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バヌアツ共和国ってどんな国?観光スポットや物価は?ヤスール火山は圧巻!

バヌアツ共和国ってどんな国?観光スポットや物価は?ヤスール火山は圧巻!
投稿日: 2017年8月8日最終更新日: 2020年10月7日

南太平洋の秘境「バヌアツ共和国」。南太平洋のシェパード諸島の火山島上に位置し、83の島々からなる独立国です。日本では馴染みの少ない国ですが、想像以上のリゾート地です。そんなバヌアツ共和国の観光スポットや島の魅力、物価や治安などの基本的な情報もご紹介します。

南太平洋の秘境「バヌアツ」とは?見出し

Photo by david_cobbin

バヌアツ共和国は、南太平洋にあり南北約1200キロメートルに渡る、83の島々から成り立っています。そのうち住民が居住する島は約70島で、その他の島は無人島です。バヌアツ共和国では当たり前のように見ることができる青い海や白い砂浜、ダイビングスポットや観光地などの魅力と、治安や物価などの基本的な情報をご紹介します。

バヌアツはどこにあるの?見出し

バヌアツ共和国はニューカレドニアから約1時間のところにあります。日本からの直行便はなく、シドニーやオークランド、フィジーのナンディーからの乗り継ぎ便を利用して行くのが一般的です。シドニーからは約3時間半(週6便)、オークランドからは約2時間(週3便)、ナンディーからは約1時間(週3便)で行くことができます。

Photo by mikecogh

バヌアツに行く際はあらかじめ日本でビザを取得する必要はなく、バヌアツ入国時に30日滞在可能な観光ビザが発行されます。滞在期間を延長するには、入国後ダウンタウンにあるイミグレーションオフィスに行くと、観光ビザは最長18か月まで延長することができます。12か月の延長に必要な費用は1人約21000円です。

バヌアツの物価は安い?高い?見出し

物価は現地で採れるものは安いですが、それ以外の物価は供給量が多くないので高めです。チップの習慣はないので物価の高いバヌアツを旅行するには有難いです。海外で心配なのは「水」ですが、バヌアツは水道水を飲むことができます。心配な方は煮沸したものや購入をおすすめします。物価が高い所への旅行は水の購入も少ない方が助かりますよね。

気になるバヌアツの治安は?見出し

バヌアツは治安がいい国として有名ですが、犯罪がないわけではありません。治安が良くても観光での旅行は、一般的な防犯意識を持ち、女性の一人歩きは避けてください。治安が安定しているバヌアツでも2017年初めにデング熱の増加も報告されています。治安が良く旅行客も自然に笑顔になれる国ですが治安だけで安心せず、感染症にも注意が必要です。

世界一幸せな国「バヌアツ共和国」

英国の調査会社での調査で「世界一幸せな国」に選ばれた「バヌアツ共和国」。これは暮らしの満足度や平均寿命、生存に必要な面積とエネルギー消費量、環境などの条件で決められます。そんなバヌアツで暮らす人々は、道行く人に挨拶したり、満面の笑顔を返してくれたり、とても大らかで楽天的な国民性は「笑顔の民」とも呼ばれています。

バヌアツの首都がある「エファテ島」見出し

バヌアツ共和国の玄関口「エファテ島」。バヌアツの旅はここから始まります。この島は沖縄本島よりも少し小さいぐらいの大きさで、バヌアツ共和国では最も人口の多い島(約50000人)です。首都があるポートビラはお土産店やマーケットで現地の味も楽しめます。首都ポートビラを少し離れると、大自然やダイビングスポット、秘境が待ち受けています。

オーガニック食材が多いバヌアツのマーケット

海辺に建つマーケットは月曜日の午後から土曜日の夕方まで24時間営業しています。マーケットで売られているのはローカルなオーガニック野菜やフルーツ、衣類など様々なものがあります。バヌアツでは栽培にほとんど農薬を使用していませんので安心して食べることができます。土曜日の朝早くが最も活気づいているので、市場の雰囲気を味わえます。

美しい滝「メレ・カスケード」

首都ポートビラから車で約20分、入口からは20分ほどのハイキングで幻想的な滝を見ることができます。滝に着くまでの道のりは、川を横切ったり、岩を登ったり険しいところがあるので、濡れたり汚れても大丈夫な服装で行くことをおすすめします。滝や川は泳ぐことができます。少し不安な方は無理せずツアーなどを利用して行ってみましょう。

水中ポストがあるダイビングスポット

水中ポストがあるのは「ハイダウェイ島」。エファテ島の中心地から車で約20分ほどで「ハイダウェイ島」に渡る桟橋に到着します。桟橋で待っているとすぐにボートで迎えに来てくれ、ボート代は無料で渡れます。ハイダウェイ島に入るには入島料1000バツ(日本円で約970円)です。

ハイダウェイ島は一周30分ほどの小さな島で、エファテ島の旅行者が気軽に行くことのできるダイビングスポットです。この島には水中ポストが沈んでいて、島の受付でハガキを買って実際に投函することもできます。集配は一日に一回、昼頃行われます。日本にもちゃんと届くので旅の思い出にもおすすめです。

バヌアツの世界遺産「ロイ・マタ首長の領地」

バヌアツ共和国、唯一の世界遺産「ロイ・マタ首長の領地」です。バヌアツの最後の大首長だった「ロイ・マタ」の生涯を象徴する17世紀初期の遺跡です。ロイ・マタはエファテ島周辺の島々を支配していた最高位の首長で地元で語り継がれてきた物語の中にも登場します。ロイ・マタ首長の領地はバヌアツ共和国で初めての世界遺産です。

バヌアツ最大の島「サント島」見出し

バヌアツ共和国最大の島「サント島」の正式名称は「エスピリトゥサント島」です。バヌアツの空港があるエファテ島からは国内線で南端へ約45分のところにあり、毎日2便ずつ直行便が往復しています。この島には世界最大級の沈没船ダイビングスポットや、神秘に包まれたブルーホールなど世界有数の秘境スポットがあります。

世界最大級の「沈没船ダイビング」が人気!

タンナ島のダイビングといえば「沈没船ダイビング」。世界からダイバーが集まります。全長約200メートルもある世界最大級の沈没船「S.S.プレジデント・クーリッジ」は、第二次世界大戦中にアメリカの豪華客船が誤って機雷に触れてしまい現在の場所に沈没してしまいました。この船は、沈没船ダイビングの中では世界で最も大きな船といわれています。

幻想的な青さの「ブルーホール」

世界の絶景で知られるブルーホールは、地中から湧き出る淡水でできた池で、この青さと透明度には非日常を味わえるほど神秘的。ジャングルの中にひっそりと隠されたブルーホールは、目を疑うほどの美しさです。観光客に一番人気は「リリブルーホール」です。サント島には確認できているだけでも6つのブルーホールがあります。

バヌアツの活火山がある「タンナ島」見出し

Photo by carawah

タンナ島はバヌアツの空港があるエファテ島からは飛行機で約1時間のところにあり、毎日数便ずつ往復しています。この島には世界一危険な火山が見れる観光地や、昔ながらの文化を伝え、カスタムダンスを披露してくれるカスタムビレッジなど、狭い島ではありますが、観光スポットがたくさんあります。

原住民の生活が見れる「カスタムビレッジ」

民族村は、ヤケル・カスタムビレッジ、エコ・カスタムビレッジ、イパイ・カスタムビレッジの3つがあり、それぞれ生活スタイルや踊りなども異なります。ここは未だ電気もガスもない村で、自給自足の生活をしている原住民の暮らしぶりを垣間見ることができます。

バヌアツの青い洞窟

タンナ島の北部には観光スポットの一つ「ブルーケーブ(青い洞窟)」と呼ばれる神秘的な洞窟があります。満潮時は潜って洞窟の中に入ります。洞窟の中には天井にぽっかり穴が開いていて、そこから神々しい光が降り注いでいて、青の世界に包まれ、とても神秘的です。

世界一間近で見れる「ヤスール火山」

バヌアツの火山は太平洋プレートとオーストラリアプレートがぶつかり合う地点で、環太平洋火山帯の一部です。その火山地帯に今も火を噴き上げる有名な活火山「ヤスール火山」があります。空港から南東部に位置するヤスール火山まで約2時間ぐらい。入山してから火口が見れるスポットまでは険しい道のりを1時間ほど歩いたところにあります。

タンナ島の「ヤスール火山」は世界で最も火口に近づける活火山で有名です。ヤスール火山への入山料は1回目が2250バツ(日本円で約2100円)、2回目以降は行けば行くほど安くなり、4回目以降は無料で入山できます。火口を見れるスポットには柵がなく、滑りやすく風も強いので注意してください。旅行者にも大変人気の観光スポットです。

グレートブルーホールはカリブ海の神秘的な穴!気になる深さやダイビング情報! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
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カリブの宝石と呼ばれるベリーズにあるブレードブルーホールは、世界最大規模のブルーホールです。吸い込まれるような神秘的な穴は、まさにグレートブルーホールと呼ぶにふさわしい存在です。世界中のダイバーが憧れるグレートブルーホールのダイビング情報についてご紹介します。

バンジー発祥の地「ペンテコスト島」見出し

ペンテコスト島の世界でも珍しい驚きの成人の儀式「ナゴール」。バンジージャンプの発祥の地ともいわれ、毎年4月から5月の収穫祭に合わせて行われるイベントです。ジャンプ台の櫓は20メートルから30メートルほどあります。この儀式を見ようと多くの旅行客が集まりますがペンテコスト島は宿泊施設がないので日帰りツアーがおすすめです。

バヌアツでジュゴンに会える島「エピ島」見出し

ジュゴンが見れる「エピ島」は、バヌアツの空港があるエファテ島から飛行機で約45分のところにあります。エピ島にはジュゴンの餌場があり、毎日ジュゴンが来るスポットがいくつもあるので、ジュゴンに会えるだけでなく、一緒に泳ぐこともできます。絶滅が心配されているジュゴン、エピ島に旅行に行く際にはジュゴンと一緒に泳いでみてください。

秘境や魅力的なスポット満載の「バヌアツ」へ見出し

Photo by PhillipC

いかがでしたでしょうか?日本からの観光客は年間1000人ほどという、かなり穴場な観光スポット「バヌアツ共和国」。治安もよく、観光客にも優しい国なので癒しの旅行になること間違いありません。バヌアツへの旅行は6月から9月がおすすめです。ぜひ大きな休みを取って訪れてみてはいかがでしょうか?

投稿日: 2017年8月8日最終更新日: 2020年10月7日

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