台湾最大の陶器の街「鶯歌」を紹介!
台湾最大の陶器の街「鶯歌」は、陶器はもちろん可愛らしい茶器も数多く販売しています。台北から列車で約30分とアクセスが良く、のどかで懐かしい雰囲気のある街並みです。そんな街並みを散策していると陶器の街、鶯歌ならではのおすすめ観光スポットが数多く点在しています。今回はそんな鶯歌でぜひ立ち寄ってほしい観光スポットを紹介していきます。
台湾鶯歌の観光地「歴史を知ろう」
【鶯歌陶瓷博物館】
1999年にオープンした台湾陶芸の歴史に触れられる博物館になります。鶯歌が育んできた高い技術や伝統文化を後世に伝える目的で建てられました。日本人に嬉しく日本語の音声ガイドも用意されているので、安心して陶器、茶器の歴史を知ることができます。無料で観覧することができるので、地元の方と多くの観光客とで連日賑わっています。
駅から徒歩10分とアクセスも良く、古い街並みの中に大きくそして現代的な目立つ外観をしています。外観だけでも写真撮影を行う方が多くおり、鶯歌のアートを感じさせられます。博物館一帯は公園になっており、地元の遠足や社会科見学に訪れている子供たちがおり、地元の人たちにも愛されている観光スポットになります。
鶯歌陶瓷博物館,最高!! pic.twitter.com/qXsedMxOv2
— f.a=隆 (@fa1978jp) November 29, 2015
常設展示と企画展示があり、陶器や茶器の歴史の他に美しい作品の鑑賞や実際に陶芸体験もすることができます。さまざまな角度から陶器のことを知ることができるおすすめの観光スポットです。また地下にはカフェや休憩所も設備されているので、一日中ゆったりと観光することができます。カラフルな面白いオブジェや遊び場もあり家族連れにもおすすめです。
住所:鶯歌区文化路200
台湾鶯歌の観光地「鶯歌の自然公園」
【三鶯陶花源】
埋め立て地の上に建てられたし緑豊かな自然公園になります。広大な敷地となる公園内は散策したりサイクリングをしたりと地元の方の憩いの場としても人気のスポットです。緑豊かな敷地内には、鶯歌の陶器の街を主張するように陶器のオブジェが数多く展示されており、鶯歌だけでしか撮れない記念撮影を撮ることができると観光者から人気が高いです。
公園内には陶器の他にも可愛らしい茶器のオブジェもあります。高さ15mにもなる巨大な陶器のオブジェなど見る人を驚かせるものが多々あり、散策するだけでも日本にはない公園の雰囲気に心躍ります。巨大なオブジェの茶器や陶器に隠れたりして、まるで自分が小さくなったかのような写真撮影ができるので、飽きずに公園を思う存分楽しめます。
住所:鶯歌区館前路300
台湾鶯歌の観光地「古い街並み」
【鶯歌陶瓷老街】
200年以上もの歴史があり、陶器や茶器のお店が約100件以上ずらりと並んでいる鶯歌のおすすめ観光名所になります。道案内の地図やベンチ、オブジェ、マンホールに至るまで陶器でできており、ここに来れば鶯歌の雰囲気を感じることができます。シンプルな食器をはじめ、カラフルなプラナカン様式食器やオカリナ、鉢など多様多種の陶器が揃っています。
今日はローカル線に乗って 陶器の街に~
— エグリン:sunflower:(D-70) (@egu_nimu) May 22, 2017
歩いた、歩いた:sweat_drops:軽く35000歩は越えてましたね:sweat_drops::sweat_drops::sweat_drops:
鶯歌陶瓷老街 pic.twitter.com/qLvHmcM9zs
普段使いできる茶器やコーヒーカップはお土産としてもおすすめで、全国から観光客が押し寄せています。また、若手作品から人気作家の芸術品まで数多く陶器が並んでおり、モダンな街並みを散策しながら陶器を眺めることができます。道の両側にはヤシの木が植えられており、道は石畳になっているので、鶯歌陶瓷老街はおしゃれな道としても人気があります。
また、ここでは陶器を眺めるだけでなく、陶芸体験教室を開催しているお店もあるので時間があればぜひ挑戦してみて下さい。鶯歌の伝統的陶器の作り方を教わりながら、世界で1つ自分だけの作品を作ることができるので良い台湾旅行の思い出になります。また使用したカップを持ち帰れるカフェなども点在しており、陶器好きにはおすすめのスポットです。
台湾鶯歌の観光地「老舗のお店」
【新旺集瓷】
1926年から営業している老舗の陶器のお店になります。2010年にはショップや先代の作品を展示した博物館、体験教室のスペースを作り、リニューアルオープンしました。主人はすでに4代目となり、現在では陶磁器技術普及の重要なハンドルとなっています。陶芸家たちの作品の発表の場としてもされており、常に違う作品と出会えるのでおすすめです。
1階にある陶芸教室の古窯は世界でもここでしか見られない非常に珍しい窯になります。また博物館ではこのお店の80年あまりの歴史と、創業者の思いが残っており、陶器について深く知ることができます。ここのお店は一度で陶器の歴史を知ることができ、お土産を購入し、時間のある方は自らの手でオリジナルの茶器を作れるおすすめのお店です。
住所:鶯歌区尖山埔路81
台湾鶯歌の観光地「世界中で有名」
【台華窯】
1983年に創業し、鶯歌の街の外交部指定のおすすめ観光スポットになります。ギャラリー兼お店にもなっているので、気に入った物は購入することができます。別名「鶯歌の故宮」とも呼ばれており、世界中で台華窯の陶器は人気があり、とても有名です。その証拠に30軒以上あるファイブスターのホテルにてこのお店の茶器が使われています。
台華窯。painting on the ceramics. pic.twitter.com/fWiaTf3FYl
— William Hu (@williamhu99) June 19, 2016
外務省が外賓に贈る陶磁器に認定もされており、一目見ようと多くの観光客が訪れています。また、経営者は芸術の生活化を世に広めており、定期的に個展も開いているのでぜひ一度足を運んでみてください。台湾のホテルでもここの陶器が使われているので、台湾に滞在中は台華窯に触れる機会が数多くあります。本場の場所で本場の陶器を見学しましょう。
住所:鶯歌区中正一路426
台湾鶯歌の観光地「古民家風のお店」
【大謙陶坊】
鶯歌を散策していると路地裏におしゃれな古民家があります。その古民家は若手陶芸家のお店であり、茶器や花器などお茶をするときに使用する道具が飾られています。古民家を改装し、内装も外観も店主が自分自身で手がけました。シンプルな店内にはシンプルな色遣いの陶器が数多く飾ってあり、どこか日本の雰囲気も持ち合わせた懐かしい空間になっています。
大謙陶坊(新北市)
— 台湾旅行情報ガイド「台北ナビ」 (@taipeinavi) December 31, 2015
陶器の街鶯歌の路地裏に佇む若手陶芸家、郭詩謙氏のお店https://t.co/5rcZ9JXWiF pic.twitter.com/tQ8uuCRJhX
残念ながら店主はとても多忙で、台北市内での仕事やアトリエにいることが多いためなかなか会うことができませんが、運が良ければこの素晴らしい作品を手掛けた店主とお話できる可能性があります。最新作ができたら次々とお店に飾られていくので、何度行っても飽きずに新しい作品と出会うことができます。心洗われる空間なのでおすすめのスポットです。
住所:鶯歌区尖山埔路14-1
台湾鶯歌の観光地「台湾のアート」
【鶯歌光点美学店】
2015年にオープンしたばかりのスポットになり、数々のアート作品が並ぶショッピングモールのような場所になります。数々のファーストフード店やドリンクが飲める場所があるので、散策途中の休憩場所として多くの方に利用されています。また、陶器以外のアート作品も展示されているので、台湾のアート作品に触れられるスポットとしておすすめです。
鶯歌陶瓷老街の道中にあるこの建物は、新しく綺麗な外観をしています。中にもアート作品のほかにおしゃれなカフェや雑貨も売っているため、地元の方からも人気あるスポットです。また、お手洗いも新しく清潔的なので、鶯歌陶瓷老街の散策の拠点にする方も数多くいます。陶器作品も一度にたくさん見られるので、時間のない方におすすめです。
台湾鶯歌の観光地「陶器の倉庫」
【金源成陶磁展覧館】
金源成陶瓷展覽館的:notes:節奏:notes:!#金源成陶瓷展覽館 pic.twitter.com/FnV4ei8Tp6
— 仁仁 (@a0914025411) February 1, 2017
川を渡った先にある巨大な陶器店になります。陶器や茶器の倉庫みたいなスポットになり、日本の体育館くらいの広さがあります。厨房の道具はすべてここで揃えられるほど品数が多いので歩き回って探す必要がなく、目の前に駐車場も設備されているので、大量に陶器を購入しても持ち運びが楽です。値段もお安いのでお土産などにもおすすめです。
名所の老街に行く手前にお店があるので、ここでだいたいの価格をチェックすることもできます。白いお皿だけでも数々のバリエーションがあり、お安いものから高級品まで揃っています。購入が目的でない方でも、広い店内に数々の陶器が並んでいるので見て回るだけでも楽しい空間となっています。広い店内であなたのお気に入りが見つかるかもしれません。
住所:鶯歌区文化路421-1
台湾鶯歌の観光地「陶器の街ならでは」
【鶯歌スターバックス】
ここ鶯歌では世界各国にある名店スターバックスコーヒーの建物の一風こだわった造りになっています。世界でここだけの赤レンガの外観をしています。コンセントやWi-Fiも完備しているので、何かあった時でも観光客が気軽に利用できるおすすめのスポットになります。鶯歌にはWi-Fiの接続できる場所も少ないので、ここを旅の拠点にするのもおすすめです。
到古厝喝咖啡!鶯歌老街第一間「星巴克」1月26日開幕 https://t.co/UCtMEIkFv1到古厝喝咖啡!鶯歌老街第一間「星巴克」1月26日/ 通過 @easygroupasia @Easy_Branches pic.twitter.com/PLM2k2Ts9D
— 中文新闻 (@DailyChinaNews) January 23, 2017
さらに店内には陶器の街らしく、陶器のディスプレイがあったりと日本とは違った雰囲気で見どころが数多くあります。ちなみに店内の陶器の柄は、すべてコーヒーにちなんだ柄になっています。また、ここでは鶯歌の地名が入ったスターバックスカードも販売されており、チャージしてドリンク購入はもちろん、チャージせずお土産としても人気です。
台湾鶯歌の観光地「ハイキングしよう」
【鶯歌石登山歩道】
鶯歌の山を登り、大自然を満喫できるおすすめの観光スポットです。登山ルートもいくつかあり、初心者向けのコースから上級者向けのコースまで用意されているので、個人個人の力量に合わせて山登りを満喫することができます。ところどころに休憩所も設備されているので、次の休憩所を目指しながらゆっくりと自分のペースで進むことができます。
永和-鶯歌腳(踏車)力鍛鍊之旅大成功!!!終於到達傳說鶯歌石~但是接下來的如荒山般的步道才是大挑戰@@ pic.twitter.com/Q7Ni7eLVyf
— 悅庭 Tien (@annie820511) January 16, 2017
さまざまな岩や緑豊かな景色が見れるスポットもあるので、身も心も癒されるスポットとして地元の方からも人気があります。コースによっては急な階段や下り坂もあるので、なるべく登山用の恰好をして訪れるのをおすすめします。また、公衆トイレはもちろんちょっとしたカフェのような休憩所もあり、多くの登山客が利用しています。
台湾鶯歌の観光地「体を動かそう」
【栄吉公園】
鶯歌にできた新しい観光スポットになり、広大な敷地の公園になります。入り口では陶器の街らしく、陶器を片手に持った少年のオブジェが展示されています。公園内には小さい子が遊べる数多くの遊具から、バスケットゴール、健康広場、桜の木が植えられた散策道やプールなど、子供から大人まで思う存分体を動かして楽しむことができます。
夜は照明が数多く設置されているので、安心して夜の散歩を楽しむこともできます。思いっきり体を動かし遊ぶのはもちろん、園内にはところどころにベンチも設置されているので、ゆったりと景色を眺めながらのんびりした時間を過ごすのもおすすめです。地元の方の健康づくりのスポットとして人気があり、多くの人々で賑わっています。
台湾鶯歌の観光地「色とりどりの花」
【波斯菊花海】
ここでは鶯歌のお花畑を見ることができ、身も心も癒されるスポットになります。紫、白、赤、オレンジなど色とりどりの花が咲き乱れ、青い空と白い雲とのコラボレーションはとても美しい自然の絶景を見せてくれます。シーズンには多くの観光客と地元の方で大変混みあいますが、敷地が広いのでゆったりと散策しながら景色を楽しめます。
波斯菊花海 pic.twitter.com/YfzQgCPN1y
— 劉玉忠 (@VictorLiu0868) January 2, 2014
この広場は鶯歌区の「市民農園」の隣に位置しており、辺り一面緑豊かな土地となっています。市民農園にはレストランやカフェ、コーヒーショップがあるので、綺麗な花畑を散策したあとは休憩がてら市民農園で過ごすことができます。店の前には魚の池もあり、農園の散策もできるので子供から大人まで一日中自然と触れ合えます。
台湾鶯歌の陶器の歴史
鶯歌の焼き物街
— 香 (@kaori_arihara) May 21, 2017
掘り出し物が見つかるかも~♪ pic.twitter.com/9ZpXB6DmvD
鶯歌の陶器は歴史が古く、今から約200年以上前に作られていました。鶯歌の土質が陶器に適していたこと、丘陵地で窯を作るのに適していたこと、燃料となる薪や石炭も豊富だったことから陶器業が盛んになっていきました。大きく発展したのは戦後になり、日本や中国から陶磁器の輸入が激減したために鶯歌で急速に成長をあげ、現在に至っています。
台湾鶯歌のアクセス方法
鶯歌へ行くには日本のJRのような「台鉄」という列車が一番おすすめです。台北駅から西部幹線に乗り、6つ目の「鶯歌駅」で下車します。台湾の列車には日本と同じように各駅や特急、急行、快速などの種類も揃っており、鶯歌へ行くには「新竹」または「苗栗」行きの快速に乗れば、台北から最速でくることができます。台湾の風景を楽しみながら行けます。
台湾の鶯歌へ観光に行こう!
鶯歌には有名な陶器や茶器を見て、購入できるスポットが数多くあり、そのほかにも自然を味わえるスポットや歴史を知れるスポットなどおすすめの観光スポットが点在しています。店舗の数もはるかに多く、鶯歌にきたなら掘り出し物の自分好みの陶器が見つかるかもしれません。ぜひ台湾に旅行にきたなら、一度は足を運んでみて下さい。