

鼓浪嶼博物館は丘の上にあり、赤い八角形ドームが目印の建物です。工芸品、戦争の遺品、灯台産業に関するものなどが展示されています。この楼は1907年に建設され、外観が八卦に似ていることから、「八卦楼」とも呼ばれています。

館内には展示室が5つあり、厦門の歴史の変遷、経済特区を作り上げた歴程、体育事業発展の歴史、友好往来の歴史、歴代の陶磁器・玉・兵器などが1000点以上の展示品とともに知ることができるように工夫されています。

また、館内には中国軍事博物コーナーも常設されており、2000点以上の展示品とから、国防の歴史を辿ることもできます。

厦門のおすすめ観光スポット番外編見出し

厦門、特にコロンス島では、街中でよく猫を見かけます。その時々で、かわいい猫の様子を写真に納めながら街を歩けば、猫好きな方にはたまらないフォトアルバムが作れちゃうかも?

週末の気分転換にぜひ!見出し

いかがでしたか?厦門では寺院など歴史的建造物だけでなく、中山路など都会エリアもあり、様々な楽しみ方を見つけることが可能です。初中国でも安心のエリアで中国文化に触れながら気軽に旅行を楽しみたい、海を眺めながら感傷に浸りたいなど、気分転換を考えている方はぜひ一度、トライしてみてはいかがでしょうか。

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