「福建土楼」は世界遺産
中国福建省南西部の山岳地帯に見られる客家の人々の住居は、ユネスコから2008年7月に世界遺産に指定され「福建土楼」と呼ばれる様になりました。「客家土楼」とも呼ばれるそうです。アメリカから衛星写真で土楼が発見され、核兵器の発射口と間違われたと言う噂も有ったそうです。気になる形をした中国山岳地帯の住居、「福建土楼」について詳しくご紹介して行きたいと思います。
世界遺産「福建土楼」へのアクセス
「福建土楼」へのアクセスは、福州や厦門が拠点となっています。厦門駅から高速列車等で約1時間程かけて「龍岩駅」に行き、そこから市バス「汽車駅行き」に乗って汽車駅で下車し、土楼行きのバスに乗車して「福建土楼」迄行きます。厦門駅から車で行く方法も有りますが、厦門駅から現地ツアーが沢山有りますのでそれを利用されるのが簡単で安心かも知れませんね。
世界遺産「福建土楼」:1
初渓土楼群
「初渓土楼群」の中の「集慶楼」は、ここの土楼群の中で一番大きく古い土楼です。遠景の建物の外側は4階建て、内側の建物は1階建てになっています。外側の4階建ての各階には、53部屋づつ部屋が造られています。「福建土楼」の特徴として、住人は全て平等で高い階級の人はいないと言う事です。人が集まれば自然に階級が生まれるのが常、これが実現している空間があるなんて素敵だと思います。
「初渓土楼群」は永定県下洋鎮の初渓村にあり、ユネスコから世界遺産に認定されています。この様な建築物が世界遺産に認定される条件は、大型であり独特の形をしている事が条件になります。衛星映像で確認出来る位ですから、相当目立つ大型の建築物ですね。
福建省の客家土楼「集慶楼」と「庚慶楼」です。
— エスニック見ーつけた! (@search_ethnic) February 21, 2015
内部はこんな感じ:sparkles:
生活感溢れまくりです:exclamation:️
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「福建土楼」の内部はこの様な感じになっています。日本では見る事の出来ない、独特の建築様式ですね。生活感のある何処か懐かしい様な光景です。こうして客家の人々は、はるか昔からこの様に暮らして来たのです。独特の暮らし方が今でも続いているのが素晴らしですね。観光で内部を見学も出来るので、ぜひ一度観光される事をおすすめします。
世界遺産「福建土楼」:2
振成楼
9/4 10:00
— 蚩尤 (@battleshipyard) September 8, 2015
振成楼 pic.twitter.com/hQQNzINOL0
「振成楼」は、永定県湖杭鎮洪杭村にある「洪杭土楼群」の中に在ります。別名「土楼王子」とも呼ばれています。お金持ちのタバコ販売業者の子孫によって建てられた土楼です。外側が4階建て、内側の建物が2階建てとなっています。こちらの「福建土楼」も、ユネスコに依って世界遺産に認定されています。
外側の円形の建物は4階建て、部屋数は184部屋あります。内側の2階建ての建物には、32部屋が造られています。白い円柱の柱が施されている箇所があって、西洋建築の影響を受けている事が分かります。独特の見所のある「福建土楼」で、観光にもおすすめのスポットです。宿泊が出来る観光ツアーは有りませんが、自身で住人の方と交渉すれば宿泊も可能です。
厦門からはるばるやって来たのですから、出来れば宿泊してじっくりと「福建土楼」での生活を体験される事をおすすめします。「福建土楼」の中には、観光客の為にモダンな部屋や、シャワールーム完備の部屋を持っている土楼も有る様です。客家の人々の衣食住の文化を一緒に体験すると、きっと一生の思い出になる事でしょう。
世界遺産「福建土楼」:3
承啓楼
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— dan-gan@減量中 (@dn_gn) June 22, 2015
キングオブ土楼こと、承啓楼は下からしか見れなかった - サラリーマンの週末弾丸旅行術http://t.co/QVPLlyXT8t pic.twitter.com/TACHfTndyJ
「承啓楼」も、ユネスコから世界遺産に認定されている素晴らしい「福建土楼」で、「土楼の王」と呼ばれています。永定県高陂鎮高頭村の「高北土楼群」の中に在ります。「福建土楼」の中でもとても大きく、豪華な規模の土楼ですから観光におすすめです。沢山の壁画や彫刻が見所となっています。
「承啓楼」は、大きな円形土楼が4つも建てられています。中心には祖廟(先祖の御霊を奉っている建物)が建っています。一番外側の土楼の直径は、62.6mにもなる大きな建物です。各階72の部屋が入っています。軒は2mもあって雨によって土壁が傷まない様に工夫されています。観光に行かれる前に「福建土楼」について少し勉強して行くと、より興味が沸いて楽しめると思います。
外から2番目の土楼は、2階建てで各階40部屋が入っています。3番目の土楼は、皆で共有して使う図書館が設置されています。そして4番目の建物は、中心の祖廟を囲んだ屋根の付いた通路となっています。今でも57家族、約300人以上がここで生活をしています。いくつかの土楼では空き部屋が増えて、高齢者だけが住み続けているケースも有る様です。祖廟も見所の一つですが、住人の客家の人々がご先祖様を大切にお奉利りしている所ですので敬意を払って見学させて頂きましょう。
世界遺産「福建土楼」:4
振福楼
福建省にある客家土楼「振福楼」です。
— エスニック見ーつけた! (@search_ethnic) February 21, 2015
ガチョウがたくさんいました:baby_chick:
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永定県南渓地区下南渓村に在る「振福楼」のご紹介です。こちらの「福建土楼」もユネスコから世界遺産に認定されています。3階建ての大きさは、中型の部類の土楼になります。「振福楼」ではガチョウが沢山飼われている様です。観光客を賑やかに出迎えてくれます。客家の人々の貴重な食料なのでしょうね。住人の客家の人々もにこやかで、客人を温かく迎えてくれます。
立派な門構えですね。「福建土楼」とは、昔盗賊から守る為に敵を侵入させない造りになっています。門もその重要な役割の一つですね。「振福楼」の1階は台所とダイニングがあり。2階は食料などの倉庫として使われ、3階が居住階となっています。多くの住人は海外へ出て行き、今も暮らしているのはお年寄りがほとんどになっています。
世界遺産「福建土楼」:5
裕昌楼
「裕昌楼」は、福建省漳州市南靖県書洋鎮の下板村にある5階建ての土楼です。中国全土で一番高くて古い土楼、見所沢山でおすすめです。別名「東倒西歪楼」とも呼ばれています。何故かと言うと建築材料の測量ミスから建材の支柱構造がジグザグに歪んでいるからなんです。よくその様な状態で、710年近くも建ち続けているなと感心してしまいます。
9/4 15:00
— 蚩尤 (@battleshipyard) September 8, 2015
裕昌楼 pic.twitter.com/Pm7u6zxetR
「裕昌楼」の外側の建物は直径36mあって5階建て、中国一古くてこのサイズとは素晴しい土楼ですね。各階には50の部屋が設置されています。この土楼の素晴らしい所は他にもあります。25か所も有る地下室の台所には、それぞれのかまどの近くに井戸が掘られている事です。水回りの整った土楼は、「福建土楼」の中ではこの土楼だけなんだそうです。これは見所ですから、必ず行かれたらチェックして下さいね。
世界遺産「福建土楼」:6
二宜楼
2008年に世界遺産登録された「福建華安土楼」☆彡特に「二宜楼」は現存する土楼の中で最大級で「土楼之王」と呼ばれているんだニン♪土楼内の博物館では歴史や文化を学べるニンo(*^▽^*)o http://t.co/p9lbDroq pic.twitter.com/AhwGbcBV
— アンにん (@HIS_kix_china) February 18, 2013
漳州市華安県仙都鎮の大地村にある「二宜楼」の見所は、それぞれの階の前部に環状通路が存在していない所です。その代わり後ろ側に隣接して通路があり、珍しい造りとなっています。部屋の作られ方は個々の住居が縦に区分されていて、それぞれの区分に階段が作られているのです。
「二宜楼」の内部には、博物館も作られていて土楼や人々の暮らしに付いて知る事が出来ます。中国の歴史や文化、古い建築物に興味のある方にとっては、おすすめの見所一杯の土楼です。夜には辺りは真っ暗になり、満天の星空を仰ぐ事が出来ます。居住している方がおられますので、宿泊の交渉をされてみては如何でしょうか。
「厦門駅」周辺の観光地
厦門園林植物園
厦門園林植物園は万石植物園とも呼ばれていて、園の周りには万石湖と呼ばれる湖も有ってとても綺麗です。植物園には3000種類以上の熱帯や亜熱帯の植物が見られます。ばら園や薬用植物園、サボテン遠など様々なエリアがあって楽しむ事が出来ます。「福建土楼」の観光と併せて立ち寄って見られては如何でしょうか。
住所:中国福建省厦門市思明区虎園路25号
「福州駅」周辺の観光地
三坊七巷
福州駅周辺で観光される時に、立ち寄りたいお洒落な街をご紹介しましょう。昔の街並みを再現して、そこに現代風なショップなど様々なショップが立ち並んでいます。カフェでお茶をするのにも良いですし、お土産物を探すのにも丁度いいと思います。付近には本物の旧市街地もあって観光出来ますよ。
住所:中国福州市鼓楼区三坊七巷
世界遺産「福建土楼」へ出かけよう
世界遺産「福建土楼」のご案内は如何でしたでしょうか。中国には「福建土楼」意外にも土楼は沢山ある様です。その中でもユネスコから世界遺産に認定された「福建土楼」は、見所が沢山あって魅力的です。「福建土楼」には46もの土楼が存在するそうです。周辺には宿も沢山有りますし、交渉次第では「福建土楼」内に泊まる事も可能です。ぜひお目当ての土楼を見つけて観光してみて下さいね。