ケニアは自然あふれる魅力的な国
アフリカの南東にある「ケニア」は、コーヒーで有名な国です。そして山や海、サバンナや草原など自然がとっても多く、観光旅行におすすめしたい国の1つですが、治安が悪いと有名な国でもあります。治安情報を含めたケニアの観光スポットはもちろん、有名なコーヒーについて、また時差や気候についてもご紹介します!
ケニアと日本の時差
現地時間6:30過ぎに日の出を迎えました。左側にケニア山がありますが、建物が邪魔して見えません。時差は日本時間−6時間です。本日よりケニア山に入山します。山行中は衛星電話でのテキストのみの投稿になります。 pic.twitter.com/uBKbWCLv9h
— mtkenya2016 (@mtkenya2016) February 16, 2016
ケニアと日本の時差は6時間。日本の方が6時間進んでいます。ケニアは東京の-6時間の時差になります。そしてケニアとの時差にサマータイムはありませんので、1年中6時間の時差があるという事になります。
無事日本に帰国しまして、今日から出勤・・・時差ボケが辛いです(>_< )
— AMI SATOKO (@star_cluster7) January 19, 2014
動物たくさんのケニア、また行きたいな pic.twitter.com/UI2Mkvz57g
ケニアに旅行へ行った際は、夕方に眠気を感じ、少し我慢する程度で済む時差ですが、ケニアにしばらく滞在し、日本へ帰るととても辛い時差を感じると言われています。日本へ帰国する時は、時差の事を考えて少し余裕をもって帰国した方が良さそうです。
ケニアの気候
ナイロビが涼しいのは知ってたけど、今日は寒いくらい。温かいカプチーノがうれしい。#ケニア pic.twitter.com/YZlv03HYoF
— ヒビキロタビキロ (@ahirunoko724) June 20, 2015
ケニアは赤道直下の国なので、気候と言えば、気温が高く暑い国だと想像しがちですが、首都ナイロビや国立公園の多くは標高が高いところでは1700メートルあるため、年間平均気温は20度前後とそこまで暑くありません。ケニアは広く、南の方のモンバサに行くと平均気温30度と、場所で気候が少し違います。
先日までどばーっと雨が続いた乾季(のはず)のケニア、ようやく青空が見え始めました。もうナイロビ2週間以上いるけど、昨日の青空が一番突き抜けてた! pic.twitter.com/G5NPCHg6
— いぐち・シーツ・あきら(引越した!) (@iguchiakira) August 12, 2012
サバンナが広がっていて、空気も乾燥している気候となります。ケニアの雨季は、3月終わりごろから6月と10月から12月の2回に分かれています。雨が降って良い事もあります。舞っている砂埃などが綺麗に洗い流され、空気が綺麗になります。1年通しての気候は、6月7月が一番寒く、1月2月が一番暑いです。
仕事はトラブル続きだけど、ナイロビは穏やかで涼しい気候です。乾燥がすごくて肌パリパリ。 pic.twitter.com/B8PHOa22Wa
— xingfu (@siyecao) August 25, 2016
服装は、その時期の気候に合わせますが、日中は夏服、夜は上に羽織るものがあると良いです。ケニアの気候を考えると旅行に最適な時期は、7月から9月の最も乾燥している季節と1月と2月の乾燥している季節が適していると言えますが、1年中旅行可能となっています。
ケニアの治安情報
外務省海外安全ホームページ 最新海外安全情報メールサービス
— 世界の治安情報bot (@tavivid81) July 7, 2017
【危険情報】ソマリアの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)
(PC)==> https://t.co/PwXpyBmpd6
(携帯)==> … https://t.co/l8hi0ylMif
ケニアは治安が悪いと言われる国です。特に選挙の前後などは治安に気を付けなければならない期間と言われます。外務省海外安全ホームページをいつも確認しましょう。ソマリアはテロでとても危険な国です。ソマリア沿いの地域は退避勧告が出ているほどです。
:airplane:️『たびレジ』は渡航先の緊急情報提供を受けられるサイトです。
— いよかん坊ちゃん (@iiyokanbenimad1) July 12, 2017
旅行日程・滞在先・連絡先などを登録すると、滞在先の海外安全情報や緊急事態発生時の連絡メール、また、いざという時の緊急連絡などが受け取れるシステムです。ご利用ください。https://t.co/VV9Piehx4H pic.twitter.com/Xb9uDnr6BO
ナイロビ付近やナイロビから南西部分の治安情報は、レベル1の十分注意してくださいですが、その他の地域は、不要不急の渡航や止めてくださいのレベル2が多くなっています。状況が突然変わったりしますので、「たびレジ」に登録し、連絡が取れるようにする事をおすすめします。
ラム島(ケニア)の人たち。治安が心配されていた場所だったけど、全然さっぱり大丈夫だった。今はどうだろう?少しでも良くなっているといいなと心から思う。ダウ船のクルーズは本当に気持ち良かった! pic.twitter.com/DZqms4gzuV
— ひなつ (@etoiledorada) February 27, 2017
大統領選挙の時期は旅行をおすすめできませんが、他の時期は、一人で行動しない、時差ボケで移動中寝てしまわないようにしない、危険な地域には近づかない、暗くなったら絶対にホテルから出ない、移動はタクシー、持ち物や歩き方などは治安対策をする事を心がければ、安全にケニアを観光する事が出来ます。よく時期を考えて旅行の計画を立てましょう。
ケニアのコーヒーは最高
ケニアは、コーヒー向きの気候で、ヨーロッパでは高級なコーヒーとして有名です。浅煎りでは酸味、深煎りでは甘みが生まれ、深煎りに最も向くコーヒー豆として知られています。コーヒー豆がしっかりした形をしているので、深煎りしても味がしっかり保たれています。
ケニアAAというコーヒー豆は、ケニア山の南側の標高1700メートル以上のニェリ地区とキリニャガ地区の豆です。最も大きく、最高級品とされています。濃厚なコクがあり、香りもしっかりしていて、深煎りに向いているため甘みもあり、柑橘系の切れのある酸味があります。
このコーヒー豆で入れられたコーヒーは、飲み飽きる事はなく、沢山飲める深煎りコーヒーです。日本でも手に入る事がありますが、やはり本場のケニアコーヒー豆を味わってみたいですよね。本場で飲んだり、お土産にもどうぞ。
ケニア現地レポート6日目。ナイロビで地元で人気のコーヒーチェーンJAVA HOUSE。色は違うけどマークはどこかに似てるような・・・ #ケニア pic.twitter.com/qEx4nvax5L
— H.I.S.エコツアーデスク (@hisecotourism) August 16, 2015
ケニアで美味しいコーヒーを飲みたいなら、安心な「THE JAVA HOUSE」(ジャバハウス)。食事も美味しいです。Wi-Fiもあり、充電用電源も言えば貸してくれます。日本でのスターバックスカフェのような存在です。「Art Cafe」や「Dormans Cafe」もあります。ナイロビのショッピングモールや空港などにありますので、ぜひ飲んでみて下さい。
ケニアの首都ナイロビ
ケニアの首都はナイロビです。治安警戒レベル2です。ここは、標高約1600メートルにあるため、比較的涼しい気候の都市です。水事情が良くないアフリカで珍しく冷たい水が湧き出ていたことから、冷たい水の土地という意味の言葉から由来し「ナイロビ」と呼ばれています。
鉄道建設のベースキャンプから、小屋が建ち並ぶ町になり、1907年にイギリス領地となり東アフリカの首都となりました。ウガンダやタンザニアとの鉄道開通で、ナイロビはケニアの象徴ともなり、独立後も行政や経済が発展しています。
【ケニア上陸だよーん】
— 吉野裕斗@ビラスタートCEO (@yutoworld2015) October 8, 2015
治安悪いと噂のナイロビ上陸。空が綺麗で、街も予想以上の発展具合。建物的にはミャンマーくらいの発展。でも写真を撮るのは防衛のために最小限に。 pic.twitter.com/KsT5sM0eBQ
そんなナイロビは、治安が悪いです。ナイロビ市内には、茂みの中に隠れて通っている人を羽交い絞めにして貴重品を盗るとか。市街の写真を撮りながら歩くのも嫌がられ、怖い目に遭う事も。外をうろうろ出歩かず、ホテルから行きたい場所まで車をチャーターして移動する事で安心して観光する事が出来ます。
ケニア観光・マンバビレッジ
Mamba Village. #Kenya pic.twitter.com/pyz4w3p0Bl
— Legendary (@SsLegendary_0) May 23, 2017
「Mamba Village」ワニ園です。ナイロビのカレン地区にあります。治安警戒レベル1です。シェルドリック動物孤児院やジラフセターが近いので、3つセットでの観光がおすすめです。せっかくアフリカに来たので、ワニの事について学んでみてはいかがでしょうか?入場料も必要で、ガイドを頼むのにもチップが必要です。
ガイドを付ける楽しく観光出来ますので、ぜひおすすめです。ワニがいるゾーン、陸ガメのゾーンでは、陸ガメと触れう事が出来ます。ワニの赤ちゃんがいる時は、手のひらに乗せてくれたりもします。
また、ダチョウが飼育されていたり、ラクダも居て、お金を払えばラクダに乗ることも出来る楽しい施設です。動物を堪能した後は、隣接するレストランで食事をすることも出来ます。ブッフェとなっていて、美味しい料理を食べる事が出来、おすすめです。
ケニア観光・ジラフセンター
【アフリカレポ】その2
— 狼月(ろうげつ) (@7169Asuka) October 16, 2016
ケニアッタ大学に行ってケニアの歴史とか野生動物と人間の対立とかを勉強、ステンドガラス的なやつめっちゃ綺麗。ジラフセンターに行ってキリンに餌やりして焼肉みたいなとこで夜ご飯食べたんやけんど、そこで初めて羊肉を食べ吐きかけたw
帰り置いていかれそうになったのよ pic.twitter.com/VQ8wlShnFp
「Giraffe Center」キリンがいる施設です。ナイロビのカレン地区にあります。ワニ園から12分の所にあります。ここには、保護対象となっている「ロスチャイルドキリン」という種類のキリンがいます。
網目模様がきれいで、目がとてもクリンとしていて、かわいすぎて癒されます。ここでは、キリンのエサやり体験が出来ます。麦で出来たペレット状のエサをあげます。手に平に乗せてキリンに近づけると、キリンの長い舌で食べてくれます。
また、建物に顔を出してくれるツアーもあります。キリンと思う存分に触れ合う事が出来る素晴らしい施設です。とってもかわいいので、キリンに癒されるために、ここジラフセンターの観光はおすすめです。
ケニア観光・シェルドリック動物孤児院
「The David Sheldrick Wildlife Trust」ナイロビのカレン地区にあります。ジラフセンターから車で15分くらいのところにあります。この施設は、自然で生きられない動物の赤ちゃんや子供を野生に返すために保護をする施設です。
ナイロビの象の孤児院「シェルドリック動物孤児院」でミルクを飲む赤ちゃんゾウを見てきたよ https://t.co/IuB893UX4f pic.twitter.com/cnIkQshCDS
— 宮﨑大輔:strawberry::camera: (@JIBURl) June 14, 2016
観光施設ではないのですが、1日1回、11時から1時間のみ観光客も動物と触れ合う事が許されています。観光施設ではありませんが、1日1回11時から1時間だけ観光客も動物と触れ合う事が許されています。子どものゾウにミルクをあげる事が出来るかもしれません。
赤ちゃんの動物(特にゾウ)がとってもかわいく癒されますので、ぜひおすすめです。料金は一応決まっていますが、寄付という形になるようです。寄付なのでそれ以上でもOKです。治安や交通手段を考えて、ここはワニ園、ジラフセンターと3つセットでの観光にしましょう。そして、治安を考え、必ずタクシーで移動しましょう。
ケニア観光・ナイロビ国立公園サファリ
「Nairobi National Park」ナイロビ中心街から渋滞が無ければ約30分の所にある国立公園内にあるサファリです。ケニア最小の国立公園として有名ですが、背景に街を見る事が出来、動物たちがのんびりとしている姿はここしか見られないかもしれません。
メインゲートがあります。そこから入場すると、ヒョウ、クロサイなどがいる土地が広がっています。奥に行くと、ダイカーというレアな動物も見る事が出来ますし、ライオンやチーターもいます。
ナイロビ国立公園のウォーキングサファリ。小さい子がいても、楽しめた。 pic.twitter.com/VWcAnWOBk4
— うさっち (@usausa1824) October 19, 2016
街を背景にではなく、しっかりとサバンナらしい場所もちゃんとあり、アフリカ感もきちんと味わう事が出来ます。このサファリは狭いので3時間から半日もあれば、サファリを回る事が出来、動物たちに出会えます。ウォーキングで楽しむサファリというのもあり、町から気軽に行けるので、おすすめの観光スポットです。
ケニア観光・カルラの森
「Karura Forest」カルラの森は、ナイロビ中心街から車で約15分の所にある公園です。公園内には、川や滝もあり、竹、洞窟、湿地もあり、ナイロビ市内の緑のオアシスとなっています。50キロメートルにも及ぶ散歩道が作られ、人気の観光スポットとなっています。
この公園は、5平方キロメートルあり、2009年には、ファミリートレイル約5キロメートルが誕生し、歩きやすいルートとなっています。現もともとゲリラ組織だったマウマウ団のアジトだった美しい洞窟にもつながっていて、癒される散歩をする事が出来ます。
トレイル以外には立ち入り禁止で、トレイルでは、警官が歩いていたりするので、この森の治安は、安全対策がしっかりとされています。ここで犯罪はないと言われますが、でもやはりナイロビです。犯罪が起こらないように、治安対策をして、楽しみましょう。
ケニア観光・ツァボ国立公園
「Tsavo National Park」ケニア最大の国立公園です。西と東とあり合わせて最大となっています。サファリは、全く安全とは言えません。車を降りる時は、動物に襲われないように気を付けましょう。治安は、イーストの一部タナリバー群に属している部分は警戒レベル2となっていて、その他は警戒レベル1です。
国立公園は、赤土からなる乾燥地もあり、火山活動があった事を知る事が出来る岩山や溶岩流の跡も見る事が出来ます。雨季は茂みも多くなり、動物たちも拡散するため、遭える確率が低くなります。乾季は、水辺に動物たちが集まってくるので、狙っていけば遭える確率が高くなります。
西国立公園は、車を降りて歩き回る事が多い公園です。Mzima Springs(ムジマスプリングス)という地下水が湧き出ている池があり、そこへ途中から歩いて行きます。水中を観察できる小屋がここにあり、運が良ければ泳いでいる動物に会えることも。動物の事なので、動物と遭えるかどうかは運になります。
東国立公園は、普通のサファリのように広大な敷地が見えるわけではなく、岩山や藪、低木が茂っていて、目を凝らして藪の中の動物を探す公園です。ゲームドライブを楽しむ事が出来るこの国立公園はおすすめです。
このツァボ国立公園は、東も西も、サファリを楽しむ事が出来、水族館、クロサイの保護区などの観光ポイントを用意されているため、飽きることなく観光する事が出来ます。また、宿泊出来るロッジなども両方にあり、素敵な時間を過ごす事が出来ますので、宿泊もおすすめです。
ケニア観光・リゾート
モンバサ
Kenya's days10 モンバサの海 pic.twitter.com/mPDvXDbenA
— ひろみ@Africa,Kenya (@love_snoopy1209) April 30, 2017
「Mombasa」ケニアは、海に沿っている地域もあります。ケニア最大の港町は「モンバサ」です。治安警戒レベル1です。ここでは、アラブの香りが漂うエキゾチックな古い町並み、白い砂浜、ターコイズブルーのサンゴ礁に出会う事が出来、美しく素晴らしい景色を見る事が出来ます。
ラム
「Lamu」警戒レベル3です。ソマリアに近い海ですので、警戒レベルが下がってもかなり注意が必要な場所です。不用意に行き、テロなどに巻き込まれないように気を付けましょう。島になります。この町は、世界遺産に登録されています。石壁の家が特徴で、細い曲がりくねった迷路のような道が多い町です。
砂丘と無限に広がる美しいビーチ、また海には三角帆のダウ船が行き交っています。まさに中世のイスラム世界がそのまま残っています。東アフリカでもっとも古い町で、スワヒリ文化が濃く残っている町です。
マリンディ
「Malindi」警戒レベル1です。国際的なリゾート地としてとても有名な町です。白いサンゴ礁の砂が海岸線に続いていて、リゾートホテルがたくさん並んでいます。マリンスポーツも盛んで、ダイビング、シュノーケリング、本格的な釣りなど楽しむ事が出来ます。
ケニア観光・世界遺産
マウントケニア国立公園
ケニアには世界遺産があります。「Mount Kenya National Park」治安警戒レベル1です。日本でも名前を聞くことがあるマウントケニア国立公園です。標高3800メートル以上あります。黒い岩陰と峰に万年雪が残る姿を見る事が出来ます。
アフリカの固有種植物を見る事が出来、自然林には、アフリカゾウ、クロサイ、ヒョウなどがいます。また、赤道直下なのに山頂に氷河を見る事が出来るので、登山することも出来ますが、登山しなくても素晴らしい景色を見る事が出来ます。
トゥルカナ湖国立公園群
ケニア北部にあるトゥルカナ湖を含む一帯が世界遺産として登録されています。「Lake Turkana」治安警戒レベル2です。トゥルカナ湖は、別名「翡翠の海 (Jade Sea)」。植物プランクトンの影響で、深い緑色をしていて、とても美しい湖です。
ここは、不憫な場所にあるので、交通が発達してないので、観光客は少ないですが、湖、草木の生えていない絶壁の間を南北に伸びる景色、水鳥、人類の化石が埋まっていると、観光資源に恵まれています。
ラム旧市街
「Lamu」警戒レベル3です。ケニアの南東にあるラム島。そのラム旧市街は、世界遺産に登録されています。サンゴ礁石灰岩とマングローブ材を使い、伝統的なスワヒリ建築技法で建てられた建物が並び、細い迷路のような路地になっています。ロバも多くいます。
綺麗な海もあり、伝統的な建物が並ぶ町も素敵で、とても魅力的な島ですが、ソマリアに近いからか、警戒レベル3となっています。訪れる際は、テロ情報などを確認しつつ気を付けて観光しましょう。
素敵な体験が出来る国ケニアへ行こう!
ケニアは、乾燥しているので気候も良く、時差もケニアへ行く際は、さほど気にせずに少し眠気を我慢するくらいで済む国です。治安が悪いのもありますし、テロなどの危険も可能性が高い国でもありますが、危険に気を付ける事で地球を感じる素敵な体験が出来ます。安全にケニアの旅を楽しみましょう。