パナマ観光旅行の人気スポット！名所や世界遺産に治安情報も！

北米大陸の最南端に位置するパナマには、熱帯気候をいかしたおすすめ観光旅行スポットや古い街並み、そして世界遺産を見学できるスポットなど魅力あふれる観光地が点在しています。そんなラテンアメリカ諸国の1つでもあるパナマでの1度は訪れてほしいおすすめの観光スポットや、旅行するときには気になるパナマの治安についてもどんどん紹介していきます。

パナマの観光名所で、パナマに旅行にきた旅行者は必ず訪れると言われている人気の「パナマ運河」です。太平洋側と大西洋側を結ぶ約80kmの閘門システムを持つ門になります。移動するのに24時間もかかり、世界最大の運河と言われ人気があります。1914年に開通ましたがアメリカの支配下にあり、1999年にようやくパナマ政府に返還されました。

パナマ運河を見学できる「ミラフローレス水門」は、休日には多くの観光旅行客が訪れる人気の観光スポットになります。現在のパナマでは、このパナマ運河を通過する船の通貨料金が主な財源になっており、急激な経済発展を支えています。パナマ運河ができてからは世界中の運航の行き来が活発になり、世界の歴史を大きく変えたとも言われています。

水のエレベーターにより運ばれていく船は何度見ても迫力があり、ここでしか見られない名所となっています。パナマ運河は2014年に拡張工事が行われ第3水門が出来上がりました。今までの水門と比べて広く作られており、今まで運航ができなかった大きいサイズの船も運行できるようになりました。常に発展を続け、新しくなっていくおすすめのスポットです。

パナマ運河の歴史や仕組みを詳しく知ることができるおすすめの観光旅行スポットです。パナマ運河に隣接しており、パナマ運河を見学する前に博物館で知識を頭に入れておけば、より一層パナマ運河の観光を楽しむことができます。パナマ運河の建設に関わるものから現在のパナマ運河の役割まで、数多くのパナマ運河に関わる展示物があります。

建設当時のもの、パナマ運河のクルーズの様子、またアメリカからの返還式典の様子の映像が流れているスポットもあり、展望台から見学するだけではわからないパナマ運河の歴史を知ることができます。時間の都合では展望台から船を通過する姿も見ることができます。家族みんなで楽しめるスポットでもあるので、おすすめの観光旅行スポットです。

パナマの世界遺産の1つでもあるパナマビエホは、16世紀スペイン人がパナマで最初に植民都市を開発した歴史ある観光旅行の名所です。大聖堂、鐘楼、修道院等の宗教建築物がいまだに残っており2003年に世界遺産に登録されました。広場や病院、橋などかつて大都市があったであろう痕跡が数多く残っており、パナマの歴史を感じれるおすすめのスポットです。

ここにはいくつもの遺跡が点在しており、一日中楽しめる人気の旅行スポットでもあります。1671年にイギリスの海賊「ヘンリーモーガン」率いる海賊によって火を放たれ都市が崩壊した過去があります。一番の名所は鐘楼になり、現在では修復作業の時に展望台を建設し、中に入れるようになりました。一番高い塔になるので、パナマビエホを一望できます。

世界遺産のパナマビエホの文化や歴史について詳しく知りたい方におすすめなのが、隣接している博物館です。パネルでの紹介や発掘された骨などが展示されています。また、博物館にはヘンリーモーガンに壊される前の街の姿を見ることができ、パナマビエホを見学する前に見ておくことをおすすめします。パナマビエホについて詳しく知ることができます。

パナマで出土した土器などが飾られており、基本的写真撮影は禁止となりますが旅行ガイドさんが一緒の場合は、撮影できる可能性があります。博物館の外には数多くのパナマビエホに関わった人たちの銅像が飾られており、1519年にパナマの総監となった人物や、クリストファーコロンブス、イサベル1世などヨーロッパ史にでてくる人物が数多くいます。

観光名所の独立広場に面して建っている旧市街の象徴「カテドラル」です。1688年から1794年の約100年間にわたって建設されました。教会の規模としては旧市街の中では一番大きく、圧倒的な存在感があります。「カテドラル」外の壁には真珠島の真珠が埋め込まれており、旧カテドラルからは3つの鐘が移築されているので中を見て回るのも外観だけでも充分に楽しめます。

ここは旅行の記念撮影場所としても人気があり、数多くの人々が散策しながら景色を楽しむ場所でもあります。カラフルな色合いの建物が連なっており、スペイン植民地時代のコロニアル調の街並みが今でも残っています。最近では修繕工事が行われていましたが、2003年に修繕工事が終わり元の姿に戻っているので今現在でも数多くの観光客に人気があります。

現在のパナマの街並みを垣間見れるのがこの新市街です。旧市街エリアのコロニアル調の街並みとは一転し、高層ビルが立ち並んでおり「中米のシンガポール」と呼ばれています。世界的な銀行から高級ホテルも立ち並び、多くの観光客で賑わっているエリアになります。旧市街に比べて治安も悪くないので、安心してパナマの観光を楽しむことができます。

パナマの新市街の高層ビルを見れば、パナマの経済成長の早さを目の当たりできます。昼間の高層ビル群も迫力があり美しいですが、夕方から夜にかけての姿も幻想的でおすすめです。夜の姿は地元の方にも人気ある夜景スポットとなり、ロマンチックな雰囲気が漂っています。旅行中たくさんの車が行き交い、パナマの都会を楽しむことができます。

パナマ運河の太平洋側にかかる大きな橋になります。高速道路との連絡橋になっているので車でしか渡ることができませんが、太平洋側から運河へ入る船の景色が見れるので人気があります。昼間の橋の姿も迫力がありおすすめですが、夜はライトアップされ地元のカップルたちに人気のあるデートコースにもなります。一日中楽しめる観光地です。

1962年にアメリカ合衆国によって建設され、2004年に上流にセンティアル橋が完成するまでは南北アメリカを結ぶ唯一の橋でした。遊覧船もあるので、この橋を下から見る景色はとても美しく、感動を覚えます。かなり高い場所にあるので、運河に入る大きい、高い船でも通行することができます。またパナマ運河とのはじまりとも言われています。

大西洋側の小さな港になり、世界遺産に登録されている観光名所です。美しいカリブ海の海を見ることができ、昔コロンブスが4回目の航海でここに停泊しこの名をつけました。首都のパナマシティからは車で約1時間30分程度の場所にあり、昔は金銀財宝の積出として大いに栄えた町として知られています。首都に比べると治安も良いのでのんびりと楽しめます。

金銀財宝で栄えたと同時に海賊に狙われはじめ、スペイン人は自衛を余儀なくされました。なのでここポルトベロには5つの要塞があり、要塞の街に改造をはじめました。ですが、完全に防御することはできず、パナマビエホを壊滅させたヘンリーモーガンにも襲われてしまいます。そして艦隊の攻撃も受けた歴史があり、世界遺産にも登録されました。

カリブ海にそそぐ「チャグレス川」の付近にある丘の上に建てられた世界遺産の1つの要塞です。チャグレス川は黄金ルートの重要な役割を果たしていたため、川への侵入者を防ぐ為に造られました。海賊ヘンリーモーガンの襲撃以降、彼のパナマ襲撃の拠点として置かれヘンリーモーガンゆかりの地としても人気があります。

街中にあるポルトベロの要塞とは違い、一帯が国立公園にも指定されたジャングルの自然と紺碧の海の大自然の景色を楽しめるのでおすすめです。丘の上にポツンと立っているこの要塞は、独特の雰囲気をかもちだしており、他では味わえない歴史の雰囲気を感じることができます。また、大きな破損などもなく、良好な状態で保存されているので見応えがあります。

奇跡を起こすと言われている黒いキリスト教が祀られている有名な教会です。この黒いキリスト像は誰がいつどこで作り、またここまで誰が運んできたのかいまだに謎だらけの像になります。現在でも熱心な信者が数多くおり、毎年12月21日は行者の行進の日とされており、熱心な信者が約100kmもの道のりを自分たちの足や地面を這って行進していきます。

黒いキリスト像は新大陸でのキリスト教の普及を目的にスペインが作ったことはほぼ確実と言われています。また一説では、もともと新大陸の別の場所に運ばれる予定でしたが、運んでいる最中船が何度も災いにあいその際に海に捨てられました。そしてこの地に流れ着いたキリスト像を地元の漁師が発見して、教会に飾ったとも語り継がれています。

カリブの宝石「サンブラス諸島」は、透き通った海がある人気の観光名所になります。少数民族クナ族の特別保護区域であり、約350以上もの小さい島から形成されています。海の透明度の高さと美しさは宝石という名にふさわしく、水上コテージも設置されていたりと海水浴におすすめです。もちろん透明度が高いのでビーチからも魚の姿を確認できます。

島特有ののんびりとした時間が流れており、治安も良いので多くの観光客が訪れています。1周100mほどの小さい島、ヤシの木が1本だけある島、ホテルが1件しかない島など数多くの島が点在しており、クナ族のガイドともに島を探検することができるのが人気です。クナ族の保護区域になるので、観光する際はクナ族と一緒でないと入区できないので注意しましょう。

サンブラス諸島にはクナ族の女性が一枚一枚手作りで作っている「モラ」と言われる伝統手芸を見ることができます。世界中から人気を集めており、サンブラス諸島のお土産として1番人気があります。作る人の感覚の表現次第や、ここの植物、野生動物などを表しており、1つ1つすべて柄が違うので旅行中あなたの好みに合うモラと出会えるかもしれません。

世界最大級の海洋保護地域になり、さまざまな種類の海の生き物たちと会いたい人におすすめです。世界遺産にも登録されている観光名所で、透き通った海を気持ちよくダイビングすることができます。島独自の生態系が育まれており、陸地にもなかなか見れない珍しい鳥類、哺乳類、爬虫類が生息しています。まさに生き物の宝庫で日本ではできない体験ができます。

絶滅危惧種の「ミナミカンムリワシ」が生息しているほか、固有種も多く生息しており、世界でも生物多様性の保安上において重要な場所として注目をあびている世界遺産になります。また治安も良く、ダイビングの名所としても人気があり、海に潜れば奥まで見える透き通った海に、のんびりと泳ぐ魚たちを見ることができるのでおすすめです。

熱帯雨林、珊瑚礁の美しい海に、無人島のビーチといった自然を満喫できるカリブ海のリゾート地になります。ホテル、レストラン、バーなどが充実した島もあり、多くの観光客から人気があります。また、海では多種多様のマリンスポーツを楽しめ、ジャングルでは「生物学者のファンタジー」と言われたほど多彩な動植物を観察できるのでおすすめです。

ここの名所といえば「地上の楽園」とも言われているカヨサパティリャ島です。2つの小さな島で形成されており、白い砂浜とエメラルドグリーンの海が広がる無人島になります。レストランやお店などはないですが、その美しい自然の景色から訪れた人は旅行者は「地上の楽園」と呼び、治安も良いのでのんびりと自然の絶景を楽しむことができます。

パナマはお世辞にも治安が良い国とは言えません。旅行者を狙ったスリや置き引きなどがあるので荷物の管理は充分に注意しましょう。ですがパナマにも治安の悪くない場所はあり、なるべく人の多い場所に行けば治安はそれほど悪くありません。治安的にはパナマでの移動はバスだと混んでいてスリが多発するので、最近できたら地下鉄を利用するのをおすすめします。

人気の旅行先パナマには美しいカリブ海の景色や、スペイン植民地時代の歴史あふれるスポット、数多くの世界遺産があります。治安的には心配な面は少しありますが、その分日本では味わえない体験をすることができます。あなたの行きたいと思えた場所は見つかりましたか?まだまだ成長を続けるパナマ、何度行っても飽きないおすすめの観光旅行スポットです。