この記事の目次
三峽老街は日本統治時代の赤レンガの町並み!行き方や夜景・夜市をご紹介!
三峽老街は明治時代の日本統治の名残で、建物は西欧のバロック様式の美しい町並みとして人気です。また、町並みが残っているだけではなく、住民もいて、グルメや染物産業、陶器産業のお土産屋さんなども現役で多数たります。台湾でも若者に大人気の観光地なんです。今回は、行き方や、夜景・夜市のおすすめスポット、グルメをご紹介します。
三峽老街への行き方:三峡最寄りの「MRT縦貫線鶯歌駅」を利用して夜景と夜市も楽しもう
台北近郊にあって人気の三峽老街。その行き方は簡単で、まず鶯歌駅という電車の駅があります。縦貫線の駅で、鈍行列車しか停車しない駅になっています。所要時間は片道40分ほどで、料金は31元です。駅を出てからの行き方はタクシーかバスでの移動になります。台北近郊ではあるものの、電車を降りたら初心者の方はタクシーが無難でしょう。
今日は鶯歌 pic.twitter.com/uug764jOtP
— ぽん (@ponkichi0114) July 27, 2017
鶯歌は陶器の街と呼ばれていて、鶯歌駅は新北で人気の駅の1つなので、立ち寄ってみるのも良い体験になるでしょう。また、鶯歌で陶器産業が盛んになったのは清代に近くの尖山から良質の粘土が産出したことに由来するそうです。現在でも多くのお店が立ち並ぶ地域として知られています。老街への行き方のひとつとして、鶯歌の陶器店に立ち寄るのもおすすめです。
客家柄の陶器をお土産にするのもいいですね。写真のような可愛らしい柄が客家です。茶器や陶器が特に好きな人でなくても可愛い柄なら普段使いとしても使いやすくてお土産ならぜひおすすめです。値段も手ごろなので、探してみてはいかがでしょうか。色違いでそろえてるとテーブルが華やかになりそうですね。
三峽老街への行き方:三峡最寄りの「MRT板南線永寧駅」を利用して夜景と夜市も楽しもう
MRT板南線で永寧駅まで行けば、そこからバスに乗って「三峽老街」まではすぐです。永寧からのバスの本数は多く初心者でも比較的簡単です。そして、MRTは最先端で快適なので、だだっ広く広がっていく風景を楽しみながらのんびりと電車に揺られてみるのも旅の醍醐味でおすすめです。
バスは15分間隔で三峽老街行きが出ています。ただ、バス停付近は台北のような整然とした雰囲気というよりもアジアならではの少々わかりにくい雑踏にまぎれていて、バスも小さいマイクロバスタイプのため、300元出してもタクシーおすすめです。バス停への行き方やタクシーが見つからない場合は駅でタクシーを呼んでもらうこともできます。
三峽老街への行き方:「地下駐車場」を利用して夜景と夜市も楽しもう
三峽老街の地下駐車場はレンガ風の外観が美しい三峽公有市場(ショッピングセンター)の地下になるため、営業時間での利用になります。午後のみの営業の日もあるそうでご確認ください。伝統的なショッピングセンターですが施設そのものは新しく、駐車場もきれいです。場所は繁華街に近い交差点にあり、利用しやすくなっています。
【老靈魂、新身軀─三峽公有市場】#中時電子報https://t.co/0DEiZ6Ejxg pic.twitter.com/lzUxKMVWoV
— 挖新鮮 (@tw_chinatimes) November 23, 2015
また、駐車場から繁華街はすぐなので、観光に買い物に非常に便利です。もっとも、繁華街になるとタクシーも沢山走っているため、自家用車を利用するあてがなければタクシーがおすすめです。この付近に広場や廟、牛角クロワッサンの店など人気のスポットが集まっています。
三峽老街のグルメとおすすめスポット:「老舗ショッピングセンター」から夜景と夜市の赤レンガ街へ
この三峽公有市場というショッピングセンターを目印に歩く行き方もおすすめです。比較的広い通りが広場になっていて、提灯がぶら下がっているお祭りのような賑やかな雰囲気です。ここでは数々のご当地グルメが味わえます。有名な牛角クロワッサンのお店も現れます。
三峽老街~~~
— 暁★あかつき (@wen_akatsuki) May 29, 2017
今日もいい天気(*´︶`*)❀
今は台湾の豆花を食べるー
好吃✩ pic.twitter.com/iUzVvDMV2f
三峽老街は日本統治時代の遺産ともいえるようです。建造には最先端の技術と費用が必要でした。外観は西洋のバロック建築を思わせます。それもそのはず、イギリスの設計士に作ってもらったものもあるそうです。また、建物の中は木造の梁があるなど、和風建築も見られます。二階に上れる場所もあります。
Sanxia old street buildings. #Taiwan #三峽老街 pic.twitter.com/CRyiLEaQ8F
— Ηλίας Γασπαρις 林宣谷 (@egasparis) November 6, 2015
このような明治時代のバロック建築遺産は日本でも少しは残っていて県庁などとして保存されていますが、ひとつでも建っていれば珍しくて目立ちますよね。老街では街並みとして立ち並ぶ建物がいまだに現役で使用されていて驚く人も多いようです。古き日本の姿やこういった街並みに気軽に出会えるのはめったにできない体験になると思います。
現在は、こういった建物でおしゃれなせっけんや雑貨を売っていたり、お茶屋さんやカフェもあります。おしゃれな女性にも人気ですよ。夜になると、ご当地グルメを楽しむお客さんであふれています。賑やかだけど、上品なお店が多く、家族で訪れるのにも楽しい街といえるでしょう。
三峽老街のグルメとおすすめスポット:「赤レンガ街」
三峽老街はレンガで作られたアーチ型の門があり、その先は三峽老街内は歩行者天国になっています。現在は完全に観光地化していますが人の多さから人気の場所であることがわかります。牛角や陶器のお店などが並んでいます。練り物や野菜などの具材を混ぜて作ってくれるヌードルショップもあります。
麺はインスタントラーメンですが、誰もがおいしそうに食べています。外のテーブルで食べる人もいて、リラックスした雰囲気です。300元ほどで食べられるそうです。台湾ではローカルフードどしておなじみで、どこにでも見られるお店です。豬血やせんべい、ソフトキャンディーパフォーマンスもあります。一度人気グルメを試してみてはいかがでしょうか。
『マニアック裏路地シリーズ』台湾編 〜三峽老街の昼〜
— 或華路伊人(あるかろいど) (@aruka_roiroi) June 25, 2017
と言いつつ厳密には裏路地ではないwhttps://t.co/89LWkDYkOx
の朝〜昼の写真です。明らかに観光スポットですね
このような昔の町並みを保護する運動があるようです
明らかにオススメは夜! ぜひ一度! pic.twitter.com/X7JiuytNzt
飲食店にもレトロさをあえて表現したようなおしゃれなお店もあり、若い人も子どもも楽しめます。スイーツショップでは黒糖など様々なかき氷やドリンクが人気のようです。さすが、熱帯の台湾ならではで、おすすめです。建物だけではなくグルメのお店ややお土産屋さんにも足を運んでみてくださいね。
三峽老街のグルメとおすすめスポット:「牛角クロワッサン」を夜市や夜景を見ながらいただこう
三峽老街の金牛角ならこのお店の金牛角奶油酥がオススメです!
— はな₍₍ (ง Ꙭ )ว ⁾⁾謝謝大家 (@cocorno) March 20, 2017
アイス牛角の牛角はあまりおいしくなく、見た目重視でした!
変なおじさんがいました!← pic.twitter.com/QFUAWqq0X3
牛角というのは日本ではお肉や飲食店のイメージですが、こちらでは牛の角をかたどった縁起物として昔からなじみがあるものだそうです。クロワッサンの牛角を売る店が三峽老街ではとても有名なので、ぜひ訪れたら試してみてはいかがでしょうか。散歩がてら街をめぐる際に食べながら歩く人も多いと思います。
人気の牛角屋「康喜軒金牛角」では、牛角のついた帽子をかぶった店員さんが牛角やソフトクリームを売っています。牛角はクロワッサンよりも固めに作ってあります。また、ソフトクリームのコーンは牛角の形をしていて、クリームがコーンよりも長く、通常の倍ほどの高さになっています。味も抜群とのことで、一番のおすすめです。
三峽老街グルメとおすすめスポット:「路地裏」も通ってみよう
修復によってさらにきれいになったところと、住民の住居としてそのままにされているところとがあり、庶民的の暮らしやレトロな雰囲気も少し感じたいならば裏道へ入ってみることもできます。牛角クロワッサンなどのグルメを軒先で売っている店も多数あるため、裏道を入ってみるのも楽しいでしょう。
どのお店でも、牛角クロワッサンの種類は通常なんと5~10種類ぐらいあります。ストロベリー・抹茶・クリーム入り・チョコレート・バニラなどです。一つ20元ぐらいです。その他、客家の柄の入った生地やヒノキオイルなどを売るお店もあります。お土産にも喜んでもらえるグルメではないでしょうか。
三峽老街グルメとおすすめスポット:「熱帯植物と遺産に囲まれ鶯歌の茶器でティータイム」
街にはお菓子やカフェ、ご当地グルメのお店などのお店が並んでいるため、目移りしそうです。店先にテーブルを置いている場所もありますが、広場に持って行って涼みながら休憩するのもおすすめですよ。古き良き建物のある敷地内でのんびりと過ごせるのはなかなかできない経験ですよね。日本なら、飲食禁止となりそうなところでも、リラックスして楽しめます。
街には、遺跡のような古い廃墟のような建物もあります。そして、立派なガジュマルなど熱帯植物や木、使われなくなった農機具や井戸がある広場もあり、木陰でティータイムを楽しむことができます。とにかく、雰囲気の良い街なんです。ぜひ、訪ねてみてください。
三峽老街メインストリートだけではなく裏道もぜひ歩いてみてください。まだまだ面白いものに出会えるかもしれません。古い観光地ですが改修が行われたり庶民の暮らしは息づいていたりするとても魅力的な街、それが人気の理由のようです。台湾の若者にも人気の場所で、何度も訪れる人も多いそうです。
さらに、何といっても最寄り駅の鶯歌という町は台北でも陶器で有名です。三峽老街にもお店はたくさんあり、食器やお茶や茶器などに興味がある方にお土産に探してみるのも良いかもしれません。また、これらの食器を使った食事やティータイムや陶器づくり体験も楽しいですよね。散策がてらお気に入りのものを探しみてはいかがでしょうか。
三峽老街の夜市と夜景:「明治時代の藍染産業」を探してみよう
当時、栄えたのは染物産業で、あちらこちらに染物屋の看板だけが残っています。また貿易が盛んで、朝鮮人参のお店の跡も見られます。2007年の政府による大改修時にも、看板は残されました。そのため、ショップの商品と看板は異なっているのが面白い点です。美しい看板は当時の繁栄を思い起こさせてくれます。
中国大陸の雲南省などでも見られる藍染は、今でも人気のようですが、当時は大ブームになりました。軒先にこのように干してあるのを見るのは風情がありますね。タペストリーなやバンダナ、風呂敷など多用途なのでお土産に買い求める人も多いようです。素敵な柄を見つけてみてくださいね。
藍染は和風というイメージがあるかもしれませんが、Tシャツやタンクトップになっているのを見るととてもおしゃれですよね。お土産にするとよろこばれるのではないでしょうか。また、デザインも繊細で、産業にまで発展した技術の高さを感じられます。ぜひ、お店を覗いてみてください。
三峽老街の夜市と夜景:「100年前の繁華街」を歩いて行こう
日本の統治時代に発展した古いレンガの街並みが有名ですが、夜景も美しいと評判です。夜市のショッピングも楽しめます。夜市を目当てに歩行者がさらに増え、賑やかさを増します。街並みや建物が好きならうってつけの場所といえるでしょう。お目当てはレンガの街並み見物という人も多く、建物のそこかしこから見物客が出てきます。
三峽老街の夜市と夜景:「かつての富裕層の町」
レンガや石造りの街に似合うのは雨だけではなく、まだあまり知られていませんが、夜の老街もとても素敵です。富裕層の街だっただけあり、どんな時間帯でも雰囲気があります。早朝はさすがに人が少ないですが、その後は夜まで人は増えるばかりです。いまでも当時の繁栄のなごりと新しさで人気がある場所だと言えます。
三峽老街の夜市と夜景:「清水祖師廟」の黄金のライトアップ
古い時代の繁栄ぶりをうかがわせる清水祖師廟は黄金の細工の装飾が見事な廟で地元でも人気です。黄金がライトアップされる夕刻からが狙い目です。屋根の竜などの彫刻も見どころになっています。廟の前は広場になっていて、写真撮影にも立ち寄りやすい雰囲気ですよ。
清水祖師廟参拝(^人^) 保全廟、龍山寺とともに台北3大廟とのこと。誰をまつる廟かよくわかりません(笑) 修行中に妖怪をやっつけたらしい(笑) pic.twitter.com/8kZzBgvjhA
— 桃太郎のもと (@momotaromoto) June 19, 2017
清水祖師廟はお寺の荘厳さや静けさ、黄金のきらめきが見事に相まってそれはそれは美しい姿を見ることができるんです。夕暮れ時からその黄金が一層映えるのでおすすめです。気軽に立ち寄れるのもおすすめの理由です。夜景や夜市の前にお参りしてみてはいかがでしょうか。
三峽老街の夜市と夜景:「牛角クロワッサン店近くの橋」に上ってみよう
昼にはアジアンな雰囲気が漂う橋から老街の外の街並みを見ることができます。夜になると夜景が川面に移ってきれいなんです。旅の雰囲気がレベルアップすることまちがいありません。川辺や橋自体も情緒があります。夕暮れ時などが特に人気のようで人が増えてきます。
橋のつくりをよく見てみると、橋の途中の橋柱の部分に何か所か廟やが建っており、中国の伝統が取り入れられているのがわかります。また狛犬は縁起的な雰囲気を感じます。比較的小高い橋になっているため、三峽老街の外の市街も見えます。風を受けて休憩したりするのにもおすすめです。訪れてみてはいかがでしょうか。
初めての三峽老街:heart: pic.twitter.com/wvU11B5igc
— 静☆いつでも和田さんを応援して。 (@wattipon2146) September 22, 2016
三峽老街ほど近くの川岸に降りることもできます。河岸は遊歩道になっており、夕方の景色は特に美しいといわれています。休憩や散策にはぴったりですね。人混みに疲れたり子どもさんが飽きてきたら降りてみてはいかがでしょうか。ひと歩きしてまたお茶をしに戻りましょう。
三峽老街!夜市と夜景「フォトジェニックな街」
夜景やライトアップ、夜市も有名なので、滞在中に時間を見つけてぜひ見てみてはいかがですか。インスタや写真撮影に映えそうな街並みでもあります。グループ旅行やデートにも思い出に残るシーンになりそうですよね。陶器を買ったり、レンガの街並みを歩いたりロマンチックな旅です。
#三峽老街#元宵節 pic.twitter.com/CznmxR3EMB
— LEE (@jhuo_yun) February 12, 2017
老街というだけあり、まるで上海や香港の映画のような世界で過ごすことができるのが夜の三峽老街の魅力ですね。古くて新しい台湾や、繁栄時代、中国の異国情緒を満喫できそうです。インスタアートにもぴったりです。ぜひフォトジェニックな場所を探してみてください。
老街の両端はこのようにアーチ状の回廊で区切られており、こちらもレトロで高級な雰囲気が漂っています。すべてレンガの街並みなんです。ライトアップされた歴史的なレンガのアーケードを一度通ってみるのはいかがでしょうか。レトロなおもちゃ屋さんもあり、子どもさんにも喜ばれそうです。
三峽老街やレンガ街への行き方は簡単!美しい夜景の街並みや夜市に出かけよう
台湾は日本人にも人気の観光地ですよね。台北に訪れて少し足を伸ばしてみたいなら、三峽老街はおすすめスポットです。台北近郊の都市であり、半日はたっぷりと楽しめるのでオプションツアーとして人気なんです。ぜひ、様々な面を持つ台湾の旅行を楽しんでくださいね。